お祝儀

【結婚式のご祝儀】金額の目安やご祝儀袋の選び方について

結婚式のご祝儀には慶事ならではのマナーがあります。おめでたい席だからこそ、お金に関するマナーは失礼のないようおさえておきたいところです。

この記事では、結婚式のご祝儀の金額の目安やご祝儀を用意するときのマナー、ご祝儀袋の選び方などについて詳しく解説します。

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1. 結婚式のご祝儀の相場はどれくらい?

結婚式

かつての結婚式は自宅に親族や知人を招いて婚礼の式や宴を催し、招かれた側が飲食物を持ち込んでいました。

しかし今はほとんどの結婚式が神社や結婚式場などで行われるため、その飲食代を含めたお祝い金としてご祝儀を渡すようになっています。

リクルート社が実施した「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によれば、平均的なご祝儀額は以下のようになっています。

新郎新婦との間柄 ご祝儀相場 ご祝儀平均
友人 3万円 3.0万円
上司 3~5万円 4.0万円
恩師 3~5万円 3.8万円
親族 5~10万円 6.9万円



親族以外ではご祝儀は3万円が一般的。内訳は、引き出物代を含めた食事代が2万円、お祝い金が1万円の計算です。

ただし、自分が目上の立場の場合は3万円以上の金額を包んでいることがわかります。

親族の場合、親同士の関係性や親族内での決まりごとがある場合もあるため、事前に包む金額を相談しておくと安心です。

2. ご祝儀を用意するときのマナー

次に、ご祝儀を用意するときのマナーをご紹介します。

2-1. 新札で用意する

ご祝儀には新札を包むのがマナーです。

お祝儀・新札

新札を用意することには「手間を掛けてでも結婚をお祝いしたい」という意味があります。

新札を手に入れるためには銀行や郵便局に行く必要がありますが、挙式や披露宴が多い土日・祝日は営業していないことがほとんどですので、早めに用意しておきましょう。

2-2. 避けたほうがよい金額

結婚式には慶事ならではの験担ぎが存在します。ご祝儀の金額にも配慮が必要です。

一般的にご祝儀では3万円や5万円など奇数の金額になるようにするのが基本です。

偶数の金額は「割り切れる」ことから別れが連想されるため、昔から避けられています。ただし、偶数でも8は「末広がり」として縁起の良い数字で歓迎されますし、奇数でも9は「苦(く)」と音が同じなのでNGなどの例外もあります。

近年は2万円についても「ペア」を連想させる数字のため良い数字と考える風潮もあります。その場合、お札の枚数は奇数になるよう、1万円札1枚と5千円札2枚を用意します。

3. 結婚式に欠席する場合のご祝儀はどうする?

せっかくお呼ばれした結婚式ですが、やむを得ず結婚式を欠席する場合はご祝儀をどのようにしたらよいのでしょうか。

疑問

結婚式を欠席した場合
お料理・飲物代を差し引いた1万円程度がご祝儀の目安です。
可能であれば式の一週間前までに直接手渡しするか、郵送で渡すのがベストです。
ただし、相手との間柄やお付き合いにもよるため、親密な間柄でない場合は電報やプレゼントだけでも失礼にはなりません。


出席と返事したものの急きょ欠席する場合
ご祝儀でお渡しする予定の金額をそのまま包むのがマナーです。
ほとんどの式場は20日~10日前から料理のキャンセル料が発生し、新郎新婦が負担することになります。
キャンセル料が発生する前に連絡をしていたとしても、せっかくの結婚式に水を差すことになります。
お詫びの気持ちも込めて、お渡しする予定だった金額を包む気配りをしましょう。
なるべく相手に負担をかけないよう、結婚式の一週間前に手渡しか現金書留で送ります


当日欠席となってしまった場合はなるべく早いタイミングで郵送もしくは直接訪問してお渡しします。
挙式のみ招待された場合のご祝儀は1万円程度が相場です。純粋に「お祝い金」を包むイメージです。

4. ご祝儀袋を選ぶときのポイント

ご祝儀は、金額だけでなくお金を入れるご祝儀袋にも配慮する必要があります。ここではご祝儀袋を選ぶときのマナーとポイントを解説します。

ご祝儀袋を留める水引の種類は「結び切り」か「あわじ結び」が基本です。

結び切り

あわじ結び

一度結ぶと結び直せないことから、「一生に一度きり」という意味で結婚式に最も適した水引とされています。

その他、縁起物の梅・松・鶴の水引や、「円(縁)」を意味する輪結びの水引もよく用いられています。

ご祝儀袋のデザインは、包む金額や新郎新婦との関係性に合わせて選びましょう。

豪華なお祝儀袋

ご祝儀袋の豪華さと包む金額を合わせることも大切です。

例えば5枚で100円程度の簡易ご祝儀袋に10万円を入れるのは不釣り合いであり、相手に対して失礼に当たります。

ご祝儀袋のデザインには紅白や金銀が基調のフォーマルタイプと、色や柄がついたカジュアルタイプがあります。目上の方や会社関係者の場合はフォーマルタイプを、同僚や親しい友人などであれば色柄がついたカジュアルタイプでも構いません。

5. ご祝儀袋の書き方

ご祝儀袋には手書きで名前などを書き入れる必要があります。では、どのように書くのが正しいのでしょうか。

5-1. 黒の筆ペンを使う

ご祝儀袋を書く人

ご祝儀袋を書く時には黒の筆ペンを使いましょう。

縁やお二人の気持ちが薄まることのないよう、黒く太い、筆跡の残るもので書く」というマナーがあるためです。

弔事をイメージさせる薄墨や筆先が細いボールペン、万年筆などで書くことは失礼に当たります。筆ペンが苦手な場合は太めのサインペンでも問題ありません。

5-2. 表書きの書き方

表書きの書き方

表書きの名目は、上段中央に「寿」もしくは「御結婚御祝」と書くのが一般的です。

4文字など偶数になる文字数は避けましょう。贈り主であるご自身の名前は、下段中央に名目より少し小さな字でフルネームを書きます

5-3. 中袋の書き方

中袋(中包み)とは、ご祝儀袋の中に入れるもう一つの袋のことです。

この中袋にお金を入れ、それをご祝儀袋に包み入れます。袋状であれば「中袋」、一枚の紙を折っていれるものであれば「中包み」といいます。

中袋や中包みの表面には包んだ金額を書きます。
金額は縦に漢数字で大きく「金〇萬円」と書くようにしましょう。

金額の表記は新字体でも問題ありませんが、一般的には旧字体で書きます。また裏面には住所・氏名を書きます。

書き方は手紙の差出人欄と同様です。これらの記載は新郎新婦がご祝儀を確認する際の配慮ともなりますので、忘れずに書きましょう。

▼よく使われる旧字体の例

新字体 旧字体


 

6. ご祝儀袋にお札をいれる際は【向き】に注意

ご祝儀袋にお札をいれる際は【向き】に注意

ご祝儀袋の中袋(中包み)にお札を入れる際は、その向きにも注意が必要です。

お札の表面である肖像が印刷されている面と封筒の表面をそろえて入れます。お札の肖像は封筒の上側になるように入れましょう

7. 結婚式当日にご祝儀を渡すときの注意点

ご祝儀をそのままかばんに入れてしまうと、水引が崩れたり端が折れたりしてしまいます。

ご祝儀袋を綺麗なまま渡すためにも、袱紗(ふくさ)に入れて持ち運びましょう。

袱紗

色にもよりますが、袱紗はお悔み事でも使用できるため一枚持っておくと便利です。袱紗が手元にない場合は綺麗なハンカチで包みましょう。

結婚式会場に着いたら、受付に並んでいる間に袱紗からご祝儀袋を取り出しておきます。

袱紗を座布団にしてご祝儀袋を上に重ね、手に持った状態で順番を待ちます。

順番になったら、受付の方にご祝儀袋を「おめでとうございます」と一言添えて渡します。渡す時は、受付の方が名前を確認しやすいよう相手に正面を向けて渡しましょう。

8. まとめ

結婚式

この記事では、結婚式のご祝儀の金額の目安や用意する時のマナー、ご祝儀袋の選び方を解説しました。

せっかくお呼ばれされた結婚式です。

マナーを知らないことで気まずい思いをしたり、招いてくれた人をがっかりさせてしまったりすることのないよう、この記事を参考にマナーを理解して新郎新婦へお祝いの気持ちをしっかり伝えられるようにしましょう。

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