【メンズ】オフィスカジュアルの基本ルールとおすすめコーデ21選!
2026.05.07

この記事の所要時間:約14分
近年、オフィスカジュアルを推奨する企業が増えてきました。
しかし、オフィスカジュアルがどのような服装なのか、どのようなアイテムであれば許容されるのかなどが分からず、コーディネートに迷っている方もいるのではないでしょうか。
オフィスカジュアルの基本ルールを押さえれば、自分らしさを取り入れながら、コーディネートを楽しめるようになります。
本記事では、メンズオフィスカジュアルの基本ルールから、スタイル別・年代別の具体的なコーディネート例まで詳しく解説します。オフィスカジュアルのアイテム選びや組み合わせ方に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
1. オフィスカジュアルとは

オフィスカジュアルとは、ビジネスシーンにふさわしい清潔感や信頼感を保ちながら、カジュアル要素を適度に取り入れたビジネスファッションのことです。
職場で関わる相手に安心感を与えられるよう、あくまでも仕事着であることを意識しましょう。
クールビズやウォームビズなどの導入もあり、従来のスーツ着用からノーネクタイやジャケパンスタイルといった軽装が推奨されるようになり、オフィスのカジュアル化が進んでいます。
ただし、オフィスカジュアルの基準は職場ごとに異なります。
例えば、終日社外の方と接しない職場では、パーカーやデニムなど、よりカジュアル度の高い服装が許容されるケースもあります。
そのため、オフィスカジュアルが推奨される場合は、職場の雰囲気や規定に合わせた服装を選ぶことが大切です。
クールビズについて知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。
▶クールビズとは?知っておきたい服装のマナーやコーデをご紹介
2. オフィスカジュアルとビジネスカジュアルの違い

オフィスカジュアルとビジネスカジュアルは、どちらも同じようなシーン・意味合いで使われるものの、以下のような細かな違いがあります。
| 名称 | 特徴 |
| オフィスカジュアル | 来客対応がない想定 会社が認める働きやすい服装 |
| ビジネスカジュアル | 来客対応があることを想定 スーツに準ずる服装 |
ビジネスカジュアルはカジュアル化を推奨しているとはいえ、まだまだ「スーツ」が正装であることには変わりありません。
来客の際や取引先への訪問時などにジャケットを着用して対応できることが条件となり、オフィスカジュアルよりもきちんと感が重視されるイメージです。
相手に不快感を与えるようなカジュアル度の高い服装は避け、襟付きトップス・ジャケット・パンツスタイルなど、シンプルなアイテム選びを心がけましょう。
オフィスカジュアルは、来客対応や取引先への訪問などを前提としていないため、ビジネスカジュアルよりもやや自由度の高い服装といえるでしょう。
終日オフィスで過ごすような職種であれば、普段着に近い服装が許容されるケースもあります。
ただし、同じ職場で働くスタッフに不快感を与えないよう、清潔感を意識することが大切です。職場の雰囲気や規定を確認し、周りから浮いてしまうような服装は避けましょう。
3. オフィスカジュアルの基本ルール
オフィスカジュアルは、フォーマル度とカジュアル度のバランスがむずかしいビジネスファッションです。
信頼感と快適性を両立するためのオフィスカジュアルの基本ルールを解説します。
3-1.清潔感を意識する

カジュアル度の高い服装が許容される職場であっても、ビジネスシーンでは清潔感が欠かせません。
例えば、ワイシャツを着る場合は以下のポイントに注意しましょう。
- シワを残さない
- ボタンを開けすぎない
- インナーを透けさせない
また、ジャケットやパンツなどのアイテム選びの際にはサイズが合ったものを選ぶことが大切です。サイズが小さ過ぎると窮屈な印象を与え、大き過ぎるとだらしない印象を与える可能性があります。
オフィスカジュアルを着用する場合は、シワ・汚れ以外に、サイズ選びや着こなし方においても清潔感を意識しましょう。
3-2.カラーバランスを整える

カラーによって与える印象が異なるため、オフィスカジュアルを着用する際はカラーバランスを整えることも意識しましょう。
かっちりと見せたい場合、ブラック・グレー・ネイビーのような落ち着いたカラーをコーディネートのメインカラーとすることで、フォーマル度を高められます。
彩度・明度の高いカラーは華やかさがある反面、目立ちやすく、ビジネスシーンでは馴染みにくいため、メインカラーとして取り入れるのはおすすめしません。
彩度・明度の高いカラーを取り入れる場合は、面積を小さくしましょう。そうすることで、アクセントとして際立ち、落ち着きのなかに個性を感じさせることができます。
3-3.フォーマルな印象のある素材を選ぶ

オフィスカジュアルとはいえ、あくまでビジネスシーンで着用する服装です。そのため、フォーマル感のある素材を選びましょう。
服に使用する生地は、大きく分けて天然繊維と化学繊維の2種類に分けられます。
天然繊維のなかでも、ウールやシルクはフォーマルな印象を、コットンやリネンはややカジュアルな印象を与える素材です。
一方で、化学繊維として代表的なナイロン素材は、スポーツウェアに使用されることが多く、カジュアルな印象が強くなります。
このように、同じようなデザインでも素材によってフォーマル度・カジュアル度が異なるため、デザインだけでなく素材選びにも注意しましょう。
3-4.パンツの丈を調整する

与えたい印象や理想のカジュアル度に合わせて、パンツの丈を調整しましょう。一般的に丈が短くなるほど、カジュアルな印象が強まります。
ただし、パンツの丈が長すぎるとだらしない印象を、短すぎると幼い印象を与える可能性があります。そのため、パンツを購入するときは必ず丈の長さを確認し、着用シーンにふさわしい丈感に整えましょう。
3-5.カジュアルな印象の強いアイテムを避ける

オフィスカジュアルといっても、カジュアル度が強すぎるアイテムは避けておくと安心です。具体的には、Tシャツやデニムなどが挙げられます。
ただし、職場によってはTシャツやデニムが許容される場合もあります。
こうした環境であればカジュアルなアイテムを取り入れることも可能ですが、ダメージ加工されているアイテムや、汚れ・劣化の激しいものは避けるのが基本です。
社内外の方に不快感を与えない、清潔感のある服装を選びましょう。
4. オフィスカジュアルのアイテム選びとNG例
ここでは、オフィスカジュアルでのアイテムの選び方とNG例を紹介します。
4-1. シャツ

シャツは、下記の順番でフォーマルからカジュアルへと変化します。
1.ホワイトのシャツ
2.色柄付きのシャツ
3.ポロシャツ
4.カットソー(Tシャツ)
※素材のツヤの有無でも多少変化します。
シャツを選ぶ際は、ジャケットやパンツとのバランスでコーディネートを考えることが大切です。
柄の入ったカジュアルジャケットには清潔感のある白シャツシャツを、ダークトーンの落ち着いたパンツにはカラーポロシャツなどを合わせるのがおすすめです。
ただし、ジャケットや落ち着いたパンツに合わせる場合でも、華美な色柄のシャツはコーディネートのなかで浮いてしまう可能性があります。
ビジネスシーンにも不向きなため、色柄付きのシャツを選ぶ場合は、華やか過ぎないデザインのものを取り入れましょう。
4-2. ジャケット

ジャケットは素材によって印象が大きく異なります。例えば、ウールはきちんと感が強い一方、ポリエステルやコットンはカジュアルで軽やかな印象にまとまります。
また、カラーの明度も見た目の印象に影響を与える要素です。
基本的に、ブラックやネイビーなどのダークカラーはフォーマル寄りに、ライトグレーやベージュなどのライトカラーは明度が高くなる分、カジュアルな印象が強まります。
ジャケットのサイズは、ジャストサイズを選ぶのがおすすめです。小さ過ぎると窮屈になり、大き過ぎるとビジネスシーンに適さないきちんと感に欠けた印象を与える可能性があります。
4-3. パンツ・スラックス

オフィスカジュアルでのパンツは、スラックスかチノパンがおすすめです。この2つのアイテムであれば、ダークカラーでなくてもビジネスシーンに馴染みやすい特徴があります。
パンツの丈は立ち上がった際に靴下が見えない長さが基本ですが、最近ではくるぶしが出る長さのアンクルパンツも増えてきました。
丈が短くなるとカジュアルな印象にまとまり、軽やかな印象を与えられます。


きちんと感を演出したい場合はスラックスやダークトーンのパンツが、軽やかでカジュアルな印象にまとめたい場合はチノパンや明度の高いカラーのパンツがおすすめです。
なお、デニムは職場によって着用できる場合と避けたほうがよい場合に分かれます。事前に職場の雰囲気や規定を確認しましょう。
また、ハーフパンツは露出が多くビジネスシーンには適さないため、避けておくと安心です。
4-4. シューズ

シューズもオフィスカジュアルコーデのポイントになります。ベルトと同じカラーのシューズを合わせると、統一感のあるコーディネートにまとまるでしょう。


ジャケパンスタイルなら、レースアップシューズ(靴ひもで甲の部分を締めたもの)がおすすめです。
ポロシャツやカットソーを取り入れたカジュアルスタイルなら、ローファーを選ぶと足元が引き締まり、ほどよい「かっちり感」を演出できます。
また、スニーカーが許容されている職場もあります。近年では、スーツに合うような革製のデザインスニーカーも登場しているため、足元だけカジュアルになりすぎないよう、コーディネートに沿うスニーカーを選びましょう。
なお、サンダルやスリッパ、華美な色柄のランニング用シューズなどは、ビジネスシーンに適しません。そのため、オフィスカジュアルのコーディネートでも避けておくと安心です。
革靴の種類について知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。
▶【革靴の種類】基本のデザインとシーン別革靴の選び方
5. 【スタイル別】オフィスカジュアルのおすすめコーデ15選
オフィスカジュアルのおすすめコーデをスタイル別に紹介します。
例を参考に自分らしさを加えながら、毎日のコーディネートを考えてみてください。
5-1. スーツスタイル

ビジネスの基本であるスーツスタイルでは、カラーやアイテムに変化を加えることで、オフィスカジュアルコーデを楽しめます。
例えば、ダークカラーのスーツに襟のないベージュのニットを取り入れることで、柔らかい印象がプラスされ、ほどよくカジュアルダウンできます。
また、スーツスタイルのなかでも少し明るめのグレーを選べば、かっちりしすぎることなく、親しみやすい雰囲気に仕上がります。
このように、カラーやデザインを少し変えるだけで、スーツスタイルでも過度にフォーマルになりすぎず、上品なリラックス感を取り入れられます。
5-2.ジャケパンスタイル

ジャケパンスタイルとは、スーツのように上下を揃えるのではなく、ジャケットとパンツを違う組み合わせにすることです。
スーツスタイルと比べてカジュアルさが増し、カラーの組み合わせも豊富になるため、さまざまな印象を演出できます。
全体的にダークカラーでまとめると落ち着いた印象になり、明るいカラーのアイテムを多く取り入れると軽やかな印象を演出できます。
また、カラーの組み合わせ次第では季節感を演出することも可能です。例えば、ネイビーのジャケットにブラウンのパンツを合わせると、秋冬らしさが感じられます。
ジャケットとパンツの色、ネクタイの有無、素材の組み合わせなど、幅広いバリエーションを楽しめるのがジャケパンスタイルの魅力です。
5-3.ノンジャケットスタイル

ノンジャケットスタイルは、ジャケットを着用しない分、着こなしの自由度が上がり、フォーマルにもカジュアルにも変化させやすい特徴があります。
ある程度フォーマルな印象を維持したい場合は、襟付きのシャツやポロシャツに、スラックスを合わせるのがおすすめです。全体をダークトーンでまとめれば、さらに「きちんと感」が演出できます。
反対に、よりカジュアルにしたい場合は、明るめカラーのカットソーを取り入れることで抜け感が出るため、一気に印象を変えられます。
また、ジャケットの代わりにカーディガンを取り入れるのも、適度なカジュアルさを演出できておすすめです。
気温やシーンに合わせて服装を調整しやすいのも、ノンジャケットスタイルならではの利点です。
5-4.テレワークスタイル
WEB会議がある場合

Web会議で社内外の方と話す場合は、テレワークといってもある程度のフォーマル度が必要です。
ワイシャツやポロシャツなどでカメラに映る上半身はフォーマルに見せて、パンツはゆったりしたサイズで着心地のよい素材を選べば快適です。
WEB会議がない場合

Web会議の予定もなく、人と顔を合わせる機会がない場合はよりリラックスできる服装で問題ありません。
急なWeb会議が入る可能性がある場合は、ジャケットにも合うトップスを選んでおくと安心でしょう。
5-5.クールビズスタイル

オフィスカジュアルでのクールビズは、小物でフォーマル度のバランスを取りましょう。
例えば、ポロシャツにライトグレーやベージュなどの明るいカラーパンツを組み合わせると、カジュアルな印象が強まってしまいます。
そのような場合は、ブラックの革靴を合わせるとフォーマル度のバランスが取れておすすめです。
すべてカジュアルにしてしまうとプライベートとの区別がつきにくくなるため、コーデのなかに1つはフォーマルなアイテムを入れるようにしましょう。
6. 【年代別】オフィスカジュアルのおすすめコーデ例6選
ここからは、年代別にオフィスカジュアルのおすすめコーディネート例を紹介します。
6-1. 20代前半
新入社員もしくは入社から年数が浅い20代前半までは、会社から特に指定がない場合、はじめはスーツを着用するのが無難です。
その後、職場の雰囲気や先輩の服装を見ながら、徐々にジャケパンスタイルを取り入れるといった自然なカジュアルダウンがおすすめです。
なお、「カジュアルOK」と言われても、学生時代の延長のような服装はビジネスシーンに適しません。あくまでも仕事着を意識した服装を選びましょう。
春夏は、ジャケットを脱いでも見苦しくないシャツを取り入れるのがおすすめです。
ほかにも以下のようなアイテムは汎用性が高く、20代前半のオフィスカジュアルコーデに幅広く着用できます。
・襟付きのポロシャツ・スキッパーシャツ
・カラーシャツ
・ボタンダウンシャツ
秋冬は、職場によってウォームビズを推奨することもあるため、先輩のコーディネートを参考にしたり、同僚と相談したりするとよいでしょう。
6-2. 20代後半~30代前半
20代後半~30代前半になると、社会人としてのマナーやセンスに気を配ることが増え、選ぶアイテムが自分の雰囲気づくりにつながります。
そのため、色柄や素材に着目し、上品で質のよいアイテムを選ぶのがおすすめです。
20代前半と同様に、春夏はジャケットを脱いでもきちんと感を演出できるシャツが着回しも効いて便利です。
秋冬は、ニットやカーディガンジャケットなどを使い、ラフに見えながらも上品さが感じられるアイテムを選ぶとよいでしょう。
6-3. 30代後半~
30代後半以降になると、管理職になる方が増えてきます。社内だけでなく社外との関係性もあるため、砕けすぎず落ち着きのある服装がおすすめです。
また、職場での立場によっては、急にジャケットに革靴のような、スーツやビジネスカジュアルでの対応を求められるケースも考えられます。
そのため、いつでも柔軟に対応できるよう、オフィスカジュアルのなかにも端正さが感じられるアイテムを組み合わせましょう。
春夏の服を選ぶ際は、20代後半~30代前半のときより、質のよいものを意識して選びましょう。シックな色味で上品さの感じられるアイテムがおすすめです。
秋冬も質のよいニットやセーターなどを組み合わせると、こなれ感を演出できます。
ただし、落ち着きのあるカラーばかりになると暗い印象を与える可能性があります。
特に春夏は軽やかな素材を選んだり、秋冬でもワンポイントで色物を取り入れたりするなど、コーディネートを工夫しましょう。
7. まとめ

オフィスカジュアルは、あくまでもビジネスシーンで着用するものです。カジュアルさとフォーマルさのバランス、職場の雰囲気や規定に合わせたアイテムを選びましょう。
なお、社外の方と顔を合わせる機会がない場合でも、華美な色柄やサンダル・ハーフパンツといったカジュアル過ぎるアイテムなどは避けておくと、悪目立ちせず安心です。
また、オフィスカジュアルのアイテム選びでは、演出する雰囲気はもちろん、働きやすさを考慮した機能性にも注目するとよいでしょう。
自分が演出したい雰囲気に合わせて、オフィスカジュアルのコーディネートをぜひ楽しんでください。

























