

細かなところまで気をつけたい!
オンライン面接の服装・身だしなみ
モニター越しの印象も重視されるオンライン面接。服装や身だしなみは、対面のとき以上に気をつけたほうが良いとされています。どんな点に注意すればいいのか、ここでチェックしておきましょう!
![オンライン就活にはどんな服装で臨みましたか?[複数回答]](./assets/img/mn_11/mn_11_01.png)
![オンライン就活にはどんな服装で臨みましたか?[複数回答]](./assets/img/mn_11/mn_11_01-sp.png)
服装編


上記で紹介したアンケート結果からもうかがえるように、オンライン面接でも基本的には黒や紺、グレーのスーツに白いシャツ、ネクタイを着用するのがベターです。
特にネクタイは印象を左右しやすいので、色や柄には気を配りましょう。色は爽やかな青や水色、情熱的な赤、穏やかで明るい黄色などをベースがおすすめです。柄はレジメンタルやリバースといった斜めのストライプ、チェック、小紋などから選び、大柄で派手に見えるのは避けたほうが無難です。
指定があればオフィスカジュアルでも問題ありませんが、Tシャツやジーンズではカジュアル過ぎ。ジャケットにシャツ、コットンやウールのパンツなどを合わせ、寒いときはVネックのニットを着用してもよいでしょう。オンラインとはいえ企業の担当者と顔を合わせるわけですから、くだけ過ぎない服装を意識してください。


基本的には黒や紺、グレーのスーツに白いシャツを合わせ、スーツのボトムはスカートでもパンツでも構いません。インナーは襟つきのブラウスがおすすめです。オンライン面接では胸から上が映ることがほとんどですから、ノーカラー(襟なし)のインナーを着てしまうと、カメラの位置によってジャケットの下に何も着ていないように見えてしまう恐れがあるからです。また、ブラウスのボタンは第一ボタンまで留めることを忘れずに。
オフィスカジュアルの指定がある場合は、襟つきのシャツやブラウスにジャケットやカーディガンを羽織り、スカートかパンツを合わせましょう。
顔周りの身だしなみ編


明るい表情がパッと画面に飛び込んでくるのが理想ですから、もっとも気をつけたいのが顔周りの髪の毛です。普段は目にかかるような髪型でも、面接のときは分けたり上げたりして、眉毛が全部見えるようにすると、爽やかな印象になります。また、耳も見えていた方が清潔感が出ますから、髪が長い場合は耳にかけておきましょう。
ありがちなのが、会話中に前髪や耳周りの髪の毛を触ってしまうこと。無意識にそうしてしまうのだと思いますが、印象が良いとはいえませんから、短めに整えておく方がよいでしょう。
吹き出物や濃いヒゲが気になる人は、コンシーラーで隠すと目立たなくなる場合もあります。


メイクは自然な血色感とツヤ感が出るようにすると、表情が明るく見えます。そのためにはノーメイクではなく、ファンデーションを塗り、ポイントメイクもチークや口紅を中心に印象良くまとめてみましょう。オンラインの場合は、少し色をのせた方がモニター上で映えますが、アイラインを太くしたり、真っ赤な口紅を塗るのはNG。カメラで確認しながら、ちょうどいいさじ加減を探ってみるとよいでしょう。
ヘアメイクについては、髪が結べる長さの人は耳の延長線上で1つに結んで清潔感を出します。このとき、後れ毛は出さないように。前髪も分けて眉毛が半分以上出るようにして、面接中は無意識に髪を触らないように気をつけましょう。
- オンライン面接は自宅から参加することがほとんどですから気を抜いてしまいがちです。上半身しか映らないと油断していたら、「全身を映してください」と言われてしまった……なんてこともあったようです。パソコンやスマホでどんなふうに自分が映るのかは確認できるはずですから、前もって準備をしておくことをおすすめします。

監修:就職アドバイザー 才木弓加さん
大学の就職対策セミナーの講師を務めるかたわら、自ら「才木塾」を主宰し、多くの学生を内定に導いている、就職情報サイトの監修や就職にまつわる著書も多数。
https://saikiseminar1.wixsite.com/navi