結婚式のご祝儀袋の正しい書き方は?表書き・中袋・金額のマナーを解説!
2026.03.31

この記事の所要時間:約8分
結婚式に参列する際に欠かせないご祝儀袋。
いざ用意しようとすると、「名前はどこに書く?」「金額の書き方は?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、結婚式のご祝儀袋の正しい書き方とマナーを、表書き・中袋・金額別にわかりやすく解説します。
1. 結婚式のご祝儀袋の選び方

結婚式のご祝儀袋にはさまざまな種類がありますが、お祝いの場にふさわしいものを選ぶことが大切です。包む金額や水引の種類によって適した袋は変わるため、基本の選び方を押さえておきましょう。
1-1.金額に合った袋を選ぶ
ご祝儀袋は包む金額とのバランスを考えて選びましょう。一般的には、ご祝儀袋は装飾が豪華になるほど価格も高くなります。
具体的な選び方については、以下を参考にしてみてください。
- 1万円の場合(欠席時など):プリントタイプの水引のもの
- 2~3万円の場合:シンプルすぎず適度に装飾のあるもの
- 5万円の場合:格式高いご祝儀袋や水引が立体的で華やかなご祝儀袋
1-2.「あわじ結び」か「結び切り」を選ぶ

結婚式用のご祝儀袋は、水引の結び方にも注意が必要です。
結婚祝いには「一度きりであってほしいお祝い」という意味を持つ結び方を選びます。
代表的なのは「あわじ結び」「結び切り」と呼ばれるタイプで、固く結ばれてほどけにくい形が特徴。これは「二度と繰り返さない」という意味合いがあり、結婚のお祝いにぴったりです。
一方、蝶結び(花結び・輪結び)は何度でも結び直せる形のため、出産祝いなどには使われますが、結婚祝いには不向きとされています。ご祝儀袋を選ぶ際は、水引の形を必ず確認しましょう。
こちらの記事はご祝儀の金額の目安について詳しく解説しています。合わせてチェックしてください。
2. 結婚式のご祝儀袋の正しい書き方

ご祝儀袋は、表書きと中袋(中包み)のそれぞれに記入が必要です。書き方には決まりがあるので、事前に確認しておきましょう。
ここでは、一般的な書き方のマナーを解説します。
2-1.表書き|送り主の氏名

ご祝儀袋の表面には、お祝いの名目(表書き)と送り主の名前を記入します。
上段中央に書く表書きは、お祝いを渡すタイミングによって使い分けるのがおすすめです。結婚式当日に持参する場合は、最も一般的で格調高いとされる「寿」や「御祝」と書き、結婚式前の場合は「御結婚御祝」とするのが適切です。
下段に自分の氏名をフルネームで書くのは一般的です。夫婦で出席する場合は中央に夫の氏名を書き、左側に妻の名前のみを添えます。また、3名までの連名で贈る場合は、右から目上の人の順に並べましょう。
2-2.中袋|金額・住所・氏名

中袋(中包み)には、包んだ金額と送り主の住所・氏名を記入します。
表面中央に金額、裏面に住所と氏名を書くのが通例です。
金額は「金〇萬円」のように旧字体の漢数字で書きます。例えば3万円なら「金参萬円」、5万円なら「金伍萬円」と表記しましょう。旧字体を用いることには、改ざん防止の意味もあります。
▼よく使われる旧字体の例
| 新字体 | 旧字体 |
| 一 | 壱 |
| 二 | 弐 |
| 三 | 参 |
| 五 | 伍 |
| 十 | 拾 |
| 千 | 仟 |
| 万 | 萬 |
3. 結婚式のご祝儀にはいくら包むのが一般的?

続いて、結婚式のご祝儀をチェックしておきましょう。
※注意:金額は「4」や「9」という縁起の悪い数字は避ける
| 新郎新婦との間柄 | ご祝儀相場 | ご祝儀平均 |
| 友人 | 3万円 | 3.0万円 |
| 上司 | 3~5万円 | 4.0万円 |
| 恩師 | 3~5万円 | 3.8万円 |
| 親族 | 5~10万円 | 6.9万円 |
3-1.友人・同僚の場合
友人や会社の同僚として出席する場合、ご祝儀の相場は1人あたり2万〜3万円程度とされています。現在では3万円を包むケースが最も一般的です。
なお、共通の友人などに夫婦で招待された場合は、5万円が目安となります。
なお、4万円や9万円など縁起が悪いとされる数字は避けた方が無難です。ご祝儀はお祝いの気持ちを表すものでもあるため、地域や慣習に合わせつつ無理のない範囲で準備しましょう。
3-2.上司・恩師(または自分が上の立場)の場合
お世話になった上司や恩師の結婚式に参列する場合、ご祝儀の相場は3万〜5万円程度が一般的です。相手との関係性の深さや、自身の年齢・立場によって金額を調整します。
逆に、自分が主賓として招待されたり、会社の部下の結婚式に参列したりするなど、相手よりも立場が上の場合は、少し多めに包むのがマナーです。この場合は5万〜最大10万円程度と考えておきましょう。
3-3.親族の場合
親族として参列する場合は、友人・同僚よりも高めの金額を包むケースが多く、ご祝儀の相場は5万〜10万円程度が目安となります。
一般的には友人相場より多めに包むとされていますが、兄弟姉妹やいとこ、甥・姪など、新郎新婦との関係性が近いほど金額は高くなる傾向にあります。 いずれの場合も地域差や家族間の慣習が大きく影響するため、自己判断せず、事前に親や他の親族へ確認しておくと安心でしょう。
4. 結婚式のご祝儀袋の注意点(マナー)

ご祝儀袋を書く際は、いくつか注意点があります。知らずに失礼にならないよう、結婚祝いならではの注意点を押さえておきましょう。
4-1.薄墨・ボールペン・万年筆は使わない
ご祝儀袋の表書きや氏名は、毛筆や筆ペンなどの濃い黒色を使って書くようにしましょう。これには「お祝い事をはっきりと喜ぶ」という意味合いが込められています。
薄墨などは弔事で使われるため、ご祝儀には不向きとされています。また、ボールペンや万年筆も略式とされるため、フォーマルな結婚式では避けた方が無難です。
4-2.修正液・二重線はNG
ご祝儀袋の記入で誤字をしてしまった場合、修正液や二重線での訂正はマナー違反とされています。お祝い事では「やり直し」や「訂正」を連想させる表現は避けるべきと考えられているためです。
万が一書き間違えてしまった場合は、新しい短冊やご祝儀袋に書き直すようにしましょう。
4-3.偶数・割り切れる金額はNG
結婚祝いのご祝儀では、偶数や割り切れる金額は避けた方が良いとされています。割り切れる数字は「別れ」や「割れる」を連想させるためです。
例えば、4万円・2万円・6万円などの金額は包まないことが一般的。また、4や9は不吉な数字であるとされるため、注意しましょう。
5. ご祝儀袋を入れる「ふくさ」の包み方

ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んで持参します。
カバンやスーツのポケットからむき出しのまま出したり、購入したセロハン袋に入れたまま出すのは、マナー違反です。
会場の受付に着いたら、最初に「おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べましょう。
その後、袱紗ごと取り出し、袱紗を開いてご祝儀袋を渡しましょう。その際、ご祝儀袋の文字が受付の方に読めるようにして差し出すことがポイントです。

あらかじめ、ご祝儀袋を袱紗中央よりやや左の方へ寄せておきます。

袱紗の左角をとり、ご祝儀袋の右端に合わせて中央に折り込みます。

上、下の順番に角をとり、上下のバランスを見ながらかぶせます。

右を折った後、裏へ返す。左の上下に小さく三角形ができます。
6. 洋服の青山ならフォーマル向けのアイテムが豊富!
結婚式ではご祝儀袋の準備はもちろん、当日の服装準備も悩みやすいポイントです。
洋服の青山なら、結婚式向けのセレモニーアイテムが豊富に揃っています。ワンピースやフォーマルスーツからセットアップ、小物アイテムまで幅広く展開されているのが特徴。
TPOに合った色味やサイズも充実しています。上下で異なるサイズを選べるスーツも用意されており、自分の体に合った1着を見つけられるのも魅力です。
7. 結婚式のご祝儀袋に関するよくある質問
ご祝儀袋の書き方やマナーは細かな決まりが多く、疑問に思うポイントも少なくありません。ここでは結婚式のご祝儀袋に関してよくある質問をまとめて解説します。
Q1. 御祝儀袋に誰の名前を書くの?
ご祝儀袋には、実際にご祝儀を包んだ人の名前を書きます。基本はフルネームで記載することがマナーです。個人で出席する場合は、自分の氏名のみを書きます。夫婦や複数名で出席する場合は、連名で記載しましょう。
Q2. 中包みに住所を書かなくてもいい?
中袋(中包み)には住所と氏名を書くのが正式なマナーです。結婚式では多くのご祝儀が集まるため、新郎新婦側は後日整理や記録を行います。その際、住所が書かれていると誰からのご祝儀か確認しやすくなるので、省略せずに書いておくと親切です。
Q2. 夫婦で出席する場合の書き方は?
夫婦で結婚式に出席する場合、ご祝儀袋の表書きは夫婦連名で記載します。中央に夫のフルネームを書き、その左側に妻の名前のみを書き添える形が一般的です。中袋の住所は、夫婦の住所を記載します。金額は夫婦としての合計金額を記入しましょう。
8. ご祝儀袋の正しい書き方を知って結婚式に臨もう!

本記事では、ご祝儀袋の正しい書き方のマナーを紹介しました。
慣れない準備に戸惑うこともありますが、ご祝儀袋は新郎新婦へのお祝いの気持ちを表す大切なものです。事前にマナーを確認して準備を整えておくことで、当日晴れやかな気持ちで結婚式を迎えましょう。
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