就活ノウハウ

就活の情報収集のやり方とは?SNSの活用方法や収集のコツも解説

就活情報収集_アイキャッチ

就活の情報収集は、業界研究や企業研究のために行うことのひとつです。特に就活を始めた当初は、「自分はどの業界で働くといいのか」「どんな企業にエントリーしたいか」などを知るために情報を収集する方が多いでしょう。

膨大な情報から必要なものを探すには時間がかかるため、効率よく情報を収集し、正しい情報を見極めるコツも把握しておきましょう。

人事

収集した情報は就活の序盤だけではなく、志望動機や自己PRに活かせるほか、内定を複数獲得したときの決め手としても役立つでしょう。

この記事でわかること

  • スマートフォンやパソコンを使った情報収集は気軽にできる→インターネットで情報を集める方法はこちら
  • リアルなイベントに参加することで、情報の深掘りができる→イベントで情報を集める方法はこちら
  • 限られた時間のなかで効率的に情報収集を行うことを意識したい→情報収集のコツはこちら

学生が就活の情報収集で使用するツール・サービスとは?

株式会社ガロアが2024年8月に実施した調査「就活生が情報収集に使っているツール・サービス【アンケート調査】」によると、使っているツール・サービスで最も多いのは「就活情報サイト」で7割を超える結果となりました。

学生が就活の情報収集で使用するツール・サービスとは?

※参考:株式会社ガロア「就活生が情報収集に使っているツール・サービス【アンケート調査】
※調査期間:2024年08月19日(月)~2024年08月24日(土)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約800の学校の学生
対象者数:就活を開始している4年制・短期大学・専門学校を含む学生412名

次いで、企業のWebサイトが4割となっています。

ツールやサービスのほか、会社説明会、インターンといったイベントに参加する方法での情報収集も、2割以上の学生が行っていることがわかりました。

この調査結果から、スマートフォンやパソコンを使いながら情報収集をしつつ、よりリアルな部分を知るためにはリアルなイベントに参加するといったように、多角的な方面から情報を集めることで深掘りしているとわかります。

【ツール・サービス】就活で役立つ情報収集の方法

まずはスマートフォンやパソコンで利用できるツール・サービスを紹介します。移動中などの隙間時間にも情報収集できることがメリットです。

すべてを活用する必要はなく、自分に合った方法で情報を収集していきましょう。

就活情報サイト・アプリ

就活に関する情報収集の定番は、マイナビやリクナビなどの就活情報サイト・アプリです。

企業に関する情報を収集できるほか、インターンや本選考のエントリーもできるため、就活の終盤まで活用する方も多いでしょう。さらに、コラムなどでES(エントリーシート)の作成や面接対策といった、幅広い情報が掲載されている点が特徴です。

就活がスタートしたら、まずは登録しておくのがおすすめです。

ポイント

  • 無料で利用できる
  • 就活序盤の情報収集から、本選考のエントリーまで長い期間活用する
就活 アプリ アイキャッチ
【27卒】就活のおすすめアプリ31選!上手な活用方法も解説

スマートフォンのアプリには、就活をより便利にするものがあります。就活スタートから面接選考までさまざまなフェーズで活用できるアプリがあるため、今の自分にとって便利なものを見つけてみましょう。

企業の公式サイト

気になる企業、選考を受けたい企業が決まっている方は、企業の公式サイトから情報を得るのがおすすめです。その企業に関する情報であれば、公式サイトからの情報が迅速かつ正確です。

経営理念などの基本的な情報のほか、IR(Investor Relations)情報でも企業研究ができるため、公式サイト内を細かくチェックしてみましょう。

また、新卒採用ページを設けている場合は、インターンや本選考の応募もできるため、志望度が高い企業の公式サイトは定期的に確認することが大切です。

ポイント

  • 情報の正確性がある
  • 採用コンテンツがある場合は、インターンや本選考のエントリーができる
  • 写真などから、働いている社員や職場の雰囲気を把握できる

企業の公式SNS

企業が発信するコンテンツのひとつに「企業公式SNSアカウント」があります。

企業が日々製品やサービスに関する情報を発信するアカウントのほか、学生向けにインターンの募集などの発信をしているものもあります。選考を受けたい企業、興味がある企業のアカウントは早めにフォローしておきましょう。

ポイント

  • 日常のなかで気軽に情報収集できる
  • インターンの募集開始などの情報を早めにキャッチしやすい
  • 必要な情報を見逃さないために、企業をフォローする数は絞る

YouTubeなどの動画

YouTubeなどの動画は隙間時間を使って情報収集できることがメリットです。

動画には大きく分けて「企業の公式チャンネル」と「第三者による情報発信の動画」の2種類があります。

企業が公式チャンネルとして投稿する動画には、就活をする学生向けに、企業の概要や特徴、職種などの情報を発信するものがあります。興味はあっても、予定が合わない、遠方で来社が難しいなど、インターンへ行けない企業であれば、動画を通して企業の雰囲気を確かめられるというメリットもあります。

就活全般に関する情報を発信する第三者のチャンネルの場合は、投稿者の主観も含まれている可能性があるため、その点を理解しながら動画を閲覧しましょう。企業研究のほか、ESや面接といった選考のポイントを解説している動画もあるため、就活の終盤まで情報収集、選考対策でも活用できることがメリットです。

ポイント

  • 隙間時間を活用して情報収集できる
  • ただ閲覧するだけではなく、得た情報を就活に活かすことを意識したい

口コミサイト

口コミサイトとは、その企業で働いている人や働いていた人が、企業に関する評価・情報を投稿するサイトです。給与や福利厚生、社内の雰囲気、成長性や将来性などが確認できます

投稿した個人の主観や経験に基づいているため、実際には部署などによって環境は異なりますが、リアルな意見を知ることができるでしょう。

ポイント

  • 社員や環境、給与、有給の取りやすさなど本当に知りたいことも記載されている
  • 1人だけの意見ではなくさまざまな人の意見を見て判断したい
  • 大手企業、有名企業の情報が多い

ニュースサイト

経済新聞やそのニュースサイトなどを用いて情報収集をすることもできます。

ニュースサイトでは、一部有料の記事もありますが、無料で閲覧できる記事も多くあります

ニュースサイトは比較的新しい情報を入手しやすく、必要な情報だけを読める点がメリットですサイト内で企業名で検索して、特定の企業に関するニュースだけを読むことも可能です。

ポイント

  • 無料で閲覧できる記事もある
  • 必要な情報だけを閲覧しやすい
  • 数分程度の短時間でも情報収集できる

生成AI

ChatGPTやGeminiといった生成AIを活用して情報収集をすることができます。無料・有料のプランがありますが、無料でも十分情報収集はできるでしょう。

生成AIは、気になることを打ち込んで質問することで、簡潔に情報を教えてくれることが特徴です。生成AIで収集した情報の要約や、複数の企業の比較をしやすいというメリットもあります。また、情報収集のほか、ES作成のサポートなど就活で幅広く活用できるでしょう。

なお、AIが事実とは異なる情報を表示することがあります。生成AIで情報収集をしたり要約したりしたあとは、その情報が本当に正確なものか、企業の公式サイトなどでリリースされている情報と照らし合わせる必要があります。

ポイント

  • ハルシネーションを見極める必要がある
  • 生成AIだけで情報収集をするのではなく、ほかの方法と並行して行うのが望ましい

ハルシネーションとは

生成AIが、事実とは異なる情報を、正しい情報として作り出すこと

生成AI 活用 就活_しキャッチ
就活で生成AIをフル活用!ESや企業研究、面接練習の効率アップ術

生成AIは、就活の情報収集やESや履歴書の作成などに活用できます。この記事では、就活で生成AIを活用するメリットや具体的な使い方、リスクや注意点などを詳しく解説します。プロンプト例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

SNS上での就活仲間との情報共有

XなどのSNS上で、自分と同じように就活を進めている人のアカウントをフォローし、情報を収集することもできます。

情報収集ができるほか、「一緒に就活を頑張っている」というモチベーションをキープすることにもつながるでしょう。

プライベートで利用しているアカウントとは別に、就活専用のアカウントを作成し、就活仲間や企業の公式SNSをフォローすることで、就活に必要な情報だけを収集しやすくなります。

ポイント

  • 仲間がいることでモチベーションが上がる人に向いている
  • 周囲と比較して落ち込むときは、無理にSNSで情報収集をする必要はない
  • 情報の鮮度や正確性を見極める必要がある
  • 企業に対するネガティブな発言など運用には注意
  • 就活サポートなどのあやしいDMに返信しない

【イベント参加】就活で役立つ情報収集の方法

ここまでは、スマートフォンやパソコンを使った情報収集の方法を紹介しましたが、リアルなイベントでも就活の情報収集は可能です。ツールやサービスとは別の角度から情報を収集、深掘りができるため、スケジュールに無理のない範囲でぜひイベントへの参加も検討してみてください。

合同説明会

合同説明会とは、さまざまな企業や業界の説明を同日・同場所に受けられる就活イベントの一種です。

会場には、さまざまな業界、企業のブースが集まるため、気になる業界や企業が見つかっていない場合や、就活を始めたばかりの時期の情報収集に役立ちます。1日でさまざまな企業の話を聞けることから、効率的に情報収集できるでしょう。

また、ブースでの説明会では、質疑応答の際に、実際に働いている社員に質問できる可能性があります。気になることがあれば積極的に質問してみましょう。

合同説明会の募集は、就活情報サイトや学校内のキャリア支援センターなどで行われています。そのほかにも、スマートフォンやパソコンで「◯◯(都道府県名・市区町村名) 新卒 合同説明会」と検索するとイベント情報が見つかることがあります。

合同説明会 アイキャッチ
合同説明会の探し方と参加するメリット|服装と持ち物・有意義な参加方法を紹介

合同説明会には、就活のモチベーションを高める、知らない業界・企業に対する理解を深められるなどさまざまなメリットがあります。一度に幅広い企業について知れるチャンスであるため、都合が合う方は積極的に参加してみましょう。

会社説明会

会社説明会とは、企業が自社を知ってもらうために開催する説明会です。

「エントリーしたい」「もっと知りたい」という企業が見つかったら、ぜひ会社説明会に参加してみましょう

会社説明会では、社員が学生に企業の沿革や提供するサービスなどの事業紹介に加え、社内見学が実施されるケースもあります。

説明会のなかで質問ができたり、社員とコミュニケーションがとれる機会があったりと、スマートフォンやパソコンを使った情報収集だけではわからない、よりリアルな情報を知れる機会になるのがメリットです。

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会社説明会とは?当日の流れや基本マナー、質問のポイントを解説

会社説明会とは、企業が自社を知ってもらうために開催する説明会のことです。会社説明会は、Webサイトなどでは理解できない、独自の情報や先輩社員のリアルな声を聞ける貴重な機会です。気になる業界、企業の会社説明会に参加して、より多くの情報を集めていきましょう。

インターン

インターンとは、職業体験を通じて実力を確かめたり、発揮したりできる場です。会社説明会と似ている部分もありますが、インターンはワークショップや実務の一部を体験するなど、一歩踏み込んだ内容になるでしょう。

企業に関する情報収集をするほか、企業の雰囲気が自分に合うか、職種が自分にマッチするかを知る手段にもなります。

人気が高い企業やプログラムでは先着順で早く席が埋まることがあります。また、企業によっては選考を実施するため、早めに応募し対策を行いましょう。

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インターンシップの意味とは?プログラムの探し方や参加する目的・メリットを解説

インターンシップとは職業体験を通じて、実力を確かめる・発揮する場所です。今あるスキルを確かめながら伸ばせる機会になるため、時間を確保できる方は積極的に参加しましょう。選考が実施されるインターンシップでは、ESの作成や面接の練習も必要です。

OB・OG訪問

OB・OG訪問とは、志望する業界・企業で実際に働いている先輩や卒業生(OB・OG)を訪問し、企業や仕事に関する話を聞くことです。

会社説明会やインターンのように、その企業のリアルな雰囲気がわかるほか、志望動機を深められたり、選考対策のヒントが得られたりすることが特徴です。

訪問を希望する場合は、学内のキャリア支援センターを通して先輩にアポイントをとりましょう。

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OB・OG訪問とは?目的やメリット、事前準備・対策を解説【質問リスト付】

OB・OG訪問とは、企業で働く先輩や卒業生(OB・OG)を訪問し、企業や仕事に関する話を聞く機会のことです。この記事では、OB・OG訪問のメリットや訪問先の探し方、マナーや注意点、訪問時に役立つ質問リストなどを紹介します。

就活に活かせる情報収集のコツ

情報は収集するだけではなく、活用することで就活に役立てることができます。情報収集のコツを把握したうえで就活を進めていきましょう。

「何を知りたいか」を明確にしたうえで情報を集める

明確な目的やゴールを設定することで、活用しやすい情報を収集できます。

例えば、「企業の基本的な情報を把握すること」をゴールにした場合、次のような方法で調べると効率よく情報収集できます。

  • 企業の公式サイト「新卒採用コンテンツ」:社風、社員紹介、求める人物像 など
  • 企業の公式サイト「IR情報(上場企業の場合)」:経営状況、事業戦略 など
  • 会社四季報:事業内容、沿革、財務状況、業績 など

目的がない状態でリサーチするだけでは、情報の取捨選択ができずに、「調べてみたけどよくわからなかった」ということが起こりやすいでしょう。限られた時間で必要な情報だけを集めるために、ゴール設定したうえで情報収集を始めてみてください。

複数のツールを使ってさまざまな方面から情報を集める

例えば特定の企業について調べる場合、情報が正しいものであると判断するために、複数のツールを使って多角的な方面から企業を調べることが大切です。

就活情報サイトだけではなく、企業の公式サイトやSNS、口コミサイトなど複数の情報元から情報をチェックしてみましょう。さまざまな方面からその企業を見ることで、自分とのマッチ度も判断しやすくなるはずです。

情報を深掘りする場合は、会社説明会などのイベントへの参加といったインターネット上以外の方法でも探すことがおすすめです。

大手企業以外の情報も収集する

就活では、大手企業や有名企業の情報が多く目に入ることもあるでしょう。

本選考では、大手企業や有名企業だけではなく、中小企業にもエントリーする機会があるでしょう。そのため、企業の規模にとらわれず、自分が興味のある業界、職種に関する情報は幅広くチェックしておくことで、エントリー直前に時間をかけて情報収集することが減るはずです。

よくある質問

就活に関する情報収集のやり方を教えてください

スマートフォンやパソコンを活用した情報収集では、おもに次のような方法があります。

  • 就活情報サイト・アプリ企業の公式サイト企業の公式SNSYouTubeなどの動画口コミサイトニュースサイト生成AISNS上での就活仲間との情報共有

それぞれの方法は、「【ツール・サービス】就活で役立つ情報収集の方法」で詳しく解説しています。

就活の情報収集でSNSを活用してもいいですか?

SNSでは、企業の公式アカウントをフォローして情報を収集したり、就活仲間でフォローしあって交流したりする方法があります。 SNSを日常的に活用する方にとっては、気軽に情報収集できるツールのひとつです。企業に関する情報は、企業の公式アカウントが発信している情報を参考にしましょう。第三者が発信する情報は、その情報が本当に正しいものなのか、情報ソースは何かも確認する必要があります。

就活の情報収集ではどんな方法が多く使われていますか?

株式会社ガロアが2024年8月に実施した調査「就活生が情報収集に使っているツール・サービス【アンケート調査】」によると、使っているツール・サービスで最も多いのは「就活情報サイト」で、約7割という結果になりました。 就活情報サイトとは、マイナビやリクナビのようなサービスを指します。就活をスタートしたら登録を検討してみましょう。

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