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ボランティア経験は強みになる?ガクチカでの効果的なアピール方法と例文【就活】

ガクチカ ボランティア_アイキャッチ

ガクチカでボランティア経験をテーマにすると、主体性や行動力、問題解決能力などをアピールできます。どんな取り組みをして、何を学んできたのかを具体的に伝えることが大切です。

ここでは、ガクチカでボランティア経験をアピールする際のポイントや、例文を紹介します。面接時にボランティア経験について深掘りされる可能性があるため、聞かれやすい質問内容もあわせて確認しておきましょう。

この記事でわかること

  • ガクチカでボランティア経験を挙げるのは有効である
  • なぜそのボランティアに参加したのか、理由を明確にする
  • 行動や感じたこと、学んだことなどを具体的に記述する

目次[表示]

ガクチカでボランティア経験をアピールするときは伝え方が大切

ガクチカは経験した事柄よりも、その経験を通してどんなことを学んだのかをアピールすることが大切です。

ガクチカでボランティア経験をアピールする際は、主体性や行動力、問題解決能力などの強みを伝えるように工夫してみましょう。ボランティア経験を通じて得られたスキルや強みが、実際の業務にどのように活かせるかをアピールすることで、採用担当者の印象に残りやすくなるといえます。

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ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」を伝えるものです。どんなことを学び、入社後にどう活かせるかを自信を持って伝えましょう。

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ガクチカでボランティア経験をアピールするメリット

ガクチカでボランティア経験をアピールするメリットは、次のとおりです。

ボランティア活動は自分の成長や、社会貢献の意識をアピールできる経験です。企業が期待している人物像を把握して、ボランティア経験と関連づけてガクチカを作成してみましょう。

主体性や行動力を示せる

ボランティア活動は自分の意志で参加するものであり、自ら行動を起こせる人物であるとアピールできます。多くの企業は、自分で考えて行動できる人物を採用したいと考えられます。「なぜそのボランティアに関わったのか」「どのように取り組んだのか」を伝えることで、主体性や行動力を示せるでしょう。

人事

ボランティア活動を継続して取り組むことで、継続力のアピールにもつながります。

学生生活において多くの人が経験するゼミや部活動と比較すると、主体性や行動力がアピールしやすいのがボランティア経験の特徴といえるでしょう。

チームワーク力や協調性をアピールできる

ボランティア活動は、多くの人と協力しながら進める場面があります。年齢や価値観が異なる人と関わる場面もあり、適応力や協調性が必要です。

例えば、地域のイベント運営を手伝うボランティアでは、学生同士だけでなく、地元の自治体や企業の担当者、子どもや高齢者など、さまざまな人と連携しながら活動することになります。

このような経験を通じて、チームで動くためのコミュニケーション能力や、異なる意見を調整する力が鍛えられるため、チームワーク力や協調性の高さを示せるでしょう。

課題解決能力を示せる

ボランティア活動では、事前に計画していたことがうまく進まないこともあります。そのような場面で、どのように問題を解決し、乗り越えたのかを伝えることで、「課題解決力」や「柔軟な対応力」をアピールできます。

就活を終えて入社したあとも、業務が計画通りに進まないことがあるでしょう。トラブルが発生した際に、適切に対処できるかどうかは重要なポイントです。「ボランティア活動のなかで直面した課題と、その解決方法」を具体的に話すことで、説得力のあるアピールになるでしょう。

ガクチカでボランティア経験をアピールするときのポイント

ガクチカでボランティア経験をアピールする際は、次のポイントを意識してみましょう。

学びや成長を得られたボランティア活動を取り上げる

単発のボランティアでもアピール可能ですが、継続的な活動と比較すると、経験の深さを伝えるのが難しくなるため、適切なエピソード選びが重要です。継続して参加したものや学びが得られたボランティア経験を取りあげてみましょう。

また、単発のボランティア活動でも、次のような経験が得られた場合はガクチカでもアピール可能です。

  • 深く考えさせられた経験があった場合(自分の価値観が変わった、学びが大きかった)
  • 短期間でも大きな成果を出した場合(改善策を提案し、運営に貢献した など)
  • その経験をきっかけに考え方や行動が変わった場合(以降の学びや活動につながった)

「なぜそのボランティアを選んだのか」を明確にする

採用担当者は、ボランティア活動そのものではなく「何に興味があるのか」「そのボランティアでどう成長したいと思ったのか」を知りたいと考えています。そのため「なぜそのボランティアに参加しようと思ったのか」を明確に伝えることが重要です。

効果的な伝え方の例文

「環境問題への意識が高まり、地域のゴミ拾い活動に自主的に参加した」

「人と関わることが好きで、高齢者施設でのサポートを行った」

「興味があったから」だけではなく「なぜその分野に関心を持ったのか」まで深掘りすると、説得力が増し、担当者の印象に残りやすいガクチカが作成できるでしょう。

自分の役割と具体的な行動を伝える

ボランティア活動では、ただ参加しただけではなく「どんな役割を担い、どんな行動をしたのか」が重要なポイントです。具体的な情報を伝えることで、実際の行動がイメージしやすくなるため、役割や仕事内容などを入れるようにしてみましょう。

企業は、実際の業務でも主体的に動ける人を求めているため「自分から考えて行動した経験」を伝えると効果的です。

役割と具体的な行動を示す例文

  • リーダーとして活動をまとめた経験→「地域の子ども向けイベントのボランティアでは、リーダーとして当日のスケジュールを作成し、スムーズな運営を実現しました」
  • 課題を発見し、改善した経験→「清掃活動では、ゴミの分別が適切にされていないことに気づき、事前に分別ルールを共有する取り組みを行いました」

課題を乗り越えた経験を伝える

ボランティア活動では、思い通りにいかないことや困難な場面に直面することもあります。そのような場面で、どんな対応したのかを伝えることで、課題解決能力や適応力をアピールできます。

課題を乗り越えた例

  • 課題:募金活動でなかなか人が足を止めてくれなかった
    解決策:呼びかけの仕方を工夫し、具体的な支援内容を伝えることで、寄付の件数を増やした
  • 課題:イベントのボランティアで、当日スタッフが不足した
    解決策:役割分担を見直し、限られた人数で効率的に対応できる体制を整えた

仕事においても、計画通りに進まなかったり、予期せぬトラブルが発生したりする可能性があります。その際に、臨機応変に対応できるか、トラブルの原因を特定して解決方法を導き出せるかは重要な能力です。

人事

ボランティア活動を通じて、直面した課題や取り組んだ解決方法などの経験を示すことで、適応力や課題解決能力をアピールできるでしょう。

経験を通じて何を学び、どう成長したのかを伝える

企業が知りたいのは、その経験を通じて「どんな学びがあり、どんなスキルが身についたのか」だと考えられます。特に、仕事に活かせる学びを伝えると、より説得力が増し、企業で活躍できるというアピールになるでしょう。

学びを伝える例

  • 「高齢者施設でのボランティアを通じて、相手に寄り添ったコミュニケーションの大切さを学び、聞き手に回ることを意識するようになった」
  • 「イベント運営では、チーム全員で協力することが成功のカギだと学び、役割分担の大切さを理解した」

志望企業・職種との関連性をアピールする

ボランティア活動で得た学びを、志望する企業や職種と結びつけることで、より説得力のあるアピールになります。「この経験が、どう仕事に活きるのか?」を説明できるように意識して、ガクチカを作成してみましょう。

企業の理念や求める人物像と結びつけることで「自社にあう人だ」と伝わりやすくなります。

関連性をアピールする例

  • 営業・販売職:「募金活動で多くの人に声をかける経験を通じて、相手の関心を引くトークの工夫を学んだから、この経験を活かして営業職として顧客に寄り添った提案をしたい」
  • メーカー・技術職:「環境保護のボランティアで、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えた。貴社の製品開発に携わり、環境に配慮した技術を追求したい」
  • 教育業界:「子ども向けボランティアで、相手の理解度に応じた話し方を身につけた。教育業界でも、相手の視点に立ったコミュニケーションを大切にしたい」
人事

求める人物像は企業や職種によって異なります。ガクチカは企業ごとにエピソードを変えて作成するのがおすすめです。

ガクチカでボランティア活動を伝えるときの書き方・構成

ガクチカでボランティア活動をアピールする際は、構成に沿って作成することで、わかりやすくまとめられます。ガクチカの書き方や構成は、次のとおりです。

  1. 【結論】何に力をいれたのか
  2. 【動機・目的】始めたきっかけや力を入れた理由
  3. 【行動】どんな行動・工夫をして課題を解決したか
  4. 【結果】どんな成果が得られたのか
  5. 【学び】ボランティア経験を経て学んだこと・考えたこと

1.【結論】何に力を入れたのか

はじめに「学生時代に力を入れたことは何か」を簡潔に述べます。結論を先に述べることで、採用担当者に何を伝えたいのかが明確になるためです。

ここでは、ボランティア活動の種類や、自分が特に注力した点を端的に伝えることが重要です。詳細な説明は後で行うため、ここでは簡潔にまとめましょう。

結論の例文

私は、大学2年生のときに地域の子ども向け学習支援ボランティアに力を入れました。

2.【動機・目的】始めたきっかけや力を入れた理由

次に「なぜそのボランティア活動に参加したのか」「なぜ力を入れようと思ったのか」を説明します。単なる義務感ではなく、興味や課題意識を示し伝えるのがポイントです。

例えば「教育格差に興味があった」「環境問題を身近に感じた」など、自分が何を感じてボランティア活動を始めたのかを明確にしておきましょう。

動機や目的の例文

私は、子どもたちの教育格差に関心を持っていました。特に、家庭の事情で塾に通いたくても通えない子どもたちの学習機会を増やしたいと考え、地域の学習支援ボランティアに参加しました。

3.【行動】どんな行動・工夫をして課題を解決したか

次に、具体的にどんな行動を取ったのかを詳しく説明します。企業は課題に対してどう向き合い、どんな工夫をしたのかを知りたいと考えています。

どんな課題があったのか、その課題を解決するためにどんな工夫をしたのかを具体的に伝えてみましょう。

行動の例文

学習支援を続けるなかで、子どもたちの集中力が続かないという課題に気づきました。そこで、ゲーム要素を取り入れたクイズ形式の授業を行い、楽しく学べる工夫をしました。また、苦手意識をなくすために、小さな目標を設定し、達成感を得られる仕組みを作りました。

4.【結果】どんな成果が得られたのか

実際に行動した結果、どんな成果が得られたのかを伝えます。ここでは、数値や具体的な変化のエピソードを交えると、説得力が増すため、取り入れられる数値や変化がないか振り返ってみましょう。

結果の例文

クイズ形式を取り入れたことで、子どもたちの授業への参加率が向上し、以前は10分ほどで集中力が途切れていた子が、30分以上取り組めるようになりました。また、子どもたちが「勉強が楽しい」といってくれるようになり、継続的に参加する子どもが増えました。

5.【学び】ボランティア経験を経て学んだこと・考えたこと

最後に、その経験を通じて得た学びや成長した点を伝えます。特に、志望業界や職種と結びつけることで「この経験がどう活かせるのか」を明確にできるため、より説得力のあるアピールになります。

学びの例文

この経験を通じて、相手の立場に立って考えながら行動することの重要性を学びました。この経験を活かし、貴社の営業職として、お客様の課題に寄り添った提案をしていきたいと考えています。

ガクチカでボランティア経験をアピールする例文

ガクチカで、ボランティア経験をアピールする際の例文を紹介します。

子どもの学習支援ボランティア

例文

私が学生時代に力を入れたことは、子どもの学習支援ボランティアです。教育格差に関心があり、学習支援ボランティアに参加しました。特に力を入れたのは、子どもたち一人ひとりにあった学習方法を探すことです。算数が苦手な子どもには、図や絵を用いて視覚的にわかりやすいように工夫しました。自信が持てず消極的な子どもには、小さな成功体験を積み重ねられるように細かい目標を設定し、できたときは褒めるように心がけました。結果、算数が苦手な子どもはテストの点数が20点あがったり、消極的な子どもからは「初めて授業で手を挙げられた」と嬉しそうに話してくれたりしました。

学習支援ボランティアを通じて、相手に寄り添いながら信頼関係を築く力や、問題解決能力が身につきました。入社後はこれらのスキルを活かして、お客様に適した商品やサービスを提案していきたいと考えています。

ポイント

  • 冒頭に結論が述べられている
  • 具体的な取り組みが述べられている
  • 得られた成果が数字で示せている

環境保護ボランティア

例文

私が学生時代に力を入れたことは、環境保護ボランティアです。高校時代に地球温暖化の授業を受け、危機感を抱いたことがきっかけでした。地域のごみ拾いや植樹活動をはじめ、特に力をいれたことは地域住民の環境保護に対する意識向上を目的としたイベント企画です。例えば、リサイクルの仕組みやエネルギーの節約方法などをクイズ形式で学べる「環境クイズラリー」を開催しました。このイベント通して、参加者からは「リサイクルできるものをごみとして捨てていた。今度からリサイクルに出すようにする」という声が聞かれました。

この活動で、他者と協力しあう協調性やコミュニケーション能力を身につけることができました。入社後は、チームメンバーで協力し合い、プロジェクトに取り組んでいきたいと考えています。

ポイント

  • このボランティアに参加したきっかけが明確になっている
  • 具体的な取り組みが明記されている
  • 参加者の声で成果がわかりやすい

被災地支援ボランティア

例文

私が学生時代に力を入れたことは、被災地支援ボランティアです。地震のニュースを見て「自分にできることはないか」と考えたのがきっかけでした。被災地での炊き出しや物資の仕分け・配布、避難所で暮らす被災者のメンタルケアなどを行いました。特に力を入れたことは、必要な物資が適格に配布できるように仕組化することです。まずはボランティアメンバーと協力して避難所にある物資を食品、衣類、雑貨などに分別し、在庫数を把握しました。そのうえで、被災者にヒアリングを行い、必要な物資が行きわたるように調整を行いました。物資を配布する際に、被災者から「助かりました。ありがとう」と声をかけていただきました。

この経験を通じて、チームワークや臨機応変に対応できる柔軟性を学ぶことができました。入社後は、メンバーと協力して、どんな困難も柔軟に対応し業務に取り組んでいきたいと考えています。

ポイント

  • 具体的な取り組みが記載されている
  • 相手の言葉から成果がわかる
  • 入社後にどう活かしたいかが明記されている

海外ボランティア

例文

私が学生時代に力を入れたことは、海外ボランティアです。高校時代に授業で発展途上国の教育現場の状況を知り、関心を持ったことがきっかけです。現地では、子どもたちに字の読み書きを中心に指導しました。特に力を入れたことは、現地の文化や習慣を尊重しながら楽しく学べる工夫をすることです。例えば、現地の伝統的な歌や遊びを取り入れて、字を読んだり書いたりする時間を設けました。ボランティア期間が終了する頃に、字が書けなかった10歳の女の子から現地の言葉で「ありがとう」と書かれた手紙をもらいました。

この活動を通じて、異なる文化や価値観を理解しながら柔軟に対応する力や、コミュニケーション能力を身につけることができました。入社後は積極的に異文化交流を図り、多様なニーズに対応できる提案をしていきたいと考えています。

ポイント

  • 海外ボランティアに参加するきっかけが明記されている
  • 具体的な取り組みが記載されている
  • 経験から得られた学びと入社後の活かし方を示している

福祉・介護ボランティア

例文

私が学生時代に力を入れたことは、介護施設でのボランティア活動です。私の祖母が認知症を患い、介護施設に入所したことがきっかけで関心を持つようになりました。利用者の話し相手や、レクリエーションの実施などを担当しました。特に力を入れたことは、利用者一人ひとりの希望に寄り添った支援を行うことです。例えば、カラオケが趣味という方には、一緒に歌を歌ったり、散歩がしたいという方には付き添いをしたりしました。ボランティア終盤には私のことを覚えていただき「いつもありがとう。楽しかったよ」と声をかけていただきました。

この経験を通じて、相手の立場に立ったコミュニケーションや、潜在ニーズを引き出す大切さを学びました。入社後は顧客と信頼関係を構築し、よりニーズにあったサービスを提案していきたいと考えています。

ポイント

  • 自分の役割のなかから特に力を入れた取り組みが明記されている
  • 成果がわかりやすい
  • 入社後にどのように活かすかが述べられている

スポーツ・イベントボランティア

例文

私が学生時代に力を入れたことは、地域のイベントボランティアです。地域の自治体では、さまざまなイベントが企画されており、もっと自分が住む地域の魅力を広めたいと考え、ボランティアに参加しました。私が担当したのは、マラソン大会です。選手受付やコース案内、給水所の設置などをするなかで、選手や観客が大会を楽しめる環境づくりを意識しました。例えば、初参加の選手や観客が迷わないように案内板を増設したり、会場の見取り図を拡大して各所に設置したりしました。選手が時間通りに集合でき、大きなトラブルもなく大会全体のスケジュールがスムーズに進行しました。

この活動を通じて、多くの人と連携することや、状況に応じた柔軟な対応力の大切さを学びました。入社後はプロジェクトの運営や顧客対応など、さまざまな業務に携わっていきたいと考えています。

ポイント

  • この活動に参加したきっかけが明記されている
  • どんな取り組みをしたのかが具体的に述べられている
  • 入社後にどのように活かしたいかが明記されている
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ボランティア活動のガクチカへの深掘り質問も想定しておこう

面接では、ボランティア経験について「なぜその活動をしたのか」「どのように課題に取り組んだのか」など、具体的に深掘りする質問が行われる可能性があります。実際の面接で聞かれやすい深掘り質問内容を想定して、答えられるように準備しておきましょう。

質問例

  • ほかのボランティアではなく、それを選んだ理由は?
  • チームで意見が合わないとき、どう対処しましたか?
  • そのボランティアで、あなたはどのような役割を担いましたか?
  • その経験を、志望する仕事にどう活かせると思いますか?

よくある質問

ボランティア経験をガクチカでアピールするのは弱いですか?

ボランティア経験をガクチカでアピールする際は伝え方が大切です。単に「参加した」だけではなく、「どんな課題に向き合い、どのように行動し、何を学んだのか」を明確に伝えてみましょう。

ガクチカで1回きりのボランティア経験を、ガクチカで伝えるのはありですか?

1回きりのボランティア経験でも、深い学びや成果があればアピール可能です。単なる参加ではなく、自分の行動や考え方がどのように変わったのかを伝えると、説得力のあるアピールになります。

ボランティアを通して学んだことをガクチカでアピールするポイントは?

ボランティア経験を通じた学びをアピールする際は、次の流れを意識して作成してみましょう。

  1. 活動の背景(なぜそのボランティアに参加したのか)
  2. 直面した課題と取り組み(どんな問題があり、どう行動したか)
  3. 結果と学び(経験から何を得て、どのように成長したか)

詳しくは「ガクチカでボランティア経験をアピールするときのポイント」を確認してみてください。

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