スーツとセットアップの違いとは?選び方やビジネス活用のポイントを解説

2025.11.10

ビジネス

この記事の所要時間:約7分

「セットアップスーツとスーツの違いがわからない」という方も多いはず。

そこで本記事では、スーツとセットアップの違いやそれぞれの特徴、おすすめのシーンなどをまとめました。ビジネスで使う際の注意点もわかりやすく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. スーツとセットアップは何が違う?

スーツとセットアップは似ていますが、一般的には以下のように分類されます。どちらもビジネスシーンで活躍する装いですが、選び方を誤ると場にそぐわない印象を与えてしまうことも。まずは両者の基本的な特徴を見てみましょう。

  • スーツ|上下同素材・同色で仕立てられたフォーマルウェア
  • セットアップ|上下を組み合わせた“着回し前提”のアイテム

1-1.スーツ|上下同素材・同色で仕立てられたフォーマルウェア

スーツ」というと、ジャケットとパンツ(またはスカート、ベスト)が同じ生地・色で作られた服装を呼ぶことが一般的です。上下がセットで販売されており、就職活動や冠婚葬祭など、フォーマルな場面で着用されています。

きちんとした印象を与えるため、ビジネスシーンで最も定番の服装といえるでしょう。

1-2.セットアップ|上下を組み合わせた“着回し前提”のアイテム

セットアップも色や素材をそろえて作られた服装ですが、セットアップの場合は上下を別々に使うケースも想定されているのが特徴です。ジャケットだけを普段の服に合わせたり、パンツをカジュアルなトップスと組み合わせたりと、着こなしの幅が広がります。
休日の街歩きやちょっとした外出にも使えるので、オンオフ問わず着回しやすい服装としておすすめです。

2. スーツがおすすめのシーン

スーツはフォーマルシーンに適しており、きちんと見せたい場面におすすめです。ここでは、スーツの着用がぴったりなシーンを紹介します。

  • 重要な商談やプレゼン
  • 冠婚葬祭や式典
  • 就職活動

2-1.重要な商談やプレゼン

取引先との大切な打ち合わせや社内外でのプレゼンテーションでは、スーツを選ぶ方が多いでしょう。

上下がきっちりと統一されたスーツは信頼感を与えやすく、話す内容にも説得力を持たせてくれます。特に初めて会う相手や、大きなプロジェクトに関わる場ではスーツがおすすめです。

2-2.冠婚葬祭や式典

結婚式

結婚式や葬儀、入学式や卒業式といったフォーマルな式典でもスーツを着用するのが一般的です。

なお、葬儀の場合は出席する立場によって着用する喪服の格式が異なるため注意しましょう。ブラックフォーマルが正喪服であり、女性の場合、パンツスーツは略喪服にあたります。

2-3.就職活動

就職活動の面接や説明会でもスーツの着用がおすすめです。特に黒のリクルートスーツは、就職活動で定番の装い。インターンや説明会では少し明るい色合いのスーツを着る人もいますが、面接などではネイビーや黒を選ぶのが良いでしょう。

3. セットアップがおすすめのシーン

セットアップはスーツほどかっちりしていないため、ややカジュアルな印象になりやすいのが特徴。上下をそろえて着ればきちんと感を出せますし、単品使いをすればカジュアルに着こなすことも可能です。

  • オフィス通勤
  • プライベート
  • 動きやすさ重視の営業活動

3-1.オフィス通勤

まとめ

日々の通勤服としてセットアップを選ぶ方も増えています。セットアップはスーツと比べて軽やかな素材や柔らかなシルエットが多く、長時間着ていても負担になりにくい作りのものが多いです。

インナーにシャツを合わせてビジネスライクな着こなしにしたり、カットソーやニットと組み合わせてオフィスカジュアルの装いにしたりと、着こなしの幅が広いのが特徴。社内のドレスコードが厳しくない職場であれば、とても使い勝手の良いアイテムです。

3-2.プライベート

セットアップはオフの日にも取り入れやすいアイテムのひとつ。ジャケットとボトムスをセットで着れば、ほどよくきちんと感のある“よそゆき”スタイルに。それぞれ単品でも着回しやすく、普段のトップスと組み合わせてカジュアルに楽しむこともできます。

旅行やちょっとした外出でも便利に使えるので、クローゼットに1着あると重宝します。カジュアルな素材のセットアップなら、スニーカーと組み合わせてもおしゃれに決まります。

3-3.動きやすさ重視の営業活動

営業職で外回りや移動が多い方には、動きやすいセットアップがおすすめ。軽量で伸縮性のある素材を使ったセットアップなら、移動中や作業の多い仕事でも快適に過ごせます。

取引先に訪問する際も、上下をそろえて着ればきちんとした印象を保ちつつ、動きやすさもキープ可能。暑い季節や長時間の外出時には特に活躍してくれるでしょう。

4. セットアップをビジネスで使う際の注意点は?

続いて、セットアップをビジネスで使う際の注意点を解説します。セットアップは便利な反面、着こなし方によってはややカジュアルな印象を与えてしまうこともあります。

ビジネスシーンで失敗しないために、以下のポイントを押さえましょう。

  • ベーシックな色を選ぶ
  • 肩回りがすっきりしたジャケットを選ぶ
  • オーバーサイズはTPOに気を付ける

4-1.ベーシックな色を選ぶ

ストライプ

ビジネスシーンでは、黒や紺、グレーなどの落ち着いたセットアップを選ぶのがおすすめです。派手な色や柄もおしゃれですが、フォーマルなシーンにはそぐわないと受け止められてしまうこともあります。

特に職場で初めてセットアップを着用する場合、まずは無地や細かい織り柄のセットアップを選んでおくと良いでしょう。

4-2.肩回りがすっきりしたジャケットを選ぶ

ジャケットは肩まわりのラインがきれいに見えるものを選びましょう。肩が大きすぎるとカジュアルな雰囲気になりやすいため、ルールの厳しい職場では注意が必要。購入前に試着して、腕を動かしてもごわつかないかを確認してみてください。

4-3.オーバーサイズはTPOに気を付ける

最近はゆったりしたサイズ感のセットアップも人気ですが、着用シーンに気をつけましょう。オーバーサイズを取り入れる場合は、丈感を整えたりシャツをきちんと合わせたりして、清潔感を保つ着こなしがおすすめです。

5. 着回しやすいスーツ・セットアップが豊富な「洋服の青山」

洋服の青山なら、着回しやすいスーツやセットアップが豊富に揃っており、ビジネスシーンに合った色味やサイズも充実しています。上下で異なるサイズを選べるスーツも展開しているので、自分の体に合った一着を見つけやすいのが特徴です。
定番アイテムも充実しており、店舗ではスタッフに相談しながら選ぶこともできます。

6. スーツとセットアップの違いに関するよくある質問

最後に、スーツとセットアップの違いに関するよくある質問をまとめました。

  • スーツに合わせる靴はなんでも良いですか?
  • セットアップの良いところは?

6-1.スーツに合わせる靴はなんでも良いですか?

スーツに合わせる靴はなんでも良いわけではありません。TPOを意識する必要があり、色やデザイン性など状況に応じた靴を選びましょう。

例えばフォーマルな場面では革靴や紐靴、カジュアルな場面ではローファーやスニーカーを選ぶなど、状況に合わせて足元のおしゃれを楽しむのがおすすめです。

6-2.セットアップの良いところは?

セットアップの魅力は、着回しの幅が広がる点。ジャケット付きのセットアップで上下をそろえて着ればきちんと感を出せますし、別々に普段着として活用することも可能です。動きやすい素材が使われていることも多く、長時間の移動や外出がある日でも快適に過ごしやすいでしょう。

7. シーンに合わせてスーツとセットアップを使い分けよう

スーツとセットアップの違いについて解説しました。スーツはフォーマル度が高く、就職活動や式典、重要な商談などにおすすめの装いです。一方、セットアップは軽やかで着回しがきくため、通勤やプライベートまで幅広く使えるのが魅力。どちらを選ぶかは仕事内容やオフィス環境によって異なるため、ぜひTPOに応じて取り入れてみてください。

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