SPIは、多くの企業の採用選考で導入されている適性検査です。SPIを実施する企業の選考を受ける場合、しっかりと対策することで面接など次の選考に進める可能性が高まります。
出題分野や受検方法は企業によって異なるため、まずは自分が受検するSPIの内容を確認し、効率よく対策を進めることが大切です。
この記事では、SPIの概要や出題分野別の問題例、対策のポイントなどを解説します。SPI対策に活用できるおすすめの本やアプリなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- SPIは問題集を1回解くだけでなく、問題集を繰り返し解いて慣れることが大切
- 時間制限を設けて模擬試験を実施し、時間配分の感覚に慣れておくのがおすすめ
- SPI対策は選考直前にまとめて覚えるより、1カ月程度、1日30分程度の勉強を続けるのがおすすめ
監修者からのコメント

インターンや本選考で「適性検査」「SPI」といった表記を見かけることはありませんか。「数学は苦手」「どのくらい勉強したらいいのだろう」と不安を感じる人もいるかもしれません。志望業界や企業が決まっていないうちから対策できますので、早めに準備を始めていきましょう。
目次[表示]
SPIとは:応募者の能力や人となりを把握する適性検査のひとつ

SPIは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した適性検査です。就活において多くの企業が採用選考にSPIを導入しています。
SPIは「能力検査」と「性格検査」の2つの分野で構成されており、論理的思考力や計算力、行動や考え方などを測定します。
SPIの出題分野
SPIのおもな出題分野は「能力検査」と「性格検査」の2つです。
SPIの出題分野
【能力検査】
- 言語分野、非言語分野の検査
- 基礎学力や論理的思考力、言葉や文章の理解力を測る
【性格検査】
- 言動や思考に関する検査
- 人となりなど性格の特徴を測る
このほか、企業によっては「英語能力検査」や「構造的把握力検査」を実施することもあります。構造的把握力検査とは、物事の関係性や共通性を読み取り、思考力や柔軟性を測るための検査です。
各企業が実施するSPIの内容については、応募要項に詳しく記載されていないことも多いため、準備不足にならないよう、早めに取り掛かりましょう。
SPIの受検方法
SPIの受検方法は「テストセンター」「Webテスティング」「ペーパーテスティング」「インハウスCBT」の4つがあります。それぞれの特徴は次のとおりです。
テストセンター
【受検場所・環境】
全国の専用会場(リアル会場またはオンライン会場)
【実施科目】
能力検査+性格検査(企業により英語・構造的把握力)
【特徴・注意点】
- 受検中は監督員が監督する
- リアル会場は私物の持込不可(筆記用具・メモは会場支給)
- 「前回結果送信」で1年以内の結果をほかの企業へ送信可能
Webテスティング
【受検場所・環境】
- 自宅が学校などのインターネット利用環境がある場所
- 自分でPCを用意する
【実施科目】
能力検査+性格検査
【特徴・注意点】
- 自宅で受検できるため、移動の必要がない
- ネットワーク環境の不具合があると受検できない場合がある
- カンニング防止のため、カメラやマイクの使用を求められる場合がある
ペーパーテスティング
【受検場所・環境】
- 応募先企業で受検する
- PCではなく紙と鉛筆を使用する
【実施科目】
能力検査+性格検査
【特徴・注意点】
- マークシート方式で解答する
- 1問にかけられる時間は1分程度と短め
インハウスCBT
【受検場所・環境】
- 企業が指定した会場で受検する
- 指定されたPCを使用する
【実施科目】
能力検査+性格検査
【特徴・注意点】
- 企業指定の時間に会場で受検する
- 面接と同時に実施することがある
多くはテストセンター方式やWebテスティング方式で実施されます。方式によって出題科目や当日のルールが異なるため、企業ごとの案内を必ず確認して準備しておきましょう。
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SPIの試験時間と問題数の目安

時間はテスト方式によって異なります。テストセンター方式やWebテスティング方式では、能力検査と性格検査をあわせて約65分、ペーパーテスティング方式では約110分が目安です。
また、Webテスティングやテストセンター方式では「問題ごとの制限時間」と「全体の制限時間」が設定されています。問題ごとの制限時間が過ぎると自動的に次の問題へ進むため、解けなかった場合でも切り替えて次の問題に取り組むことが大切です。
SPIの実施目的
多くの企業では、採用選考において、面接など次の選考に進む学生を決める判断材料のひとつとしてSPIを取り入れています。採用選考では、限られた情報のなかで短期間に人となりを知り、次の選考に進めるかどうかを判断する必要があるためです。
SPIは性格や能力を把握するための適性検査であり、面接の前段階で「学生がどんな力をもっているのか」「仕事にどう向いていけそうか」といった参考情報を得ることができます。企業によっては、入社後の配属部署を決めるためにSPIを実施するケースもあるようです。
なお、SPIの目的は企業ごとに異なり、「〇割正解したら合格」といった共通の合格基準が定められているわけではありません。

企業はSPIの成績だけで採用の合否を決めるわけではありません。ESや面接の内容と合わせて、総合的に判断することとなります。数学が苦手だとか、問題集を眺めて歯が立たないなどと感じても、あきらめずに少しでも得点が伸ばせるよう準備しましょう。

SPIの対策については「勉強を効率的に!やっておきたいSPI対策6つ」で解説しています。
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【就活】適性検査で落ちる理由とは?能力検査・性格検査それぞれの対策法を解説
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SPIの出題分野別の傾向や問題例を知ろう
ここでは、次の5つの分野ごとに出題傾向や問題例を紹介します。
能力検査:言語分野
言語分野では、短文の空欄補充・二語の関係・長文読解などが出題されます。文章全体の意味を理解し、語句や論理のつながりを正しく把握できるかが問われます。
能力検査(言語分野)の問題形式
- 空欄補充:文章中の空欄に最も適切な語句を選ぶ問題
- 二語の関係:与えられた二語の関係を考え、同じ関係を持つ語を選ぶ問題
- 語句の意味(同義・反義):語句の正しい意味や反対語を問う問題
- 長文読解:数百字程度の文章を読み、内容理解や要旨を問う問題
- 文整序(並べ替え):バラバラに提示された文を、意味が通るように並べ替える問題
問題例
就活支援サービス「キャリタス就活」で紹介されている「お試し!Webテスト」の言語問題の一例「熟語の成り立ち」を見てみましょう。
以下の5つの熟語の成り立ち方として、該当するものをA~Dの中から1つずつ選びなさい。
設問1. 立身
設問2. 波及
設問3. 入念
設問4. 散財
設問5. 清濁
A:反対の意味を持つ漢字を重ねた
B:前の漢字が後の漢字を修飾した
C:動詞の後に目的語をおいた
D:A~Cのどれにも当てはまらない
解答(クリックしてください) 閉じる
参考:適性検査 | お試し!Webテスト | キャリタス就活成功ガイド
能力検査:非言語分野
非言語分野では、数学の応用力や論理的に考える力が問われます。与えられた条件や数値を正しく理解し、公式や解法パターンを活用して四則演算などを行い、答えを導くことがポイントです。
能力検査(非言語分野)の問題形式
- 割合・損益算:商品の値段や割合をもとに利益や割引後の価格を求める問題
- 確率:コインやカードなどの事象の発生確率を求める問題
- 推論(順序・位置関係):条件から正しい並びや位置を導く問題
- 集合(ベン図):人数や条件を整理して、集合に属する人の数を求める問題
- 速度:距離・速さ・時間、または作業効率を扱う問題
- 場合の数:組み合わせや順列を問う問題
問題例
就活支援サービス「キャリタス就活」で紹介されている「お試し!Webテスト」の非言語問題の一例「推論」を見てみましょう。
X、Y、Zは1から9までの整数のいずれかで、X+Y=14、Y+Z=13である。
【問い】X、Y、Zはいくつか。
条件ア:3つのうち最も大きい数字はXである
条件イ:X、Y、Zは異なる数字である
A:アだけで分かるが、イだけでは分からない
B:イだけで分かるが、アだけでは分からない
C:アとイの両方で分かるが、片方だけでは分からない
D:アだけでも、イだけでも分かる
E:アとイの両方があっても分からない
解答(クリックしてください) 閉じる
参考:適性検査 | お試し!Webテスト | キャリタス就活成功ガイド
性格検査
性格検査は、普段の行動や考え方に関する約300の質問に答える形式で、仕事への姿勢や協調性などを確認するために行われます。
正解・不正解はなく、整合性を意識しすぎると不自然になることもあるため、普段の自分に近い答えを直感的に選ぶことが大切です。
問題例
SPIを提供する「株式会社リクルートマネジメントソリューションズ」で紹介されている性格検査の一例を見てみましょう。
以下の質問はあなたの日常の行動や考えにどの程度あてはまりますか。
最も近い選択肢を1つ選んでください。
| 質問 | 選択肢 |
|---|---|
| 1. いろいろなところに出かけるのが好きだ | ・あてはまる ・どちらかといえばあてはまる ・どちらかといえばあてはまらない ・あてはまらない |
| 2. 何ごとも継続が大切だ | |
| 3. あまり欲がないほうだ | |
| 4. 立ち直りは早いほうだ | |
| 5. 新しいものは何でも試してみたい |
参考:SPIの性格検査とは?|就職準備応援サイト|リクルートマネジメントソリューションズ
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性格検査とは?落ちることはある?事前の対策や練習、問題例を解説
性格検査とは、さまざまな質問に答え、思考や行動を把握するためのもので、適性検査の一種です。企業が採用する人材の特徴を把握するための材料になり、能力検査とともに実施されるケースがあります。事前に問題例や回答方法を把握し、時間内にすべて回答できるように対策しておきましょう。
英語能力検査
一部の企業では英語検査が実施されます。読解力(Reading)、文章表現力(Writing)、口頭表現力(Speaking)、聞き取り能力(Listening)の4技能で構成されており、20分で約30問が出題されます。
出題内容は「語彙力」「英文の穴埋め」「長文読解」の3つです。英語が苦手な場合は、基本的な語彙や文法を短期間で復習しておくと安心です。
問題例
SPIを提供する「株式会社リクルートマネジメントソリューションズ」で紹介されている、英語能力検査の一例を見てみましょう。
以下の下線部の語と最も意味が近い語を、AからEまでの中から1つ選びなさい。
link
A. assist
B. deliver
C. stretch
D. connect
E. maintain
解答(クリックしてください) 閉じる
構造的把握力検査
構造的把握力検査は、文章や図から物事の共通性や関係性を捉える力を確認する検査です。与えられた情報を整理し、複数の選択肢のなかから共通の構造を見つけ出します。
知識量よりも思考の柔軟さが大切になるため、過去問や例題に触れて出題形式に慣れておくことが大切です。
問題例
SPIを提供する「株式会社リクルートマネジメントソリューションズ」で紹介されている構造的把握検査の一例を見てみましょう。
つぎのア~エのうち、問題の構造が似ているものの組み合わせを、A~Fのなかから1つ選びなさい。
ア. Sの蔵書の8割は文学書で、そのうちの3割が詩集である。詩集は蔵書全体の何割か。
イ. 共同経営者のTとUは3:2の出資額に応じて利益を分配している。Uの取り分は利益の何%か。
ウ. ある日、庭の草むしりをするのに、兄は2m四方、弟は1m四方の広さを担当した。兄の仕事量は弟の仕事量の何倍か。
エ. 大学の3年生と4年生に家庭教師の経験の有無をたずねたところ、半数が「ある」と答え、4年生がその60%を占めた。家庭教師経験のある3年生は全体の何%か。
A. アとイ
B. アとウ
C. アとエ
D. イとウ
E. イとエ
F. ウとエ
解答(クリックしてください) 閉じる
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SPI対策はいつから始めるのが正解?勉強にかける時間や流れ・必要なものを解説
SPI対策をいつから行うか悩む方は、卒業前年度の12月までに行うことを目安にしてみましょう。目安であるため必ず12月までにスタートしなければならないわけではありませんが、対策を早めに開始し短い時間でも毎日対策を続けることで、苦手を克服しやすくなります。
SPI対策には何日必要?勉強に必要な時間
対策に必要な時間数は個人差がありますが、目安としては、1カ月程度、30時間程度は取り組むことをおすすめします。入念に対策したい場合は、数カ月かけて50〜60時間ほど勉強すると落ち着いて対策ができるでしょう。
SPIは、選考直前にまとめて覚えるよりも、1日30分〜1時間程度の勉強を続けるほうが理解を深めやすくなります。答えを丸暗記するのではなく、問題形式に慣れてスムーズに解けるようにしておくと、当日余裕を持って取り組めるでしょう。

就活ではSPI以外の選考対策も必要になるため、SPI対策だけに時間をかけすぎないことも大切です。
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SPI対策が間に合わない!直前〜1週間前にできる効率的な準備法を紹介
SPI対策が「間に合わない」と感じた場合でも、諦めず、少しでも勉強しておくことが大切です。この記事では、SPIを直前に控える方に向けて、残り日数別の対策を解説します。短期間でも効率よく対策を進めていきましょう。
勉強を効率的に!やっておきたいSPI対策6つ

SPIは出題範囲が広いため、ただ問題を解くだけでなく、効率を意識して学習することが大切です。ここでは、取り入れておきたいSPI対策のポイントを紹介します。
問題集を繰り返し解いて慣れる
SPIは同じような出題パターンが繰り返し出てきます。問題集を1回解くだけでは実力の定着にはつながりにくいため、繰り返し解くことで、問題を見た瞬間に解法が浮かぶ状態を目指すとよいでしょう。
1周目は解法を理解することに集中し、間違えた問題はなぜ誤答したのかをメモしておきます。2周目では解説やメモを見ずに解けるかを確認し、3周目は制限時間を設けてスピードを意識して解くと効果的です。

おすすめの問題集は「SPI対策におすすめの本・問題集」で紹介しています。
よく使う公式やパターンを覚える
非言語分野は、公式や解法パターンを知っているかどうかで正答率が変わります。
例えば、割合や損益算では「原価をAとする」「比に置き換える」といった型を使うと、複雑な文章題でも整理しやすくなります。集合問題では「A∪B=A+B−A∩B」、仕事算では「全体=1」「1/時間=効率」などの公式が定番です。
公式を暗記するだけでなく「どんな問題で使うのか」とセットで覚えることが大切です。そうすることで、本番では「これは集合型だから公式を使おう」と自然に選べるようになるでしょう。
苦手な問題を練習する
SPIは限られた時間のなかで幅広い分野が出題されるため、苦手分野をそのままにしておくと本番で解けない問題に時間を費やしてしまいます。例えば「確率の問題に時間をかけすぎて、解けるはずの割合問題に手が回らない」といったことも起こり得ます。
これを避けるために、苦手な問題を集中的に練習するのがおすすめです。問題集に付箋やマークをつけ、間違えた問題を後でまとめて解き直してみましょう。
紙で整理し、PCに入力する作業に慣れる
テストセンターやWebテスティングでは、問題はパソコンの画面に表示され、計算は手元の紙に書き、答えを画面に入力する流れになります。
慣れていないと「解き方はわかっているのに入力で焦る」「計算スペースがごちゃごちゃして時間を取られる」といったことが起こるかもしれません。普段から「紙に図や表を素早く書いて整理し、解答欄に入力する」といった練習をしておくのがおすすめです。
特に、非言語問題は頭のなかだけで処理するのではなく、図や表に落とし込む習慣をつけておくことで、本番でも落ち着いて解答しやすくなります。
時間制限を設けて解く
SPIは1問ごとの制限時間が短いのが特徴です。実践力をつけるには、普段からスマートフォンのストップウォッチなどで時間を測りながら解くのがおすすめです。
特に、非言語分野は時間がかかりやすいため「30秒考えて解法の方針が見えなければ次へ進む」といったルールを決めて練習してみましょう。
模擬試験を受けて本番に慣れる
SPIは限られた時間で多くの問題を解く必要があるため、本番特有の緊張感や時間配分の感覚に慣れておくことが大切です。そのためには、問題集やアプリでの学習に加えて、模擬試験形式の演習を取り入れましょう。
模擬試験を受けることで、制限時間のなかで「どの問題を解き、どれを飛ばすか」の判断力が身に付き、本番に近い環境で集中力を試すことができます。解き終えた後に「時間配分」や「ミスの傾向」を分析できるメリットもあります。
「SPI対策問題集」「SPIオンライン」など、無料で模擬試験を提供しているWebサイトもあるので、活用してみましょう。
SPI対策におすすめの本・問題集
ここでは、SPIの勉強に役立つおすすめの本・問題集を紹介します。
『これが本当のSPI3だ!』シリーズ(洋泉社)
『これが本当のSPI3だ!』は、SPI対策本の定番といえるシリーズです。実際の出題形式に近い問題と丁寧な解説が特徴で、初めて取り組む学生でも全体像を理解しやすい内容になっています。
「テストセンター」「ペーパーテスト」「Webテスティング」といった主要3方式に対応しており、基本から応用まで幅広くカバーしています。
『史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』(ナツメ社)
『史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』は、最新の頻出問題を復元・解説した問題集です。テストセンターやペーパーテスティングに対応しており、より多くの問題を解いて実践感覚をつかみたい学生におすすめです。
問題量が豊富なので、繰り返し演習することで「時間内にどれだけ解けるか」という実戦感覚を養うことができます。
スキマ時間も活用!SPI対策に便利なアプリ
スマートフォンを使用してスキマ時間に対策できるアプリもあります。時間や場所を選ばずに対策できるため、まとまった学習時間の確保が難しい学生でも取り組みやすいでしょう。
SPI言語・非言語対策問題集 就活/転職対策アプリ
「SPI言語・非言語対策問題集 就活/転職対策アプリ」は、SPIの言語・非言語分野でよく出る問題を幅広く収録したアプリです。短い時間で1問ずつ解ける設計のため、通学時間や待ち時間などのスキマ時間に便利です。
解説付きで解き方を理解しながら進められるため、基礎固めから応用練習まで対応できます。紙の問題集とあわせて使うことで、学習の効率をさらに高められるでしょう。
時事問題・一般常識 一問一答 就活・転職の適性検査対策アプリ
「時事問題・一般常識 一問一答 就活・転職の適性検査対策アプリ」は、SPIの直接的な対策に加え、一般常識や時事問題の知識を補いたい方におすすめのアプリです。一問一答形式でサクサク解けるので、短い時間でも継続して取り組めます。
時事問題や一般常識は、SPI以外にも面接や筆記試験で問われやすいテーマです。スキマ時間にコツコツ積み重ねることで、SPI対策とあわせて就活全般の準備につながるでしょう。
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SPI対策が間に合わない!直前〜1週間前にできる効率的な準備法を紹介
SPI対策が「間に合わない」と感じた場合でも、諦めず、少しでも勉強しておくことが大切です。この記事では、SPIを直前に控える方に向けて、残り日数別の対策を解説します。短期間でも効率よく対策を進めていきましょう。
よくある質問
SPIの対策に何日くらいかかりますか?
個人差はありますが、基礎固めなら1〜2週間、問題集を繰り返し解いて実力を定着させるには1カ月程度が目安です。毎日30分ほどでも続けて取り組めば、着実に力をつけることができます。
SPI対策はいつから始めればいいですか?
遅くとも選考が始まる3カ月前には一通り問題を解いてみるのがおすすめです。早めに準備を進めることで、SPIに時間を取られすぎず、面接対策などにも余裕を持って取り組めるでしょう。
SPIのおすすめの対策本はありますか?
SPI対策では、次の2冊がおすすめです。
個人差はありますが、基礎固めなら1〜2週間、問題集を繰り返し解いて実力を定着させるには1カ月程度が目安です。毎日30分ほどでも続けて取り組めば、着実に力をつけることができます。
SPI対策をしてない状態で合格できますか?
大手企業や人気企業では、応募数が多いためSPIの通過が面接など次の選考に進むための条件となっていることがあります。そのため、合格率を高めるためには事前にしっかりと対策することをおすすめします。
監修者情報

監修者:遠藤 美穂子さん
新卒で東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行、営業店・本部にて法人営業に携わるほか、新人研修講師、採用面接官も経験。
現在はキャリアコンサルタントとして大学での就活支援、キャリア系講義、社会人向けのビジネスマナーやキャリア開発研修などを行っている。
資格:国家資格キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士




