【男女別】クールビズの服装マナー|ポロシャツもOK?正解コーデをシーン別に紹介!

2026.06.24

ビジネス

【クールビズの服装・マナーについて】年代別おすすめコーデ

この記事の所要時間:約11分

夏のビジネスシーンを快適な装いで過ごすためのクールビズは、今では社会に広く定着しています。しかし、毎年クールビズの時期になると「どのような服装をすればよいの?」と悩んでしまう方も多いでしょう。

この記事では、クールビズの基本ルールやよくある疑問への答えシーン別のおすすめコーディネートなどを、わかりやすく解説します。ビジネスマナーに反せず快適に過ごせる「クールビズ・スタイル」の参考にしてみてください。

1. クールビズとは?期間と基本ルールを確認しよう

クールビズって?いまさら聞けないマナー

クールビズとは、過度な冷房に頼らず、さまざまな工夫をしながら夏を快適に過ごす取り組みのことです。地球温暖化対策の一環として、平成17(2005)年度から政府が提唱しています。

具体的には、室温を適切に管理し、その環境に合った軽装を取り入れます。ノーネクタイや通気性のよい素材のシャツなどが代表的です。

クールビズの実施期間は、現在は明確に定められておらず、各自や職場の判断に委ねられています。一般的には、夏日が増える5月1日から9月30日頃を目安とする企業が多いです。

このようにクールビズでは、地域の気候やワークスタイルに応じた適切な空調管理と軽装が基本となります。

2. 男女別に基本的なクールビズの服装をチェック!

クールビズでは涼しく快適ながらも、清潔感や信頼感のある服装が求められます。男女別に基本的なマナーを確認しましょう。

2-1. 男性はノーネクタイ・半袖シャツで清潔感を意識

クールビズ スタイル【男性編】

男性のクールビズはノーネクタイが基本です。
シャツは涼しく感じられる素材を選び、ジャケットを脱いでもインナーが見えないよう配慮しましょう。

ノーネクタイでワイシャツを着用する場合は、襟の形が崩れにくいボタンダウンシャツがおすすめです。半袖シャツが認められている職場も増えており、袖口が広すぎないデザインを選ぶとスマートな印象を保てます。

ビジネスシーンでは、シャツをパンツに入れる「タックイン」が一般的です。シャツを出す着こなしが許容されるかは、職場の雰囲気やルールから判断しましょう。タックインする場合は、動いても裾が出にくい着丈が目安となります。色はブルーのような寒色系が無難で、原色は控えると安心です。

インナーは襟元から見えにくいVネックや、透けにくい色を選ぶとよいでしょう。

なお、ハーフパンツのように脚が露出する服装は、ビジネスの場にはふさわしくありません。暑い日も丈の長いパンツを穿くのがマナーです。通気性や速乾性に優れた素材を選べば快適に過ごせます。

2-2. 女性は露出を抑えて上品に

クールビズ スタイル【女性編】

クールビズ期間であっても、ビジネスシーンでは過度な露出は控え、相手に不快感を与えない服装を心がけることが大切です。動きにくく仕事に影響のある服装もオフィスでは避けましょう。

トップスは、胸元が大きく開いたデザインやノースリーブを控えるのが無難です。首元は鎖骨が少し見える程度にとどめ、袖はフレンチスリーブや半袖、長袖、七分袖から九分袖が適しています。色は淡い色やネイビーがおすすめです。

ボトムスは、スカートの場合は膝が見えない長さを選びます。パンツスタイルでは、下着が見えないようベルトを使用するとよいでしょう。

暑い日は、通気性のよいポリエステルのような素材を選ぶと涼しく過ごせます。オフィスが寒い場合は、着回ししやすいジャケットや薄手のアウターを持っておくのがおすすめです。きちんと感のあるコーディネートにまとまり、冷房対策にもなります。

こちらの記事でレディースのクールビズの服装を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

【レディース(女性)】クールビズの服装の正解は?涼しく上品・職場で浮かないコーデのコツ

3. クールビズの服装マナー4つのポイント

クールビズの服装の基本的なルールを理解しておけば、どのような場面でも安心して対応できます。ここでは、クールビズで押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

3-1. 顧客の前ではスーツ・ジャケットを着用する

スーツ

クールビズ期間であっても、顧客や取引先の前ではネクタイやジャケットを着用したスーツスタイルが基本です。暑い場合は途中まで脱いでおき、顧客や取引先の訪問直前に着用するとよいでしょう。

相手先から軽装を提案された場合は、クールビズに準じた服装で訪問しても問題はありません。ただし、社会人として、マナーに沿った清潔感のある身だしなみを心がけましょう。

ビジネスシーンで男性がジャケットを着用する場合は、2つボタンまたは3つボタンタイプが一般的です。1つボタンは礼服に多く、ボタンなしはカジュアル感が強いため控えてください。

また、涼しく快適に着用できることに加え、持ち歩く際にシワになりにくい素材のジャケットを選ぶことが大切です。

3-2. カジュアルすぎる服装は避ける

クールビズ期間も、カジュアルすぎる服装はオフィス内では好ましくありません。カジュアルすぎる服装の例として、以下のアイテムが挙げられます。

  • アロハシャツ
  • ランニングシャツ
  • ハーフパンツ
  • ジーパン

どの程度のカジュアルさが許容されるかは、職場の雰囲気や規定などから判断しましょう。また、シワや汚れがある服は相手に不快感を与えてしまうため、清潔感を意識した服装を心がけてください。特に汗をかきやすい方は、着替えのシャツを1枚持っておくと安心です。

3-3. インナーを着用する

暑い夏でもインナーを着用するのがマナーです。
シャツの下にインナーを着用すると汗染みや透けを防止でき、清潔感を保てます。インナーは、透けても問題のない肌に近いベージュ系の色を選びましょう。

3-4. シューズ・靴下にも気を配る

クールビズ期間も、オフィスでカジュアルすぎるシューズを履くのは避けましょう。サンダルのような素足が露出するようなシューズは避け、靴下を着用するのがビジネスマナーです。

靴下は、ひざ下の4分の3程度まであるミドル丈が適しています。色はネイビーやブラック、グレーなどのダークカラーがおすすめです。短い丈の靴下は、オフィスカジュアルとして許容されている場合もありますが、一般的にビジネスシーンには適さないといわれています。靴下に汚れや穴などがないか確認し、清潔感を保つよう気を配ることも大切です。

女性の場合、シューズはパンプスを履くのが基本的なマナーです。オープントゥのようなつま先が出ているものは避けましょう。

また、クールビズでもスカートを穿くときは素肌を避け、肌の色に近いストッキングを着用するのがルールです。パンツスタイルの場合は、ハイソックスタイプのストッキングを活用すると、快適さときちんと感を両立できます。

4. クールビズの服装に関するQ&A

クールビズの服装でよくある疑問にお答えします。

Q1. クールビズでポロシャツはOK?

クールビズでポロシャツの着用が認められているかどうかは職場によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

ポロシャツは襟付きでほどよいフォーマル感があり、快適な着心地やアイロンがけの手間が少ない点から、クールビズに適したアイテムです。ジャケットとも好相性で、ビジネスシーンに馴染みます。

選ぶ際は、身体に合ったサイズ感を意識しましょう。ホワイトやネイビー、ブラックなど落ち着いたカラーで、無地を選ぶのが無難です。

一方で、次のようなポロシャツや着こなしは、オフィスには不向きなため控えましょう。

● 裾が長すぎるもの
● 身体に合っていない大きすぎるサイズ
● 柄や色が目立つデザイン
● ボタンを2つ以上外した着こなし

清潔感ときちんと感への配慮が、ポロシャツをビジネスシーンで着こなすポイントです。詳しい着こなし方は、こちらの記事でも解説しています。

夏に必須のポロシャツをオフィスカジュアルで着こなすポイントとコーデをご紹介!

Q2. クールビズの服装で長袖シャツの腕まくりはOK?

ビジネスマナーでは、ワイシャツの腕まくりは基本的に避けたほうがよいといわれています。特に、フォーマルな印象が求められる会議や来客対応、就活の説明会や面接などは、腕まくりを避けましょう。

一方で、オフィス内でのデスクワークや外での移動中(就活中は除く)は、腕まくりが許容されているシーンといえます。ただし、職場ごとに雰囲気や考え方は異なるため、周囲の様子を踏まえて判断してください。

腕まくりをするときは、幼く見えないよう肘が見えない位置で留めるのがポイントです。腕まくりを戻すとシャツがシワになってしまうため、そのあとの予定に来客や会議などがないかを考慮しましょう。

5. 【シーン別】クールビズおすすめコーデ

ここからは、クールビズにぴったりのシャツやブラウスを使った年代別のおすすめコーデをご紹介します。

5-1. 就活・インターン|誠実さが伝わる服装を意識

就職活動やインターンでは、第一印象が採用に影響する場合もあるため、誠実さが伝わる装いを意識しましょう。

トップスは半袖のシャツ(ワイシャツやブラウスなど)も許容されますが、長袖のほうがよりフォーマルな印象になります。基本的にはシャツの袖や襟元のボタンはすべて留めて着用します。ただし、襟元が開いたデザインであるスキッパーカラーのアイテムを選ぶ場合は、首元が開いていても問題ありません。

企業によっては、ノーネクタイやノージャケットを認めていることがあります。事前資料に「クールビズを推奨」とだけ記載がある場合は、念のためジャケットを持参(ネクタイを着用するスタイルの場合はネクタイも持参)し、当日の雰囲気を見て判断できるようにしておくと安心です。

コーデのポイント

オフィスカジュアルが許容される場合は、ジャケパンスタイルにシャツやブラウスを取り入れるのもおすすめです。

汗じみが目立ちにくい清涼素材のシャツやボタンダウンシャツ、シワになりにくく洗濯機で洗える素材を選び、夏のスーツスタイルも快適に過ごしましょう。

5-2. プレゼン・営業|動きやすく信頼感を与える服装

ビジネスシーンでは、動きやすさと信頼感のバランスを意識したコーディネートを心がけることが大切です。クールビズ期間でも、プレゼンや営業などでお客さまや上司と接するときは、ジャケットを羽織り信頼感を演出しましょう。

コーデのポイント

首元が開いた際にアンダーウエアが見えないよう、インナー選びにも気を配りましょう。明るいカラーや寒色系を取り入れると、清涼感のある夏らしいスーツスタイルに仕上がります。

暑さ対策を重視したい方は、接触冷感素材を使用したスーツをチェックしてみてください。

5-3. オフィス勤務|カジュアルすぎない快適なスタイル

オフィス勤務のときは、カジュアルすぎず快適に過ごせるスタイルがおすすめです。夏場は服装がラフになりやすく、なかでもTシャツはカジュアルな印象が強いため注意してください。

環境省が示すクールビズの服装ガイドラインでは、Tシャツの着用は原則不可とされています。ただし、以前、環境省が提示していたスーパークールビズの目安に合わせて、本格的に暑くなる6月頃からTシャツの着用を許容する企業もあります。会社の服装ルールやオフィスの雰囲気に合わせて判断しましょう。

コーデのポイント
空調の温度管理がむずかしいときは、カーディガンのような羽織れるものがあると便利です。ボトムスは、シワになりにくく洗濯機で洗える素材を選ぶとよいでしょう。カジュアルすぎず、快適に過ごせるスタイルを心がけることが大切です。

5-4.【番外編】ポロシャツお手本コーデ

ポロシャツは着こなしによって、フォーマルな印象にもカジュアルな印象にも変わるアイテムです。クールビズ期間にオフィスで取り入れたい場合は、職場の雰囲気に合わせた装いを意識してみてください。

コーデのポイント

きちんと感を出したいときは、タックインがおすすめです。特に、裾が丸くカットされたラウンドカットのポロシャツはタックインと相性がよく、すっきりと仕上がります。

一方、カジュアルに着こなしたい場合は、裾をパンツから出すスタイルも選択肢のひとつです。裾が真っ直ぐなカッティングのデザインを選ぶと、バランスよく着こなせます。ただし、職場の雰囲気を確認したうえで取り入れましょう。

6. クールビズの服装は清潔感と信頼感を忘れずに!

クールビズは、地球温暖化対策の一環として始まった取り組みです。今では多くの企業で一般的になり、そのぶん定義も曖昧になりつつあります。

クールビズでは、社会人として働くにあたってふさわしい、相手に不快感を与えない服装を心がけることが大切です。ノーネクタイやノージャケットが基本とされていますが、お客さまや取引先の前ではスーツスタイルが原則であること、カジュアルすぎる服装は避けることなど、押さえておくべきマナーがあります。

シーンに応じた服装を選び、清潔感を心がけた働きやすいスタイルを考えてみましょう。ビジネスマナーと快適さを両立させた服装で、暑い夏を乗り切ってください。

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