平服とは?意味や正しい服装マナーを男女別・シーン別にわかりやすく解説
2026.04.08

この記事の所要時間:約9分
結婚式や法事で「平服でお越しください」と案内されると、「普段着でいいの?」「どこまでカジュアル?」と迷う方も多いでしょう。
本記事では、平服の正しい意味や基本マナーを解説し、結婚式・パーティー・法事などシーン別に、レディース・メンズそれぞれの服装選びのポイントを紹介します。
1. 平服とは?意味を正しく理解しよう


パーティーや式典などで「平服(へいふく)でお越しください」と案内されると、普段着でよいのか迷う方も多いでしょう。
平服とは礼服ほどかしこまらなくてよいという意味であり、決してカジュアルな私服を指す言葉ではありません。まずは平服の正しい意味と基本的な考え方を理解しておきましょう。
1-1.平服=普段着・私服ではない
平服とは「礼服でなくてもよい服装」という意味であり、日常のラフな服装とは異なります。主催者がゲストに過度な負担をかけないよう配慮して用いる表現であり、「フォーマルな服装で来てほしいけれど、そこまでかしこまらなくてもよい」という場合に、よく平服が指定されます。
1-2.フォーマルな場にふさわしいアイテム選びが必要
平服は遊びに行けるようなカジュアルな服装ではなく、フォーマルな場にふさわしいアイテム選びが必要になります。
主催者が平服を指定する場合は、ゲストに気を遣わせたくないというあたたかい配慮が込められています。平服を指定された場合は、その気持ちを汲んだ服装選びを心がけると、主催者側に喜ばれるでしょう。
なお、招待状に「普段着でお越しください」と書かれている場合も、基本的には「平服で行く」と考えると無難です。
2.【男性】平服のマナー・着こなし

メンズの平服は、スーツやジャケットスタイルをベースにシーンに合わせて調整することが一般的。以下では、平服のマナーや着こなしのポイントについて、シーン別に解説します。
2-1.結婚式・式典|ビジネススーツ

ホテルのようなかしこまった場でおこなわれる結婚式やパーティーでは、ブラックスーツほどかしこまりすぎないビジネススーツを着用するのが無難です。
明るい色や光沢素材のネクタイを合わせると、お祝いの席によりふさわしいコーディネートになります。華やかな場ならではのチーフや蝶ネクタイを合わせるのもおすすめです。
2-2.カジュアルパーティー・同窓会|きれいめジャケット

カフェのような場所でおこなわれるカジュアルパーティーや同窓会では、堅すぎずきれいめな服装を意識しましょう。フォーマルな印象を保つために、ジャケットを羽織るのがおすすめです。結婚式では華やかすぎるシルバーのスーツも、カジュアルなシーンでは爽やかに見えます。
ただし、堅くなくてもよいとはいえ、Tシャツやジーンズのようなカジュアルすぎるアイテムは控えましょう。
2-3.法事|ブラックorダークカラーのスーツ

法事で「平服」を指定された場合は、ブラックフォーマル以外を選んでも問題ありません。メンズの場合は、ブラックかダークカラーのスーツがおすすめです。
喪服と比べて自由にアイテムを選べるとはいえ、目立つ柄や華やかな色のスーツは避ける必要があります。あくまで法事だということを忘れずに、シーンにふさわしい服装を選びましょう。
法事の服装マナーについてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック。
3. 【女性】平服のマナー・着こなし

続いて、女性の平服のマナーや着こなしについて解説します。女性の平服はワンピースやセットアップなど、フォーマル寄りのきれいめスタイルがおすすめ。
シーンによって求められるフォーマル度や華やかさが異なるため、TPOに合わせて選ぶことが大切です。
3-1.結婚式・式典|ドレス・ワンピース・セットアップ

結婚式やフォーマルな式典では、次のような上品さと華やかさをあわせ持ったアイテムがおすすめです。
- ドレス
- ワンピース
- セットアップ
光沢のある羽織やアクセサリーをプラスすると、より華やかな仕上がりに。シューズはドレスやワンピースの色に馴染む色を選ぶことで脚がすらっと長く見えます。
なお、ホワイトは新婦と色が被ってしまうので、結婚式では選ばないようにしましょう。
3-2.カジュアルパーティー・同窓会|露出の少ないきれいめスタイル

カジュアルパーティーや同窓会では、露出の少ないきれいめスタイルがおすすめ。肌の露出を抑えたコーディネートを意識しましょう。
ノースリーブの上からショールを羽織ったり、スカートは膝丈くらいを選んだり工夫すると、露出があっても上品な印象になります。ヒールの高さは3cm以上にすると、パーティーに適したフォーマルな印象を保てるでしょう。
ただし、妊婦の方や体調に不安を抱えている方の場合は、無理せず動きやすい靴を選んで問題ありません。
3-3.法事|ブラックorダークカラーのワンピース

法事では、ブラックかダークカラーのスーツやワンピースなどを選びましょう。足元はブラックのストッキングを着用します。アクセサリーをつける場合は、喪服と同じようにパールを選ぶのが大人のマナーです。
お葬式の服装マナーについてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック。
4. 【シーン別】男女別の平服おすすめコーデ

ここからは、シーンごとのおすすめコーディネートをご紹介します。男女別に詳しく紹介するので、具体的なコーディネートが思い浮かばない方はぜひ参考にしてみてください。
4-1.結婚式・式典
4-1-1.男性|王道のフォーマルスタイル
華やかなカラーシャツを使った、結婚式におすすめのフォーマルスタイルです。
落ち着きと華やかさをあわせ持ったネイビーシャツが、ネクタイの存在感をより際立たせています。ベストはリバーシブルのものを選べば、好みやシーンにあわせて使い分けられます。
インナーのシャツ、ベスト、ネクタイを華やかにすると、シンプルなスタイリッシュフォーマルも一気にパーティー仕様になりおすすめです。
4-1-2.女性|一枚でサマになるワンピース
一枚でサマになる、パールモチーフのワンピース。高い位置での切り替え付きで、ウエストがすっきり見えることがポイントです。
ヒールやアクセサリーも淡いカラーでまとめることで、上品な雰囲気に。結婚式や式典にぴったりのコーデです。
4-2.カジュアルパーティー・同窓会
4-2-1.男性|程よい華やかさのスリーピーススーツ
スーツと共生地のベストが商品に付属しているスリーピーススーツは、程よい華やかさと上品さを兼ね備えたおすすめコーデ。ベスト付きなら写真映えもしやすく、ジャケットを脱いでカジュアルな着こなしも楽しめます。きちんと感とおしゃれを両立したいシーンにぴったりです。
4-2-2.女性|レース素材でゴージャスに
レース素材を取り入れることで、ダークカラーながらも華やかさのあるコーディネートです。クラシカルなロールネックに透明感のあるレースを組み合わせたドレスで、胸元が透けすぎないデザインが特徴。
明るい色味の小物を合わせることで、全体のバランスをとっています。
4-3.法事
4-3-1.男性|きちんと感のあるブラックフォーマル
きちんと感を重視した王道のブラックフォーマルコーデです。深みのある黒のスーツをベースに、白シャツと黒ネクタイを合わせることで、礼儀正しさを感じさせる装いに仕上げています。
ブラックフォーマルは法事だけでなく、ネクタイやシャツなどを華やかなアイテムに変えることで結婚式やパーティーでも使用できます。
4-3-2.女性|シックなフォーマルワンピース
お葬式や初盆、三回忌までの法事の準喪服として着用できるスタイル。ジャケットがなくてもきちんと感を表現できる、シックなロングシャツタイプのフォーマルワンピースです。コンパクトなフォーマルバッグに、靴は布パンプスを合わせました。
なお、華やかなネイルをしている場合は、画像のように黒の手袋を合わせることがマナーとなっています。
法事の服装マナーについてもっと知りたい方こちらの記事もチェック。
5. 洋服の青山ならフォーマル向けのアイテムが豊富!
洋服の青山なら、フォーマルシーンに着用できるセレモニーアイテムが豊富に揃っています。礼服やセットアップはもちろん、ワンピースやドレス、小物アイテムまで幅広く展開されているのが特徴。
TPOに合った色味やサイズも充実しています。上下で異なるサイズを選べるスーツも用意されており、自分の体に合った1着を見つけられるのも魅力です。
6. 平服に関するよくある質問
最後に、平服に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。
Q1. 就活や面接での平服は何を指す?
就職活動や面接で「平服でお越しください」と案内された場合も、「礼装ほどかしこまりすぎない服装でOK」という意味自体に変わりはありません。悩んだ場合は、リクルートスーツを着用すれば問題ないでしょう。業界や職種によっては、スーツ以外のオフィスカジュアルでも許容されるケースもあります。
なお、私服指定の場合も、ジャケットを羽織るなどきれいめな装いを意識しましょう。
Q2. 平服と礼服の違いは?
礼服は冠婚葬祭に用いる正式なフォーマルウェアを指し、ブラックフォーマルやモーニングなどが該当します。一方、平服は礼服ほど格式張らないフォーマルな装いのことです。
Q3. お別れの会での平服には何を着る?
お別れの会で平服と指定された場合は、ブラックやダークカラーの落ち着いた服装を選ぶのがおすすめです。礼服でなくて問題ありませんが、華やかな色柄や装飾は避け、控えめで上品な装いを心がけましょう。
7. 平服は場の雰囲気や立場に配慮した装いがポイント!

平服とは普段着や私服をそのまま指すのではなく、あくまで「かしこまりすぎないフォーマルな服装」です。シーンによって求められるフォーマル度は異なりますが、共通するのは清潔感と控えめな上品さ。迷ったときは、少しきれいめな服装を意識してみましょう。
今回ご紹介したコーディネートを参考に、ぜひシーンごとにふさわしい平服を選んでみてください。











