七回忌の服装はどうする?季節別のマナーや家族だけで実施するケースも紹介
2026.06.11

この記事の所要時間:約8分
七回忌は故人を偲ぶ大切な法要ですが、服装はどこまでフォーマルにすべきか悩む方も多いでしょう。
本記事では、七回忌にふさわしい服装マナーや選び方、略喪服の目安や注意点についてわかりやすく解説します。初めて参列する方もぜひ参考にしてみてください。
※地域や宗派によって異なる場合があります。
1. 七回忌とは?

七回忌とは、主に仏教において故人が亡くなってから満6年後に行う年忌法要のことです。
三回忌の次に行う法要で、七回忌のあとは十三回忌、十七回忌と続きます。
一般的には、一周忌や三回忌よりも参列者の人数が少なくなり、ご家族や近しい親族のみで行われるケースも増えてきます。そのため服装もお葬式や一周忌ほど厳格ではなく、「平服でお越しください」と案内されることも少なくありません。
ただし、ここでいう平服とは普段着のことではなく、「略喪服」のことを指します。また、地域や宗派、ご家庭によって考え方が異なる場合もあるため、周囲とのバランスを意識することも大切です。
平服について、こちらの記事で詳しく解説しています。
2. 七回忌に適した服装は?

七回忌では「正喪服や準喪服が必須」というケースは比較的少なくなり、略喪服を着用することが一般的です。
ただし、カジュアルな普段着で参加して良いわけではありません。
黒・ネイビー・ダークグレーなどを基調とした、落ち着いた服装を選ぶことがマナーです。
また、施主側より参列者の服装が格上にならないよう配慮することも大切です。
以下では、ふさわしい服装のポイントについて、男性、女性、子どもに分けて見ていきましょう。
2-1. 男性の服装
男性の場合は、ブラックスーツやダークスーツを着用することが一般的です。
シャツは白無地、ネクタイは黒や濃紺など落ち着いた色味を選びましょう。靴やベルトも黒で統一すると、弔事らしい身なりにまとまります。
ただし、ジーンズやTシャツ、派手な柄物など、カジュアルダウンしすぎた服装は避けるようにしましょう。
2-2. 女性の服装
女性の場合は、黒やダークカラーなどを基調としたワンピースやアンサンブル、セットアップなどがおすすめです。
スカート丈はひざ下程度を目安にして、露出を控えた上品なデザインを選びましょう。
また、ストッキングは黒を着用することがマナーです。バッグや靴も、光沢感の少ないシンプルなものを合わせましょう。基本的にはアクセサリーは控えますが、結婚指輪と一連のパールのみ付けても問題ありません。パールを付ける場合は、白や黒、グレーなどの落ち着いた色味のものを選びましょう。なお、二連や三連のネックレスは「不幸が重なる」ことを連想させ、弔事ではマナー違反となるので避けましょう。
2-3. 子どもの服装

子どもの場合は、学校の制服があれば制服が正式な服装となります。
制服がない場合は、黒・ネイビー・グレーなどの落ち着いた色味の服装を意識しましょう。
男の子であれば白シャツに黒や紺のズボン、女の子であればシンプルなワンピースなどがおすすめです。
厳格な決まりはありませんが、キャラクターものや派手な色柄は避け、法要の場に合った清潔感のある服装を心がけましょう。
3. 七回忌を家族だけで行う場合の服装は?

家族だけで七回忌を行う場合でも、基本的には略喪服を選ぶことが一般的です。
一方で、近年では「家族だけだから堅苦しくしたくない」という考え方から、事前に全員の合意がある場合に限り、ややカジュアル寄りの服装で行うケースもあります。
例えば、黒やネイビーを基調としたニットやブラウス、シンプルなジャケパンスタイルなど、かしこまりすぎない服装を選ぶケースも見られます。
ただし、法要であることに変わりはないため、露出の多い服装や派手な色柄、ラフすぎる普段着などは避けることが無難です。
ご家族の間で服装の雰囲気を事前に共有して、当日をスムーズに迎えましょう。
略喪服について、こちらの記事で詳しく解説しています。
4. 七回忌で避けたい服装・NG例

七回忌では略喪服が一般的であるとはいえ、弔事にふさわしくない服装は避ける必要があります。ここでは代表的なNG例を紹介します。
七回忌で避けたい服装の例は、以下の通りです。
- 派手な色柄の服装
- 大きなロゴや華美なデザイン
- ミニスカートやノースリーブなど露出の多い服装
- ジーンズやサンダルなど極端にカジュアルな服装
- 光沢感の強いバッグやアクセサリー
- ファー素材の小物やコート
七回忌は故人を偲ぶ大切な法要のため、節度ある清潔感を意識した服装を心がけることが大切です。
5. 【季節別】七回忌の服装コーデ

七回忌は季節を問わず行われるため、気温に合わせた服装選びも重要です。ここでは、季節別の服装コーデのポイントをご紹介します。
5-1. 春・秋向けの服装の例
春・秋は気温差が出やすいため、温度調整しやすい服装がおすすめです。
男性は、ブラックやダークネイビーのスーツに白シャツ・黒ネクタイを合わせた、シンプルな略喪服が定番。女性は、ブラックのセットアップスタイルも人気です。画像のように、フレアスリーブなど程よくデザイン性のあるアイテムでも、色味が落ち着いていれば法要の場になじみやすいでしょう。
また、春先や秋口は朝晩が冷え込むこともあるため、薄手のコートやジャケットを羽織れるようにしておくこともおすすめです。
5-2. 夏向けの服装の例
夏場は暑さ対策も必要ですが、法要の場では露出を控えることが大切です。
男性は通気性の良い機能性スーツ、女性は画像のような半袖〜五分袖程度のデザインであれば、暑さを軽減しつつ露出も抑えられます。また、女性は夏場でも黒のストッキングを着用することが一般的です。
近年は猛暑の影響もあり、移動中のみジャケットを脱ぐ方も増えていますが、会場内では羽織ると良いでしょう。
5-3. 冬向けの服装の例
冬場はコートやマフラーなど防寒対策が必要になります。
ただし、ファー素材や派手なデザインは避け、黒やグレーなどの落ち着いた色味を選びましょう。また、アウターは会場へ入る前に脱ぐことがマナーです。
女性はタイツよりも黒のストッキングを選ぶ方がフォーマルな印象になりますが、寒さが厳しい場合や妊婦の方、体調不良の場合などは無理をしすぎず、防寒を優先しても問題ありません。
6. 七回忌の服装以外の持ち物は?

七回忌では、服装だけでなく持ち物の準備も大切です。当日に慌てないよう、事前に確認しておきましょう。
七回忌で必要になる主な持ち物は、以下の通りです。
- 数珠
- お香典・お香典袋
- 袱紗(ふくさ)
- 黒のバッグ
- ハンカチ(無地のもの)
- 予備のストッキング
- 防寒具・折りたたみ傘
特に数珠については法要で使用する大切な仏具です。
宗派が分からない場合は、略式数珠を用意しておくと良いでしょう。また、香典袋はそのまま持ち歩くのではなく、袱紗へ包んで持参することがマナーとされています。
会食がある場合や長時間の法要になる場合もあるため、必要に応じて飲み物や常備薬なども準備しておくとよいでしょう。
7. 七回忌の服装選びは洋服の青山
フォーマルシーンでの服装選びに迷ったときは、洋服の青山がおすすめです。快適に着用できて「きちんと見え」も叶うフォーマルアイテムが揃っています。
冠婚葬祭に着用できるフォーマルスーツやアンサンブルはもちろん、羽織りものや小物アイテムの取り扱いも豊富。通気性のよい素材や丸洗いできるアイテムなど、便利な機能が備わった服が多いことも魅力です。サイズ展開も幅広く、自分にぴったりの一着を見つけられるので、ぜひチェックしてみてください。
8. 七回忌の服装に関するよくある質問

最後に、七回忌の服装に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。
Q1. 七回忌の赤ちゃんの服装は?
赤ちゃんの場合、厳格なルールはありません。
黒・グレー・ネイビーなど、落ち着いた色味のベビー服を用意しましょう。ただし、キャラクターものや派手な色柄は避け、控えめなデザインを意識することが大切です。
赤ちゃんは体温調整が難しいため、季節に応じて羽織りやブランケットなども準備しておくことをおすすめします。
Q2. 七回忌で紺色の服装を着用しても良い?
七回忌であれば、紺色の服装でも問題ないケースが多いです。
ただし、明るすぎるネイビーや光沢感の強い素材は避け、控えめなものを選ぶようにしましょう。
Q3. 七回忌の服装はカジュアルで良い?
家族・身内のみで行う場合などは、事前に参加者全員の合意があれば、カジュアル寄りの服装で実施するケースもあります。
ただし、その場合も、黒や紺など落ち着いた色味を選び、露出の多い服装や極端にラフすぎる普段着は避けることがマナーです。
9. 適切な服装で七回忌に臨もう

七回忌の服装は、厳格な喪服(正喪服・準喪服)に限らず、略喪服(平服)でも問題ないケースが増えています。ただし、カジュアルすぎる服装は避け、黒や紺などの落ち着いた色合いを選ぶことが大切です。
また、施主や周囲の方とのバランスを意識し、派手な装飾や露出は控えるなど基本的な弔事マナーは守りましょう。形式を重んじるのも良いですが、故人を偲ぶ気持ちを大切にした装いを心がけることが大切です。










