【50代向け】結婚式にお呼ばれされたときのドレスは?母親から友人まで立場別に解説

2025.10.30

お祝い事

この記事の所要時間:約7分

50代女性が結婚式に参列する際の服装は、マナーを押さえた上品な装いでありつつ、セレモニーにふさわしい華やかさを演出することが大切です。

今回は、お呼ばれされた結婚式がより素晴らしい思い出となるように、50代女性の結婚式コーデのポイントなどをご紹介します。

1.【立場別】結婚式の50代女性の服装は?

結婚式の服装は、どのような立場で出席するかによって選ぶべきアイテムが異なります。まずは、50代女性にふさわしい結婚式の服装を立場別にみていきましょう。

1-1.母親として出席する場合

黒留袖
アフタヌーンドレス
ミセスドレス・マザードレス

母親として結婚式に出席する場合は、参列者のなかでもっともフォーマルな服装を求められます。ゲストをお迎えする立場として、ほかの親族よりも格式の高い服装を心がけましょう。

和装の場合は、正礼装の黒留袖を選ぶのが基本です。黒留袖にはさまざまな柄があるので、結婚式の季節や会場の雰囲気に合わせて選びましょう。

洋装の場合は、女性の洋装のなかでもっとも格式の高いアフタヌーンドレスを選ぶのが最適です。華美になりすぎないよう、露出や光沢が少ないものを選びます。色は、ネイビー、グレー、ベージュなどのベーシックカラーを選ぶと、50代ならではの大人の品格を演出できます。

1-2.親戚として出席する場合

親族として結婚式に出席する場合は、新郎新婦の母親よりも控えめな服装を選ぶことが大切です。和装なら、落ち着いた柄の黒留袖か、伯母・叔母の立場の方に人気の色留袖を選ぶとよいでしょう。最近は、結婚式の簡略化とともに、黒留袖よりも色留袖を選ぶ方が増えています。

洋装なら、定番のアフタヌーンドレスか、ミディ丈のセミアフタヌーンドレスを選ぶのがおすすめです。ゲストをお迎えする立場として華美になりすぎないよう、ドレスはネイビー、グレー、ベージュなどのベーシックカラーから選んでください。

1-3.職場関係で出席する場合

洋装のポイント

職場関係で結婚式に出席する場合は、次の2つを意識することが大切です。

  • 清潔感やきちんと感を重視する
  • オフィスコーデにならないようにする

結婚式にふさわしい清潔感やきちんと感を保ちつつ、オフィスコーデに見えない華やかな服装を目指しましょう。明るい色のドレスを着用する場合は、ブラックの小物や羽織でコーデを引き締めると、きちんとした印象に仕上がります。

1-4.友人として出席する場合

【レディース】結婚式の2次会の服装で気を付けることは?おすすめの服装もご紹介

友人の結婚式に出席する場合は、お祝いの場にふさわしい華やかなドレスもOKです。色は、深めのグリーン、パープル、ブルー、ワインレッドなどが上品でおすすめです。カジュアルな雰囲気の結婚式であれば、ゆったりしたシルエットのドレスやパンツスタイル(セレモニースーツ)を選んでも問題ありません。

2.【50代向け】結婚式のドレスコーディネートのポイント

続いて、50代女性の結婚式コーデのポイントをご紹介します。以下の4つのポイントを押さえて、品のある結婚式コーデを目指しましょう。

2-1.肌の露出を抑える

結婚式は華やかな場ですが、マナーを守ったフォーマルな服装で参列することが大切です。肩、デコルテ、背中などの肌の露出は控え、ショールやジャケットなどの羽織をうまく活用しましょう。スカートは、膝が隠れる丈を選ぶとかしこまった印象になります。

2-2.上品な素材やカラーを選ぶ

上品な素材やカラーを選び、大人の女性ならではの品格を演出しましょう。シャンタン素材や厚みのある生地を選ぶと、無地のものでも華やかな印象になります。

また、出席する立場にふさわしいカラー選びも大切です。ゲストをお迎えする立場として出席する場合は、ブラックやネイビーなどの落ち着いたベーシックカラーを選びましょう。友人として出席する場合は、深めのグリーンやワインレッドなど、上品な印象のダークカラーを選ぶのがおすすめです。

2-3.体系カバーできるものでスタイルアップ

ドレスは肌に沿うデザインが多く、身体のラインが出やすいアイテムです。二の腕、脚、ウエストなど、気になる部分の悩みがカバーできるものを選ぶと、安心して結婚式を楽しめるでしょう。二の腕を隠したい場合は、ドレスの袖にレースやシフォンの透け感を取り入れるのがおすすめです。脚を隠したい場合はロング丈のドレスを選ぶと、品のよさとスタイルアップの両方が叶います。

2-4.シューズ・バッグ・アクセサリーなど小物で足し引き

バッグ

結婚式のコーデは、シューズ、バッグ、アクセサリーなどの小物で華やかさを足し引きしましょう。ダークカラーのドレスを選ぶ場合は、バッグや羽織で華やかさをプラス。明るい色のドレスを選ぶ場合は、ブラックの羽織や小物でコーデを引き締めると上品に仕上がります。

また、小物を取り入れる際は次のような基本のマナーも忘れないようにしましょう。

  • ネックレスは煌めきのあるパールを選ぶ
  • ベージュのストッキングを必ず着用する
  • バッグは小さめなものを選ぶ

マナーをきちんと押さえることで、結婚式にふさわしい装いにぐっと近づきます。

3.【50代向け】結婚式におすすめのドレスコーディネート3選

ここからは、50代女性におすすめのドレスコーディネートを3つご紹介します。どれも上品で失敗しない大人コーデですので、結婚式の服装に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

3-1.1枚持っておくと安心!パールモチーフの万能ワンピース

1枚でサマになる、上品なパールモチーフのワンピースコーデです。

袖の長さや着丈にフォーマル感があり、50代の女性にふさわしい落ち着いた印象を与えられます。ウエストの切り替えで自然とスタイルアップできるので、体型カバー効果もばっちりです。

3-2.レースの長袖ワンピースなら上品かつおしゃれに決まる

クラシカルなロールネックに透け感のあるレースを組み合わせたパーティードレスコーデです。胸元が透けすぎないデザインになっているため、羽織を合わせなくても上品に着用できます。スカート丈は短すぎず長すぎずで、低身長の方にもおすすめです。

3-3.落ち着きながらも華やかな印象のダークグリーン

カラードレスが着たいとお考えの50代女性におすすめの、上品なダークグリーンドレスコーデです。繊細な刺繍が施されたレーストップスが二の腕を品よくカバーしてくれます。レーストップスによってハイウエスト切り替えになるため、脚長効果も抜群です。

  

4. 結婚式に参列する際に気をつけたい服装マナー

最後に、結婚式で気をつけたい基本の服装マナーをご紹介します。結婚式に参列する際は、コーデのポイントとあわせてチェックしてみてください。

4-1.オールホワイトコーデ・オールブラックコーデはNG

オールホワイトコーデは花嫁を連想させるため、どのような立場であっても結婚式での着用は好ましくありません。また、オールブラックコーデは喪服を連想させてしまうため、こちらも結婚式では着用を控えたほうが無難です。

もしブラックドレスを着用する場合は、明るい色の羽織や小物を取り入れるか、透け感のある重すぎないドレスを選ぶようにしましょう。

以下の記事では、結婚式でのブラックドレスコーデについてより詳しく解説しています。

>>結婚式に黒ドレスはマナー違反?お呼ばれされたときのコーデ・アイテムを紹介

4-2.オフィスコーデにならないよう注意

結婚式は、新郎新婦にとって一生に一度の記念すべき日です。日常を感じさせる服装は避けるようにしましょう。仕事用のスーツやオフィスカジュアルに見えるコーデは、マナーとして着用を控えてください。スーツを着用する場合は、仕事用ではなくセレモニー用の華やかなものを選ぶと安心です。

4-3.ファーやレザーアイテムは避ける

ファーやレザーアイテムは殺生を連想させることから、結婚式では好ましくないとされています。毛皮やヘビ革、ワニ革などは、小物であってもコーデに取り入れるのは控えましょう。アニマル柄もカジュアルすぎるため、結婚式では避けたほうが無難です。

4-4.髪型はきちんと感を意識する

髪型はアップヘアにまとめたほうが、結婚式にふさわしい華やかな印象になります。ダウンヘアはだらしなく見えてしまうこともあるため、結婚式では清潔にまとめるように心がけましょう。

また、ショートヘアの場合は、ブローやワックスできちんと感を出すと場になじみやすくなります。

5. TPOをわきまえて、落ち着いたなかにも華のある装いを

50代女性が結婚式に参列する際は、立場や会場の格式に合わせた服装を選ぶことが大切です。若い頃のように選べるドレスの幅は広くはないかもしれません。しかし、アイテムの選び方やコーディネート次第で、しっかりとおしゃれ見えを実現できます。

落ち着いたなかにも華のある服装を心がけ、新郎新婦の晴れの日を気持ちよくお祝いしましょう。

人気記事

この記事をシェアする
【50代向け】結婚式にお呼ばれされたときのドレスは?母親から友人まで立場別に解説

この記事が気に入ったらいいね!をして
最新記事をチェックしよう!