内定式の髪型は、清潔感があり、顔まわりがすっきり見えるスタイルに整えることが大切です。髪が目にかかったり乱れやすかったりする状態だと、落ち着いて過ごしにくくなるため、事前に整えておく必要があります。
この記事では、ショート・ボブ/ミディアム・ロングの長さ別に内定式での髪型のポイントを紹介。髪色の基準や避けたいスタイル、当日の準備ポイントまで詳しく解説します。
この記事でわかること
監修者からのコメント

内定を得て就職が決まったことで気持ちが軽くなり、髪の色を明るくしたり、個性的な髪形を楽しんだりしている人もいるでしょう。そんななかで内定式の日が近づいてきて、「当日の髪形はどうしたらよいか」「就活の頃のようにきちんとした方が良いのだろうか」と迷う人は、ぜひこの記事を読んでみてください。
内定式では清潔感のある髪型を意識しよう
内定式は、内定先の企業から正式な通知を受け取り、役員や人事、広報、そして同期と初めて顔を合わせるフォーマルな場です。そのため、髪型や服装は、まず企業からの案内や指定があれば、それに従うことが大切です。
普段は比較的カジュアルな雰囲気の業界・企業であっても、内定式当日は自由度の高さよりも、式典であることやマナーを意識した、フォーマル寄りのスタイルや髪型・髪色を心がけると安心です。
また、内定式は社会人としての第一印象が決まる場でもあります。髪型で個性を強く出すよりも、清潔感や落ち着き、丁寧さが自然と伝わるスタイルを意識することが大切です。顔まわりがすっきり見えて、乱れにくい髪型に整えておくことで、式典の雰囲気に沿った身だしなみになります。
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内定式の髪型で重要なポイント
内定式の髪型には、長さやスタイル、性別に関係なく共通して意識したいポイントがあります。まずはどんな髪型にも当てはまるポイントを確認して、清潔感のある仕上がりを目指しましょう。
目・顔まわりを隠さない
内定式では、挨拶や会話の場面が多く、相手はあなたの表情を見ながらコミュニケーションを取るでしょう前髪やサイドの髪が目や口元を覆っていると、話しかけにくい印象につながることがあります。
前髪は目にかからない位置に整えるか、左右に軽く流して視界を確保しておきましょう。サイドの髪も、耳が少し見える程度にまとめたり整えたりすると、すっきりとした雰囲気になります。
乱れにくいスタイルにする
内定式は、移動・写真撮影・説明会・懇親会などで動きが多い一日となります。動くたびに髪が落ちてきたり、お辞儀の度に顔にかかったりすると、髪を整え直すために気が散りやすくなります。
髪が長めの方は、ひとつ結び・ハーフアップなど、固定力のあるスタイルがおすすめです。髪が短めの方も、前髪やサイドをピンやスタイリング剤で軽く留めておくと、崩れにくく整った状態をキープしやすくなります。

内定式当日に何度も鏡を確認しなくて済む髪型のほうが、目の前のプログラムに集中しやすくなりますよ。
寝癖や色ムラなどを整えておく
どれだけシンプルな髪型でも、寝癖が残っていると整っていないように受け取られる場合があります。朝は根元からしっかり濡らして寝癖をリセットし、ブローで髪の流れを整えると、表面がなめらかにまとまり、清潔感のある仕上がりになります。特に前髪やサイドの毛は視線が集まりやすいため、意識して整えることが大切です。
また、色ムラやカラーの抜けが目立つ状態だと、髪全体が整っていないように見える場合があります。気になる部分がある場合は、事前に全体の色を整えるか、部分的に補修しておくことで、仕上がりに統一感が生まれます。

内定式は、その企業で働く一員としての第一歩の日です。自分としても自信を持って臨みたいし、社員の方にもよい印象を持ってもらいたいもの。そのためにも清潔感を第一に意識しましょう。これから一緒に働いていくうえでどう見られたいかを考えて準備することが大切ですが、くせ毛や元の髪色まで変える必要はありません。
ショートヘア向けの内定式の髪型

ショートヘアは、顔まわりがすっきり見えやすく、清潔感を出しやすい長さです。内定式では、次のようなヘアスタイルが向いています。
ショートヘアの髪型例
- 前髪を横に少し分けるスタイル
- センター分けのナチュラルショート
- ベリーショート
- アップバング(前髪を立ち上げるスタイル)
耳が隠れない・襟足がつかないスタイルは、全体が整って見えやすく、式典のきちんとした雰囲気にも馴染みます。
スタイリングのコツ
ショートヘアは清潔感を出しやすい一方、少しの乱れが目立ちやすい長さです。内定式では、顔まわりが明るく見えるようにサイドの毛を耳が見える程度に整え、前髪は目にかからないよう軽く流すか、自然に上げるようにしてみましょう。毛先は軽く内側に収めると全体がまとまりやすく、ビジネスシーンにも合うバランスになります。
使用するワックスは少量がおすすめです。つけすぎるとテカリや束感が強く出るため、指先で薄くなじませる程度を意識すると、ちょうどよい自然な仕上がりになります。
避けたい髪型
ショートヘアの場合、次の髪型は避けるのがおすすめです。
- 無造作なスタイル
- トップを立ち上げすぎるスタイル
- 前髪が目にかかるスタイル
- スタイリング剤をつけすぎて固めた髪
- ツーブロック(刈り上げ部分が広い/段差が目立つスタイル)
ショートヘアはコンパクトで清潔感を出しやすい一方、少しの乱れが印象に響きやすい長さです。特に無造作なスタイルは寝ぐせのように見える場合もあるため避けましょう。
また、トップの立ち上げすぎや、刈り上げが目立つスタイルは華やかさ・個性が強くなり、業界・企業によっては内定式の落ち着いた雰囲気には合わない可能性があります。前髪が目にかかる髪型も、表情が伝わりにくくなるため避けたいスタイルです。
ボブ・ミディアムヘア向けの内定式の髪型

ボブ〜ミディアムヘアは、顔まわりがすっきり見えやすく、程よくきちんと感も出しやすい長さです。内定式では、次のようなヘアスタイルが取り入れやすいでしょう。
ボブ〜ミディアムの髪型例
- 内巻きボブ
- ハーフアップ
- 髪を下ろすスタイル(ダウンスタイル)
- 低めのひとつ結び
スタイリングのコツ
ボブ〜ミディアムヘアは毛先が動きやすい長さのため、乱れて見えないように形を整えておくことが必要です。
肩に触れる長さは特に毛先が広がりやすいため、軽めのオイルやミストをなじませて輪郭を整えておくと形が安定します。顔まわりの髪は、目にかからないよう耳の後ろに軽く流すとすっきりまとまります。
髪が肩より長い場合は、動いたときに髪が顔にかかりにくいハーフアップや低めのひとつ結びなども選びやすいでしょう。
髪の毛を結ばないダウンスタイルにする場合は、毛先まで丁寧に整えておくようにしてみてください。広がりやパサつきが出ると乱れが目立ちやすいため、オイルやスプレーで軽くおさえておくと、時間がたっても落ち着いた状態を保ちやすくなります。
避けたい髪型
ボブ〜ミディアムヘアの場合、次の髪型は避けるのがおすすめです。
- 強い外ハネスタイル
- 巻き髪を強めに作ったスタイル
- 後れ毛・触覚(顔周りの毛)を多く出したアレンジ
- ウルフカット(レイヤーが多い髪型)
ボブ〜ミディアムの場合、外ハネや強い巻きなど動きの大きいスタイルは、乱れや華やかさが強調されやすくなります。日常シーンでは合う髪型でも、内定式のように落ち着いた雰囲気が求められる場では控えめにしておくと安心です。
また、後れ毛や触覚(顔周りの毛)を多めに残したアレンジは、カジュアルな雰囲気が出やすいため内定式には合わない場合があります。ウルフカットのようにレイヤーが多いスタイルは、髪が散らばりやすいため、耳にかける・ヘアゴムでまとめるなどの工夫が必要です。
ヘアアクセサリーを使う場合は、飾りのないものや細いタイプなど、控えめなデザインを選ぶのがおすすめです。
ロングヘア向けの内定式の髪型

ロングヘアはアレンジの幅が広く、華やかさが出やすい一方で、髪が長い分動くたびに乱れやすいという特徴があります。内定式では、落ち着きと整った身だしなみを意識したまとめ髪が向いています。
ロングヘアの髪型例
- 低めのひとつ結び(ポニーテール)
- ハーフアップ
- 低めのシニヨン(お団子)
スタイリングのコツ
ロングヘアは髪が肩や背中に触れるため、動くと乱れやすく、顔まわりにも髪がかかりやすくなります。内定式では長時間過ごすことを考え、髪をまとめておくのがおすすめです。
低めのひとつ結びは髪が動きにくく、顔まわりもすっきりするため取り入れやすいスタイルです。毛先を巻く場合は、強く巻くと華やかに見えやすいため、軽く動きをつける程度にしておくとバランスが整います。
また、顔まわりの髪は多く残しすぎないようにし、必要に応じて耳にかけるなどして調整すると、髪が落ちてこず整った印象になります。ヘアアクセサリーを使う場合は、飾りのないものや細いタイプなど、控えめなデザインを選ぶのがおすすめです。
避けたい髪型
ロングヘアでは、次の髪型は避けるのがおすすめです。
- 高い位置でのポニーテール
- 強いカール・大きめの巻き髪
- 髪を下ろすスタイル(ダウンスタイル)
ロングヘアは量や長さがある分、少し動くだけで毛先が広がったり、顔にかかりやすかったりと、整った状態を保つのが難しいことがあります。内定式のように移動や写真撮影が多い日は、下ろしたままだと崩れやすく、手直しが必要になる場面もあるため、ダウンスタイルは避けるほうが安心です。
また、高い位置のポニーテールや強く巻いた髪は、カジュアル感や華やかさが出やすいため、フォーマルなビジネスシーンでは低めの位置でまとめるほうが適しています。

髪が乱れにくいスタイルを選ぶことで、長時間過ごしても整った状態を維持できます。
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内定式の髪色はどこまで明るくてOK?
内定式では、髪型と同様に髪色の明るさも意識したいポイントです。
一般的には、自然な黒〜暗めのブラウンがおすすめです。カラーをしている場合は、光が当たっても明るく見えすぎない7トーンまでを目安にしてみてください。このくらいのトーンであれば、フォーマルさを保ちながら、やわらかい雰囲気を残すこともできます。

また、「毛先だけ色が抜けて明るくなっている」「根元だけ暗い」などのムラがある状態は、全体が整って見えにくいため、気になる場合は事前に補修しておくことをおすすめします。
地毛がもともと明るい場合は、黒染めをする必要はありません。あくまで「自然な状態で整っているか」を基準にすることが大切です。

内定式は、同期や社員と初めて会う場です。極端に明るい色や鮮やかなカラーは避けて、本来の髪色や自然な髪色にしておくと、場の雰囲気にも馴染み、落ち着いて参加できます。
内定式を迎えるための髪型準備リスト(前日〜当日)
内定式を安心して迎えるためには、当日のスタイリングだけでなく、前日までの準備も大切です。髪の状態を整えておくことで、当日のスタイリングがしやすくなり、崩れにくさにもつながります。
前日までにしておきたいこと
- 髪を染めている場合は、美容院などで髪色のムラ・抜けを補修しておく
- 使うスタイリング剤やヘアピンを用意しておく
当日の朝にしておきたいこと
- 根元から濡らしてブローし、寝癖や浮き毛を丁寧に整える
- 顔まわりの毛が顔にかかっていないかを確認する
- 仕上がりを横・後ろからも確認する
内定式は移動や写真撮影などで髪が乱れやすいため、当日は簡単に手直しできるアイテムを持っておくと安心です。髪の広がりを抑えるミニサイズのヘアオイルがあると、乾燥や静電気で毛先が広がったときにすぐ整えられます。
前髪が崩れやすい場合は、細かい部分を整えられる前髪用コームをバッグに入れておくと便利です。また、髪が落ちてきたときの応急対応としてヘアピンやヘアゴムを予備で持っておくと、落ち着いて対処できます。
内定式では髪型だけでなく身だしなみ全体に気を配ろう
髪型は身だしなみのなかでも特に目立ちやすい箇所ですが、内定式では服装や小物まで含めた全体のバランスを整えることが大切です。どこか一部分だけが整っていても、全体としてまとまりがないと清潔感が伝わりにくくなるため、髪型とあわせてトータルで準備しておきましょう。
内定式当日の身だしなみポイント
- スーツの場合:就活で使用したブラック・ネイビーなどのシンプルなスーツを着用する
- 私服指定の場合:清潔感のある服装を心がけ、落ち着いた色とデザインを選ぶ
- シューズ・バッグなどの小物:汚れやシワがないか確認し、丁寧に整えておく
- メイク・ヒゲ・眉など:自然に見えるよう、過度にならない仕上がりを意識する
身だしなみが整っていると、初めて会う同期や社員の前でも落ち着いて過ごしやすくなります。髪型だけに偏らず、身だしなみ全体をひとつのセットとして整えることが、内定式を心地よく迎えるための大切なポイントです。
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よくある質問
内定式にふさわしい髪型は?
内定式では、清潔感があり、顔まわりがすっきり見える髪型が適しています。前髪やサイドの髪が目や顔にかかると、表情がわかりにくくなるため、横に流したりまとめたりして整えることが大切です。ロングヘアの場合は、低めのひとつ結びやまとめ髪のほうが崩れにくく、清潔感を保てるでしょう。
内定式で避けたい髪型は?
清潔感が保ちにくい髪型は避けましょう。例えば、寝癖が残っている、前髪が目にかかっているなどは、整っていない印象につながります。また、高めのポニーテールや強い巻き髪はカジュアル感が強まるため、落ち着いた内定式の場では避けるほうが無難です。
内定式は明るい髪色でもいいですか?
明るい髪色でも極端でなければ問題ありませんが、控えめなトーンにしておくと内定式の場に合いやすくなります。カラーをしている場合は、7トーン程度の落ち着いた髪色にすると、柔らかく見えつつフォーマルさも保てます。
地毛がもともと明るい場合は、黒染めをする必要はありません。
内定式は髪の毛を下ろすスタイルでもいいですか?
髪を下ろすスタイルでも、髪が整っていて顔まわりがよく見える状態であれば問題ありません。ただし、ロングヘアは動くたびに髪が顔にかかりやすく、パサつきや広がりが目立つと整った状態を保ちにくくなります。気になる場合は、まとめたスタイルにするほうがおすすめです。
内定式はパーマスタイルでもいいですか?
パーマ自体は問題ありませんが、仕上がりが派手に見えないよう注意が必要です。強いカールや大きく広がるウェーブはカジュアルな印象を与える場合があるため、内定式ではゆるめのカールにとどめるのがおすすめです。パーマを活かす場合も、顔まわりが隠れすぎないこと・毛先が広がらないことを意識すると、落ち着いた印象になるでしょう。
地毛が癖毛や縮毛の場合は、ストレートにする必要はありません。
監修者情報

監修者:遠藤 美穂子さん
新卒で東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行、営業店・本部にて法人営業に携わるほか、新人研修講師、採用面接官も経験。
現在はキャリアコンサルタントとして大学での就活支援、キャリア系講義、社会人向けのビジネスマナーやキャリア開発研修などを行っている。
資格:国家資格キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
