準喪服とは?男女別のマナーや着こなしを徹底解説
2026.01.16

この記事の所要時間:約8分
準喪服は、通夜や法事などで着用される格式のある装いです。
本記事では正喪服や略喪服との違い、着用シーンなどをわかりやすく解説します。男女別のマナーや選び方のポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 準喪服とは?

準喪服は、弔事においてもっとも一般的に着用される喪服であり、多くの場面で基準となる装いです。正喪服ほど厳格ではないものの、弔いの場では十分にフォーマルな服装として扱われます。
ここでは、準喪服の基本的な位置づけと、他の喪服との違いについてわかりやすくまとめました。
1-1.一般的な喪服のこと
準喪服とは、通夜や葬儀、告別式、法事などで広く用いられる「標準的な喪服」のことを指します。参列者としてもっとも多く選ばれる装いであり、一般の参列者はもちろん遺族が着用しても問題ありません。
女性の場合は黒無地のワンピースやアンサンブル、男性の場合はブラックスーツが準喪服に該当します。過度な装飾を避け、落ち着きと清潔感を重視した服装がポイントです。
弔事の際に何を着用すれば良いかわからない場合は、準喪服を選べば間違いありません。
1-2.正喪服や略喪服との違い
喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があります。
正喪服は喪主や近親者が着用する最も格式の高い装いであり、略喪服は、三回忌以降などで用いられる、ややカジュアルな服装です。準喪服はその中間にあたり、弔事の多くの場面に対応できることが特徴です。
2. 準喪服の着用シーン

ここでは、準喪服の代表的な着用シーンについて、具体的に解説します。準喪服はほとんどのシーンで着用できますが、シーンごとの着こなしのポイントを押さえておきましょう。
2-1.お通夜・葬儀・告別式
お通夜や葬儀、告別式などでは、準喪服を着用することが一般的です。特に一般の参列者の場合は正喪服は着用しないため、準喪服がもっとも格式の高い装いになります。
黒無地で光沢のない素材、シンプルなデザインの服装であれば、お通夜から告別式まで着用することが可能です。突然の訃報で準備時間が限られている場合でも、準喪服であれば失礼にあたる心配はほとんどありません。
2-2.一周忌までの法要
四十九日法要や一周忌法要など、故人が亡くなってから比較的間もない時期に行われる法要も準喪服を選べば間違いありません。こういった法要は、今なお深い弔意を表す場であるため、略喪服よりフォーマルな装いが求められることも多いです。特に遺族側として出席する場合は、参列者よりもやや格式の高い服装を意識すると無難でしょう。
3.【レディース】準喪服の服装マナー

続いて、準喪服の服装マナーを見てみましょう。まずは、女性が準喪服を着用する際に押さえておきたい具体的なマナーを解説します。
3-1.黒無地のワンピース・アンサンブルがおすすめ

レディースの準喪服の一般的な装いは、黒無地のワンピースやアンサンブルなどのスタイルです。ジャケットを羽織れば、よりフォーマルな印象になります。
丈は膝がしっかり隠れる長さが理想で、座った際に短くならないよう注意しましょう。また、パンツスーツは略礼服に該当するため、準喪服での参列が必要な場合は避けるようにします。
3-2.バッグや靴は光沢のないものを選ぶ


洋服だけでなく、小物選びも準喪服を着用する際の重要なポイントのひとつ。バッグは黒で光沢のないシンプルなものを選び、エナメル素材や装飾の多いデザインは避けましょう。
靴は黒のプレーンなパンプスが基本で、ヒールは高すぎないものを選ぶことがおすすめです。つま先の尖ったデザインや派手な装飾があるものは控えるようにしましょう。
3-3.派手な装いは避ける
フリルやレース、華やかなデザイン、明るいアクセントカラーなどは避け、シンプルな装いを意識しましょう。アクセサリーを合わせる場合は、一連の白真珠であれば着用できます。大ぶりのネックレスや揺れるピアスなどは、会場では控えることが望ましいです。
3-4.肌の露出を避ける
準喪服では過度な露出もマナー違反とされています。ノースリーブや深いVネックなどは避け、適度に肌を隠したデザインを選びましょう。夏場であっても、薄手のジャケットやボレロを羽織ることで露出を抑え、フォーマル感を保つことができます。
4.【メンズ】準喪服の服装マナー

続いて、メンズの準喪服のマナーを解説します。以下のポイントを押さえておけば、急な法要でも困ることがありません。
4-1.漆黒色で光沢のないブラックスーツがおすすめ

準喪服で参列する場合、漆黒に近い黒のブラックスーツを選びましょう。シルエットは細すぎずスタンダードなデザインが理想で、清潔感を重視することがポイントです。ビジネス用のブラックスーツとは色や光沢、素材などが異なるため、違うものであると認識しておきましょう。
4-2.白無地のワイシャツを合わせる
ワイシャツは白無地のものを選びましょう。厚手すぎず、透けすぎない素材のものが望ましく、襟元も装飾のないシンプルなデザインが適しています。柄入りやカラーシャツは弔事には不向きなため注意が必要です。
4-3.光沢感のないネクタイを合わせる
ネクタイは黒無地で、光沢のないマットな質感のものを選ぶようにします。ストライプやドットなどの柄入り、シルバー調のものは避け、落ち着いた印象を意識しましょう。靴やベルト、靴下も黒で統一することが望ましいです。
5. 準喪服の選び方

準喪服はお通夜や葬儀、法事などさまざまな弔事で繰り返し着用する機会のある装いです。ここでは、準喪服を選ぶ際に意識したい基本的なポイントを解説します。
5-1.冠婚葬祭専用に用意する
準喪服は、できるだけ冠婚葬祭専用のものを用意することが理想です。ビジネススーツや普段着と兼用すると、色味や素材感の違いによって弔事の場では違和感が出てしまう場合があります。
冠婚葬祭専用の準喪服であれば、黒の深さや光沢の抑え方、デザインまで考慮されているため、どんなシーンでも心配なく着用できます。いざという時に慌てないための備えとして、一着持っておくと心強いアイテムです。
5-2.持ちの良いものを選ぶ
準喪服はビジネススーツほど頻繁に着用するものではありません。買い替えの頻度が低いため、耐久性の高い素材や縫製のしっかりしたものを選ぶことが大切です。
型崩れしにくく長期間きれいな状態を保てるものを選べば、長い間愛用できます。トレンドに左右されにくい、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
5-3.オールシーズン対応のものが便利
準喪服は急な弔事で必要になることも多いため、季節を問わず着用できるオールシーズンタイプを選んでおくと便利です。インナーや羽織りで調節できる仕様であれば、夏でも冬でも対応しやすくなります。
6. 準喪服に関するよくある質問
最後に、準喪服に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。
Q1. お葬式は黒い服なら何でも良い?
黒い服であっても、Tシャツやニット、デニム素材などのカジュアルなアイテムは喪服としては不適切です。準喪服では、黒無地で光沢のない素材、フォーマル仕様のデザインであることがポイント。ワンピースやスーツでも、装飾が多いものや体のラインを強調しすぎるものは控えるようにしましょう。
Q2. 準喪服に着物を着ても良い?
現代では洋装が主流ですが、準喪服として着物を着用することは可能です。ただし、その場合は黒無地の喪服用の着物を選ぶ必要があります。帯や小物も地味で控えめなものに統一し、華やかな色柄の着物は避けましょう。
Q3. 準喪服はどこで買う?
準喪服は、スーツ専門店や百貨店、オンラインショップなどさまざまな方法で購入可能です。初めて喪服を選ぶ場合は、試着してサイズ感を確認できる実店舗で選ぶことがおすすめ。洋服の青山では、準喪服として着用できるフォーマルアイテムを豊富に取り扱っています。時間がない場合はオンラインショップも便利ですが、サイズ表やレビューをしっかり確認するようにしましょう。
7. 洋服の青山なら喪服の種類も豊富
フォーマルシーンでの服装選びに迷ったときは、「洋服の青山」がおすすめです。快適に着用できて「きちんと見え」も叶うフォーマルアイテムが揃っています。
冠婚葬祭に着用できるフォーマルスーツやアンサンブルはもちろん、羽織りものや小物アイテムの取り扱いも豊富。通気性のよい素材や丸洗いできるアイテムなど、便利な機能が備わった服が多いことも魅力です。サイズ展開も幅広く、自分にぴったりの一着を見つけられるので、ぜひチェックしてみてください。
8. 準喪服のマナーを押さえて法事に参列しよう

本記事では、準喪服について詳しく解説しました。お通夜やお葬式、3回忌までの法要などでは、準喪服を選ぶことが一般的。黒無地のフォーマルスタイルをベースに、シンプルで清潔感のあるアイテムを選びましょう。小物や髪型も含めて、トータルで控えめにまとめることがポイントです。




