【スーツに合うコート】ビジネスシーンで使えるメンズコートの種類

2022.12.20

ビジネス

【スーツに合うコート】ビジネスシーンで使えるメンズコートの種類

この記事の所要時間:約6分

寒さが増して、そろそろコートの出番になってきましたね。

コートはさまざまな種類があるので、ビジネスシーンで着るにはどんなデザインがいいのか迷ってしまいますよね……。

そんな方のために、ここではスーツやビジカジと好相性のビジネスシーンで使えるコートの種類についてご紹介します。

1. ビジネススーツに合うコートの選び方

ビジネススーツに合うコートの選び方

1-1. 色

ビジネスシーンで着用するならば「ベーシックカラー」が王道です。
主にブラック・ネイビー・グレー・ベージュなどの色を選びましょう。
色味がダークトーンになるほどフォーマル感が増し、きっちりとした印象になります。

1-2. 素材

冬物のコートの素材といえば、暖かくて保温性の高い「ウール」が代表的
同じウールでも化繊の混紡の割合によって風合い・着心地・価格が違ってくるので何を重視するかによってお好みで選んでいいでしょう。

秋~春先にかけて長く着用したいなら、スリーシーズン着用できる「ポリエステル」素材もおすすめです。
ポリエステルは丈夫・水に強い・シワになりにくい・軽い・低価格など、その使い勝手の良さからビジネスマンに高い支持を得ています。

1-3. 着丈

スーツに合せるコートであれば、ジャケットより着丈が長いことが鉄則です。
丈が長くなるほどシックでフォーマルな印象に、着丈が短くなるほどスポーティでカジュアルな雰囲気になります。
ビジネスシーンで使うのであれば、膝上近くまであるものを選ぶと間違いないでしょう。

1-4. 袖丈

コートの袖丈は、手首より少し長いくらいがベストです。それより短いと動いたときに中に着ているジャケットやシャツが見えてしまい、だらしない印象に。
しっかり手首を隠した方が寒さを防ぐことができ、見た目もすっきり見えます。

2. ビジネスシーンにふさわしいおすすめコート

ビジネスシーンによく使われているコートの特徴を大まかにでも知っておくと、自分の好みに合ったコートを選びやすくなるので、それぞれのポイントを押さえておきましょう。

2-1. チェスターコート

おすすめ度 ★★★★★

チェスターコート

正式名称は「チェスターフィールドコート」といい、チェスターフィールド伯爵が愛したコートということで人名が元になっています。

テーラードジャケットの形をしている襟が特徴で、ウエストをやや絞ったシルエットのコートです。

ビジネスはもちろんのこと、冠婚葬祭などのフォーマルシーンから休日のカジュアルスタイルまで幅広い着こなしができる汎用性の高さが魅力!

まずは1着持っておいて間違いないコートといえます。

2-2. ステンカラーコート

おすすめ度 ★★★★★

ステンカラーコート

コートの中で最もベーシックな形。
第一ボタンを外しても留めてもサマになる襟型と、腕を動かしやすいラグランスリーブが特徴です。

シンプルなデザインなので幅広い年代から愛される、ビジネスシーンで定番中の定番コートです。

2-3. ポロコート

おすすめ度 ★★★★☆

ポロコート

原型は19世紀イギリスのポロ競技者のためのコートでしたが、のちにアメリカのブルックスブラザーズ社によって「ポロコート」と名付けられました。

別名「ダブルブレストコート」とも呼ばれる。

チェスターコートに一見似ていますが、アルスターカラーと呼ばれる大きな襟、ボタンの配列が2列になる6つボタン、背中だけに施されたバッグベルトのディテールが特徴です。

寒い時には襟を立てることで防寒になり、ダブルの前立てでカチッとしたクラシックな印象になります。

2-4. トレンチコート

おすすめ度 ★★★★☆

トレンチコート

第一次世界大戦中にイギリス軍が塹壕(トレンチ)戦に用い、広まったレインコートの一種です。ボタンが1列のシングルとボタンが2列のダブルの2型に分かれます。

ベルトの処理方法に悩む方が多いですが、今どきに見えるのは

  • 腰の脇で軽く結んでキュッと縛る
  • ポケットの中に入れる

間違っても背中で結ばないよう要注意です。

3. ビジネスシーンに不向きなコート

ビジネスシーンにおける冬の装いのNGラインといっても、職種や業界によって規定の服装が異なるため、明確な定義は難しくなってきています。

スーツやビジネスカジュアルの着こなしにおいても堅い業種あれば、カジュアルな印象になるものは避けるようにしましょう。

特にモッズ・ダッフル・ピーコートなどはカジュアルな印象が強いので、ビジネスシーンにはあまり相応しくありません。

日頃からオフィスカジュアルが許されている場合は、基本的なTPOを守って着用するようにしましょう。

4. コートの着こなしQ&A

コートにまつわるちょっとした疑問や着こなしを一問一答形式でおこたえします!

Q1. コートはいつから着る?

コートを着始めるタイミングは、気温を目安に判断しましょう。

  • トレンチなど薄手のコートの場合、平均気温が15℃になる10月下旬~
  • ウールなど暖かい素材の場合、平均気温が10℃になる12月上旬~

同じ気温でも寒さの感じ方は人それぞれなので、寒いと感じたらコートを着て暖かく外出してください。

Q2. 背が低い人でも似合うコートは?

ショート丈のコートを選ぶようにしましょう。

目線がなるべく上の方に向かうように、ポイントを高めの位置に持っていくことが鉄則。
胸元に明るめの色を取り入れたりするのが効果的です。

丈が長いコートでは、短足に見えてしまい野暮ったくなりますのでご注意を。

Q3. がっちり体型をごまかせるコートは?

体型をカモフラージュするには、見た目の印象(シルエット)を縦長にするのがポイントです。
背が低い人とは逆に、ロング丈を積極的に選びましょう。

また、シンプルなデザインであればあるほどウエストのボリューム感は際立つので、装飾が多くて重厚な印象を演出できるダブルのトレンチコートやポロコートがおすすめです。

5. まとめ

いかがでしたか?

ビジネスシーンで着用するなら、かっちりとした雰囲気のベーシックカラーを選べば間違いないでしょう。

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コートをお探しの方はぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの一着をお選びください。

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