オーダースーツをベージュで上品に着こなそう!ビジネスシーンでの取り入れ方も解説
2025.04.25

この記事の所要時間:約7分
「オーソドックスなカラーもよいけれど、たまには違うカラーのスーツも挑戦してみたい」
そのように思ったことはありませんか。ワンランク上の大人なおしゃれを楽しみたい方には、ベージュのスーツがおすすめです。
ネイビーやグレーなどの定番カラーと違い、ベージュのスーツを見る機会は多くないかもしれません。そのため、おしゃれな着こなし方がわからず、なかなか手を出せないでいる方もいるでしょう。
本記事では、ベージュカラーを選ぶメリットや、おしゃれに着こなすポイント、ビジネスシーンでの上手な取り入れ方などを詳しく解説します。着こなしのコツを知って、大人の装いを楽しみましょう。
1. オーダースーツでベージュを選ぶ3つのメリット


ベージュは、上品で洗練された印象を与えられる、魅力的なカラーです。ここでは、オーダースーツでベージュを選ぶメリットを、詳しく解説します。
1-1. 落ち着いた大人の雰囲気を演出できる
ベージュには、穏やかで優しい印象を与える効果があります。また、柔らかな色合いが品のある大人のオーラを放ち、洗練された雰囲気を醸し出します。
ここぞというときのおしゃれなデートや、カジュアルなパーティーなど、大人っぽいエレガントな雰囲気を演出したいときは、ぜひベージュを選んでみてください。いつもと少し違う、大人の雰囲気を演出できるはずです。
1-2. いろいろな着こなしを楽しめる
ベージュのスーツには、フォーマルからカジュアルまでいろいろな着こなしを楽しめる魅力があります。なぜなら、ベージュには豊富なカラーバリエーションがあるからです。
例えば、ベージュのなかには、淡い色味の明るいベージュや、深みのあるダークベージュなどの色味があります。
これらのカラーは、定番のグレーやネイビーなどとひと味違って、絶妙なこなれ感を演出できるのが魅力です。合わせる小物を上手に選べば、幅広いシーンに対応できるでしょう。
1-3. シーンに合わせてコーディネートしやすい

ベージュのスーツは、シーンに合わせてコーディネートしやすいのが大きな魅力です。明るすぎず暗すぎない中間色のベージュは、意外にもさまざまなカラーとマッチします。定番のホワイトシャツはもちろん、ピンクやスカイブルーなどの明るいパステルカラーのシャツにも合わせやすいカラーです。
また、ベージュは季節を問わず取り入れられるカラーでもあります。秋冬の寒い季節は、カラーのトーンを濃くしたり、起毛感のある生地を選んだりすれば、おしゃれに着こなせます。
2. ベージュカラーのスーツが似合う人の特徴

色味が明るいベージュカラーは、肌や髪色が明るい方と相性がよいといわれています。また、ベージュは膨張色のため、やせ型の体型の方にもおすすめです。体型が華奢なことにコンプレックスのある方は、ベージュのスーツが味方になってくれます。
さらに、穏やかで優しい印象のあるベージュカラーのスーツは、顔立ちの優しい方が身に着けると、その魅力をより引き出してくれます。顔の印象と調和することで、落ち着きあるエレガントな印象を、より高めてくれるでしょう。
3. ビジネススーツでベージュを着たい方へ|注意すべき2つのこと
ベージュは、色味が明るく、見方によってはカジュアルな雰囲気を与えてしまう可能性があります。そのため、ビジネスシーンで着用する場合は、注意が必要です。ここでは、注意すべき2つのポイントを解説します。
3-1. 会社の雰囲気によっては避けたほうがよい

ベージュのスーツは、落ち着いた大人の雰囲気がある魅力がある一方、ビジネスシーンの定番色であるネイビーやグレーなどと比べると、カジュアルな印象になりがちです。
オフィスカジュアルなジャケパンスタイルが受け入れられているような会社であれば、ベージュのスーツでも周りから浮くことはないかもしれません。しかし、保守的な企業文化の会社では、ベージュのスーツは避けたほうが賢明です。
ベージュのスーツを着用する際は、職場の雰囲気をしっかりと見極めることが大切です。
3-2. カジュアルさを抑えるために暗めのベージュを選ぶ

ビジネスシーンでベージュのスーツを着用するときは、暗めの色味のものを選んでカジュアルさを抑えましょう。
色味が暗いダークベージュであれば、真面目な印象を与えられるため、ビジネスシーンでも問題なく活用できる可能性が高いでしょう。ただし、事前に職場の雰囲気を確認しておくことは大切です。
また、スーツに合わせるアイテムも、重要なポイントです。ネクタイは、ベージュよりも暗いカラーを選びましょう。さらに、足元はシンプルな革靴を合わせることで、より引き締まった印象になります。
4. オーダースーツを仕立てる前に|ベージュスーツの着こなしポイント4選


ここでは、ベージュのスーツをおしゃれに着こなすための4つのポイントを解説します。オーダースーツを仕立てるとき、ぜひ参考にしてみてください。
4-1. ジャストサイズのスーツを着る

ベージュのスーツをおしゃれに着るときは、ジャストサイズのものを選びましょう。からだのラインにほどよく沿ったジャストサイズのスーツであれば、見た目にもスマートでスタイリッシュな印象を与えてくれます。
具体的に気を付けたいポイントは、以下の3つです。
● 肩の真上に、袖の縫い合わせラインがくるか
● ジャケットのボタンを留めたとき、胸元にこぶしが1つ入るくらいの余裕があるか
● ジャケット丈が、ヒップがちょうど隠れるくらいの長さであるか
スーツは、サイズ次第で周りに与える印象が大きく変わってしまいます。自分にぴったり合ったサイズを見つけて、おしゃれに着こなしましょう。
4-2. アースカラーの小物を身に着ける

ベージュのスーツをおしゃれに着こなしたい方は、アースカラーの小物を取り入れるのがおすすめです。アースカラーとは、オリーブグリーンやテラコッタなどの自然を連想させるカラーのことを指し、ベージュもその1つです。
ベルトやシューズ、ネクタイなどはアースカラーで統一しましょう。特に、同系色のブラウンのネクタイは、穏やかながらも気品を感じさせるカラーのため、ベージュのスーツにぴったりです。アースカラーの小物を身に着けることで、コーディネートに統一感が生まれ、よりおしゃれさをアピールできるでしょう。
また、結婚式の二次会や、ドレスコードが必要なレストランなど、華やかな装いが求められるシーンでは、アクセントにアースカラーのポケットチーフを身に着けるのもおすすめです。
4-3. ブルーやホワイトのシャツを着る

ベージュのスーツをおしゃれに着こなしたい方は、インナーにブルーやホワイトのシャツを合わせましょう。寒色系のシャツは、ベージュの持つ温かみとのコントラストが絶妙で、清潔感のある爽やかな雰囲気を演出してくれます。
定番で合わせやすいのは、ホワイトです。Vゾーンを明るく見せてくれるだけでなく、さまざま色柄のネクタイとマッチしやすいため、コーディネートの幅が広がります。
普段とは違うスーツスタイルを楽しみたい方は、ブルー系のシャツを合わせましょう。こなれ感に加え、フレッシュなイメージに仕上がります。
4-4. 柄に挑戦してみる

ベージュのスーツをおしゃれに着こなしたい方は、柄に挑戦してみるのもおすすめです。シャツやネクタイにストライプやチェックなどの柄を取り入れることで、大人の余裕を感じさせるおしゃれな雰囲気を演出できます。
ただし、シャツとネクタイの両方に柄を入れるのは避けましょう。コーディネートにまとまりがなくなり、見た目にもうるさい印象になってしまいます。
柄のあるスーツに挑戦したい方は、ストライプやチェック柄がおすすめです。オフィスカジュアルが受け入れられている職場であれば、ピンストライプやウィンドウペーンチェックがよいでしょう。さりげないストライプで、個性をアピールできます。
パーティーシーンでは、チェック柄がおすすめです。華やかな印象を与えつつ、落ち着いた大人の雰囲気を引き立ててくれるでしょう。
5. まとめ

本記事では、ベージュが持つ魅力に注目しつつ、ベージュのスーツを選ぶことのメリットや、ビジネスシーンでの気を付けるべきポイントなどを解説してきました。
ベージュのスーツは、洗練された大人の雰囲気を演出でき、豊富な色味の違いから、さまざまな着こなしを楽しめる特徴があります。
ビジネスシーンで取り入れたい場合は、職場環境を確認したり、暗めのカラーを取り入れたりするなどして、仕事をするのにふさわしい装いができるよう気を付けましょう。
カジュアルのなかにも大人の色気がある、魅力的なベージュのスーツをオーダーしたい方は、洋服の青山で展開するオーダースーツブランド「Quality Order SHITATE(クオリティーオーダー・シタテ)」がおすすめです。
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