【レディース】セットアップコーデのコツは？着こなしポイントをご紹介

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組み合わせて着るだけでコーディネートが完成するセットアップ。

さまざまなシーンで使えるうえ、誰でも簡単にお洒落に決まる優秀アイテムの1つです。

特に近年はビジネスカジュアルを推進する企業の増加により、仕事着としてセットアップを取り入れる方も多くなってきました。

そこで今回は、ビジネスシーンを意識したセットアップコーデのコツを徹底解説。

TPOに応じた着こなしのポイントも併せてご紹介します。

1. セットアップとは

セットアップ（セットアップスーツ）とは、上下同じ素材で揃えたスーツを意味する言葉として使われていました。

しかし最近ではトップスとボトムスが揃った服のこと全般をセットアップと呼ぶ傾向にあります。

ジャケット＆パンツのようにカッチリとした服装に限らず、ジャージやニットなどさまざまな素材・デザインのセットアップが存在しています。

1-1. スーツとの違い

混同されやすいセットアップとスーツですが、両者には以下のような違いがあります。

●セットアップは別売り、スーツはセット売り
セットアップは上下別売りで、サイズやデザインをそれぞれ選んで組み合わせられます。
一方スーツは上下揃いで販売されているのが一般的です。

●セットアップはほどよい抜け感、スーツは王道フォーマル
近年のセットアップは、さまざまな素材で作られており、スーツほど堅くなりすぎないカジュアルなデザインが特徴です。
一方スーツはウール素材で作られ、生地表面には滑らかな光沢があります。
デザインも襟付きのテーラードジャケットとクリースの入ったパンツの組み合わせが一般的で、着こなしにも多くのルールが存在します。

1-2. セットアップの魅力

デザイン・素材が豊富なセットアップはスーツに比べて自由度が高く、幅広いコーディネートを楽しめます。

●さまざまなシーンで着回せる
セットアップの魅力は着回し力の高さです。
特にきれい目のセットアップは1セット持っておくと、とても便利。ビジネスシーンだけでなく、カジュアルな小物を合わせればデイリーに落とし込むことも可能です。

●上下別々でも着用可能
セットアップは上下別々でも着用できるので、組み合わせ次第で雰囲気をガラリと変えることが可能です。
上下揃えて着用すると統一感が出てきちんとした印象に、上下別々で着用すれば大胆にカジュアルな着こなしを楽しむこともできます。

2. レディースのセットアップの種類

ビジネスシーンでは、ジャケットにパンツまたはスカートを組み合わせるのが一般的です。

2-1. パンツスタイル

クールな雰囲気に仕上げたいのならパンツスタイルがおすすめです。

ロング丈のワイドパンツなら、堅くなりがちなジャケパンスタイルにほどよい抜け感をプラスでき、こなれ感漂うクールな印象を与えます。

また、スッキリとしたシルエットのテーパードパンツなら清潔感ときれい目な要素がプラスされスタイリッシュでクールな印象になります。

フレアパンツを選べばフォーマルな雰囲気を作れ、誠実でクールな印象を与えられるでしょう。

2-2. スカートスタイル

柔らかく優しい雰囲気に仕上げたいのなら、スカートスタイルがおすすめです。

ロング丈のタイトスカートはシャープかつキリっとした雰囲気で、きれい目な印象を与えます。

同じロング丈でもフレアスカートの場合は、ほどよい抜け感で優しい雰囲気となり、愛らしい印象となります。

3. レディースのセットアップのインナー

セットアップに合わせるインナーにはさまざまありますが、シーンを問わずに使える代表的な3つの種類をご紹介します。

3-1. ブラウス

ブラウスとは、レディースの襟付きシャツのことで、一般的に「シャツ」というとメンズ用を指し、「ブラウス」というとレディース用を指します。

最近では襟のないデザインや、フリルやギャザーがついたものも多く売られています。

3-2. カットソー

カットソーとは、編み物生地を切って縫ったトップスの総称です。

セットアップに合わせるカットソーとして挙げられるのは、襟やボタンの付かない薄手かつシンプルなトップス。セットアップスタイルにほどよい抜け感をプラスし、カジュアルな印象で着用できます。

3-3. ニット

ニットとは、ニット素材で仕立てた編み物トップスのこと。

セットアップに合わせるニットは編み目が細かいハイゲージニットがおすすめです。

秋・冬シーズンに着用すれば、誰でも簡単に季節に合わせたコーディネートに仕上げられます。

4. レディースのセットアップの着こなしポイント

素材・デザインが豊富なセットアップ。ビジネスシーンをはじめきちんとした印象を与える着こなしをする際は以下のポイントに気を付けましょう。

4-1. インナーは控えめカラー

セットアップに合わせるインナーは控えめなカラーがおすすめです。

カラーを取り入れる場合には、淡い色・トーンが控えめな色を選ぶのがポイント。

コーディネートがまとまりやすくビジネスシーンにも適した印象に仕上がります。

4-2. タックインをしてスタイルアップ

トップスをタックインすると、ウエストラインを高めに作りシェイプをきかせる効果が期待できます。

コーディネート全体のバランスがアップし、すっきりとした着こなしが可能です。

4-3. 差し色を意識

ベーシックカラーを中心としたコーディネートに華やかさを取り入れたい場合は、差し色を加えるのがおすすめです。

初心者でも失敗しない差し色コーディネートのコツは、バッグやシューズなどの小物に色を取り入れること。

小物に取り入れたワンポイントカラーが雰囲気を和らげるとともに、ビジネスシーンでも違和感なくお洒落な印象を与えられます。

4-4. 取り入れる色数は3色以内

コーディネートに多くの色を取り入れてしまうと全体のまとまりが悪くなり、ごちゃごちゃとした印象になります。

使う色を3色以内に留めることで、すっきりと洗練された印象を与えられます。

4-5. 季節に合った素材選び

春夏シーズンには、コットンやリネンなど軽い素材感のものを選びましょう。

快適な着心地はもちろん、見た目にも爽やかで清潔感のある印象を与えられます。

一方、秋冬シーズンにはニットやウールなど、しっかりと厚みのある素材を選ぶのがおすすめです。

保温性が高く、季節感漂う暖かみのあるコーディネートに仕上げてみましょう。

5. レディースのセットアップのおすすめコーデ

ここまでの内容を踏まえ、以下ではおすすめのセットアップコーディネートをご紹介します。

5-1. セットアップ×リブニット

ジャケット×テーパードパンツのセットアップはスタイリッシュでクールな印象。

全体を深みのある色で統一し、薄手のリブニットを合わせれば、温かみのあるコーディネートに仕上がります。

5-2. セットアップ×柄ブラウス

ハードルが高いと敬遠しがちなカラーのセットアップも、控えめなピスタチオカラーなら失敗知らず。

柄ブラウスは、シックなデザインを選ぶことでビジネスシーンにもふさわしい落ち着いた印象で着こなせます。

5-3. セットアップ×ローファー

ビジネスシーンにも使いやすいネイビーカラーのセットアップです。

ジャケット、スカートともにややロング丈のデザインで、カッチリしすぎずこなれた印象になります。

足元のローファーが全体をほどよくカジュアルダウンし、抜け感漂うコーディネートに仕上がりました。

6. まとめ

着こなしに統一感が出るため、きちんとした印象を演出できるセットアップ。

ビジネスシーンに、日常使いに、お好みのセットアップを手に入れて落ち着いた印象の大人コーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。