スーツを長持ちさせるためのクリーニング頻度・注意点について

2022.12.20

メンテナンス

スーツを長持ちさせるためのクリーニング頻度・注意点について

この記事の所要時間:約5分

衣類を清潔に保つことができるクリーニングですが、その方法を間違えると、生地の風合いを損なってしまうことも……。

お気に入りのスーツを長く愛用するためには、クリーニングに出す適切な頻度や、汚れに応じた洗い方、保管する際の注意点など正しいクリーニング方法を学んでおきましょう。

1. クリーニングに出す頻度

スーツをクリーニングに出す最適な頻度は、汚れ具合や所有枚数によっても異なりますが「1シーズンに1~2回」が理想です。

シーズンオフの衣替え前にも、もう一度クリーニングに出してから収納するようにしましょう

汚れが付着したまましまっておくと虫食いやシミ・カビが発生する原因になります。

過剰な回数のクリーニングは、生地の風合いを損ない劣化を早めてしまいますので、スーツに負担をかけないよう最適な頻度でクリーニングに出すようにしてくださいね。

また、クリーニングの回数を減らすためには日々のお手入れも重要です。

スーツは3着程を着まわし、1日着たら2日休ませるようにしましょう。

2. クリーニングの種類

スーツをクリーニングする際の方式は大きく分けて2種類あります。

一般的に「ドライクリーニング」を利用する人が多いですが、最近ではダメージの少ない「ウェットクリーニング」も注目を浴びています。

それぞれ洗い方に特徴があり、スーツについた汚れによってクリーニング方法が異なるため、お持ちのスーツに適したクリーニング方法を選んでください。

2-1. ドライクリーニング

ドライクリーニング

ドライクリーニングとは、ドライ溶剤と呼ばれる石油系の有機溶剤を使って汚れを落とすクリーニング方法です。水ではなく油で洗います。

水に弱いデリケートな素材(ウールやカシミアなど)や、水洗いでは型崩れや縮み・色落ちなどが発生してしまうものが洗えます。

【特徴】

  • スーツを乾いた状態で洗うので、型崩れや収縮が起きづらい
  • 油成分の汚れ落としに強い
  • 汗など水溶性の汚れが落ちにくい
  • ウールの繊維内にある油分まで溶かすので生地が傷みやすい
    (出し過ぎには注意)

こんなときにおすすめ

  • 油性ペン、皮脂、化粧品など油汚れを落としたいとき
  • 衣替えでスーツを長期保管するとき

【価格や所要日数は?】

  • 店の規模にもよりますが、相場はスーツ上下で1,000円~1,800円程度
  • かかる日数は1日~5日程度

2-2. ウェット(水洗い)クリーニング

ウェットクリーニング

ウェットクリーニングとは、汚れが落ちやすい40~60℃の温水を使い、それぞれの汚れに適した石鹸や溶剤を使って水洗いするクリーニング方法です。
家庭では水洗いできないドライクリーニングマークの付いた衣類を洗うことができます。

ウェットクリーニングは高度な技術を要し、細部にまでこだわって仕上げるプロのクリーニングといわれています。

【特徴】

  • 化学溶剤を使わないので、風合いの変化が起きづらい
  • さっぱりとした仕上がりで、すっきりとした着心地に
  • スーツに臭いが残らず、生地へのダメージが少ない
  • ドライクリーニングでは落ちづらい水溶性の汚れが落ちる

こんなときにおすすめ

  • ビールやワイン、醤油など食べ物のシミ汚れを落としたいとき
  • 夏場、汗の臭いが気になるとき

価格や所要日数は?

  • 熟練の技術が必要になるため、相場はスーツ上下で2,000円~4,000円程度
  • かかる日数は1週間~10日程度

自宅でスーツを洗う方法を知りたい方は「【本当に洗える?】ウォッシャブルスーツを自宅の洗濯機で洗う方法と注意点」をご覧ください。

3. クリーニングに出すときに気を付けること

クリーニングに出すときは、事前に以下のことを確認しておきましょう。
後々のトラブル回避にもつながります。

ジャケットとズボンを上下セットで出す

色の変色に対応するために、必ずジャケットとパンツは上下一緒に出しましょう。
ジャケットのみやパンツのみで上下別々に出す頻度が高いと、いつの間にか上下で色が違うなんてことも。

ポケットの中身や装飾品の確認

スーツのポケットの中に何も入っていないか事前に確認しておきましょう。
装飾ボタンや付属品は外してからクリーニングに出してください。

シミや痛みの有無を事前に伝える

クリーニングに出す前に、スーツ全体をくまなく確認しておきましょう。
シミやほつれなど傷みがある場合は事前に伝えておくと安心です。

4. クリーニング後にやるべきスーツを長持ちさせる保管方法

クリーニング後にやるべきスーツを長持ちさせる保管方法

スーツが戻ってきたら、そのままクローゼットにしまって終わりにしていませんか?

クリーニング後のちょっとしたひと手間でお気に入りのスーツを長持ちさせましょう。

以下の3つのステップを実践してみてくださいね。

STEP1.ビニール袋を外す

ビニール袋は出来上がり後のスーツを持ち帰る途中に、汚れるのを防ぐためのものです。
かけたまま保管してしまうと、内側に湿気が溜まってしまい変色やカビが発生してしまう恐れがあるのですぐに外しましょう。

STEP2.ハンガーを掛け替える

クリーニング屋さんが掛けたワイヤーハンガーで保管してしまうと型崩れの原因になるため、ハンガーは肩のラインに合う肉厚で丸みのあるものに掛け替えましょう。
素材は除湿・防湿・芳香効果がある木製のものがおすすめです。

STEP3.間隔をあけてクローゼットに収納

スーツとスーツの隙間を最低でも2cmは離して収納しましょう。
隙間なく入れてしまうと、シワになりやすくなったり、出し入れするときに生地同士が擦れて傷む原因になります。

5. まとめ

いかがでしたか?

クリーニングとひとくちにいってもそれぞれ洗い方に特徴があり、スーツについた汚れによってクリーニング方法が異なるため、お持ちのスーツに適したクリーニング方法を選ぶことが大切です。

しかし、スーツをクリーニングに出す時間がない人や、クリーニング代のコストを抑えたい人には「自宅でスーツを洗う」という手があります!

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