60代におすすめのオーダースーツとは?人気の色や柄、生地を紹介
2025.10.30

この記事の所要時間:約7分
60代になると、スーツを着る機会も多様化してきます。ビジネスシーンだけでなく、冠婚葬祭やパーティーなど、さまざまな場面で品格と風格のある装いが求められるでしょう。
本記事では、60代のスーツ選びのポイントやおすすめの色・柄、デザイン、着こなし方を紹介します。60代でオーダースーツを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1. 60代のスーツ選びのポイント

60代になると、スーツを着る機会も変化していきます。さまざまな場面でスーツを着用する必要が出てくるでしょう。ここでは、そんな60代の方に向けて、スーツ選びのポイントを紹介します。
1-1.着る目的を明確にする
60代の方がスーツを選ぶ際、まず考えるべきことは着る目的を明確にすることです。ビジネスシーンや冠婚葬祭など、フォーマルな場面で着るのか、あるいはパーティーなどのセミフォーマルな場で着るのかによって、選ぶスーツのスタイルや色、柄などが変わってきます。 着る目的を明確にすることで、自分に合ったスーツを選びやすくなります。例えば、ビジネス用であれば落ち着いた色合いのスーツを選び、パーティー用であれば、華やかな色や素材を選ぶとよいでしょう。
1-2.着心地と清潔感を重視する
60代の方のスーツ選びでは、着心地と清潔感を重視するとよいでしょう。着心地のよいスーツを選ぶことで、長時間の着用でも疲れにくく、快適に過ごせます。例えば、ストレッチ素材を使用したスーツは、動きやすく、身体に負担をかけにくいのでおすすめです。
また、60代の方にとって清潔感も大切なポイントです。シワになりにくい素材や、汚れが目立ちにくい色を選ぶことで、清潔感を維持できます。
2. 60代におすすめのオーダースーツの色・柄・デザイン
60代になると、より品格と風格のある装いが求められるでしょう。ここでは、60代の方におすすめのオーダースーツの色や柄、デザインを紹介します。
2-1.カラーはダークネイビーがおすすめ
60代になると、風貌や佇まいそのものにもますます重厚感や貫禄が出てきます。そんな60代の魅力をさらに引き立ててくれるのが、ダークネイビーのスーツです。
ダークネイビーはブラックよりも柔らかい印象を与えながらも、落ち着いた雰囲気と品格を醸し出します。ビジネスシーンはもちろん、フォーマルな場面でも活躍する万能色といえます。60代ならではの風格をより一層引き立ててくれるでしょう。
2-2.柄は無地かシャドー柄がおすすめ
60代の方のスーツは、無地とシャドー柄がおすすめです。これらの柄は、ダークネイビーのスーツと組み合わせることで品格と洗練された印象を与えます。無地のダークネイビースーツは、フォーマル度が高く、さまざまなシーンで活躍するため、汎用性の高い定番アイテムといえるでしょう。
また、シャドー柄は織り柄とも呼ばれ、生地の織り方だけで柄を表現しているのが特徴です。光のあたり具合によって浮かび上がるシャドー柄は、無地のスーツにはない奥行きと華やかさを加えます。落ち着いた雰囲気を保ちつつ、さりげない個性を表現できるため、60代の方にふさわしい柄といえるでしょう。
2-3.ジャケットはシングルブレスト2ボタンかスリーピースがおすすめ
60代の方におすすめのスーツのジャケットは、シングルブレストの2ボタンジャケットと、スリーピーススーツです。シングルブレスト2ボタンのジャケットは、幅広い体型の方に適しており、スタンダードで品格のあるデザインが特徴です。
一方、ベストを合わせたスリーピーススーツは、よりフォーマル度が高く、信頼感と重厚感を与えてくれます。
これらのデザインがおすすめである理由は、60代の方に求められる落ち着きと品格を演出できるからです。シングルブレスト2ボタンのジャケットは、シンプルながらも洗練された雰囲気を醸し出し、スリーピーススーツは、ビジネスシーンでの信頼感を高めてくれます。
3. 60代におすすめのスーツ生地
ここでは、60代の方におすすめの生地ブランドを3つ紹介します。
3-1.ゼニア
ゼニアは、イタリアを代表するラグジュアリーブランドです。最高級の原料を厳選し、自社工場での一貫管理により、最高品質の生地を生み出しています。ゼニアの生地は、独特の艶と滑らかな手触りが特徴です。トラベラーやエレクタ、トロフェオなど、さまざまな種類があり、ビジネスシーンにふさわしい生地が揃っています。
3-2.ドミニック・フランス
ドミニック・フランスは、王様の生地と称される最高級ブランドです。創業以来培ってきた職人技により、ほかの追随を許さない品質とデザイン性を誇ります。
なかでも、ヴィーナスやモーツァルトなどの銘柄は、繊細な質感と優雅な光沢が特徴で、まさに60代の紳士の品格を演出してくれます。金やプラチナを織り込んだ貴重な生地もあり、特別な日のスーツにもおすすめです。
3-3.フィンテックス・オブ・ロンドン
フィンテックス・オブ・ロンドンは、イギリスの老舗服地メーカーとして有名です。伝統を重んじつつも、現代的なセンスを取り入れた生地は、普遍的な魅力があります。イギリスの紳士を思わせるクラシックなデザインが特徴で、品格と風格を兼ね備えたスーツを仕立てられます。
4. 60代におすすめの着こなし
ここでは、60代の方におすすめのスーツの着こなし方をご紹介します。
4-1.シャツはホワイトの無地かシャドーストライプがおすすめ
シャツは、清潔感と上品さを演出するホワイトの無地がおすすめです。柄物を選ぶ場合は、さりげない高級感を醸し出すシャドーストライプがよいでしょう。
なるべく華やかな柄は避け、シンプルで品のあるデザインを選ぶことが大切です。シャツの襟型は、顔周りをすっきり見せるセミワイドカラーやワイドカラーが適しています。
4-2.ネクタイの色はブルー系かレッド系がおすすめ
ネクタイは、知的で落ち着いた印象を与えるブルー系や、情熱と活力を感じさせるレッド系がおすすめです。ビジネスにおいて、これらの性質はどちらも必要になるでしょう。ただし、あまりに原色に近い色は避け、深みのある色合いを選ぶことが大切です。
ネクタイは無地でも構いませんが、小紋柄やストライプ柄など、さりげないアクセントを加えるのもよいでしょう。
4-3.ポケットチーフはホワイトがおすすめ
ポケットチーフは、ジャケットの胸ポケットに挿すことで、スーツスタイルに上品なアクセントを加えます。60代の方には、清潔感と品格を感じさせるホワイトのポケットチーフがおすすめです。
端をすっきりと折りたたむTVフォールドという挿し方であれば、誠実さも同時に表現できます。
4-4.靴下の色はスーツの色に合わせる
靴下の色は、スーツの色と合わせるのが基本です。靴下の色をスーツと同系色にすることで、すっきりとした足元を演出できます。また、座ったときに素肌が見えないよう、靴下の丈はくるぶしまで覆うものを選ぶのがマナーです。
4-5.シューズはスーツよりも濃い色を選ぶ
シューズはスーツよりも濃い色を選ぶのがおすすめです。ネイビー系のスーツなら、ブラックのシューズを合わせれば間違いないでしょう。
シューズのデザインは、ストレートチップで内羽根式がおすすめです。ストレートチップとは、つま先に一文字の切り替えが入ったデザインのことを指します。内羽根式は、靴紐を通す部分が甲側の内側に収納されたデザインです。
5. 60代におすすめのスーツコーディネート
ここでは、60代におすすめのスーツコーディネートを紹介します。
5-1.ネイビースーツコーディネート
深みのあるネイビースーツスタイルです。レッドのストライプ柄のネクタイを合わせることで、コーディネートに華やかさとアクセントを加えています。幅広いシーンで活躍するコーディネートです。
5-2.スリーピーススタイル
ダークネイビーのスリーピーススーツのコーディネートです。ジャケット、ベスト、スラックスの3点セットで、統一感のあるスタイリングを演出します。ブルーのネクタイが、コーディネートに上品さを与えます。
6. まとめ

60代の方にふさわしいスーツを手に入れるためには、着る目的を明確にし、着心地と清潔感を重視することがポイントです。色柄やデザイン、着こなしに注意を払うことで、品格と風格を兼ね備えたスーツをオーダーできるでしょう。
洋服の青山で展開されているオーダースーツブランド「Quality Order SHITATE(クオリティーオーダー・シタテ)」では、専門スタッフによる丁寧な採寸で、60代の方の体型に合わせた最適なスーツを仕立てあげます。
お客さまの体型や好み、ライフスタイルを詳しくヒアリングし、60代の方にふさわしい色柄やデザインを提案いたします。













