【礼服と喪服の違いとは?】意味・種類・着用シーンをわかりやすく解説

2026.01.28

お悔み事

礼服と喪服、実は違う?それぞれの特徴や着用シーンの違いについて

この記事の所要時間:約6分

同じものだと思われがちな「礼服」と「喪服」ですが、実は明確な違いがあります。

そこで今回は、礼服と喪服の違いやそれぞれの種類などをやさしくまとめました。この記事を読めば、どんなに式典でも自信を持った着こなしができるようになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

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1. 礼服と喪服の違いとは?

まず、礼服と喪服の違いを確認してみましょう。

ポイントとなるのは、「喪服は礼服の一種であり、弔事で着用する装いである」という点です。ブラックスーツや黒のビジネススーツとの違い、位置付けについてもあわせて解説します。

1-1.喪服は礼服の一種!弔事で着用する

礼服とは、冠婚葬祭のような改まったシーンで着用する服のことです。英語では「フォーマルウェア」といいます。

そのうち、葬式などの「弔事」で着る礼服のことを「喪服」といいます。

喪服は弔事で着用するものであるのに対し、その他の礼服は結婚式や入学式などの式典で着用します。喪服については、弔事以外では着用しません

1-2.準喪服のブラックスーツと略礼装の礼服は同じ

「準喪服」として広く知られるブラックフォーマルスーツは、「略礼服」として慶事にも対応できるアイテムです。ネクタイやシャツ、アクセサリーを調整すれば、結婚式の二次会や式典などで着回すこともできます。

1-3.黒いビジネススーツと喪服・礼服は異なる

着用シーンの違い

喪服とビジネスで着るブラックスーツは似ていますが、弔事でビジネス用のブラックスーツを着るのは好ましくありません。喪服はツヤがない漆黒ですが、ビジネスのブラックスーツにはツヤがあり、同じブラックでも少し明るいです。

ある程度フォーマルな服装についての知識がある方が見れば喪服ではないとすぐにわかってしまうため、マナーが気になる場合は別で用意しましょう。

ただし、仕事の帰りにお通夜へ行く場合など、「略喪服」としての装いであればビジネススーツでも代用できます。

「略喪服」についてこちらの記事で詳しく解説しています。

略喪服とは?男女別の着こなしやマナーを徹底解説

2. 礼服の種類と着用シーン

礼服の種類

礼服には、格式の違いにより3つの種類があります。ここでは、「正礼装」「準礼装」「略礼装」に分けて詳細をまとめました。

2-1.正礼装|結婚式の新郎新婦の親など

モーニングコート

正礼装は礼服のなかで最もフォーマルな服装です。主に、結婚式などで参加者をもてなす側や主賓などが着用します。式典での受章者、卒業式・入学式などに出席する学校長なども、正礼装を着ることがあるでしょう。

モーニングコート燕尾服タキシードなどが正礼装にあたります。

2-2.準礼装|一般的な結婚式・式典など

準礼装とは、正礼装の次にフォーマルな服装のことです。主に、昼間に着用する準礼服のディレクターズスーツを指します。

ディレクターズスーツは、ブラックのジャケットと、ブラックとグレーがストライプになったパンツを組み合わせたスーツです。

結婚式や披露宴では、親族や主賓、職場の上司など、立場がある参加者がディレクターズスーツを着用します。ブラックスーツのジャケットとモーニングコートのパンツを組み合わせれば、ディレクターズスーツとしての着用が可能です。

2-3. 略礼装|二次会やカジュアルパーティーなど

略礼装

略礼装は、二次会やカジュアルパーティーなどで着用する装いです。たとえば結婚式の二次会や職場の表彰式、カジュアルな式典などに着用できます。

ブラックスーツのほかに、ダークカラーのスーツも略礼装に該当します。「きちんと感」がありつつも、自由なアレンジがしやすいことが特徴です。

3. 喪服の種類と着用シーン

続いて、喪服の種類を見てみましょう。喪服は「正喪服」「準喪服」「略礼服」の3つのスタイルに分けられます。

3-1.正喪服|喪主として参列する葬儀・告別式など

正喪服は、喪服のなかで最も格式高い服装です。男性の場合は和装かモーニングコートとなります。お葬式の際に正喪服を着用するのは、喪主を含めて葬儀を主催する立場の方です。

ただし、実際の葬儀で正喪服を着用する方は少数であり、喪主であってもほとんどの方がブラックスーツを着ています。

3-2.準喪服|一般参列者の基本スタイル

準喪服

準喪服とは、正喪服に次ぐ格式高い服装です。男性の場合は、弔事で頻繁に着用されるブラックスーツが該当します。

ビジネス用のブラックスーツとは色や光沢、素材などが異なるため、違うものだと認識しておきましょう。

3-3.略喪服|三回忌以降の法事やお通夜

略喪服は、急な弔問や三回忌以降の法要などで一般の参加者が着用する喪服です。

ブラックやダークトーンのスーツを着用します。ビジネスで着用するダークトーンのスーツで問題ありませんが、柄が入っているようなカジュアルなものは避けましょう。また、シャツはホワイトの無地が基本です。

4. 初めての喪服・礼服にはブラックスーツがおすすめ

購入するならブラックスーツがおすすめ

初めて喪服や礼服を購入するのであれば、汎用性の高いブラックスーツがおすすめです。

ブラックスーツであれば、慶事と弔事のどちらにも着用できます。もちろんネクタイを付け替える必要はありますが、ブラックスーツを一着持っていればほとんどの冠婚葬祭で困ることがありません。

正礼装であるモーニングコートや燕尾服も男性としての品格を表現できますが、着用する機会は限られています。礼服を新調する場合はまずはブラックスーツを購入して、その後必要に応じて正礼装や正喪服に挑戦してみましょう。

5. 洋服の青山なら喪服・礼服の取り扱いが豊富

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フォーマルシーンでの服装選びに迷ったときには、洋服の青山がおすすめです。快適に着用できて「きちんと見え」も叶うフォーマルアイテムが揃っています。

冠婚葬祭に着用できるフォーマルスーツやアンサンブルはもちろん、羽織りものや小物アイテムの取り扱いも豊富。通気性のよい素材や丸洗いできるアイテムなど、便利な機能が備わった服が多いことも魅力です。サイズ展開も幅広く、自分にぴったりの一着を見つけられるので、ぜひチェックしてみてください。

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6. 喪服・礼服に関するよくある質問

最後に、喪服・礼服に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。

Q1. 結婚式に喪服は着て行ってもいい?

デザインが喪服特有のものは避けましょう。ブラックスーツであれば、慶事と弔事のどちらにも着用できます。

Q2. 礼服は黒スーツで代用できる?

ブラックスーツであれば、慶事と弔事のどちらにも着用できます。ただし、ネクタイや靴、シャツなどを冠婚葬祭に合わせて調整しましょう。

Q3. お通夜に喪服は失礼?

お通夜に喪服を着用することは全く失礼ではありません。近年では準喪服を着用する方が増えています。

7. 礼服と喪服は用途が違う!正しくスマートに着こなそう

まとめ

礼服と喪服の違いや種類、それぞれの着用シーンをご紹介しました。礼服には、格式に応じて正礼装・準礼装・略礼装といった種類が、また喪服にも正喪服・準喪服・略喪服といった種類があり、それぞれにふさわしい着用シーンがあります。まずは多くの場面で着用できるブラックスーツをきっちりと着こなし、冠婚葬祭での服装に失礼がないよう心がけましょう。

品格と礼節と伝統を重んじるフォーマルスタンダード

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