【葬儀・葬式】喪服に合わせる靴はどうする?男女別の失敗しない選び方を紹介
2026.03.12

この記事の所要時間:約7分
葬儀に参列する際、靴選びは意外と迷いやすいポイント。黒なら何でも良いわけではなく、色・素材・デザインには明確なマナーがあります。
本記事では、喪服にふさわしい靴の選び方を男女別にわかりやすくまとめました。さらに、大人の基本マナーに加えて、意外と知らないお子様の靴選びについても徹底解説しています。 ぜひ、ご家族で参列する際の参考にしてみてください。
服装について知りたい方は「お葬式・告別式の服装マナー!女性・男性・学生別に分かりやすく解説」をご覧ください。
1. 【男女共通】喪服に合わせる靴のマナー

通夜や告別式など葬儀に参列する際、喪服を着用するのが一般的。喪服とは「喪に服す」という悲しみに寄り添う気持ちを指し、故人を偲ぶための正装です。
喪服に合わせる靴も同様に、悲しみの場にふさわしい装いを心掛けましょう。
1-1.おしゃれよりマナーを優先
葬儀は故人を悼み、ご遺族に配慮する場です。厳粛な雰囲気にふさわしい、フォーマルな格好が求められます。
男女問わず、基本的には派手なものやカジュアルなデザインは避け、シンプルな靴を選びましょう。
1-2.靴の色は「黒」が正解!
葬儀に履いていく靴の色は男女問わず「黒」が一般的。喪に服すということで、明るい色はNGです。黒に近いこげ茶やグレーなども控えた方がいいでしょう。
1-3.葬儀でOK・NGな素材は避ける
葬儀の靴にふさわしい素材は、本革や合成皮革、布などツヤのないものです。本革も葬儀では良くないという人もいますが、靴の場合には革を避けると選択肢が狭まるのでOKとされています。
ただし、殺生を感じさせるヘビやワニなどクロコの型押しやスエード素材はNGです。また、光沢感の強いエナメル素材も華美な印象になり葬儀ではマナー違反とされているので注意しましょう。
2. 【男性編】喪服に合わせる靴選びのポイント


ここからは、特に意識したい靴選びのポイントについて、メンズ・レディースに分けて確認していきます。まずはメンズの靴選びのポイントから見てみましょう。
2-1.黒の内羽式ストレートチップがおすすめ

「黒の革靴」といってもデザインは多岐に渡りますが、喪服には「黒の内羽式ストレートチップ」を合わせるのがおすすめです。
最もフォーマルなシーンに適しているデザインは、つま先に横一文字の切り替えが入った「ストレートチップ」。つま先にデザインのない「プレーントゥ」の靴でも問題ありませんが、穴飾りが施された「ウィングチップ」はカジュアル度が高いため避けましょう。


また、靴の羽根については、紐を通す羽根の部分が内側に縫い付けられた「内羽根式」がフォーマルとされています。羽根の違いによってもフォーマル度が変わるため、喪服には「黒の内羽式ストレートチップ」を合わせましょう。
2-2.靴下も黒で揃えるのを忘れずに!

喪服に合せる靴下は「黒の無地」で揃えましょう。ワンポイントやリブソックスはOKですが、柄物はNGなので控えることをおすすめします。
丈は、ふくらはぎまであるミドル丈が基本です。椅子に腰かけたときや、足を組んだときに素肌が見える心配がありません。
丈の短い靴下の場合、素肌が見えてしまい下品な印象を与えますので注意しましょう。
3. 【女性編】喪服に合わせる靴選びのポイント


続いて、レディースの喪服に合わせる靴選びのポイントをご紹介します。詳しく見ていきましょう。
3-1.ラウンドトゥのブラックパンプスがおすすめ

レディースの場合、光沢がなく、シンプルで装飾のない「ラウンドトゥのブラックパンプス」が最もおすすめです。
葬儀の場にふさわしいデザインは、つま先が丸い「プレーン(ラウンド)トゥ」。もしくは、つま先が角張った「スクエアトゥ」でも問題ありません。つま先の尖った「ポインテッドトゥ」はトレンドですが、フォーマルな場面には不向きなので避けましょう。
また、夏場の暑い時期でもつま先のない「オープントゥ」はNGになるので要注意。
ストラップについては歩きやすさや脱げにくさなどを考慮し、華美なものでなければOKです。
3-2.ヒールの高さは3~5cm程度が一般的

ヒールの高さは、3〜5㎝程度のものが一般的です。低すぎるとカジュアルな印象、高すぎると華美な印象になるため、中間の高さを選びましょう。
ヒールは太めのタイプが安定感があり、歩いてもカツカツ音がしにくくおすすめです。ウェッジソールやピンヒールは、フォーマルな場では避けた方が無難でしょう。
また、お年寄りや妊婦の方など、体調面で不安のある場合は無理にヒールを履く必要はありません。
3-3.黒の薄手のストッキングを着用する

喪服を着用する際、肌の露出を控えるため黒の薄手のストッキングを着用するのがマナーになります。
厚さは30デニール以下の肌が薄く透けるものがベストです。
厚手のタイツはカジュアルな印象を受けるためマナー違反とされますが、真冬の葬儀の場合は80デニール程までなら許容範囲とされています。
網タイツや飾りのついたもの、生足はNGになるので注意しましょう。
喪服の着こなし方についてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック。
4. 【子ども編】喪服に合わせる靴選びのポイント

意外と悩みやすいのが、子どもの服装と足元です。基本的な考え方は大人と同じですが、子どもならではの特例もあります。
4-1. 制服がある場合は学校指定の靴でOK
学生の場合、学校指定の服装がある場合は制服が正式な喪服となります。それに付随する指定の靴(ローファーや指定スニーカー)があれば、そのまま履いて参列して問題ありません。
4-2. 黒・ダークカラーで装飾の少ないものを選ぶ
制服がない場合や未就学児の場合は、黒・紺・グレーなどのダークカラーを選びましょう。
葬儀というフォーマルな場なので派手な色やキャラクターものなどは避けましょう。
大人と同様、装飾が少なくシンプルなデザインの靴を選ぶのがおすすめです。音が鳴る靴や、歩くと光る靴は葬儀の場にはふさわしくないため控えましょう。
5. 洋服の青山なら喪服用のアイテムが豊富!
フォーマルシーンでの服装選びに迷ったときには、『洋服の青山』がおすすめです。快適に着用できて「きちんと見え」も叶うフォーマルアイテムが揃っています。
冠婚葬祭に着用できる靴やフォーマルスーツはもちろん、小物アイテムの取り扱いも豊富。通気性のよい素材や丸洗いできるアイテムなど、便利な機能が備わった服が多いことも魅力です。サイズ展開も幅広く、自分にぴったりの一着を見つけられるので、ぜひチェックしてみてください。
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6. 喪服に合わせる靴に関するよくある質問

最後に、喪服に合わせる靴に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。
Q1. お年寄りや妊婦の方の靴選びのポイントは?
お年寄りや妊婦の方の場合、安定感があり、長時間履いても疲れにくい靴を選ぶことが大切です。体調に不安がある場合は無理にヒールのある靴を履く必要はないため、歩きやすさを優先しつつできるだけシンプルな黒の靴を選びましょう。
Q2. ヒールなしの靴でもいい?
3~5cm程度が一般的ですが、体調や足の状態に合わせて選びましょう。ヒールのない靴を選ぶ場合は、フォーマル感のある黒のフラットシューズがおすすめです。
Q3. 喪服にスニーカーはあり?
子どもであれば許容範囲ですが、大人の場合は基本的におすすめできません。スニーカーはカジュアルな印象が強く葬儀の場にはふさわしくないため、避けたほうが無難です。
7. 喪服に合わせる靴は遺族に配慮してマナーを押さえよう

葬儀で履く靴は、黒色を選ぶだけでなく、素材やデザインのマナーにも配慮が必要です。男女ともに装飾のないブラックシューズを選び、清潔感を心がけて、故人やご遺族に失礼のない装いを意識しましょう。いざという時に慌てないためにも、冠婚葬祭用の一足を用意しておくと便利です。





