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天然繊維

天然繊維

天然繊維とは

繊維は大きく分けて天然繊維と化学繊維の2種類あり、植物や動物などから採取した天然素材を主原料とするものを天然繊維といいます。衣料用として使用する場合、ポリエステルやナイロンのような人口的に作られた化学繊維と比べると、シワや収縮などが目立ちやすい傾向がありますが、通気性や吸湿性、保温性などに優れているため好まれやすい素材です。

天然繊維の種類

主な天然繊維の種類と特徴が下記です。

素材 繊維名 特徴
植物繊維 綿(コットン) 綿花の種子が原料のポピュラーな素材。吸湿性が高く熱に強い
麻(リネン) 亜麻から作られるシャリシャリとした肌触りの素材。通気性が非常に良い
動物繊維 絹(シルク) 蚕から作られる光沢のある素材。保温性、保湿性に優れる
羊毛(ウール) 羊の毛を加工した弾力のある素材。保温性、断熱性が高い

自然に循環しやすい天然繊維は、環境に優しく思われますが、加工過程での大量の水や化学肥料の使用、動物に与えるストレスなどが課題となっています。多くの企業でサステナビリティ確保に向けた、自然環境や動物福祉に配慮した製品の開発を進めています。

Sustaina WOOL認証を取得した羊毛の使用| 青山商事

青山商事では、健康的な羊の育成・牧場環境の向上・羊毛収穫管理の3点を重要な柱とするサステナビリティ認証を受けたWOOLを一部商品に使用しています。

※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。