チノパンとは?デニムパンツやスラックスとの違いや選び方のポイント

2026.08.17

ビジネス

チノパンとは?デニムパンツやスラックスとの違いや選び方のポイント

この記事の所要時間:約8分

デニムパンツやスラックスと並ぶメンズの定番パンツの1つがチノパンです。
しかし、ひと口にチノパンといってもさまざまなシルエットやカラーがあります。本記事では、チノパンの特徴やデニムパンツやスラックスとの違いや選び方のコツ、おすすめコーディネートを詳しく解説します。

1. チノパン(チノ・パンツ)とは

チノパンは今や定番アイテムとして知られ、多くの人が着用しています。しかし、その由来や語源、デニムパンツやスラックスとの違いを知らない方も多いでしょう。ここでは、チノパンの基本情報を解説します。

1-1. チノパンの由来・語源

チノパンとは
参考:チノパンの記事(チノ・クロス)

チノパンの正式名称は「チノ・パンツ」で、「チノクロス」という厚手の綿の生地を使用したパンツの総称です。

そのルーツは19世紀中頃、インドに駐留していたイギリス軍にあります。当時の軍服は白色でしたが、汚れが目立つことから、兵士たちは土や泥、植物の染料などを使って布を土色に染めて着用していました。この色はヒンディー語で「土埃(ほこり)色」を意味する「カーキ(Khaki)」と呼ばれ、現在のカーキ色の由来になったとされています。

その後、19世紀末になると、アメリカ軍がフィリピンで中国製の丈夫な綿生地を軍服に採用しました。この生地はスペイン語で「中国」を意味する「chino(チノ)」と呼ばれていたことから、「チノ・パンツ」という名称が定着したとされています。

1-2. デニムパンツとの違い

デニムパンツやスラックスとの違い

チノパンとデニムパンツの大きな違いは、使用されている生地です。チノパンはチノ・クロスと呼ばれる綿素材を使用しており、表面がなめらかで上品な印象があります。

一方、デニムパンツは厚手のデニム生地で作られており、独特の色落ちや風合いを楽しめるのが特徴です。

また、チノパンはきれいめからビジネスカジュアルまで幅広く対応できる一方、デニムパンツはカジュアルな雰囲気が強いという違いもあります。

1-3. スラックスとの違い

チノパンをビジネスシーンで着用してもOK?

チノパンとスラックスは見た目が似ていますが、素材や着用シーンに違いがあります。チノパンは主に綿素材のチノ・クロスを使用し、ほどよくカジュアルな印象を与えるパンツです。

一方、スラックスはウールやポリエステルなどの素材で作られることが多く、センタープレスが入ったフォーマルなデザインが一般的です。

そのため、カジュアルさと上品さのバランスを求めるならチノパン、フォーマルな印象を重視するならスラックスを選ぶと良いでしょう。

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2. チノパンを選ぶときのポイント

プライベートでもフォーマルでも活躍するチノパンですが、選び方に迷ってしまう方もいるでしょう。ここでは、チノパンを選ぶときのポイントを紹介します。

2-1. 初めてのチノパンならベージュがおすすめ

初めてのチノパンならベージュがおすすめ

チノパンにはブラックからベージュやホワイトまで豊富なカラーバリエーションがあります。迷ったときや初めてチノパンを購入する場合は「ベージュ」を選ぶのがおすすめです。

ベージュは暗い色から明るい色までどのようなカラーとも馴染みやすく、コーディネートしやすい点が魅力。また、合わせるアイテムを選ばないので、着回し力も抜群です。

2-2. センタープレスの有無で選ぶ

センタープレスの有無で選ぶ
参考:センタープレスのあるパンツ

「センタープレス」とは、スラックスの中心に入っているラインです。チノパンにはセンタープレスが入っているものとそうでないものがあります。

センタープレスがあるとフォーマル度が上がり大人っぽい印象に、センタープレスがないとカジュアル、柔らかい印象になります。そのため、自分がどのようなコーディネートをしたいのかイメージしたうえでセンタープレスの有無を選ぶと良いでしょう。

2-3. ビジネスシーンなら細身シルエットを選ぶ

チノパンにはスキニーのような極細シルエットからワイドシルエットまでさまざまなシルエットがあります。

チノパンはビジネスシーンでも着用できるとはいえ、極端な太さや細さのものは避けるのが賢明です。ビジネスシーンで履くのなら、スラックスのようなほどよく細身なシルエットを選びましょう。

2-4. くるぶしくらいの丈を選ぶ

くるぶしくらいの丈を選ぶ

ライトな印象を与えられるチノパンは、くるぶし丈を選ぶと足元がすっきりした印象を与えます。カジュアルなシーンはもちろん、近年はビジネスシーンでもくるぶし丈のパンツを選ぶ方が増えています。

スラックスは基本的にくるぶしが隠れるように作られているため、くるぶし丈のチノパンを着用すれば周囲の人との差別化ができるでしょう。

2-5. 手持ちのテーラードジャケットや革靴との相性で選ぶ

テーラードジャケットや革靴と合わせる

チノパンをテーラードジャケットや革靴と合わせると、ちょうどよいフォーマル度で洗練された印象を与えられます。ビジネスシーンで着用するのであれば、手持ちのアイテムとの相性も考慮しましょう。

一方で、チノパンとテーラードジャケットでショッピングに行くのであれば、シューズはスニーカーでカジュアルダウンするとコーディネートに変化をつけられます。

3. チノパンのおすすめコーディネート

チノパンの選び方がわかったところで、ここからは具体的なコーディネートをご紹介します。

※洋服の青山では、スラックスとの違いを分かりやすくするため、チノパンを「カジュアルパンツ」として展開しています。

3-1. ベージュチノパン×カジュアル

ベージュチノパン×カジュアル

ベージュのチノパンをカジュアルにまとめたコーディネートです。ベージュのチノパンと同系色であるブラウンのスニーカーを合わせることで脚長効果が期待できます。

トップスには光沢のないホワイトのカジュアルシャツを選ぶと全体的に軽い色になるため、春先頃の暖かくなってきた季節にピッタリ。ワイシャツの袖をまくれば爽やかな色気も出るため、着こなしのワンポイントとしておすすめです。

3-2. ベージュチノパン×ビジネスカジュアル

ベージュチノパン×ビジネスカジュアル

2つ目は、ベージュのチノパンをビジネスカジュアルに仕立てたコーディネートです。最初のコーディネートとは異なり、ジャケットを着用することで一気にフォーマル度が上がります。

一方で、ホワイトのジャケットと大人っぽいブラウンのTシャツを合わせることで、ほどよくカジュアルな印象を与えられます。オフィスカジュアルや少し背伸びをしたい日のコーディネートにぴったりです。

3-3. ホワイトチノパン×ビジネスカジュアル

ホワイトチノパン×ビジネスカジュアル

最後に紹介するのは、洗練された大人のビジネスカジュアルです。ブラック×ホワイトを基調としたツートンカラーで色数が少なく、大人っぽい印象になります。

靴は革靴ではありませんが、ブラックのスリムなシルエットで十分にフォーマル度があります。爽やかさがありながらも大人の雰囲気を放つ絶妙なコーディネートです。

4. チノパンに関するよくある質問

チノパンに関するよくある質問とその答えを紹介します。チノパンを購入する際やコーディネートで迷ったときはぜひ参考にしてみてください。

Q1. チノパンをビジネスシーンで着用してもOK?

オフィスカジュアルやビジネスカジュアルが認められている職場であれば、チノパンを着用しても問題ありません。ただし、フォーマルな商談や重要な会議では、スラックスを選ぶ方が無難です。

また、ビジネスシーンでチノパンを着用する場合は、ネイビーやブラック、ベージュなど落ち着いた色を選び、ジャケットや革靴と合わせて清潔感のあるコーディネートを意識しましょう。

Q2. チノパンはカジュアルですか?

チノパンは、基本的にはカジュアルなアイテムに分類されます。しかし、細身でセンタープレス入りのデザインや上品な色味を選べば、きれいめなコーディネートにも取り入れられます。

合わせるアイテム次第で、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広い着こなしが楽しめるのはチノパンならではです。

Q3. チノパンに合うおすすめの靴(スニーカー・革靴)は?

チノパンは合わせる靴によって印象が大きく変わります。カジュアルに着こなすなら、白や黒のシンプルなスニーカーがおすすめです。

一方で、きれいめやビジネスカジュアルでは、ローファーやプレーントゥ、ストレートチップなどの革靴を合わせるとコーディネートが引き締まります。

Q4. 自宅で洗濯すると縮んだりシワになったりする?お手入れ方法は?

チノパンは基本的に耐久性の高いコットンが使われているため、自宅で洗濯可能です。ただし、洗い方によっては縮みやシワが生じることがあります。

まずは洗濯表示を確認し、洗濯ネットを使用して弱水流で洗うのがおすすめです。また、脱水時間は短めにし、形を整えて陰干しするとシワを軽減でき、きれいな状態をキープできます。

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5. チノパンはフォーマルにもカジュアルにも着こなせる

チノパンはフォーマルにもカジュアルにも着こなせる便利なアイテムです。
カラー展開やシルエットも豊富なため、好みの一着がきっと見つかるでしょう。ビジネスシーンで着用する場合は、合わせるアイテムによって印象がフォーマルにもカジュアルにも変わるため、フォーマル度を落としすぎないように注意しましょう。

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