結婚式で兄弟・姉妹は何を着る?服装マナーや立場別のおすすめコーデを解説

2026.08.17

お祝い事

この記事の所要時間:約12分

結婚式で兄弟・姉妹として参列する場合、「礼服を着るべき?」「親族はどこまでフォーマルにする?」と迷う方も多いでしょう。
本記事では、結婚式における兄弟・姉妹の服装マナーや、男性・女性別のおすすめコーデ、避けたいNG服装について解説します。新郎新婦を引き立てる、品格ある装いを選びましょう。

1. 結婚式での兄弟・姉妹の服装マナー

まずは、結婚式での兄弟・姉妹の服装マナーの概要をみてみましょう。

1-1. 親族としてふさわしい装いを心がける

兄弟・姉妹の結婚式に参列する場合は、「親族」として一般ゲストをお迎えする立場として出席することになります。そのため、友人や同僚として参列するときよりも、フォーマルライクな装いを意識した服装を選ぶことが大切です。

一方で、結婚式の主役はあくまでも新郎新婦です。新郎新婦や両親との格のバランスを考えながら、親族として品のある装いを心がけましょう。

1-2. 会場の格式に合わせる

結婚式が行われる会場の格式を意識して服装を選ぶこともポイントです。

例えば、格式の高いホテルや専門式場で行われる結婚式なら、男性はブラックスーツなどの礼装、女性はフォーマルドレスや和装といった、きちんと感のある装いがおすすめです。

一方、レストランウェディングやカジュアルウェディングでは、会場の雰囲気に合わせてややカジュアルなドレス・スーツを選ぶこともできます。とはいえ、親族として参列する以上、一般ゲストよりカジュアルになりすぎないよう注意しましょう。

ドレスコードが指定されている場合は新郎新婦の意向を優先して、両家の親族とも確認しながら服装を決めるようにします。

1-3. 新郎新婦や両親よりも格を下げる

結婚式では、新郎新婦が最も格式の高い装いをすることがマナーです。兄弟・姉妹は、新郎新婦や両親よりも格を下げた服装を意識しましょう

例えば、新郎や父親がモーニングコートなどの正礼装を着用する場合、兄弟はブラックフォーマルを選べば間違いありません。女性も、母親が黒留袖を着用する場合は、振袖や色留袖、フォーマルドレスなどを着用します。ただし例外として、未婚女性の姉妹であれば、第一礼装にあたる振袖の着用も定番です。これは、若い未婚女性の振袖姿が会場を華やかにし、新郎新婦への最高の祝福になるとされているためです。

1-4. 新郎新婦より目立たないようにする

お祝いの気持ちを込めて華やかな装いを意識することは大切ですが、新郎新婦より目立つ服装は避けましょう

詳しくは後述しますが、男性の場合は派手な色柄のスーツやシャツ、存在感の強い小物などは控えることが無難です。女性の場合も、全身白に見えるドレスや過度に露出の多いデザイン、極端に華美な装飾などは避けるようにします。

2. 【男性】結婚式の兄弟の服装とアイテム選び

ここからは、結婚式での具体的な装いについて詳しく解説します。まずは兄弟の服装とアイテム選びから見てみましょう。

2-1. スーツ|ダークカラーを選ぶ

兄弟の結婚式では、ブラックフォーマルやネイビー、チャコールグレーなどのダークスーツがおすすめです。ダークカラーのスーツはフォーマルな場になじみやすく、親族としてきちんとした印象を与えられます。

特に格式を重視する結婚式では、礼装用のブラックフォーマルを選ぶことがおすすめです。比較的カジュアルな結婚式であれば、やや色味のあるダークスーツを着用しても良いでしょう。

2-2. シャツ|白無地がおすすめ

スーツに合わせるシャツは、清潔感とフォーマル感のある白無地が基本です。襟型はレギュラーカラーやワイドカラーなど、ベーシックなデザインを選びましょう。

淡いカラーのシャツも結婚式で着用されることがありますが、兄弟は親族側の立場となるため、格式を意識するなら白無地が無難です。

また、シワや襟元の汚れがあると清潔感がなくなってしまうため、事前にシャツの状態を確認して必要に応じてクリーニングやアイロンがけをしておきましょう。

2-3. ネクタイ|白やシルバーが定番

兄弟の結婚式では、白やシルバー、ライトグレーなど、フォーマル感のあるネクタイが定番です。光沢のある素材や上品な織り柄を選ぶと、お祝いの席にふさわしい華やかさを演出できます。

近年では淡いブルーやピンクなどのパステルカラーを取り入れることもありますが、親族の場合はスタンダードなものを選ぶ方が間違いありません。

なお、黒無地のネクタイは弔事を連想させるため、結婚式では避けることがマナーです。

2-4. 靴|ブラックのストレートチップを選ぶ

靴は、黒の革靴を合わせるのがおすすめです。なかでも、つま先に横一文字の切り替えが入った「ストレートチップ」はフォーマル度が高く、親族として参列する結婚式にも適しています。

より格式を意識するなら、靴紐を通す部分が甲の内側に縫い込まれた「内羽根式」のストレートチップを選ぶようにしましょう。

靴は意外と目につきやすいため、汚れや傷にも注意が必要です。結婚式の前にはしっかりと磨き、靴下も黒などのダークカラーで統一すると、足元まで品のあるフォーマルスタイルに仕上がります。

3. 【女性】結婚式の姉妹の服装とアイテム選び

女性が姉妹として結婚式に参列する場合も、品格のあるフォーマルな服装を選ぶことが大切です。以下で詳しく見てみましょう。

3-1. 全身|ドレスor振袖が定番

姉妹として参加する場合の服装は、フォーマルなドレスやワンピースが定番です。ネイビーやブルー、ベージュなどの上品なカラーを選び、昼間の結婚式では肩や胸元などの露出を控えたデザインを選ぶのが基本です。

和装を選ぶ場合、未婚女性であれば振袖もおすすめです。振袖は未婚女性の第一礼装にあたり、兄弟・姉妹の結婚式にも適しています。既婚女性の場合は振袖を避け、立場や結婚式の格式に応じて色留袖、訪問着などを選びます。

ただし、親族間で服装の格を合わせる必要があるため、和装・洋装を問わず、事前に新郎新婦や両親と相談しておきましょう。

3-2. 靴|上品なパンプスがおすすめ

洋装の場合、足元にはフォーマルなパンプスを合わせるのがおすすめ。ブラックやベージュなどの落ち着いたカラーで、シンプルなデザインを選ぶとどんなドレスにも合わせやすいです。つま先やかかとが大きく露出するサンダルやミュール、カジュアルなスニーカーなどは避けましょう。

また、結婚式では長時間立ったり移動したりすることもあります。無理なく履けるヒールの高さやフィット感も確認しておきましょう。

3-3. アクセサリー|派手すぎないものを選ぶ

アクセサリーには、パールのネックレスや小ぶりのイヤリング・ピアスなど、上品なデザインを選びましょう。

大ぶりで存在感の強いアクセサリーや、極端に華美なデザインは避ける必要があります。ドレスそのものに装飾が多い場合は、アクセサリーを控えめにするなど、全身のバランスも意識しましょう。

3-4. 髪型|ロングヘアの場合はまとめ髪にする

髪型も服装に合わせてきちんと整えましょう。特にロングヘアの場合は、アップスタイルやハーフアップなどにまとめると、顔周りがすっきりとして清潔感のある印象になります。

食事中に髪が顔にかかったり、何度も髪を触ったりすることがないよう、スタイリング剤を使用することで崩れにくいヘアスタイルを意識しましょう。

ヘアアクセサリーを使用する場合は、花嫁を連想させる大きな生花やティアラのような華美なものは避け、小ぶりなものを選ぶことがマナーです。

4. 結婚式で避けたい兄弟・姉妹のNGな服装

兄弟・姉妹は、一般のゲスト以上に服装のマナーを意識することが大切です。

会場の格式に合わないカジュアルな服装や、新郎新婦より目立つ装いは避けましょう。ここでは、兄弟・姉妹が結婚式で避けたい代表的な服装を紹介します。

4-1. カジュアルな服装

兄弟・姉妹として結婚式に参列する場合、普段使いのワンピースや仕事用のビジネススーツなど、日頃から使っているようなカジュアルな服装は避けることが理想です。どうしてもビジネススーツを着用する場合は、華やかなネクタイやポケットチーフを合わせて、仕事着に見えないよう工夫する必要があります。

ドレスコードが指定されている場合は新郎新婦の意向に従いつつ、親族として違和感のない装いを心がけましょう。なお、招待状に「平服でお越しください」と書かれていても、普段着でよいという意味ではありません。

結婚式における平服とは、礼服ほど格式張らない略礼装のことを指します。男性ならダークスーツ、女性なら上品なワンピースやセットアップなどが基本です。

4-2. 派手すぎる色・デザイン

結婚式は華やかなお祝いの場ですが、兄弟・姉妹が新郎新婦以上に目立つ服装を選ぶのは避けましょう。

男性の場合は原色を使ったスーツや大きく目立つ柄などは控え、落ち着いた色を基本にまとめます。女性も、過度に露出の多いドレスや華美な装飾が施されたデザインは避けるのが無難です。

4-3. 新郎・新婦と重複する服装

結婚式では、新郎新婦と見分けがつきにくい服装も避ける必要があります。

女性は、花嫁のウェディングドレスと被る全身白のドレスは絶対に避けましょう。肉眼で白に見えるドレスはもちろんのこと、写真撮影の際に白飛びして見えるようなドレスも避けましょう。

男性も、新郎と同じような白や明るい色のスーツなど、新郎と見間違えられる可能性のある装いは避けるようにします。事前に新郎新婦の衣装を確認できる場合は、色やデザインが被らないよう配慮しましょう。

5. 結婚式で兄弟・姉妹におすすめのコーデ

兄弟・姉妹の結婚式では、親族としてのマナーを守りながら、お祝いの席にふさわしい華やかさを取り入れるのがおすすめです。

ここでは、男性・女性それぞれのおすすめコーデを紹介します。

5-1. 兄弟|王道のフォーマルスタイル

ブラックスーツに白シャツを合わせた、親族らしい品格のある王道フォーマルスタイル。シルバーのネクタイを選ぶことで、結婚式らしい華やかさをプラスできます。

身体に合ったジャストサイズのスーツを選び、すっきりと着こなすことがおすすめです。

5-2. 兄弟|華やかな蝶ネクタイスタイル

ネイビーのスリーピーススーツにシルバーの蝶ネクタイを合わせた、格式と華やかさを兼ね備えたコーディネート。ベストを取り入れることで、ジャケットを脱いだ際にもきちんとした印象を保てます。

蝶ネクタイとポケットチーフを同系色でそろえると、統一感のある着こなしに。華やかな小物を取り入れながらもスーツが落ち着いた色味なので、新郎より目立ちすぎない上品な装いです。

5-3. 姉妹|一枚でおしゃれなワンピース

ケープを重ねたようなデザインが目を引く、グレージュのワンピーススタイルです。高めの位置で切り替えられたシルエットにはスタイルアップ効果があり、タック入りのスカートが上品な華やかさを演出してくれます。

一枚でコーディネートが完成するため、ボレロやジャケットとの組み合わせに迷いにくいのも魅力。パールのアクセサリーや明るい色のパンプスを合わせれば、親族らしい品のある装いに。なお、淡い色のワンピースは写真で白っぽく見えることがあるため、色味も確認しながら選びましょう。

5-4. 姉妹|お祝いムードたっぷりなパーティードレス

ボルドーカラーが華やかなパーティードレス。落ち着きのある深い色合いなら、親族として品のある印象にまとまります。

ケープのように広がる袖が上品で、気になる二の腕を自然にカバーできるのもポイント。足元には明るいカラーのパンプスを合わせることで重たくなりすぎず、結婚式らしい晴れやかなコーディネートに仕上がります。

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7. 結婚式の兄弟・姉妹の服装に関するよくある質問

最後に、結婚式の兄弟・姉妹の服装に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。

Q1. 結婚式の兄弟・姉妹の服装はレンタルできる?

A. 結婚式向けの礼服やドレスを持ち合わせていない場合は、レンタルサービスを活用することがおすすめ。特に兄弟・姉妹としてふさわしい装いを用意する必要があるため、普段スーツを着る機会が少ない方や、結婚式のためだけに礼服を購入するか迷っている方は検討してみると良いでしょう。

サイズやデザインの選択肢には限りがある場合もあるため、余裕を持って準備することがおすすめです。

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Q2. 男性はベストを着用するべき?

A. 結婚式A. ベストは必須ではありませんが、着用することで華やかさを演出できます。ジャケットを脱ぐ場面でも、ベストを着用していればきちんとした印象を保てることもメリットです。向けの礼服やドレス

Q3. 既婚の場合の服装のポイントは?

A. 男性の場合は、既婚・未婚によって服装を大きく変える必要はありません。ブラックスーツやダークスーツなどを選びましょう。

女性も洋装であれば、既婚・未婚を問わずフォーマルなドレスやワンピースを着用できます。一方、和装の場合は注意が必要です。振袖は未婚女性の第一礼装であるため、既婚女性は着用を避けるようにしましょう。既婚の姉妹が和装を着用する場合は、色留袖、訪問着などが一般的です。

Q4. 学生の兄弟・姉妹の服装はどうする?

A. 中学生や高校生など制服がある場合は、学校の制服を正装として着用できます。シャツや制服にシワや汚れがないか確認し、清潔感のある状態に整えて参列しましょう。制服がない場合や大学生の場合は、男性ならダークカラーのスーツ、女性なら上品なワンピースなどがおすすめです。

結婚式の前に行われる「両家顔合わせ」の服装マナーについても知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

顔合わせの服装は何を着る?本人・両親の服装マナーやおすすめコーデを解説

8. 結婚式の兄弟・姉妹は親族らしい上品な服装を選ぼうーデ

結婚式で兄弟・姉妹として参列する場合は、親族の一員として会場や両家の雰囲気に合わせたフォーマルな装いを選ぶことが大切です。男性はスーツ、女性はワンピースやセットアップを基本とし、新郎新婦より目立たない上品なコーディネートを心がけましょう。服装の格を揃えることで、親族としてふさわしい印象になります。

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