冬の結婚式に着ていくドレスは?基本のマナーや防寒対策までを解説【レディース編】

2025.08.27

お祝い事

この記事の所要時間:約7分

ロマンチックな雰囲気が人気の冬の結婚式。寒い季節ならではの演出が楽しみですが、どのようなドレスを着ていくか、マナーや防寒面で不安になることも多いでしょう。

この記事では、冬の結婚式でのドレスマナーやコーディネートのポイント、防寒対策について解説します。コーデ例も写真付きで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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1. 冬の結婚式のドレスマナー

結婚式は、新郎新婦の友人だけでなく、親族や上司なども集まるフォーマルな場です。ゲストとしてお呼ばれしたときも、ドレスマナーをしっかり守って参加しましょう。

まずは、冬の結婚式に参加する場合の服装のマナーをご紹介します。

1-1. ドレスの露出は控える

透け感のある生地を使ったドレスは可愛らしさと豪華さを兼ね備えますが、フォーマルな場ではふさわしくありません。特に冬は寒々しい印象も与えてしまいます。また、昼の結婚式では肩が出るデザインもマナーとしてNGとされています。露出の多いドレスの着用は控えるようにしましょう。

1-2. ドレスやアウターは与える印象に注意する

冬のおしゃれな防寒アイテムとして、ファー(毛皮)の羽織やマフラーがありますが、動物性の素材は殺生をイメージさせるため、結婚式での着用は避けるのがマナーです。レザー(皮革)も同じ理由でNGとされています。

ドレスの色については、ホワイトは花嫁のウェディングドレスとかぶってしまうため避けるようにしましょう。ホワイトでなくても、淡い色のドレスだと、ライトの加減によってホワイトに見えてしまうこともあるため要注意です。また、全身ブラックのコーデは喪服を連想させるため、晴れの日である結婚式では避けましょう。

1-3. アウターはフォーマルさを意識する

会場までの移動や、外に出るシーンでは防寒用のアウターを着用しても問題ありません。ただし、アウトドア用のダウンやフード付きのコートなど、フォーマルな場にふさわしくないデザインのものは避けましょう。ファー付きのコートも好ましくありません。

ニットのカーディガンは、会場までの行き帰りに羽織る分にはよいですが、式場内ではカジュアルな雰囲気になってしまうため脱ぐようにしてください。

1-4. シューズやストッキングのマナーに注意する

予備のストッキング

冬は足元が冷えやすい季節ですが、結婚式はフォーマルな場のため、タイツやブーツはふさわしくありません。ヌードカラーのストッキングにパンプスを合わせるのがマナーです。ブラックのストッキングは喪服をイメージさせるためNGとされています。カラータイツや網タイツも、カジュアルな装いとなってしまうため避けるべきでしょう。

結婚式での服装マナーについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

>>

【結婚式】女性ゲストの服装選びは?気をつけたいマナーやその他の持ち物について解説

2. 冬の結婚式のコーディネートのポイント

結婚式のドレスコードは複雑ですが、マナーを守れば自由に自分らしいコーデを楽しむことができます。冬の結婚式に参加する際のマナーをおさえたコーディネートのポイントをご紹介します。

2-1. ドレス選びのポイント

2-1-1. 色

洋装のポイント


冬の結婚式では、ピンクやグリーン、レッドのドレスが人気です。また、暖色系のワインレッドやマスタードイエローも季節感を演出できます。オールシーズン着まわせるドレスをお探しの場合はブラックやネイビーがおすすめです。

ただし、ブラックやネイビーのドレスは落ち着いた印象が強く、やや控えめなコーデになりがちなので注意しましょう。羽織やアクセサリーは華やかさを出せるものを意識的に合わせると、大人っぽいシックさと華やかさを兼ね備えたコーデに仕上がります。

2-1-2. デザイン
冬の結婚式では、着くずれしにくい長袖のドレスやハイネックのドレスが寒さ対策のうえでおすすめです。マナー的にはノースリーブでも問題ありませんが、季節感に合った服装も大切。他のゲストと相談してみるのもよいでしょう。

2-1-3. 素材

ベロア
サテン

ドレスの素材を工夫することでも季節感を漂わせることができます。暖みがあり高級なイメージを出せるベロア生地は冬に人気の高い素材です。また、季節を問わず上品さを出せるサテンやオーガンジー素材もおすすめです。

2-2. アウターのポイント

寒さが厳しい季節の結婚式では、会場までの行き帰りにアウターが必要です。コートは普段使いのものではなく、ウールやカシミヤなどの高級感のある素材を使ったものや上品なデザインのものを選ぶと、フォーマルなドレスコーデとマッチします。

また、ストールや羽織物などもコーデの印象を左右します。ワインレッドやネイビーなど深い色味のドレスには、軽やかな素材のストールを合わせるのがおすすめ。寒色系のドレスには、温かみのあるストールや羽織ものを合わせると季節感が出せます。

2-3. シューズのポイント

足元

光沢のあるシルクやベロアのパンプスを選ぶと、冬ならではの季節感を出しつつ華やかさを演出できます。ビジューやゴールドの装飾など、飾りがついたパンプスも人気です。

2-4. バッグの選び方

バッグ

結婚式ではコンパクトなバッグをあわせるのがマナーです。特に冬の結婚式では、暖色系でハリのある素材を使ったものがおすすめ。光沢感のある素材なら華やかな印象に仕上がります。

3. 冬の結婚式の防寒対策

真冬の結婚式では、地域によっては寒さが非常に厳しいことも考えられます。しかし、女性のフォーマルドレスは薄手のため、防寒対策が必須です。コーデを崩さずに防寒対策するにはどうすればよいのでしょうか。

3-1. コートの内側の防寒が重要

結婚式の最中に寒さを感じないよう、コートの内側で防寒対策をすることが重要です。背中やお腹にカイロを貼っておいたり、冬用のストッキングを着用したりするなどして、身体を冷やさないよう工夫してみましょう。

また、会場までの行き帰りがコートだけでは寒い場合、コートの内側にカーディガンを着て、コートと一緒に脱ぐのも防寒対策としておすすめです。

4. 冬の結婚式のおすすめコーデ例

最後に、タックワンピースを用いた冬の結婚式のおすすめコーデ例を色別に、写真付きでご紹介します。小物やコートの合わせ方なども参考にしてください。

4-1. 結婚式以外でも着回せるタックワンピースコーデ3選

★【ベージュ】

華やかなベージュのワンピースは、結婚式のお呼ばれコーデに最適です。ウエストの切り替え位置が高いため、脚長効果も期待できます。エレガントで上品なシルエットですが、スカートのフレアが深いため、動いたときには可愛らしさも漂わせることができます。

★【ネイビー】

上記のベージュと色違いのネイビーのワンピースです。ネイビーはシックな印象ですが、小物の組み合わせ次第で華やかさが生まれ、結婚式にふさわしい装いに仕上がります。

行き帰りにはチェスターコートを羽織って防寒対策もバッチリ。ロング丈でAラインシルエットのチェスターコートなら、コートを羽織ってもクラシカルで上品な雰囲気に。ワンピースとの相性も抜群です。

★【ベージュ】タックワンピース【パールモチーフ】

グレージュの色違いワンピースなら、柔らかで可憐な雰囲気が漂います。ホワイトのコンパクトなバッグと合わせれば、抜け感のあるコーデに仕上がるでしょう。結婚式だけでなく入園式・入学式でも着回しできます。

きちんと感を出したいときは、ダークカラーのジャケットを合わせるのがおすすめ。ツイードのジャケットなら寒い日でもおしゃれに防寒対策ができます。

5. 華やかで上品なドレスで冬の結婚式をお祝いしよう

冬の結婚式のコーディネートは寒さ対策がむずかしいポイント。でも、華やかで上品なドレスを着てお祝いしたい気持ちはどのような季節でも変わりません。

寒い季節ならではの対策をとりつつ基本のマナーが守れる装いで、晴れの日をお祝いしましょう。

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