【季節別】50代のオフィスカジュアルのおすすめコーデ紹介!服選びのポイントは?
2025.09.22

この記事の所要時間:約9分
50代は立場や体型が変わりやすい世代のため、オフィスカジュアルの服選びに迷う方も多いでしょう。年代にふさわしい色やスタイルアップ方法などをあらためて知りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、50代女性に向けて、オフィスカジュアルの基本のルールやマナー、季節別のおすすめのコーデなどをご紹介します。
1. そもそもオフィスカジュアルとは?

オフィスカジュアルとは、オフィスで仕事をするのにふさわしい、ほどよくカジュアルな服装のことです。スーツのようなフォーマルウェアをカジュアルダウンした服装で、きちんと感や清潔感が求められます。
オフィスカジュアルについては以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
1-1. ビジネスカジュアルとの違い

ビジネスカジュアルとは、他社への訪問時にふさわしい、ややフォーマルな服装のことです。ジャケット+スカートまたはパンツが基本で、取引先やお客さまに会うことを想定した服装を指します。
一方、オフィスカジュアルは社内向けのきれいめな服装のため、ビジネスカジュアルより服装の自由度が高いのが特徴です。
ビジネスカジュアルについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
1-2. スマートカジュアルとの違い

スマートカジュアルとは、フォーマルとカジュアルの間に位置するドレスコードのことです。4種類あるドレスコード(フォーマル、セミフォーマル、インフォーマル、スマートカジュアル)のなかでもっとも格式が低く、同窓会や食事会などのフォーマルすぎない場に適した服装を指します。
オフィスカジュアルはカジュアルなビジネス服、スマートカジュアルは華やかな平服と覚えておくとよいでしょう。
2. 一般的なオフィスカジュアルのルール・マナー
オフィスカジュアルの一般的なルールには以下の3つがあります。

- 会社の雰囲気やルールに合わせる
- 清潔感・誠実さのある服装を心がける
- 着用シーンや季節に応じて着こなしを変える
控えたい服装や基本マナーとあわせて詳しくみていきましょう。
2-1. 露出を控えめにする
肌の露出が多いと誠実さに欠けた印象になるため、次のような服装はオフィスカジュアルでは控えたほうが無難です。
● 胸元のあいた服
● 肩が出る服
● ボディラインが出る服
● 丈の短いスカートやパンツ
スカートはフォーマルな膝丈を選び、生足ではなくストッキングを着用しましょう。
2-2. 華やかな色柄を控える
オフィスカジュアルでは華やかすぎる色柄は避け、以下のようなベーシックカラーを選ぶようにしましょう。
● ネイビー
● ベージュ
● ブラック
● ホワイト
また、ラベンダーやライトブルーなどの明るめのカラーも、適度な華やかさを加えるのにおすすめです。
2-3. 会社の雰囲気に合わせる
オフィスカジュアルに適した服装は、勤め先の会社の雰囲気によって異なります。一般的なマナーを守りつつ、会社の雰囲気やルールに従った服装選びを心がけましょう。
2-4. 高いヒールやサンダルを避ける

オフィスにふさわしい印象になるよう、シューズは以下のようなアイテムを避けることが大切です。
● 高いヒール
● 音が鳴るもの
● サンダル
落ち着いた印象を与えるフォーマル度の高いシューズを選び、ヒールが高すぎないものや、音があまり鳴らないものを選びましょう。
3. 50代のオフィスカジュアルにおける4つのポイント

続いて、50代のオフィスカジュアルで押さえておきたいポイントを4つご紹介します。
3-1. 明るく落ち着いた印象を与える
50代のオフィスカジュアルでは、ホワイトやベージュなどベーシックカラーを取り入れつつ、落ち着きのある色でまとめるのがおすすめです。顔色が明るく見えるだけでなく、全体の印象もパッと明るい印象になります。
3-2. 体型をキレイに見せる
体型の変化が出やすい50代は、大きすぎず小さすぎないサイズを選ぶことが大切です。自分の体型にあうサイズを選べば、自然にきれいに見えるようになるでしょう。
3-3. 機能性を重視する
長時間の勤務でも快適に過ごせるよう、オフィスカジュアルでは機能性の高い素材を用いた服を選びましょう。動きやすいストレッチ素材や、汗をかいても快適な吸湿速乾素材などがおすすめです。
3-4. 品のある女性らしさをプラスする


責任ある立場につくことの多い50代には、品のある服装選びが求められます。華やかな印象にしたい場合は膝丈のレーススカートや長めのナロースカートを。スマートな印象にしたい場合は、ジャケットと相性がよいテーパードパンツを選ぶのがおすすめです。
4. 50代女性におすすめのオフィスカジュアルコーデ【季節別】
ここからは、50代女性におすすめのオフィスカジュアルコーデを季節別にご紹介します。
4-1. 春のオフィスカジュアルコーデ
4.1.1. 淡色×リネン素材の爽やかセットアップコーデ
春にぴったりの、柔らかな淡色でまとめたオフィスカジュアルコーデです。リネン素材のセットアップは汗ばむ季節でも涼しく快適に過ごせるのが魅力。パンプスをブラックにして引き締めると、50代女性にふさわしい品のある印象に仕上がります。
4.1.2. 配色メロウがアクセントの抜け感ブラウスコーデ
抜け感のある軽やかなブラウスコーデです。透け感を軽減する裏地付きのため、淡いホワイトでも安心して着用できます。ジャケットを羽織ってもカッコよく決まる万能オフィスカジュアルコーデです。
4-2. 夏のオフィスカジュアルコーデ
4.2.1. スラッとスタイリッシュに決まる大人きれいめジレコーデ
夏でもカチッと決まる涼しげな麻調生地のジレコーデです。トップス&ボトムスだけでは物足りない場合は、トレンドのジレをプラスすることで涼しげかつきれいめなスタイルが完成します。トップスを長袖に変えれば春から秋まで幅広く楽しめます。
4.2.2. 一枚でさらっとキマるシャツワンピースコーデ
低身長の方におすすめの、1枚でさらっと決まるシャツワンピコーデです。ベルトとスリットが付いているため、1枚で簡単にスタイルアップが叶います。接触冷感や吸汗速乾など、夏にうれしい機能性も満載です。
4-3. 秋のオフィスカジュアルコーデ
4.3.1. 甘くなりすぎず大人可愛いボウタイブラウスコーデ
秋らしいおしゃれが楽しめる大人可愛いボウタイブラウスコーデです。ブラウス+フレアスカートの王道コーデに、差し色としてグリーンのニットをあわせています。女性らしい印象がありつつ甘すぎないため、大人の50代女性にぴったりです。
4.3.2. チェック柄のロングスカートがポイント!大人可愛いオフィスコーデ
チェック柄のロングスカートが主役の、秋冬にぴったりのオフィスコーデです。スカートに存在感があるため、トップスはシンプルにまとめるのがコツ。秋らしいブラウンジャケットを羽織れば、大人可愛いオフィスコーデの完成です。
4-4. 冬のオフィスカジュアルコーデ
4.4.1. 軽量×美シルエットなウールコートコーデ
冬の寒さをものともしないウールコート。細く見える美しいシルエットで、羽織るだけで簡単にスタイルアップが叶います。コートの下にはブラウンのセットアップを合わせ、秋冬らしい落ち着いた雰囲気を演出しています。
4.4.2. ハイウエストパンツでスタイルアップ!ダブルのウールショートコートコーデ
カシミアブレンドのダブルコートを使った大人のビジカジコーデです。コートと同系色のシャツとハイウエストのパンツとあわせて、コーデ全体のバランスを取っています。コートはショート丈のため、通勤や外回りでも動きやすく快適です。
5. 50代女性のオフィスカジュアルコーデのよくある質問

最後に、50代女性のオフィスカジュアルでよくある質問を3つご紹介します。
5-1. 50代に似合いやすい色は?
肌色が白い方は深みのあるブルーやグリーン、イエローベースの方はブラウンやベージュが似合いやすくおすすめです。ただし、どちらの場合も華やかすぎる色味は避けましょう。落ち着いた色調を選べば大人の女性らしさが引き立ちます。
5-2. 大人な女性らしさを演出するには?
大人な女性らしさを演出するポイントは、以下の3つです。
● 落ち着いたピンクやベージュを選ぶ
● アクセサリーや小物をプラスする
● 女性らしいシルエットのブラウスを取り入れる
特にブラウスを使ったコーディネートは女性らしさを演出できるためおすすめです。
以下の記事では、50代女性にあうブラウスコーデのポイントを詳しく解説しています。
5-3. 体系カバーのコツは?
体型をスッキリ見せるコツは以下の3つです。
● 膨張色(明るい色)を避ける
● ブラックやネイビーなどの深い色味を選ぶ
● 身体のラインを拾わないシルエットを選ぶ
Aラインシルエットやフリル袖などのシルエットは、気になる部位の体型カバーにつながります。暗めの服装を選ぶと重たい印象になってしまう場合がありますが、アクセサリーや小物で明るさをプラスしたり、メリハリのあるコーデを組んだりしてバランスを取りましょう。
6. まとめ

50代女性のオフィスカジュアルは、落ち着きがありながらも明るい印象に見える色選びや、体型のカバーにつながるシルエット選びが大切です。20代や30代の頃とは違った落ち着いた魅力を感じていただくためにも、華やかすぎたり明るすぎたりする服装は避けましょう。
会社の雰囲気にふさわしい服装を選びながら、季節にあわせた大人のオフィスカジュアルコーデを楽しんでください。













