ハイクラスや専門職、外資系企業への転職に強い「JACリクルートメント」。この記事では、
- 外資系への転職に強い
- ハイクラスレベルの年収の求人が多い
といったJACリクルートメントの評判を徹底解説します。
▼大手ハイクラス転職サービスとの比較※2023年2月時点の件数及び人数
サイト名 |
![]() |
![]() |
---|---|---|
公開求人数 | 約11,976件 | ◎220,821件 |
コンサルタント | ◎自社のコンサルタント | 他社の登録ヘッドハンター |
料金 |
◎完全無料 |
無料だと制限あり 有料プラン (月額3,278~5,478円) |
登録前 の審査 |
なし | あり |
応募方法 |
・コンサルタントからの紹介 |
・企業orヘッドハンターからのスカウト |
また今回は、人材業界について豊富な専門知識を持つ曽和利光さんに全面監修をいただきました。

現在は株式会社人材研究所代表取締役社長として企業の人事部への指南を行うと同時に、新卒および中途採用の就職活動者への活動指南を各種メディアのコラムなどで展開する。
▶監修者紹介ページはこちら
▶株式会社人材研究所はこちら
▶Twitterはこちら
目次
項目をクリックで該当箇所へ
※本文中の内容は、時期によって公開時の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
1. JACリクルートメントはどんな人におすすめ?|30代~50代のハイクラス転職に一押しの理由も解説
この章では、JACリクルートメントをおすすめできる方の特徴について解説していきます。
◆30~50代のマネジメント能力のある方

JACリクルートメントで転職した方は30代以上が大半を占め、ビジネスパーソンとして豊富な経験を備えた以下のような方が中心です。
- マネジメントスキルのある管理職
⇒管理業務経験があり再現性を持って活躍できる人材 - 専門性の高いスペシャリスト人材
⇒深い業界知識がある人材/技術力のあるエンジニア
企業の採用ニーズは様々ですが、マネジメントスキルがある「即戦力」人材を求めているのはほとんどの企業に共通しています。
ミドル世代の転職にもおすすめ
人材研究所
曽和さん

30~50代はライフステージの変化で年収アップを考える方も多いでしょう。
責任や権限が与えられ、ビジネスパーソンとしても脂の乗っている世代とも言えます。
JACリクルートメントは、働き盛りをターゲットにした高年収求人を多数取り扱っているためミドル世代の転職にもおすすめと言えますね。
JACリクルートメントで転職をした方の年代
◆スキルや経験を活かしキャリアアップしたい方

JACリクルートメントは各業界/職種に特化したコンサルタントが在籍しており、専門的な相談に応じられる体制を構築しています。
業界出身のコンサルタントも多く在籍しているため、
- 業界ならではの転職の悩みや疑問を解決
⇒業界知識や動向などの情報に明るい - スキル/経験を正しく評価してマッチング
⇒企業から求められる事項を正しく判断できる
など、キャリア形成の支援に強みがあります。
人材研究所
曽和さん

同業者だったからこそ分かる、業界ならではの悩みや疑問を汲み取ってくれるのは嬉しいポイントです。
「自分のスキルや業務の難易度がイマイチ伝わらない…」というもどかしさや、応募先へ経歴が正確に伝わらないというリスクも回避できます。
上記のことから、JACリクルートメントはスキルや経験をアピールしてキャリアアップしたい方におすすめです。
業界・職種別コンサルタントについて
業界・職種別コンサルタントの例
◆対応業界
管理部門
金融業界
マニュファクチュアリング業界
化学メーカー(化学/素材業界)
流通/外食業界
メディカル(医療)業界
IT(通信/ソフトウェア/SI/コンサルティング)
Webサービス/ゲーム業界
サービス/物流/商社
不動産/建設業界
コンサルティング業界
◆対応エリア
横浜/神奈川エリア
静岡
名古屋
京都
大阪
神戸
広島/岡山エリア
福岡
◆外資系やグローバル企業を狙っている方

JACリクルートメントは1975年にロンドンで創業した日経転職エージェントというインターナショナルな背景を持ち、独自のネットワークやノウハウを保有しています。
- 求人企業との強固な信頼関係
⇒豊富な実績と歴史に裏付けられた海外求人 - グローバル転職支援のノウハウ
⇒海外の企業文化の知識や英文レジュメ作成支援
約25,000社の企業と取引があり、そのうちの60%は「非公開求人」であり、JACリクルートメントだけの独占求人も含まれます。
「JAC International」というサービスもあり
人材研究所
曽和さん

グローバルなネットワークを持つJACだからこそ紹介できる独自案件があるのは大きな強みです。
マルチリンガルコンサルタントのサポートが受けられる「JAC International」というサービスもあり、外資系企業を狙う場合は、外せない選択肢と言えるでしょう。
外資系企業に特化した人材紹介サービスを提供する、JACリクルートメントの100%持株子会社。
▼現在のサービス提供エリア
シンガポール
マレーシア
インドネシア
タイ
中国
香港
韓国
ベトナム
インド
英国
ドイツ
各国のコンサルタントが企業と密に情報交換を行っているため、日本にいながら現地の国際感覚や鮮度の高い情報を入手することが可能です。
2. JACリクルートメントの良い評判

ここからは、曽和さんの解説を交えてJACリクルートメントの評判の実態をご紹介します。まずはJACリクルートメントの良い評判を紹介していきます。
▶アンケート調査の概要

JACリクルートメントを利用して転職活動をした、20~40代の年齢層の男女13名から、
・転職後の年収
・求人の満足度(質や量)
・コンサルタントの対応力
・JACリクルートメントの良かった点、悪かった点
といった項目を中心に回答をいただきました。
▶「コンサルタントの質が高い」の良い口コミ
最初の面談が他会社と比べてもダントツ |
![]() |
34歳 男性 転職回数:2回 |
アイスブレイクをはさみつつ、聞きたい情報を嫌味なく聞いたり、ときには踏み込んだ質問を入れてみたりと、ヒアリング力の高さを感じました。 また、企業を紹介して終わりではなく、情報提供や応募先企業の中途採用の考えも伝えてくれたので、応募するかしないかをジャッジすることができました。 |
コンサルタントのレベルが非常に高い |
![]() |
43歳 男性 転職回数:2回 |
面談の時間・回数や応募書類の添削、アドバイスなどは、個人差はあるものの他のエージェントのレベルを全体的に上回っています。 特に面接で話す内容だけではなく、声のトーン・表情等の自分では気付けなかった点についても的確なアドバイスを受けられたのが良かったです。 |
応募してからスピーディに進んだ |
![]() |
38歳 男性 転職回数:1回 |
本命企業へ面接に行った日は近くで待機してくれており、終わり次第すぐに打ち合わせをし今後の対策を練ってくれました。 応募してからが非常にスピーディーで、企業側への細かいフォローもしていただいたおかげか、応募から2か月くらいであっという間に決まりました。 |
コンサルタントの対応は他エージェントと比較しても、頭一つ抜けているという評価が多く見られました。
専門性の問われる面接についても、実用的なアドバイスがもらえるとの声も挙がりました。
JACリクルートメントは「両面型」転職サービス
人材研究所
曽和さん

JACリクルートメントは企業/求職者を同じ担当者が対応する「両面型」と呼ばれる転職サービスのため、採用背景、報酬面などの聞きにくい情報も提供してくれます。
また、各業界出身のコンサルタントも多いため、スキルや経験を正しく評価してもらえます。
両面型のコンサルティングの特徴については、「◆JACリクルートメントの特徴2点」で詳しく解説しています。
▶「ハイクラスな求人が揃っている」の良い口コミ
希望に合う企業を10社以上紹介してもらえました |
![]() |
31歳 男性 転職回数:1回 |
前職の経験を活かし、IT業界に絞って転職先を探したのですが、他求人サイトでは見つからない、今後活躍が見込まれる企業を毎週紹介して下さりました。 有給休暇の取得状況など、ワークライフバランスに大事な項目について、企業の現状を具体的に教えてもらえて助かりました。 |
企業の紹介を聞くのが楽しみでした |
![]() |
38歳 男性 転職回数:1回 |
コンサルタントが固定されずに、いろんな方から案件を紹介いただける点は非常に良いと感じました。しかも、たいてい複数案件を持ってきてくださるので、毎回お話をいただくのが楽しみでした。 転職機会があれば次もJACリクルートメントを利用させていただきたいです。 |
ハイクラス案件が多く見られました |
![]() |
28歳 女性 転職回数:2回 |
他のエージェントではあまり見ないハイクラス求人もあったように記憶しており、メリットを感じました。 JACリクルートメントの場合、基本的にコンサルタントの方から求人を紹介されて応募になるため、他の転職エージェントと比較して、書類通過率は高かったように感じました。 |
年収アップや今後の成長が見込める企業の求人を紹介してもらえるという声が挙がりました。
更に、紹介された求人は他エージェントから紹介される求人と比較しても、書類通過しやすいという意見も見られました。
100万円以上年収がアップするような求人もある
人材研究所
曽和さん

求められるレベルも相応に高いですが、スキルや経験が伴っていれば100万円以上年収がアップするような求人もあるのが、ハイクラス転職サービスであるJACリクルートメントの魅力です。
コンサルタントが厳選した求人が紹介されるため、条件やスキルの不一致が生じることが少なく、次の選考に繋がりやすいのも特徴です。
▶「外資系や大手企業の取り扱いが多い」の良い口コミ
外資系・大手企業の案件は多い |
![]() |
43歳 男性 転職回数:2回 |
建築系と外資系に強く、特に管理職の案件があると聞いていたので利用しました。 希望している外資系の物件買収企業に関して異様に情報を持っているコンサルタントに出会うことができ、複数の候補の中から一社に絞り込んで転職できました。 |
30代後半でも大手企業へ転職できました |
![]() |
38歳 男性 転職回数:1回 |
30代後半でも大手企業へ高収入転職ができました。私の場合は年収が90万円上がりました。 JACリクルートメントには、非公開求人もあり、企業側は年齢関係なく、経験や実績のある人材を確保したいということを伝えくれました。 |
大手企業から内定をいただけました |
![]() |
28歳 女性 転職回数:2回 |
スキル・実績に乏しく、転職活動でかなり苦戦をしていましたが、今までよりもスキルが広がりそうな大手企業から内定をいただけました。 また、そこまで意識はしていなかったが、給料の方も増加したため、転職を決意しました。 |
30代や40代でも年収アップや、大手企業への転職ができたとの声が挙がりました。
イメージの通り、外資系/大手企業の求人や各業界に強いという意見も見られました。
海外10カ国に拠点を有している
人材研究所
曽和さん

JACリクルートメントは海外関連業務や外資系企業などのサービスに力を入れており、この領域の事業比率は50%以上で業界内でも圧倒的です。
また、海外10カ国に拠点を有しており、このネットワークを活かした海外求人の対応もJACリクルートメントならではの強みです。
ここまではJACリクルートメントの良い評判について紹介しました。
JACリクルートメントの登録をしてみようと思った方は公式サイトをチェックしてみてください。
3. JACリクルートメントの悪い評判

次にJACリクルートメントの悪い評判を紹介します。
▶「能力がないと転職できない」の悪い口コミ
経験が浅いと相手にしてもらえません |
![]() |
26歳 男性 転職回数:2回 |
前職のスキルがあまり評価されなかったのか、1回目は登録自体を断られてしまいました。 2回目の登録では問題ありませんでしたが、コンサルタントもあまり自分の方を向いていないというか、真面目に対応してくれている印象は感じませんでした。 |
利用できる人は限られます |
![]() |
43歳 男性 転職回数:2回 |
高年収を対象にしているので、利用できる人は限られてきますね。給与が低いと思われる第二新卒などの方には敷居が高いと言わざるを得ません。 JACリクルートメント自体に転職を決定させる力はありません。あくまで能力のある求職者を企業とマッチングさせるだけです。 |
自分には求められるレベルが高すぎました… |
![]() |
23歳 男性 転職回数:1回 |
社会人経験がまだ浅い人にとってはレベルが高すぎたように感じました。 また、現在の年収が高くないにも関わらず、ハイクラスな転職を多く進めていただき少し困惑してしまう部分もありました。 |
この項目は以下の2つのポイントでの意見が多数。
- 紹介される求人が無い
- 自分にはレベルが高すぎた
管理職やエグゼクティブの転職が特徴のため、当然求められるレベルも当然高くなっています。サービスの特性上、仕方の無いことですが、利用を控えた方がいい場合はあるのでしょうか。
20代前半やスキルや経験の深まっていない社会人には不向き
人材研究所
曽和さん

20代前半やスキルや経験の深まっていない社会人は、利用するのは少し早いかもしれません。
コンサルタントは求職者の強みを深掘りしてマッチする企業があれば紹介してくれますが、なにがなんでも「転職自体を後押しして探してくれる」ということはありません。
もしも求人が紹介されなかった場合は、他の転職エージェントを利用したほうがいいでしょう。
若手の転職まで広くサポートしてくれる転職エージェントは「◆求人が網羅されている大手エージェント」で紹介しています。
◆JACリクルートメントの20代転職割合は低い

業界最大手のリクルートエージェントと比較すると、転職決定者の年齢層に明確に差異があります。
一般的に求人が少なくなると言われる、30代40代の転職実績が大半を占め、サービスの方向性がハイキャリア/管理職向けということは認識しておきましょう。
▶「提案される求人数が少ない」の悪い口コミ
企業の選択肢は少ない |
![]() |
38歳 男性 転職回数:2回 |
直接企業からのオファーを受ける機会がなかったので、コンサルタントが提案する求人以外に触れる機会がありませんでした。 ハイクラス案件を紹介してもらえるのはいいのですが、一方で給料以外に魅力がある企業などを同時に提案して選ばせてもらえるような感じではないので、自分の希望がしっかり決まっていないとこのサービスは使いにくいと思います。 |
良くも悪くも市場価値がわかります |
![]() |
43歳 男性 転職回数:2回 |
いわゆる専門職や管理職、外資系企業などの「豊富なスキルやマネジメント経験が必要な人材」でないと紹介される案件はないでしょう。 求人数自体も他の転職サイトやリクルートエージェント等と比べると一桁少ないように感じました。 |
案件の数自体は少ないです |
![]() |
38歳 男性 転職回数:1回 |
高収入案件は持っているが、案件数は少ないという印象を受けた。 私の場合は運よくマッチングできたが、案件は多くないので自分の希望と合う案件が見つからない場合は時間がかかると思われる。 他サイトも同時進行で登録した方が良いと思いました。 |
提案される求人数が少ないとの声も挙がりました。
人材研究所
曽和さん

JACリクルートメントはコンサルタントが求職者の経歴とぴったりマッチした企業を紹介しようという姿勢のため、提案される求人数は控えめです。
AIでマッチする求人を自動送信してくるような他社サービスを想定していると、だいぶイメージと異なるかと思います。
逆に言えば、それだけ厳選された上で送られてきているので確度の高い求人ということでもありますね。
求人を比較しながら転職活動を進めたい方は、他にも転職エージェントを併用するのがいいですね。
すぐにでも求人を紹介してもらったり、提案してもらう数を増やすために対策できることはあるのでしょうか。
初回面談前に履歴書・職務経歴書などの必要書類を準備しよう
人材研究所
曽和さん

初回面談時までに自分のことをコンサルタントにしっかりと理解してもらうために、履歴書・職務経歴書などの必要書類を用意しておきましょう。
紹介可能な求人があれば面談時に伝えてもらえることもあります。
後からコンサルタントにアドバイスをもらえますが、自己分析とキャリアの棚卸しになるのでまずは自分で作成してみましょう。
職務経歴書作成のポイント

再現性を持って活躍できることをイメージさせるように、数字や固有名詞を用いて客観的に見ても伝わる書き方をしましょう。
難易度や、思考が分かるように「環境→問題→思考→対策→苦労→結果」の流れで書けているとグッドです。
職務経歴書の書き方例
環境 |
【マネジメント人数、業務などを記載】 6名の営業チームのマネージャーとして、管理業務を行いながら自身も新規/既存顧客の対応に従事。 |
---|---|
問題 |
【課題や難易度明確に記載】 未開拓のエリアへの新規開拓の課題。競合が強く8割の顧客がライバル製品を利用している状況。 |
対策 |
【工夫したポイントなどを記載】 営業員に新規顧客への◯件の訪問を徹底させ、細かいニーズや依頼も落とさず情報を収集。信頼関係の構築を進めた。 |
苦労 |
【苦労に対する思考や行動を記載】 細かな業務の増加から部下からの反発があったが、得られる結果を丁寧に説明し、自らも丁寧に業務を行い共有。 |
結果 |
【実績を数字を踏まえ明確に記載】 新規エリアで想定していた◯%の新規顧客を獲得。新たな販路と新規顧客開拓のメソッドを確立した。 |
▶「その他サービスに関して」の悪い口コミ
希望業種によって求人が少ない |
![]() |
28歳 男性 転職回数:1回 |
ハイクラス・ハイキャリアの求人が数多く展開されているのは嬉しいことですが、人によっては希望した業種の求人が少ないように感じるかもしれません。 コンサルタントの方の対応がとても充実しているだけに、その点は残念でした。 |
地方の求人には弱いです |
![]() |
43歳 女性 転職回数:2回 |
JACリクルートメントの事業拠点が関係しているのかもしれませんが、求人紹介は都市圏中心であり、地方の求人は少ない傾向にあります。 地方で転職活動をしたい方には向いていないかもしれません。 |
初歩的なサポートは受けられない |
![]() |
47歳 男性 転職回数:0回 |
職務経歴書や履歴書の提出は最初の段階から求められました。 自分の場合は、まず一度話してみたいというのが面談の目的だったため、職務経歴書も履歴書も作らずに臨みましたが、やはり作っておいた方がよいに越したことはなく、これに時間が掛かることは覚悟した方がいいと思います。 |
寄せられた評判の中には、地域によっては求人数が少なかったり、コンサルタントの対応が厳しいという不満がありました。
人材研究所
曽和さん

基礎的な転職サポートや業界/職種を広く見たい方は、大手の転職エージェントを利用しましょう。
2~3社を併用するのがおすすめですね。
JACリクルートメントは、サービス品質No.1を目指すため「サービスクオリティのお約束」という社内ルールを設け、それをコンサルタントが遵守しています。
質が高くスピーディな反面、対応が画一的に感じてしまうこともあります。
「サービスクオリティのお約束」について
「サービスクオリティのお約束」概要
サービスクオリティを重視したサービスを提供いたします |
---|
常にスピードを持ちながら誠意と真摯な姿勢を重視し、お客様から信頼をいただけるよう、サービスを提供いたします。 |
対面(Face to Face)のお約束 |
サービス品質を高めるために、対面によるご面談(Web面談含む)を重視しております。 ご紹介可能な求人の有無についてはできる限りご面談時にお伝えいたします。 |
ご面談時のお約束 |
専門性の高い各求人企業担当コンサルタントが複数名でご面談させていただきます。 |
転職活動サポート中のお約束 |
原則『24時間以内』を基本として、速やかに状況を報告いたします。 書類選考、面接の結果や進捗状況等、お問い合わせに対してもスピード重視で対応いたします。 |
ご内定からご入社以降のお約束 |
新たなご転職先が決まり次第、ご入社に際してのお手伝いを始めさせていただきます。 ご入社後も必要に応じたフォローを継続いたします。 |
4. JACリクルートメントの基本情報

JACリクルートメントは海外進出業務などのインターナショナルな領域で活躍する、以下のような人材に特化したサービスです。
- 管理職人材
- スペシャリスト人材
- エグゼクティブ(役員や幹部人材)
また、コンサルタントが外国人/バイリンガルで構成されたJAC Internationalでは、バイリンガル人材の採用ニーズに対応しており、国内の日系・外資系企業から高い信頼を獲得しています。
大手ハイクラス転職サービスとの比較
サイト名 |
![]() |
![]() |
---|---|---|
公開求人数 | 約11,990件 | ◎220,821件 |
コンサルタント | ◎自社のコンサルタント | 他社の登録ヘッドハンター |
料金 |
◎完全無料 |
無料だと制限あり 有料プラン (月額3,278~5,478円) |
登録前 の審査 |
なし | あり |
応募方法 |
・コンサルタントからの紹介 |
・企業orヘッドハンターからのスカウト |
※2023年2月時点の件数及び人数
人材研究所
曽和さん

ロンドン発祥の歴史と、40年以上の海外転職支援のノウハウを持つユニークな転職エージェントです。
求人/コンサルタントの質も高く、ハイキャリアや海外転職を狙うのであれば使用しておきたいサービスですね。
JACリクルートメントの基本データまとめ※ 2023年2月末時点
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
公開求人数 |
11,990件 |
コンサルタント数 | 約750人 |
対応地域 | 全国+海外10カ国 |
対応職種 | 全職種に対応 |
特徴 |
サービス料金無料 海外向け案件に強みを持つ転職サービス |
5. JACリクルートメントに登録する前に知っておきたい2つのポイント

JACリクルートメントの特徴を2つのポイントに分けて紹介します。
特徴①両面型の高品質コンサルティング

「両面型」というのは、
- 企業担当者:リクルーティングアドバイザー
- 転職希望者担当:キャリアアドバイザー
を一人のコンサルタントが行うビジネスモデルのことを言います。
人材研究所
曽和さん

企業と求職者ごとに担当者を分ける「分業型」とは異なり、互いのニーズを深く理解した上で求人のマッチングするため、両者にとってより満足度が高いサービスの提供できます。
両面型サービスを活用するポイント

JACの両面型のサービスは、一人のコンサルタントが企業/求職者の対応しながらも、
・24時間以内のレスポンス
・面談時にすぐ紹介求人を探してくれる
など、ハイレベルなサービスを提供しています。
その代わり、大手分業型転職エージェントと比較すると求人数が少ない傾向にあります。
人材研究所
曽和さん

質の高いコンサルティングサービスを受けながら、選択の幅も広げるなら、他に大手転職エージェントを併用するのがおすすめです。
特徴②外資に特化したコンサルティング
JACリクルートメントはグループ会社で海外向け転職サービスの、JAC Internationalを提供しています。
海外10ヶ国との独自ネットワークにより、
- 外資系企業
- 海外へ事業の拡大を図る日系企業
に対する人事面に関する情報やアドバイスを提供できることが強みです。
日系企業がグローバル展開を加速する中、海外関連業務に携わるグローバル人材の需要は高まっています。
人材研究所
曽和さん

JACリクルートメントは、このインターナショナルな領域の人材支援で事業比率が50%以上であり、業界内でも圧倒的なシェアを確立しています。
人材研究所
曽和さん

・現地の文化
・企業の組織風土
などの、日本で入手するのが困難な情報を聞き出せるのが大きなメリットです。
世界各国に拠点を持つJACリクルートメントだからこそ、リアルな情報を入手することが可能です。
6. JACリクルートメントで転職を成功させる3つのコツ

JACリクルートメントがターゲットにしているハイクラス/外資系企業への転職は、求められるレベルが高く簡単には内定を獲得できません。
ここではワンランク上の転職を成功させるための3つのコツをご紹介します。
◆複数の転職サービスを併用

求人選択の幅広さやコンサルタントとの相性は転職を成功させる大きな要因です。
特にコンサルタントはこちらで指定できない場合も多いため、複数社を併用して比較してみることが大切です。
転職サービスは以下を軸に2~3社選ぶことがおすすめです。
- 求人数の多さ
- 求人内容の質
- アドバイザーの対応の丁寧さ
人材研究所
曽和さん

逆に登録し過ぎると対応に追われて、転職活動の妨げになる可能性があるので注意しましょう。
JACリクルートメントと併用するなら、ハイクラス向け転職サービスの中でも求人数が多いものを選ぶのがおすすめですね。
ハイクラスや外資系企業に特化した転職エージェントは「◆ハイクラスや外資系に強いエージェント」で紹介しています。
◆マネジメント経験・専門スキルをアピール

ミドルクラス以降の転職は、いかに経験やスキルを再現性を持って発揮し活躍できるかを伝えられるかが肝心です。
- 現職で管理職として勤めている場合
⇒人柄やマネジメントスキル - スペシャリスト人材として勤めている場合
⇒専門的なスキルや携わってきたプロジェクト
上記を職務経歴書だけではなく、コンサルタントや企業担当者との直接のやり取りでも伝えられるように言語化しておきましょう。
人材研究所
曽和さん

管理職採用でなくとも、30代以降であればチームをまとめる役割として人柄は当然チェックされます。
既存社員や企業風土との相性が良いかどうかなどはよく見られるポイントですね。
◆ビジネスSNSを活用

「LinkedIn」は世界最大級のビジネスSNSで、英語を活用できる求人を多く検索できるほか、企業からスカウトを受けられる可能性もあります。
人材研究所
曽和さん

日本の転職市場ではまだ少ないですが、外資系企業などの採用においては、ビジネスSNS等を活用したヘッドハンティングは盛んに行われています。
名刺代わりに連絡先を交換することもあり、欧米では転職の必須ツールと言っても過言ではありません。
海外企業を考えているならアカウントを作成しておくのをおすすめします。
LinkedInの登録は公式サイトをチェックしましょう。
LinkedIn(リンクトイン)について
7. JACリクルートメントの登録方法を徹底解説

前章までで解説できなかった、さまざまな疑問について回答していきます。
◆JACリクルートメントの登録方法

人材研究所
曽和さん

登録は公式サイトのフォームに従って入力していくだけです。
登録時に入力する情報は、一般的なものですが他サービスと比べると多い印象です。
登録時に必要な情報
- プロフィール情報
- 転職に期待すること
- キャリア/実績などの情報
登録時は少し面倒ですが、これが初回面談の丁寧なヒアリングやハイクラス求人とのマッチングに繋がります。
なお、履歴書や職務経歴書に関しては登録後にも修正が可能です。
職務経歴書を準備しておくとスムーズ
◆JACリクルートメントの内定までの流れ

人材研究所
曽和さん

登録からは、以下の4ステップで進んでいきます。
◆JACリクルートメントの内定までの流れ
①面談 ・現状のキャリア・要望を伝える ・面談内容をもとに求人を紹介される |
②書類添削 |
③応募・面接対策 |
④内定・退職交渉 |
納得のいく転職をするためには、面談時にしっかりとこれまでの経歴及び希望条件を伝えることが大切です。
面談を有意義な場にするために、
- これまでのキャリア・実績をまとめる
- 希望条件(年収、仕事内容など)を言語化して優先順位をつける
といった事前準備をしておきましょう。
きちんとした受け答えができれば、コンサルタントに「自信をもって企業に紹介できる人材」だと思ってもらえますよ。
8. ハイクラス向け転職サイトおすすめ比較4選|JACリクルートメント以外のサービスを解説

選択の幅を広げるためにも、転職エージェントは複数利用することをおすすめします。
そこでここでは、JACリクルートメント同様、ハイクラスや外資系向けのおすすめ転職エージェントをご紹介します。
◆紹介する転職サービス4選 | |
業界大手リクルートが運営 |
|
20代も利用しやすい |
|
独自案件が多い |
|
高年収求人が多数 |
◆リクルートダイレクトスカウト

JACリクルートメントと比較されることが多い、ハイクラス向け転職サイトの「リクルートダイレクトスカウト」。
転職決定時の平均年収は950万円以上で、幹部職などハイクラス求人も多いのが特徴です。※2021年4月時点。ハイキャリア会員のみ
▼スカウトの種類
種類 |
重要度 | 説明 |
---|---|---|
通常 スカウト |
低 | ヘッドハンターから送られる最も一般的なスカウト |
FIT HUNTER スカウト |
中 |
職務経歴とヘッドハンターの専門性とのマッチング度が高いスカウト |
一求入魂スカウト | 高 |
限られた求職者に送られるスカウト ポジションや年収が高い求人を紹介されやすい |
顧問求人スカウト | ー |
業務委託として他社で働く「顧問」の求人を紹介するスカウト |
◆ビズリーチ
リクルートダイレクトスカウトと並びハイクラス向け転職サイトとして人気のある「ビズリーチ」。
登録に際して審査がありますが、年収1,000万円以上の求人が3分の1を占めるなどプロフェッショナル向けの求人が多数掲載されています。
ビズリーチのメリット・デメリット
▶メリット
・年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
・ヘッドハンターを自分から検索できる
▶デメリット
ハイクラス向け求人に特化しており登録のハードルが高い
登録がおすすめな方
◆キャリアアップ/年収アップを目指している30代
ビズリーチの登録会員の60%以上が30代40代の会員。すでに現職でスキルを積んでおり、時間をかけて転職先を探せる30代40代のビジネスパーソンは登録してみる価値は大いにあり。
◆じっくり時間をかけて転職活動をしたい方
今すぐではないが転職を考えている方には、オファーを待ちのスタンスで転職活動が進められる。

ビズリーチはヘッドハンターだけでなく、企業から直接スカウトを受けることができます。
企業からのプラチナスカウトは面談が確約されており、スムーズに転職活動を進めることができます。
◆ランスタッド

オランダに本社を置き、海外・外資系企業への転職に強みを持つ「ランスタッド」。
外資系の高収入求人が豊富で国際経験豊富なエージェントによるサポートを受けることができます。
ランスタッドのメリット・デメリット
▶メリット
・年収1,000万円オーバー求人が常時5,000件以上
・国外勤務豊富なエージェントによるサポート
▶デメリット
・大手と比較して求人数は少ない
登録がおすすめな方
・ハイクラス転職・海外で働きたい方
大手と比較して求人数は少ないものの、ハイクラス人材の求人が多い。また、オランダに本社がある外資系の転職エージェントのため、外資系や海外が勤務地の求人も多数。
◆ロバート・ウォルターズ

1985年にロンドンで設立し、世界32ヶ国に拠点を持っている「ロバート・ウォルターズ」。
ハイクラスポジションの求人を厳選して取り扱っているため、年収800万円以上の案件が多いのが特徴。
9. まとめ
ここまでJACリクルートメントの評判について徹底解説してきました。
あらためて、JACリクルートメントはどのような方におすすめなのでしょうか。
人材研究所
曽和さん

JACリクルートメントは外資系/大手企業へ転職を検討している30代以降のビジネスパーソンにおすすめのハイクラス転職サービスです。
特に海外志向で転職を考えている方は、利用を強くおすすめしますね。
マネジメント経験や英語力、スキルを活かしてステップアップしたい方には、大きな力になってくれるでしょう。
世界11箇所に拠点を持ち、独自のネットワークを形成しているJACリクルートメントだからこそ転職の強い味方になってくれます。
キャリアアップや外資系/大手企業への転職を叶えたい方は、JACリクルートメントをぜひ検討してみてくださいね。
参考文献まとめ
曽和利光「コミュ障のための面接戦略」星海社,2019年
曽和利光「人事と採用のセオリー」ソシム,2018年
曽和利光「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」星海社,2017年
森本千賀子「本気の転職パーフェクトガイド」新星出版社,2013
森本千賀子「のぼりつめる男 課長どまりの男」サンマーク出版,2017
森本千賀子「マンガでわかる成功する転職」池田書店,2019
黒田真行「転職に向いている人 転職してはいけない人」日本経済新聞出版社,2017
※掲載内容は執筆時点での情報です。
※外部サイトにおける価格やサービスは当該サイトの利用規約に従うものであり、当社は一切責任を負いません。