【レディース】結婚式で着るコートの選び方は?注意点やおすすめのコートをご紹介

2022.11.23

お祝い事

【レディース】結婚式で着るコートの選び方は?注意点やおすすめのコートをご紹介

この記事の所要時間:約6分

寒い季節の結婚式に招待された際、必要となるのがフォーマルなコート。

ドレスやシューズは準備万端でも、いざ出かける際に手に取ったコートが結婚式にはふさわしくなかったということはないようにしたいですよね。

そこで今回は、結婚式で着るレディースコートの選び方を解説

フォーマルな場で配慮すべき注意点やおすすめのコートもご紹介します。

1. 結婚式で着るコートを選ぶ際のポイント

結婚式で着るコートを選ぶ際のポイント

会場に入ってからクロークに預けるまでの時間、あるいは結婚式場から2次会の会場への移動時間など、コートは人の目に触れる機会の多いアイテムです。

コートを着用する目的は防寒ですが、ドレスと同様にフォーマルなデザインと上質な素材を使ったものを選ぶとよいでしょう。

1-1. 素材

結婚式にふさわしいフォーマルなコートは、上質な素材を使ったものを選びましょう。

以下に記載した素材や生地は、仕立てのよさがわかる高級感や華やかさがありながらも落ち着いた雰囲気で着用可能です。

素材

【おすすめの素材】

  • ウール
  • カシミヤ
  • アンゴラ
  • アルパカ

【おすすめの生地】

  • メルトン
  • ベルベット
  • ツイード
  • ジャガード

また、起毛感が少なく生地表面がなめらかで微光沢感のある素材を意識して選ぶのも上品に見せるポイントです。

上記のおすすめ素材やおすすめ生地であっても、毛足が長い場合は静電気によって毛羽立ちやほこりが目立ちます。

着用前にブラッシングで手入れすることを心がけましょう。

ブラッシング

1-2. 色

色

結婚式にふさわしいフォーマルなコートには、落ち着いたトーンのカラーを選びましょう。

一般的なマナーとして、コートはダークトーンのほうがよりフォーマルとみなされます。

格式高い印象で着こなすなら、ブラック~グレーのダークトーンを選びましょう。

ただし、全身が真っ黒になってしまうとお葬式を想起させるためマナーにふさわしくありません。

ブラック以外の小物を取り入れ、お祝いの席にふさわしい華やかさをプラスしましょう。

また、ダークトーンのなかでもカーキはカジュアルな印象を与えます。

フォーマルな印象に欠けるため避けるのがベターです。

重たくなりすぎず上品な印象で着こなすなら、ベージュや淡いグレーがおすすめです。

華やかなカラーでなければ女性らしいパステルカラーの着用も可能です。

1-3. デザイン

結婚式にふさわしいフォーマルなコートには、シンプルで上品なデザインを選びましょう。

以下に挙げたデザインは、華やかなドレスに合わせてもちぐはぐにならず、落ち着いた雰囲気で着用できます。

【おすすめのデザイン】

  • チェスターコート
  • ノーカラーコート
  • トレンチコート

デザイン

2. 結婚式で着るコートを選ぶ際の注意点

結婚式で着用するのにふさわしいフォーマルなコートを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

2-1. 毛皮やアニマル柄のコートはNG

毛皮やアニマル柄のコートはNG

結婚式でアニマル柄や、動物の毛皮で作られたファー、レザー、毛皮、ムートンなどの素材は、殺生を連想させるため避けるのがマナーです。

フェイクレザーやフェイクムートンなど仮にフェイク素材で作られている場合でも、見た目では違いがわかりにくいため着用は控えましょう。

特にファー素材は、抜け落ちたファーが他のゲストの服についたり、料理や引き出物に入ったりする可能性があります。

コートの襟元や袖元など一部にあしらわれたファーに関しては着用可能とされる風潮にありますが、扱いには十分気をつけるよう心がけましょう。

2-2. ホワイトのコートはNG

ホワイトのコートはNG

結婚式で「ホワイト」は、主役である花嫁のもの。

たとえコートであってもホワイトは避けるのがマナーです。

また、ホワイトでなくても薄いイエロー、ライトベージュ、シルバーなど、光の加減でホワイトに見える可能性があるものは、念のため着用を控えると安心でしょう。

2-3. カジュアルすぎるデザインは避ける

カジュアルすぎるデザインは避ける

結婚式は自身が着るドレスに合わせたフォーマルなデザインを選びましょう。

以下に記載したような明らかにカジュアルなデザインのコートは避けるのがマナーです。

【避けたほうがよいデザイン】

  • ダッフルコート
  • モッズコート
  • ダウンコート

3. 結婚式におすすめなコート

以下では、結婚式におすすめしたいフォーマルなコートのデザインを詳しく説明します。

3-1. チェスターコート

チェスターコート

チェスターコートは、ラペルがあり、膝程度まである着丈、絞られたウエストのデザインが特徴です。

しかし装飾自体は少ないため現在ではフォーマルに分類される格式高いコートの1つです。

特にブラックのチェスターコートは持っておくと大変便利なフォーマルコートの代表格。

冠婚葬祭から日常のオン・オフまで、幅広いシーンで着用可能で、幅広い着こなしが叶うでしょう。

3-2. トレンチコート

トレンチコート

トレンチコートとは、2列に並んだボタンやウエストベルト、ボタン留めされたショルダーストラップなどが特徴のコートです。

イギリス軍の戦闘服をベースにデザインされており、羽織るだけでカッコよくスタイリッシュな印象を与えます。

ミリタリーコートが発祥であることから本来結婚式では不向きとされてきましたが、時代の流れや儀式の簡略化にともないフォーマルコートとして活躍の幅を広げています。

3-3. ノーカラーコート

ノーカラーコート

ノーカラーコートとは、名前のとおり、カラー(襟)のないコートです。

首周りをすっきりと見せる効果があり、クラシックかつ大人らしい印象を与えます。

主張しすぎない控えめなデザインはドレスとの相性も抜群。ただし、首元が冷える場合にはマフラーで防寒対策を忘れずにおこないましょう。

3-4. ステンカラーコート

ステンカラーコート

ステンカラーコートとは、後ろ側が高くなっているカラー(襟)が特徴的なコートです。

また、一番上以外のボタンが、閉めるとすべて隠れる比翼仕立てと呼ばれるデザインが多く見られますが、近年はデザインの種類も多岐に渡っていて、すべてのボタンが閉めても隠れないものもあります。

いずれにしても装飾が少ないコートであるため、羽織るだけでもスマートな印象になります。

ただし、女性用のステンカラーコートには襟元や袖元にファーがついたタイプも存在し、格式の高い会場の場合は控えた方がよいでしょう。

レストランでの2次会や、カジュアルパーティーでの着用がおすすめです。

4. 結婚式でコートはいつ預ける?

結婚式でコートはいつ預ける?

結婚式では、会場に到着した際にコートを脱ぎクロークに預けるのが基本です。

クロークとは、結婚式場の入り口付近にある荷物を預けるスペースのこと。

クロークにコートや荷物を預けるタイミングは、会場に到着したらすぐ、受付をする前に預けます。

会場内には必要最低限の荷物を入れたパーティーバッグのみを持ち込むのがマナーです。

5. まとめ

まとめ

ここまで、結婚式で着るコートの選び方やおすすめのコートの種類などをご紹介しました。

コートを着用する一番の目的は防寒ですが、結婚式場に着用していく際には、フォーマルなデザインであることをまずは考えるべきです。

お祝いの場であることを忘れずに、配慮を持ったスタイリングを心がけましょう。

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