秋冬オーダースーツは8月の注文がベスト!オーダー時の注意点や受け取りまでの流れを紹介

この記事の所要時間:約7分

秋冬シーズンに向けて、新しいスーツを準備したいと考えている方も多いのではないでしょうか。新作生地の入荷時期や、仕立てに必要な日数を考慮すると、8月が秋冬スーツをオーダーする最適な時期だといえます。

本記事では、秋冬スーツを8月にオーダーする理由やオーダー時の注意点、受け取りまでの流れを詳しく解説します。

1. 秋冬スーツを8月にオーダーする理由

8月に秋冬スーツをオーダーするのは早いと感じる方もいるかもしれませんが、それには理由があります。以下で詳しく解説します。

1-1. 新作の生地が入荷するため

秋冬スーツを8月にオーダーするべき理由は、新作生地が入荷する時期だからです。この時期に注文することで、最新のトレンドを押さえた生地が選択できます。一方、7月末は夏物生地の在庫が少なくなり、秋冬物の新作もまだ入荷していないため、生地選びの幅が狭まってしまう可能性があるでしょう。

ただし、店舗によって入荷時期は異なるので、旬なスーツを着たい方や、新作の生地でオリジナルのスーツを仕立てたい方は、店舗に確認するのがおすすめです。店舗のホームページや電話で新作生地の入荷時期を問い合わせてから、ベストなタイミングでオーダーしましょう。

1-2. 仕立てにかかる日数を合わせるため

8月に秋冬スーツをオーダーすることで、秋冬シーズン到来に合わせてスーツを準備できます。オーダースーツは、注文から納品まで一定の時間を要します。店舗によって異なりますが、注文から仕上がりまでに数週間から1ヵ月以上かかるのが一般的です。

一般的なオーダースーツの納期目安は下記のとおりです。

パターンオーダー2~3週間
イージーオーダー3〜4週間
フルオーダー1〜2ヵ月

仕立てにかかる日数を把握し、余裕を持ってオーダーしましょう。

2. スーツの種類

ここでは、スーツの種類を大きく3つに分類し、それぞれの特徴や着用時期について解説します。

2-1. 春夏スーツ|3〜9月

春夏用スーツは、3月から9月にかけての暖かい時期の着用に適しています。軽量で通気性に優れた素材を使用しているため、暑い日でも快適に過ごせます。また、明るい色合いのものが多いのが特徴です。

さらに、春夏用スーツには「背抜き」と呼ばれる裏地を省略したデザインが主流となっています。背抜きスーツは、裏地を最小限に抑えることで軽量化と通気性の向上を実現しており、暑い時期の着用に最適です。

2-2. 秋冬スーツ|9〜3月

落ち着いたカラー

9月から3月にかけての秋冬用スーツは、寒さに対応するために暖かさを保つことに重点が置かれています。また、季節感を演出しつつ、落ち着いた印象を与える深みのある色調が主流です。

秋冬スーツの素材には、ウールを中心とした厚手の生地が使われます。特に、ツイル生地と呼ばれる緻密な織り方で作られた生地は、密度が高く熱を逃がさず暖かさを保つため、秋冬スーツに適しています。

2-3. オールシーズンスーツ

ダークスーツ

オールシーズンスーツは、1年を通して着用できるように設計されたスーツで、季節の変化に対応できる汎用性の高さが特徴です。春夏用スーツと秋冬用スーツの中間的な素材を使用しており、適度な保温性と通気性を兼ね備えています。

色合いは、ベーシックな色調が多く、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで、幅広い状況で活躍します。

3. 秋冬スーツを8月にオーダーする際の注意点

秋冬スーツをオーダーする際には、いくつかの注意点があります。以下で詳しく解説します。

3-1. 適切な色を選ぶ

脇

秋冬シーズンに適した色を選ぶことで、季節感を演出しつつ、ビジネスシーンにふさわしい印象を与えられます。

春夏は明るめのカラーが好まれるのに対し、秋冬は深みのある濃色が選ばれる傾向にあります。例えば、ダークネイビーやダークグレー、ダークブラウンは秋冬に特に映えるカラーで、温かみや季節感を強調できるのでおすすめです。

3-2. 適切な柄を選ぶ

ペンシルストライプ

秋冬スーツの柄は、シャドーストライプやピンストライプがおすすめです。春夏の開放的な雰囲気から一転、秋冬はシックで引き締まった印象が求められます。シャドーストライプは、濃淡の異なる糸を使用して織り上げた柔らかな印象のストライプ柄です。

一方、ピンストライプは、細い線が規則的に配置された、クラシックな雰囲気のストライプ柄です。これらの柄は、秋冬の落ち着いた色合いと相性が良く、ビジネスシーンにふさわしい洗練された印象を与えます。

3-3. 防寒対策をとる

秋冬スーツをオーダーする際、寒さが厳しくなる季節に備え、防寒対策は欠かせません。例えば、スーツと一緒にベストもオーダーしておくのがおすすめです。

ベストは、スーツのジャケットとパンツの間に着用するアイテムで、保温性を高めるだけでなく、スタイリッシュな印象を与えます。スーツと同じ生地でベストを仕立てることで、統一感のあるスリーピーススタイルが完成です。

ベスト以外にも、ニットベストやVネックセーター、カーディガンなどのアイテムを組み合わせることで、防寒性を高められます。これらのアイテムは、スーツスタイルに適度なカジュアル感をプラスしつつ、暖かさを提供してくれます。

4. 8月にオーダースーツを注文してから受け取りまでの流れ

オーダースーツを注文してから受け取るまでの流れを、ステップごとに詳しく紹介します。

4-1. カウンセリングを受ける

オーダースーツの注文は、カウンセリングから始まります。スーツの用途やお客さまのご要望やイメージをスタッフと共有し、さまざまなシーンに合わせた適切な一着を提案してくれます。カウンセリングは、満足のいくスーツを仕立てるための重要なステップです。

4-2. 生地を選ぶ

店舗には多種多様な生地が用意されています。価格帯別に分かれており、機能性に優れた生地や有名インポート生地など、豊富な選択肢のなかから自分に合った生地を選択できます。

4-3. 採寸し、試着する

専門スタッフによる採寸がおこなわれます。肩幅や袖丈、胸囲、ウエストなど、身体の各部位を測ることで、お客さまの最適なサイズを割り出します。正確な採寸は、フィット感のよいスーツを仕立てるために欠かせません。

採寸データをもとに試着用のサンプルスーツを用意してもらい、試着を通じてスーツのフィット感や着心地を確認しながら調整します。

4-4. オプションを選択する

ジャケットやパンツのオプションを選択します。ボタンの種類やポケットのデザインなど、細部にまでこだわることで、自分だけのオリジナルスーツが完成します。

4-5. 完成・お渡し

完成したスーツを受け取る際は、実際に試着して仕上がりを確認することが大切です。微調整が必要な場合もあるため、その場で着用感などをチェックしましょう。

しかし、受け取りの段階では問題なく感じられても、実際にスーツを着て仕事をしてみると、動きづらさを感じることがあるかもしれません。

そのような場合は、アフターサポートを利用することをおすすめします。店舗によってアフターサポートの内容は異なりますが、多くの店舗では期間内であれば無料でお直しを受けられます。

例えば、「Quality Order SHITATE(クオリティーオーダー・シタテ)」では、1年間のロングアフターケアを実施しています。裾上げやウエスト調整、上着着丈詰めの微調整など、対応可能範囲での修理を無償で承っています。

事前にアフターサポートの詳細を確認しておくと、安心してスーツをオーダーできるでしょう。

5. 秋冬スーツコーディネート

ここでは、秋冬スーツのコーディネートを紹介します。

5-1. ダブルジャケットスタイル

ネイビーストライプのダブルジャケットとパンツのセットアップに、黒シャツとローファーを合わせたコーデ。足首を見せて抜け感を出し、都会的で洗練された印象に仕上げています。

5-2. ブラウンスーツスタイル

ブラウンのシングルスーツに白シャツ、チェック柄ネクタイを合わせた正統派ビジネススタイル。足元は黒の革靴で引き締め、全体に清潔感と誠実さを演出しています。シンプルながらもきちんと感があり、就活やビジネスシーンに最適なコーディネートです。

6. まとめ

秋冬スーツを8月にオーダーすることで、新作生地から選べるだけでなく、秋冬シーズンの到来に合わせたタイミングでスーツを入手できます。オーダーの際は、秋冬に適した色や柄、防寒対策を考慮することが大切です。

秋冬スーツを8月にオーダーするなら、洋服の青山で展開されているオーダースーツブランド「Quality Order SHITATE(クオリティーオーダー・シタテ)」をご検討ください。200種類以上の豊富な生地のなかから、お客さまのニーズに合わせたスタイルを提案いたします。

人気記事

この記事をシェアする
秋冬オーダースーツは8月の注文がベスト!オーダー時の注意点や受け取りまでの流れを紹介

この記事が気に入ったらいいね!をして
最新記事をチェックしよう!