冬にジレをおしゃれに着こなすコツ3つとおすすめコーデ3選をご紹介!
2025.10.30

この記事の所要時間:約7分
季節の変わり目に活躍するジレですが、寒い季節の活用法がわからないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、コツを押さえれば、ジレは寒いシーズンにもおしゃれに活用できる優れものです。
今回は、冬にジレをおしゃれに着こなすための3つのコツや、レイヤードの仕方、コートの重ね方などを詳しくご紹介します。
1. 冬のおしゃれアイテム「ジレ」とは

冬にも活躍するジレは、羽織るだけで簡単にきちんと感やおしゃれ感を出せる優れものです。まずはジレの歴史やベストとの違いをみていきましょう。
1-1.ジレの歴史と特徴
ジレとは、フランス語でgilet(袖のない中衣)のことを指します。見た目がよく似ているベストやチョッキのように、冬場はアウターの下に着用することで防寒効果が得られます。
ジレはもともと、ジャケットの下に着る丈の短いものでした。しかし今では、ミドル丈やロング丈のジレもあります。また、最近のジレはデザインや素材が豊富で、さまざまな着こなしを楽しめるトレンドアイテムとして流行中です。特に次のようなスタイリングをしたい方は、ジレを取り入れることで冬のファッションをさらに楽しめるでしょう。
● シンプルなコーデをおしゃれに見せたい
● ワンピースコーデに幅を持たせたい
● 幅広い季節に使えるアウターがほしい
ジレは羽織るだけで簡単におしゃれ見えするので、ファッションに自信がない初心者の方にもおすすめのアイテムです。
1-2.ベストとの違い


ジレとベストに大きな違いはありません。広義的に、ジレはベストに含まれると思って間違いはないでしょう。
ただし、ジレは前開きタイプが主流ですが、ベストには前開きタイプも前閉じタイプもあります。デザインもベストのほうが豊富で、ジレはシンプルなアイテムが主流です。コーデに個性をもたせたい方はデザイン性の高いベストを、シンプルながらおしゃれに見せたい方は、組み合わせ次第で幅広いコーデを楽しめるジレを選ぶのがおすすめです。
2. ジレを着こなすためのポイントは?

ジレを着こなすためのポイントには、主に次の3つがあります。
- シルエットを意識する
- 季節に合う素材を選ぶ
- スタイルに合う丈を選ぶ
ジレを取り入れる際は、スタイルアップが叶うAラインシルエットかIラインシルエットに仕上げることが大切です。小柄な方はAラインシルエットに、高身長の方はIラインシルエットに仕上げると、スタイルアップしやすくなります。
また、ジレはシンプルなデザインが多いため、素材で季節感を演出するのが着こなしのコツです。冬のジレコーデでは、ツイードやウールなどの温かみのある素材を選ぶと、おしゃれを意識した季節感を演出できます。
ジレにはショート丈・ミドル丈・ロング丈の3種類の着丈があるため、自分のスタイルに合うものを選んでみましょう。小柄な方は、腰回りくらいまでのショート丈を選ぶのがおすすめ。ボリュームのあるボトムスと組み合わせると、スタイルアップしやすいAラインシルエットがつくれます。
高身長の方は、太ももより長いロング丈のジレを選んで、すらっと見えるIラインシルエットをつくりましょう。ミドル丈はどのスタイルにも合わせやすいため、最初の1着としておすすめです。
ジレの着こなしポイントをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
3. ジレを冬のおしゃれで着こなすコツ3つ
ジレを冬におしゃれに着こなすコツは次の3つです。
- シンプルなコーデに追加する
- ロング丈のジレでレイヤードする
- コートの下に重ねる
この3つのコツを押さえれば、簡単におしゃれな冬のジレコーデが完成します。それぞれのコツを詳しくみていきましょう。
3-1.シンプルなコーデに追加する
初心者の方におすすめなのが、シンプルなコーデにジレを追加する着こなしです。少し物足りないくらいのシンプルなコーデにジレをプラスすると、初心者の方でも失敗なくトレンドコーデを楽しめます。
カジュアルなスタイリングが好きな方は、シンプルなカットソーとデニムにジレをプラスしてみましょう。フォーマルなスタイリングが好きな方は、シャツとストレートパンツの王道コーデにジレを羽織るのがおすすめです。
3-2.ロング丈のジレでレイヤードする
気温が低い秋冬は、ロング丈のジレでレイヤードを楽しんでみてはいかがでしょうか。インナーの厚みを変えながら、気温の変化に応じてさまざまなジレコーデを組んでみましょう。
秋になったばかりで日中が暖かい時期は、シャツやブラウスなどの薄手のトップスにジレを。寒くなってきたらシャツやブラウスの下に薄手のタートルを仕込むと、寒さ対策をしながらおしゃれな冬のレイヤードコーデが完成します。
以下の記事では、ロングジレをおしゃれに着こなすためのポイントとコーデの実例をご紹介しています。あわせてご覧ください。
3-3.コートの下に重ねる
ジレは、コートが必要になる寒い時期にもトレンドアイテムとしてコーデに組み込めます。おすすめは、ゆったりめのコートの下にジレを重ねる着こなしです。 ジレはもともとジャケットの下に着用するアイテムだったため、アウターと組み合わせても違和感なく着こなせます。コートを脱いだときにジレを羽織るだけで、まわりとは一味違うおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。
4. ジレを活かした冬でも着られるコーデ3選
最後に、ジレ・ベストを使った冬のおすすめのコーデを3つご紹介します。
4-1.冬の知的スタイル!グレーのジレセットアップ
グレーのジレセットアップに、深みのあるパープルのタートルネックニットを合わせた、冬のスタイリッシュな装い。セットアップで統一感を出しつつ、インナーで個性を光らせるのがポイントです。足元はストラップパンプスで、程よい抜け感をプラス。ジレは縦のラインを強調し、スタイルアップ効果も期待できます。オフィスシーンはもちろん、休日のお出かけにもおすすめの、上品で大人っぽいコーディネートです。冬の街で目を引く、洗練されたスタイルを楽しめます。
4-2.ツイード素材のジレでセットアップコーデ
温かみのあるツイード素材のジレを使った、冬におすすめのセットアップコーデです。全体をワントーンでまとめることで、お仕事にも女子会にも着まわせる落ち着きのあるコーデに仕上がっています。ジャケットだとフォーマル感が強すぎるシーンでも、このようにジレを合わせると、ほどよくカジュアルダウンできます。 コーデ全体をワントーンでまとめるときは、バッグに挿し色を添えるとおしゃれな着こなしになります。落ち着きのあるグリーンや華やかなイエローなど、気分があがる色のバッグをチョイスしてみましょう。
4-3.ベーシックなデザインのフォーマルジレコーデ
初心者の方でも取り入れやすい、ベーシックなジレを使ったフォーマルコーデです。特にフォーマルな着こなしに向いています。インナーやボトムスを変えてカジュアルダウンもできるので、着回し力が高いジレが欲しい方にもおすすめです。
5. ジレを取り入れて冬のコーデをワンランクおしゃれにしよう
冬のジレコーデのポイントは、「少し物足りないかな?」と思うくらいシンプルなコーデにジレを加えることです。シンプルなデザインほど失敗しにくいので、慣れてきたら少しずつ色やアイテムを足していきましょう。
寒さが厳しくなったら、ゆったりめのコートの下にジレを重ねる着こなしを楽しんでみてください。ジレを使ったレイヤードコーデでは、まわりと差がつくトレンド感を演出できます。
ぜひこの記事を参考に、マンネリ化しやすい冬のファッションにトレンドのジレを取り入れてみてください。








