【結婚式】女性のスーツスタイルはあり?マナーと華やかに見せる選び方

2025.12.22

お祝い事

女性が結婚式にスーツを着てもいいの?マナーやスーツの種類を紹介

この記事の所要時間:約10分

「ドレスやワンピースが定番」と思われがちな女性ゲストの結婚式コーデですが、実はスーツスタイルも選択肢のひとつ。きちんと感がありつつ華やかさを演出できれば、フォーマルシーンでもふさわしい装いに仕上がります。

本記事では、女性が結婚式にスーツで参列する場合のマナーや着こなし方、選び方のポイントをわかりやすくご紹介素材カラー小物の合わせ方までていねいにまとめているので、スーツを着るか迷っている方も参考にしてみてください。

1. 結婚式にレディースのスーツスタイルはあり?

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結論からいうと、女性が結婚式にスーツを着用しても問題ありません。ドレスやワンピースに比べて露出が少ないスーツは年齢や立場を問わず着こなしやすく、かしこまった印象を与えたいときにもぴったりです。

ただし、一般的なビジネススーツとは異なり、お祝いムードを意識したセレモニー向けのスーツを選ぶことがポイント。近年では、セミフォーマルよりもカジュアルなインフォーマルの着用をOKとする結婚式も増えてきており、選択肢の幅は広がっています。

2. 結婚式にふさわしいレディーススーツ

一口にレディーススーツといっても、さまざまなスタイルがあります。まずは、結婚式にふさわしいレディーススーツの装いを見てみましょう。

  • セレモニースーツ
  • パンツスタイル
  • ワンピース+ジャケットセット

2-1.セレモニースーツ

セパレートタイプのスーツ

フォーマルなシーン向けに仕立てられたセレモニースーツは、結婚式にもぴったり

ツイードやジャカード、控えめなラメ感のある素材などが多く、さりげない華やかさを備えています。セットアップで着るだけでコーディネートが完成するのもうれしいポイント。上品で好印象な装いに仕上がります。

2-2.パンツスタイル

パンツスタイルのスーツ

パンツスタイルとは、上がジャケット、下がパンツに分かれているスーツのこと。スカートよりも動きやすく、クールで大人っぽい印象を与えられる点が魅力です。

ボディラインに適度に沿っているためシルエットがすっきりと見え、スタイルアップが期待できることもポイント。

インナーがホワイトだとビジネススーツと似た印象になってしまい、華やかさに欠けてしまう場合があります。そのため結婚式では、ブルーやピンクのインナーにあえて挑戦することで、祝いの場により適した装いに着こなすのもおすすめです。

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2-3. ワンピース+ジャケットセット

ワンピースタイプのスーツ

ワンピースタイプは他の2タイプとは違い、上下が分かれていないワンピース型のスーツのこと。1着でベースのコーディネートが完成するので、上下の組み合わせやインナーを考えるのが苦手な方におすすめです。

ジャケットを合わせることはもちろん、袖がついているデザインのワンピースなら羽織らなくてもOK。華やかな羽織をプラスすると、より結婚式にふさわしい華やかな装いになります。汎用性が高いので、子どもの入学式、卒業式、同窓会などにも着用可能。1着持っておくと重宝します。

3. 結婚式のレディーススーツの選び方

スーツスタイルで結婚式に出席する場合は、デザイン選びがポイントです。ここでは、結婚式のレディーススーツの選び方のコツをご紹介します。

  • 素材は程よく光沢感のあるものを選ぶ
  • カラーは明るくて上品なものがおすすめ
  • バッグはコンパクトなものを合わせる
  • 小物アイテムでお祝いムードをアップ

3-1.素材は程よく光沢感のあるものを選ぶ

スーツの素材にはさりげない光沢や織り柄のあるものを選ぶことで、セレモニーらしい華やかさを演出できます。ツイードやサテン混などは、上品な雰囲気がありおすすめ。

マットな素材はオフィスっぽく見えてしまうこともあるため、素材感にはこだわって選びましょう。

3-2.カラーは明るくて上品なものがおすすめ

ベージュやライトグレー、パステルカラーなど、明るめの色合いはお祝いの席にぴったり。ネイビーやくすみカラーを選ぶ場合も、素材やアクセサリーで明るさをプラスすると好印象に。ホワイトや全身ブラックのデザインは避けつつ、程よく華やかなものを選びましょう。

3-3.バッグはコンパクトなものを合わせる

バッグは小ぶりなクラッチやハンドバッグがおすすめ。パールやメタルの装飾があるものや、サテン素材のものなら、セレモニー感もアップします。

一方、大きなトートやビジネスバッグはカジュアルに見えてしまうため、避けた方が無難。サブバッグとして使用する場合は受付時にクロークへ預けましょう。

3-4.小物アイテムでお祝いムードをアップ

ネックレスやピアスなどのアクセサリーを活用して、お祝いムードをプラスするのがおすすめ。パールやゴールド、シンプルなビジューなど、落ち着いた華やかさがあるものを選びましょう。

コサージュをプラスすれば、よりフォーマルでお祝い感のある装いに仕上がります。

4. 結婚式で避けたほうが良いレディーススーツは?

お祝いの場にそぐわない色・デザイン・雰囲気のものは避け、マナーを守った装いを心がけましょう。以下では、結婚式で避けたほうが良いレディーススーツの特徴をまとめました。

  • 全身ホワイトorブラック
  • 丈の短いスーツ
  • 派手な色柄のスーツ

4-1.全身ホワイトorブラック

結婚式では、全身ホワイト、またはブラックのスーツは着用を避けましょう。ホワイトはウェディングドレスを連想させ、新婦と服装の色が被り失礼にあたります。コーディネートを華やかに整えることも大切ですが、新婦の気持ちに寄り添う気持ちも同じぐらい大切です。

また、ブラックのスーツは一般的に喪服を連想させます。ドレスなら結婚式に適した華やかさを演出できますが、スーツの場合は喪服感が拭えません。

もし、ホワイトやブラックのスーツを着用したい場合は、羽織や小物で色味を調節しましょう。例えば、ホワイトのスーツの際は、ブラックのバッグや羽織を合わせることで真っ白な印象を軽減。ブラックのスーツなら、シャンパンゴールドのアイテムなどを合わせることで、結婚式にふさわしい華やかさをプラスできます。

4-2.派手な色柄のスーツ

ホワイトやブラックのスーツ以外にも、鮮やかすぎる原色や大きな柄、奇抜なデザインのスーツは目立ちすぎてしまうことも。主役である新郎新婦を引き立てる意味でも、控えめで上品なデザインを心がけましょう

どのような服装を選ぶにせよ、結婚式の主役はあくまで新郎新婦。お祝いムードに水を差さないよう、結婚式にふさわしいマナーを守った服装選びを心がけましょう。

4-3.丈の短いスーツ

スカート丈が極端に短いものはフォーマルシーンにふさわしくありません。座ったときに膝が完全に見えるような丈は避け、ひざ下~ミモレ丈程度を目安に選ぶと落ち着いた印象に。

また、意外と見落としがちなのが、スカートに入っているスリットです。膝丈ジャストのスカートでも、ざっくり大きめのスリットが入っているものは、露出が多い印象を与えてしまいます。深いスリットが入ったスーツは避けるようにしましょう。

5. 結婚式におすすめなレディーススーツコーデ

結婚式や披露宴にゲストとして出席する際、「きちんとした印象を与えつつ、華やかさも出したい」と悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは、マナーを押さえつつ、おしゃれで品良くまとまるレディーススーツのコーディネートをご紹介します。ぜひ、特別な一日の装いの参考にしてください。

5-1.明るめカラーのワンピーススーツ

やわらかな光沢感と、明るいトーンが魅力のワンピーススーツは、結婚式という晴れの日にぴったり。ピンクやベージュ、ライトグレーなどの淡いカラーはやさしい印象を与えてくれるため、幅広い年齢層のゲストに支持されています。

セットアップのワンピーススーツなら、インナーを選ばず1枚で華やかな着こなしが完成。ジャケットを羽織ればきちんと感が加わり、フォーマルな場にもふさわしい装いになります。バッグやシューズは、落ち着いた色味のものを選ぶと全体が引き締まり、バランスのとれた印象に仕上がります。

5-2.ジャケットコーデにアクセサリーをプラス

光沢のある素材を着こなせるか不安な方は、ジャケットコーデにコサージュなどのアクセサリーを取り入れることもおすすめ。普段使いとは違う、結婚式にぴったりの華やかさを演出できます。

また、インナーやショールなどでレースを取り入れるのも良いでしょう。きちんと感と華やぎを両立できるスタイルは、親族や職場関係など、結婚式での立場を問わず活躍してくれるはず。

5-3.セレモニーにぴったりなツイードスーツ

フォーマル感と華やかさを兼ね備えたツイードスーツは、結婚式にもぴったりなおすすめアイテム。光の当たり方によってさりげない輝きを放ち、写真映えもばっちりです。

インナーにホワイトのブラウスを合わせたり、胸元にコサージュを添えれば、フォーマル度もお祝いムードも一気にアップ。かしこまりすぎず、でもしっかりと場にふさわしい印象を与えたい方におすすめのスタイルです。

5-4.洒落っ気たっぷりなブラウンコーデ

周囲とかぶりにくく、洒落っ気たっぷりな印象を与えてくれるのがブラウンスーツ。ナチュラルで落ち着きがありながらも、華やかさをしっかりと感じさせるおしゃれなスタイルです。

Vカラージャケット×テーパードパンツのセットアップに、同系色のボウタイブラウスを合わせて統一感を演出。胸元にあしらったコサージュで華やかさをプラスしています。コサージュを外せばビジネスシーンにも応用可能な、汎用性の高い着こなしです。

6.「洋服の青山」なら結婚式にぴったりなレディーススーツが豊富!

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フォーマルシーンでの服装選びに迷ったときは、「洋服の青山」がおすすめ!快適に着用できて「きちんと見え」も叶うレディースコーデが豊富に揃っています。

セレモニースーツはもちろん、ワンピースやスカート、羽織りものまで幅広く選べるのもポイント。通気性のよい素材や丸洗いできるアイテムなど、うれしい機能が備わった服が多いのも魅力です。サイズ展開も幅広く、自分にぴったりの一着を見つけられるので、ぜひチェックしてみてください。



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7. 結婚式のレディーススーツに関するよくある質問

最後に、結婚式のレディーススーツに関するよくある質問をまとめました。

Q1. 黒のスーツしか持っていない場合は?

Q2. 職場の上司の式にパンツスーツでもOK?

Q3. 40代におすすめのレディーススーツは?

Q1. 黒のスーツしか持っていない場合は?

黒のスーツを結婚式に着る場合は、組み合わせるアイテムに工夫を加えるのがポイント。光沢感のあるブラウスや明るめのアクセサリー、華やかなコサージュを合わせることで、喪服っぽさを払拭してお祝いの場にふさわしい雰囲気を演出できます。

Q2. 職場の上司の式にパンツスーツでもOK?

パンツスーツでの出席も特に問題ありません。派手すぎないカラーを選び、ブラウスや小物で華やかさをプラスすると、フォーマル感もしっかりキープできます。

Q3. 40代におすすめのレディーススーツは?

落ち着きのある上品なデザインのスーツがおすすめです。ツイード素材や控えめな光沢感のあるセレモニースーツ、シルエットが美しいジャケットスタイルなどが人気。カラーはネイビーやグレージュ、ベージュ系が柔らかく好印象です。詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

8. 結婚式にふさわしいレディーススーツで思い出に残る1日を

女性が結婚式にスーツで出席することは、今や珍しいことではありません。大切なのは、お祝いの席にふさわしい華やかさと上品さを意識したコーディネートを選ぶこと。

ホワイトやブラックの着こなしには注意しつつ、光沢やレースなどの華やかな素材を取り入れたり、小物やカラーで季節感や個性を加えたりすることで、印象的な装いに仕上がります。フォーマルマナーをしっかり押さえながら、自分らしい結婚式コーデを楽しんでみてください。

品格と礼節と伝統を重んじるフォーマルスタンダード

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