オーダースーツで20代におすすめの生地ブランド5選!選び方や失敗しないための注意点を紹介

この記事の所要時間:約7分

自分好みのカスタマイズが可能なオーダースーツですが、生地のブランド選びで悩む方も多いのではないでしょうか。ブランドによってスーツの生地は、ベーシックなものから個性的なものまでさまざまです。

本記事では、20代におすすめの生地ブランドや、オーダースーツの選び方と注意点を紹介します。20代でオーダースーツを検討している方は、参考にしてください。

1. オーダースーツで20代におすすめの生地ブランド5選

オーダースーツで20代におすすめの生地ブランドを5つ紹介します。以下で詳しく見ていきましょう。

1-1. カノニコ

カノニコ

CANONICOは、1936年にイタリアのビエラ地区で創業された名門の機織メーカーです。高品質の高級ウールを主に生産しており、軽量で柔らかく、発色のよさが特徴です。ウールでありながらシルクのような光沢があるため、高級感を演出できます。

1-2. REDA(レダ)

REDAは、1865年に創業されたイタリアの名門ウール生地メーカーです。ビエラ地区に工場を持ち、高品質なウール生地を提供しています​。なかでも、シルクのような滑らかさと、エレガントな艶感を持つシルキーエフェクトの生地が人気です。 特殊なドルフィン加工によって生まれた美しい光沢と、ウールとポリウレタンの混紡による優れた伸縮性により、快適な着心地を提供します。

1-3. JOHN FOSTER(ジョン フォスター)


JOHN FOSTERは、1819年創業のイギリスの老舗生地メーカーで、品質の高さで世界的に評価されています。特に、細番手のウール生地やモヘア生地は、一世紀半以上にわたり多くのアパレルメーカーやテーラーに使用されています​。

1-4. MARZOTTO(マルゾット)

MARZOTTOは、イタリアの老舗生地メーカーで、高品質なウールと化繊製品を提供しています。トレンドを反映したデザイン性と、豊富な生地のバリエーションが特徴です。特に、動きやすさを重視したストレッチ性に優れた生地が多く、日常使いに適しています​。

1-5. DI FABIO (ディファビオ)

DI FABIOは、1995年にイタリアのビエラ地区で創業された比較的新しい服地メーカーです。生地は柔らかさと滑らかな光沢があり、高いファッション性が特徴です。また、時代のニーズに応えるため、常に市場調査をおこない、斬新なデザインや高感度な生地を提供しています。

2. 20代のオーダースーツの選び方

ここでは、20代のオーダースーツの選び方として、オーダー方法とおすすめの色と柄を紹介します。

2-1. 3つのオーダー方法から選ぶ

オーダースーツには、主に下記の3パターンのオーダー方法があります。

パターンオーダーイージーオーダーフルオーダー
特徴納期が早いカスタマイズ性
が高い
ジャストフィットな
仕上がり
納期目安2~3週間3~4週間1~2ヵ月
価格目安約3~5万円約5~10万円約20万円~

価格は使用する生地の種類やブランド、細部へのこだわりによってさらに変動することがあります。オーダースーツを検討する際は、予算とニーズに合わせて適切なオーダー方法を選択しましょう。

以下の記事ではオーダースーツの相場について詳しく解説しています。

>>オーダースーツの相場はいくらくらい?種類別の価格を紹介

2-2. 定番色のネイビーやグレーがおすすめ

20代のスーツは、定番色のネイビーやグレーがおすすめです。定番カラーなので活用シーンが多く、シャツやネクタイの色合わせが簡単です。また、スーツは色によって与える印象が異なります。

例えば、ネイビーのスーツは知的で信頼感を与え、一方グレーのスーツは、上品で落ち着いた印象を与えます。見た目だけでなく、与えたい印象に合わせて色を選ぶのもよいでしょう。

2-3. 落ち着いた雰囲気のストライプ柄がおすすめ

ストライプ柄のスーツは、フレッシュな印象を与えると同時に、信頼感や誠実さを演出します。ビジネスシーンでは、プロフェッショナルな印象を強調しつつ、若々しさをアピールできるでしょう。

また、ストライプのラインの太さによって与える印象が異なります。例えば、細めのストライプは控えめながらも洗練された印象を与え、太めのストライプは、カジュアルでありながらもエレガントな雰囲気を醸し出します。与えたい印象や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

3. 20代がオーダースーツで失敗しないための注意点


20代がオーダースーツで失敗しないためには、いくつかの注意点があります。以下で詳しく解説します。

3-1. 着用する目的を明確にしておく

理想のスーツをオーダーするためには、着用する目的を明確にすることが大切です。スーツの用途は多岐にわたり、同じビジネスでも就活や外回りの営業、商談、社内など、さまざまな場面が想定されるでしょう。

例えば、就活やビジネスシーンで着用するスーツは、信頼感や誠実さを印象付けられるデザインが求められます。このような場合は、シンプルなデザインで、定番のネイビーやグレーなど、落ち着いた色を選ぶとよいでしょう。

一方、外回りの営業や商談で使うスーツには、動きやすさや耐久性が求められます。長時間の移動や頻繁な着用に耐えられる素材や、通気性がよい生地を選ぶことで快適に過ごせるでしょう。

3-2. 予算を決めておく

スーツの価格帯は幅広く、リーズナブルなものから高級なものまでさまざまです。20代の方には、20,000円から40,000円の範囲で選ぶことをおすすめします。この価格帯は、高すぎず安すぎないため、社会人としてデビューしたばかりの方でも比較的入手しやすいでしょう。

ただし、スーツを選ぶ際は、値段だけでなく、フィット感や着心地を重視しましょう。サイズが合っていないスーツは着心地が悪く、見た目もだらしなく見えてしまうことがあります。

4. オーダースーツのブランド以外のこだわりポイント

オーダースーツは、生地のブランド以外にも、さまざまな魅力的なカスタマイズが可能です。以下で詳しく紹介します。

4-1. ボタンの素材

オーダースーツでは、ボタンの素材をナットや水牛などに変更可能です。

一般的なプラスチック製のボタンに比べ、ナットや水牛のボタンは高級感があり、独特の風合いを楽しめます。これらの素材はスーツ全体の印象を引き締め、ほかとは異なる個性的な仕上がりを実現します。

4-2. 本切羽

本切羽とは、スーツの袖口のボタンホールが実際に開閉できる仕様のことです。本切羽にすることで袖をまくる着こなしが可能になり、カジュアルな印象を与えられます。

仕事中はボタンを締めて着用し、休憩中は袖をまくって着用するなど、場面に応じた着こなしが楽しめるでしょう。

4-3. AMFステッチ

AMFステッチとは、スーツの襟やラペル、ポケットなどに施される飾り縫いのことです。ステッチがあることで見た目に高級感が加わり、スーツの輪郭がはっきりとし、襟の印象が強く際立ちます。細かいディテールにこだわることで、より高級感のある自分だけのスーツを楽しめます。

以下の記事ではオーダースーツのステッチについて詳しく解説しています。

>>オーダースーツはステッチにもこだわろう!ステッチの種類や役割、シーン別での必要性を紹介

5. まとめ


本記事では、20代におすすめの生地ブランドやオーダースーツの選び方、注意点を紹介しました。今回紹介したブランドからお気に入りを見つけ、自分だけの特別な一着をつくりましょう。着用シーンを明確にし、予算を決めておくことで理想のスーツを手に入れられます。

洋服の青山で展開されているオーダースーツブランド「Quality Order SHITATE(クオリティーオーダー・シタテ)」では、今回紹介したブランド以外にも、200種類以上の豊富な生地を取り揃えております。 専門のスタッフが丁寧にカウンセリングをおこない、お客さまが満足するスーツを仕立て上げいたしますので、ぜひご相談ください。

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