卒業式・卒園式に出る母親が履く靴は?基本マナーから選び方を解説!
2026.01.13

この記事の所要時間:約7分
卒業式・卒園式に参加する母親がカジュアルなスニーカーを選ぶのは、マナーとして好ましくありません。しかし、必ずブラックの本革でなければならないという厳格な決まりもないため、シューズ選びに悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、卒業式に参加する母親の基本的な服装マナーやシューズ選びのポイントを5つご紹介します。
1. 卒業式に参加する母親の服装のマナーは?

卒業式・卒園式に参加する母親は、セミフォーマルな服装で参加するのが基本的なマナーです。セミフォーマル(準礼装)はフォーマル(正礼装)に次いで2番目に高い格式で、卒業式で着るダークカラーのスーツやワンピースにジャケットをあわせた服装を指します。
卒業式で着るスーツの色はダークカラーが基本です。しかし、光沢のないブラックスーツは喪服を連想させてしまうため、卒業式では避けるようにしてください。「ダークカラーのスーツを着ると暗い印象になってしまう……」とお悩みの方は、パールのネックレスやコサージュなどを取り入れ、卒業式にふさわしい明るさや華やかさをプラスしましょう。
2. 卒業式・卒園式に参加する母親の靴選びのポイント
続いて、卒業式・卒園式に参加する母親のシューズ選びのポイントを5つご紹介します。
2-1.色は服とのバランスを考える

卒業式・卒園式に履いていくシューズは、ブラックやネイビーなどの落ち着いた色のパンプスがおすすめです。どのダークカラーのスーツにも馴染みやすく、コーディネートに清楚な統一感が生まれます。
ただし、着ていく服装がダークカラーでない場合はこの限りではありません。柔らかいベージュ系の服装を取り入れたい方は、シューズにもベージュ系の色を取り入れてもよいでしょう。
ポイントは、服とシューズの色のバランスを整えることです。コーディネートのメインである服に合わせ、バランスの取れた落ち着きのある色を選びましょう。
2-2.素材は服装に合う上品なものを選ぶ

卒業式・卒園式で履くシューズの素材は、上品なスムースレザーやスエードを選ぶのが一般的です。
スムースレザーとは、表面が滑らかで見た目の美しさが特徴、ほどよく光沢があるため、高級感を漂わせたい方におすすめの素材です。一方、スエードは表面が短く起毛しており、寒い時期でも暖かさを感じられます。見た目も上品で、卒業シーズンならではのトレンド感を演出したい方にぴったりです。
コストを抑えたい場合は、フォーマルを含む幅広いシーンで活用できる合皮素材も検討しましょう。合皮素材は水や汚れに強く、お手入れが簡単なので、普段から履き回すのにもぴったりです。
2-3.パンプスはつま先の開いていないものを選ぶ

卒業式・卒園式で履くパンプスは、シンプルで落ち着きのあるデザインを選びましょう。リボンや切り返しなど、多少の飾りが付いているものを選んでも問題はありません。
つま先の形は、丸いと柔らかい印象に、尖っているとエレガントな印象になります。ご自身のイメージに合わせ、よりふさわしいつま先の形やデザインを選んでみましょう。ただし、つま先が開いているパンプス(オープントゥ)はカジュアルな位置付けのため、卒業式では選ばないほうが無難です。
2-4. パンプス以外の靴でもOK
卒業式・卒園式ではパンプス以外のシューズを選んでも問題ありません。例えば、妊娠中や小さな子どもがいる場合はヒール付きのパンプスを履いていくのが大変なこともあります。そのような場合は無理をせず、ヒールのないフラットシューズや歩きやすいローファーなどを選びましょう。服装に合うきちんと感のあるシューズであれば、卒業式で履いても問題はありません。
ヒールが低めでもカジュアルさを抑えたい方は、ポインテッドトゥを選ぶとエレガントな印象に仕上がります。スニーカーやオープンミュールなどのカジュアルすぎるシューズは卒業式には適さないため避けましょう。
2-5. 肌色のストッキングを着用する

大人のマナーとして、ストッキングはベージュを着用するようにしましょう。次のようなストッキングはフォーマルな場には適さないため、着用は控えてください。
● 厚手のタイツ
● ラメ入りのストッキング
● ブラックのストッキング
特にブラックのストッキングはお葬式を連想させるため、卒業式での着用は控えたほうが無難です。足首まで隠れるパンツスタイルでも、マナーとして必ずベージュのストッキングを着用してください。
ただし、寒い地域では卒業式にタイツを履いてもよい場合もあります。基本はベージュのストッキングを履きますが、TPOに合わせて柔軟に対応しましょう。
3. 卒業式・卒園式に参加する母親におすすめの靴
ここからは、卒業式・卒園式に参加する母親におすすめのシューズを3つご紹介します。
3-1.ポインテッドトゥパンプス
アンクルストラップのついたポインテッドトゥパンプスです。ベーシックなブラックのポインテッドトゥパンプスは、卒業式はもちろん、ビジネスシーンからオケージョンまで幅広く活躍します。ヒールは太めに仕上げているため安定感があり、移動の多い方でも快適に履けるでしょう。
3-2. ラウンドトゥパンプス
優しい母親を印象付ける丸いフォルムのラウンドトゥパンプスです。つま先が圧迫されにくく、立ち時間や歩く時間が長くても足先が痛くなりにくいメリットがあります。柔らかい中敷も入っているので、パンプスが苦手な方はぜひ取り入れてみてください。
3-3.スクエアトゥパンプス
スクエアトゥパンプスは、ポインテッドトゥとラウンドトゥのよいところを兼ね備えたシューズです。柔らかな履き心地でありながら、ほどよくスマートな印象に仕上げてくれます。「ポインテッドトゥは足が痛くなる」「ラウンドトゥは子どもっぽく見える」と悩んでいる方はぜひ取り入れてみてください。
4.【番外編】卒業式・卒園式に参加する父親におすすめの靴

最後に番外編として、卒業式・卒園式に参加する父親におすすめのシューズをご紹介します。
卒業式・卒園式に参加する父親のシューズは、基本的にはシンプルなブラックやブラウンの革靴がおすすめです。なかでも内羽根式の革靴は、外羽根式よりも上品かつエレガントな雰囲気をつくるのに向いています。つま先は、切り替えが横一文字のストレートチップか、装飾のないシンプルなプレーントゥが望ましいでしょう。
具体的にどのようなシューズかをイメージしやすいよう、画像付きで詳しくご紹介します。
4-1.ストレートチップ【内羽根式】
内羽根式のストレートチップは、革靴のなかでもっともフォーマルだとされています。履いていくシューズに悩んだら、写真のような革靴を選べば失敗しないでしょう。色は定番のブラックがおすすめです。スーツスタイルの基本的なマナーとして、革靴とベルトの色を合わせると、より一層フォーマルな印象に仕上がります。
4-2.プレーントゥ【内羽根式】
コーディネートをすっきりまとめたい方は、つま先に装飾がないプレーントゥがおすすめです。内羽根式を選ぶことで卒業式にマッチしたフォーマル度が保てます。革靴のなかでは履き心地もよく、革靴初心者の方にもおすすめです。色は定番のブラックか、スーツに合わせてブラウンを選びましょう。
5. 卒業式・卒園式は足元までこだわって靴を選ぼう

卒業式・卒園式に母親・父親として参加する際は、足元まで気を配ることで品のよいコーディネートが完成します。シューズの色は服装に合うものを、素材はスムースレザーやスエードなど上品なものを選びましょう。また、母親の場合はベージュのストッキングを着用することも忘れないように注意してください。
大人としての基本的なマナーを守ったコーディネートで、親子で思い出に残る卒業式にしましょう。









