オフィスカジュアルでパンプス以外の靴はNG?知っておきたい靴のフォーマル度やコーデをご紹介

2025.09.22

ビジネス

この記事の所要時間:約6分

オフィスカジュアルでメジャーなレディースシューズといえばパンプスです。しかし、パンプス以外のシューズを履くのがNGというわけではなく、きちんと感のあるアイテムならオフィスカジュアルで履いても問題ありません。 そこで今回は、オフィスカジュアルでパンプス以外に履けるシューズや、知っておきたいシューズのフォーマル度についてご紹介します。

1. オフィスカジュアルでは、パンプス以外のシューズを履いてもよい?


オフィスカジュアルでは、パンプス以外のシューズを履いても問題はありません。ただし、どのシューズを選んでもよいというわけではなく、社会人として守るべきポイントがいくつかあります。特に次の3つは、オフィスカジュアルのシューズ選びでぜひ押さえておきたいポイントです。

  ● 落ち着いた色を選ぶ

  ● きちんと感のある素材を選ぶ

  ● 上品なデザインを選ぶ

オフィスカジュアルで履くシューズは、オフィスに馴染むきちんと感を意識して選ぶことが大切です。落ち着きのあるブラック・グレー・ベージュなどのベーシックカラーを選び、素材はレザーやスエードのようなきちんと感のあるものを選ぶのが基本です。

そして、最も重要なのが、上品なデザインを選ぶことです。鮮やかすぎる総柄のシューズや、目を引くアニマルレザーのような素材が使われているシューズは、オフィスカジュアルでは避けましょう。

2. 知っておきたい靴のフォーマル度

フォーマル度は、オフィスカジュアルのアイテム選びの際に気にしておきたいポイントです。もちろん、シューズにおいてもフォーマル度は気にしなければなりません。

レディースのシューズの場合、パンプスはほかのシューズと比べてフォーマル度が高い位置付けです。オフィスカジュアルでパンプス以外のシューズを履いてもよいですが、パンプス以外のシューズのフォーマル度もあらかじめ理解しておきましょう。

2-1. レディースの靴のフォーマル度


レディースシューズで最もフォーマル度が高いのが、ベーシックカラーのパンプスです。簡単にフォーマル度をあげられるので、かしこまったシーンでは積極的に取り入れてみましょう。

パンプスに次いでフォーマル度が高いのが、きちんと感のあるローファーやフラットシューズです。ブーツ・スニーカー・サンダルなどはカジュアルダウンした装いとなり、フォーマル度を上げにくいアイテムとなります。また、色柄がくっきりしていたり彩度が高かったりするシューズはカジュアルな位置付けとなるため、オフィスカジュアルでは選ばないほうが無難です。

したがって、オフィスカジュアルでパンプス以外のシューズを取り入れる際は、ほどよくフォーマルなローファーやフラットシューズなどを選ぶとよいでしょう。

3. オフィスカジュアルで履いてもよいパンプス以外の靴は?

シチュエーションにもよりますが、オフィスカジュアルではパンプス以外に次のシューズを着用できます。

  ● ローファー

  ● フラットシューズ

  ● スニーカー

  ● ブーツ

カジュアルでも人気のローファーは、ほどよくきちんと感があり、オフィスカジュアルにも取り入れやすいシューズです。足が疲れにくいのもうれしいポイントで、外回りや出張が多い女性の場合は特に重宝するでしょう。

また、オペラシューズやバレエシューズなどのフラットシューズも、オフィスカジュアルに取り入れやすいシューズの1つです。ちなみに、オペラシューズはもともと舞台観劇をする際に用いられていたシューズです。ほどよくドレス感があり、オフィスでも洗練された印象をつくり出せます。

一方、つま先が丸いバレエシューズは、オペラシューズとは対照的に可愛らしい印象をつくるのに向いているシューズです。ブラックやネイビーなどの落ち着いた色を選ぶと、可愛らしさと大人っぽさのバランスを保てるでしょう。

オフィスカジュアルなシューズについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

>>オフィスカジュアルの靴のマナーとは?おすすめのアイテムとコーデをご紹介【レディース編】

4.  パンプス以外の靴を使ったオフィスカジュアルコーデ【レディース編】

最後に、パンプス以外のシューズを使ったオフィスカジュアルにおすすめのコーデを4つご紹介します。ローファーやスニーカーなどを普段のオフィスカジュアルに取り入れたい方はぜひ参考にしてみてください。

4-1. ローファーを使った春夏のスーツコーデ

全身をブラウンカラーでまとめた、春夏におすすめのスーツコーデです。「夏にブラックスーツは重すぎる」と悩んでいる方も、このように明るいベージュスーツなら軽やかに着こなせるでしょう。スーツやインナーが明るめなぶん、バッグやシューズには濃い目のブラウンを合わせているのがポイント。ぼやけた印象にならず、コーディネート全体が引き締まって見えます。

肝心のシューズには、歩きやすいビットローファーを採用しています。柔らかな本革を使用しており、高級感と疲れにくさを兼ね備えた優れものです。

4-2. スニーカーを使った春夏のジャケットコーデ

爽やかなホワイトのスニーカーを使った春夏のジャケットコーデです。透けにくいクルーネックの5分袖カットソーに4つボタンのダブルジャケットを合わせています。ジャケットは汗や水分を素早く乾かす秒乾素材が使われています。暑い夏のオフィスカジュアルで大活躍すること間違いありません。

パンツには明るめのベージュを合わせて、ネイビーの重厚感とのバランスを取っています。そこにホワイトのスニーカーを合わせることで、より春夏にぴったりの爽やかさを感じさせています。

オフィスカジュアルにスニーカーを取り入れるポイントは、シンプルなアイテムを選ぶことです。春夏にパンプス以外のシューズを履きたい方は、このようなワントーンのシンプルなスニーカーを取り入れてみましょう。

4-3. ブーツを使った秋冬コーデ

周りと差をつけたい方は、ブーツを取り入れた秋冬のオフィスカジュアルがおすすめです。

秋冬のオフィスカジュアルは、このようにトップスを重ね着すると体温調整がしやすくなります。こちらはタートルネックリブニットとオーバーサイズシャツを重ね着したハイセンスなビジカジコーデです。重ね着によって重心が上がるぶん、シューズにはヒール付きのブーツを合わせて全体のバランスを取っています。上品なスエード素材のシンプルなブーツは、オフィスカジュアルをスタイリッシュな印象にまとめたいときにぴったりです。

4-4. ローファーを使った秋冬ニットコーデ

歩きやすさ・動きやすさを重視した秋冬のニットコーデです。ジャケットの下には、爽やかなミントカラーが印象的なミドルゲージのプルオーバーニットを着用しています。ニットでもカジュアルになりすぎず、きれいめな印象を保てるのが魅力です。

温かみを感じさせるブラウンのパンツには、同系色のビットローファーの組み合わせがぴったり。パンツとシューズを同系色にすると、脚がすらっと長く見えてスタイリッシュな印象になります。

5. オフィスカジュアルではパンプス以外を履いても大丈夫


ご紹介したとおり、オフィスカジュアルではパンプス以外のシューズも履いてもOKです。落ち着いた色やきちんと感のある素材を選び、社会人として恥ずかしくないコーディネートに仕上げましょう。

また、スニーカーやブーツなども会社によっては着用可能です。今回ご紹介したポイントを押さえ、足元まで快適なオフィスカジュアルコーデを楽しんでください。

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