卒業式でブラックフォーマル(喪服)を着る際の注意点|着回し術とマナーを解説

2026.01.16

お祝い事

この記事の所要時間:約6分

卒業式は、子どもたちの成長を祝う大切な節目の日。そんな特別な日にふさわしい母親としての装い多くの方が迷われるのが、ブラックフォーマルの選び方です。「母親が着るブラックフォーマルは、喪服とどう違うのだろう」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、喪服とブラックフォーマルの違いや、卒業式にふさわしいブラックフォーマルの着こなし方について詳しく説明します。

1. 喪服とブラックフォーマルの違い

喪服とブラックフォーマルはどちらもフォーマルな場面で着用するブラックの正装ですが、どのような違いがあるのでしょうか。まずは、喪服とブラックフォーマルの違いについて解説します。

1-1.卒業式で喪服は着用できない

お受験にふさわしい服装(母親編)

喪服は、葬儀や法事などの弔辞専用の礼服です。ブラックの、光沢のない生地で作られています。一方、卒業式は卒業を祝うおめでたい式典であり、慶事にあたるため、弔辞用の喪服を着用するのはふさわしくありません

1-2.卒業式でブラックフォーマルは着用できる

冠婚葬祭といった正式な場で着用する礼服のなかでも、黒い礼服はブラックフォーマルと呼ばれます。ブラックフォーマルは弔事だけでなく結婚式や卒業式などの慶事でも着用でき、アクセサリーなどと合わせることで華やかな雰囲気にすることも可能です。

2. 卒業式でブラックフォーマルをおしゃれに着こなすコツ

ブラックフォーマルを卒業式でおしゃれに着こなすためには、喪服に見えないように華やかさを演出するのがポイントです。おしゃれに着こなすために意識したい4つのコツをご紹介します。

2-1.明るい色を取り入れる

インナーやジャケットにホワイトやグレー、パステルカラーなど明るい色を合わせると、お祝いの席にふさわしい柔らかいコーデに仕上がります。ブラックで統一してしまうと喪服っぽくなりがちですので、意識的に明るめのカラーを取り入れてみましょう。

2-2.ゴールドやシルバーを取り入れる

ゴールドやシルバーは、慶事らしさを演出できる華やかなカラーです。ブローチやイヤリング、ゴールドやシルバーの金具がついたパンプス、バックなどを取り入れるだけでも華やかな印象に仕上がります。式典にふさわしいエレガントな印象を作り出すことも可能でしょう。

2-3.レースやツヤ感のある素材を取り入れる

レースのような装飾が施されたインナーやツヤ感のあるエナメルバックを選ぶと、華やかな雰囲気を演出できます。ブラックのパンプスでも、エナメル素材であるだけで華やかな雰囲気に。フリルやレースがたっぷりあしらわれたインナーもおすすめです。

2-4.華やかなアクセサリーを取り入れる

アートフラワーのコサージュ

ブラックフォーマルにコサージュやブローチ、ネックレスなどの華やかなアクセサリーを取り入れると、喪服感が払拭され、シックでゴージャスなコーデに仕上がります。ホワイトやピンクのコサージュやパールのネックレスをプラスすれば、上品で大人っぽい卒業式コーデに仕上がるでしょう。

3. 卒業式でブラックフォーマルを着る際の注意点

おしゃれに着こなすことも大切ですが、より大切なのは、マナーをしっかりと守ることです。ここでは、卒業式にふさわしい服装を選ぶうえで気をつけたい4つのポイントをご紹介します。

3-1.落ち着きのある服装を心がける

卒業式は、あくまでも子どもたちが主役です。子どもたちの成長を祝う式典であることを意識し、TPOを意識した落ち着きのある装いで参加しましょう。アクセサリーやバッグなどでアクセントを加えるときも、全体のバランスを考え、過度にゴージャスになりすぎないよう注意してください。

3-2.カジュアルな素材は避ける

コットンとリネンの違い

卒業式は式典のため、カジュアルな服装はふさわしくありません。デニムやリネン、ジャージーなどの素材はカジュアルな印象を与えてしまうため、避けたほうが無難です。

3-3.肌色のストッキングを履く

ブラックのストッキングを履くと喪服を連想させてしまうため、卒業式ではヌードベージュやクリアベージュなど肌なじみの良いベージュのストッキングを合わせましょう。柄タイツや網タイツもNGです。

3-4.ハイヒールは避ける

ヒールが高すぎるシューズはエレガントさに欠け、フォーマル感が低くなってしまう恐れがあります。3~5センチメートル程度のヒールがおすすめです。ローヒールなら足元に安心感が生まれ、長時間の式典でも快適に過ごせるでしょう。

4. 卒業式で着回せるブラックフォーマルのコーディネート4選

ブラックフォーマルは、卒業式以外にもさまざまな場面で活躍します。最後に、卒業式や七五三などでも着回せるブラックフォーマルのコーディネートを5つご紹介します。

4-1.シンプルなブラックフォーマル

アンティークジャガードブラウスセットアップです。

アンティークジャガード生地で、上下黒のセットアップでも重すぎず大人でこなれた印象に。
トップスの首元はパールがアクセントになっているので、アクセサリーなしでもハレの日感が出ます。袖部分はすぼまったデザインで程よく手首が見えるため、抜け感があり軽やかさを演出。

4-2.ワンピースを使用したブラックフォーマル

立体感のあるツイードジャケットとワンピースのコーデです。ホワイトのバックとコサージュを合わせることで華やかさをアップさせました。卒業式だけではなく、お受験や入学説明会などでも着用できる、きちんと感が高いコーデです。

4-3.明るいホワイトのジャケットのコーディネート

ワンピースに明るいホワイトのジャケットを合わせると、一気に華やかな印象になります。さらに、コサージュをつけて顔周りを明るくまとめました。シューズやバックはブラックでまとめることで、ほどよい落ち着き感を演出しています。

4-4.門出を祝う、上品セレモニースタイル

ブラックのワンピースにライトグレーのジャケットを羽織った、卒業式にぴったりの清楚な装いです。コサージュを胸元につけることで顔周りにも華やかさをプラスしています。

5. 卒業式では喪服を避けてブラックフォーマルをおしゃれに着こなそう

お子さんの晴れの日である卒業式に喪服はNGです。華やかさをプラスしたブラックフォーマルを選び、晴れやかな気持ちで参加しましょう。

ブラックフォーマルは、コーディネート次第でさまざまなシーンで着用できる便利なフォーマルウェアです。明るめカラーのインナーやコサージュを合わせ、華やかな印象をプラスすると、より卒業式らしいコーデに仕上がります。

ブラックフォーマルをおしゃれに着こなし、大切な日をより思い出深い1日にしましょう。

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