法事の服装マナーとは?平服・家族のみの場でも失礼にならない装いを解説
2026.05.28

この記事の所要時間:約16分
法事に参列する際、どのような服装で行けばよいのか迷った経験はないでしょうか。特に法事の案内状に「平服でお越しください」と書かれていると、何を着るべきか悩んでしまうこともあるでしょう。
家族全員が失礼にならない装いで参列するには、基本的なマナーを知っておくことが大切です。
この記事では、法事の服装マナーの基本や、男性・女性・子どもそれぞれの適切な装いなどをわかりやすくご紹介します。故人を偲ぶ場にふさわしい服装を選びましょう。
※ここでは一般的な法事のマナーや服装をご紹介します。一部地域や宗派によって異なる場合があるため、あらかじめご了承ください。
1. 法事の服装マナーの基本を知ろう

はじめに、基本的な法事の服装マナーを確認しましょう。
1-1. 法事と法要は意味合いが違う

法事とは、亡くなった方の冥福を祈り、供養するための仏教儀式のことです。
法事のなかで、僧侶にお経を唱えてもらう追善供養(ついぜんくよう)を法要といいます。つまり、法要は法事の中心となる儀式であり、法事は法要や会食などを含めた全体を指す言葉です。
遺族は、故人が極楽浄土で往生できるよう、感謝の気持ちを込めて追善供養をおこないます。法事は一般的に、初七日、四十九日、百箇日(ひゃっかにち)、翌年は一周忌と続いていき、三十三回忌で弔い上げとなり終了します。
服装や持ち物は法事の回忌や参列する立場などによって変わるため、喪服の種類を事前に確認しておきましょう。
1-2. 正喪服・準喪服・略喪服の3種類ある

喪服には格式があり、以下の3種類に分けられます。
【正喪服】
もっとも格式の高い喪服で、喪主や親族など葬儀の主催側が着用します。
しかし、和装やモーニングを持っている方が少なくなり、葬儀の簡略化が進んでいるため、最近では喪主や親族も準喪服を着ることが多いです。
【準喪服】
喪服とは一般的に準喪服のことで、男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルを指します。
四十九日や一周忌〜三回忌の参列者は準喪服を着るのが一般的です。
【略喪服】
略喪服は準喪服よりも格式が控えめで平服にあたります。
平服と案内がある場合は、略喪服を選びましょう。
1-3. 家族のみの法事でも服装マナーは同じ
家族のみの法事であっても、服装マナーは変わりません。親族や知人を招くときと同じように、家族のみの法事でも喪服を着用しましょう。
ただし、故人の意向により法要をおこなわず、家族だけで食事会を開く場合もあります。そのような場合は、参列する家族とよく話し合い、喪服と平服のどちらにするかを検討しましょう。
1-4. 法事の平服はカジュアルな普段着ではない
法事の平服とは略喪服のことで、堅苦しくなく改まった場でも失礼に見えない服装を指します。
「平服でお越しください」と案内があった場合でも、法事の場にカジュアルな普段着で出席すると失礼にあたるため注意しましょう。
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2. 法事の種類別|ふさわしい服装の目安

どのような服装がふさわしいかは、法事の種類によって異なります。ここでは目安をご紹介しますが、案内状の内容や家族との話し合いに合わせて、ふさわしい服装を選びましょう。
基本的に、法事ではカジュアルな服装や肌の露出、光沢のある華やかな装飾品はマナーとして控えることが大切です。
2-1. 初七日|喪服
初七日では、家族は正喪服または準喪服、それ以外の参列者は準喪服での参列となります。
初七日とは、故人の死後7日目におこなう法要のことです。故人の魂が三途の川を渡り極楽浄土へ行けるよう、成仏を願う意味があります。参列者の負担にならないよう、初七日は葬儀の日にあわせておこなわれるのが一般的です。
2-2. 四十九日|喪服
四十九日では、遺族や親族は喪服を着用します。参列者も、四十九日は喪服を着用するのが望ましいとされています。
四十九日とは、故人が亡くなってから49日目におこなう法要を指します。この日をもって忌明け(きあけ)とされ、遺族が故人の冥福を祈りながら過ごしてきた喪の期間の節目となります。
葬儀でお世話になった親族、故人の友人や仕事関係の方を招き、お寺や自宅で僧侶にお経を上げてもらい会食するのが一般的です。
2-3. 百箇日|喪服または平服
百箇日では喪服が好ましいですが、近親者のみでおこなう場合は平服でもよいでしょう。
百箇日とは、故人の死後100日目におこなう法要のことです。卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ、深い悲しみのなかで過ごしてきた時期を越え、少しずつ日常へ気持ちを向けていく節目とされています。
百箇日は四十九日から間もない時期におこなわれるため、近年では省略することが多いです。実施する場合も、遺族や親族のみで自宅の仏壇で供養します。
2-4. 一周忌~三回忌|喪服または平服
一周忌〜三回忌では、遺族や親族は喪服を着用します。参列者も、三回忌までは喪服を着用するのがマナーです。案内状に「平服でお越しください」と記載があった場合は、平服で参列しましょう。
一周忌とは故人が亡くなってから満1年、三回忌とはその翌年の満2年の命日におこなう法要のことです。三回忌までの年忌法要は、四十九日に次いで大切な法要とされています。遺族や親族のほかに故人と親しかった友人・知人を招き、お寺や自宅で僧侶に読経してもらったあと、会食の場を設けるのが一般的です。
2-5. 七回忌以降|平服が一般的
七回忌以降は、回を重ねるごとに喪の雰囲気は薄れ、規模も縮小していくのが一般的です。そのため、服装は喪服から簡略化された平服で差し支えないとされています。
施主より格式の高い服装はマナーに沿わないとされるため、喪服でもよいかは周囲の服装や法要の規模に合わせて選びましょう。
七回忌以降は、命日から節目になる年ごとに遺族や親族のみで法要をおこないます。多くの場合、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌と続き、年忌法要の最後として三十三回忌で弔い上げになり終了です。
3. 喪服で法事に参列するときの服装マナー
故人を偲ぶ場として喪服を着用する際は、マナーに沿った着こなしを心がけましょう。ここでは、喪服の服装マナーを男女別に解説します。
3-1.【男性】ブラックスーツとブラックネクタイの正装

①喪服
ブラックスーツ(ブラックフォーマル)を着用しましょう。
生地はブラックで光沢素材でないものを選んでください。上着はシングル・ダブルのどちらでも構いませんが、パンツの裾はシングルが適しています。
②シャツ
ホワイト無地のレギュラーカラーを選び、柄物やボタンダウンのシャツは避けてください。
③ネクタイ
ブラック無地で、光沢のない素材のネクタイを選びます。
結ぶ際は、お悔やみの場でのマナーとしてくぼみ(ディンプル)を作らないことが大切です。ネクタイピンは付けないのが基本ですが、着用したい場合は光沢がないものを選びましょう。
④ベルト
ブラック無地でシンプルなデザインのベルトを着用してください。
大きなバックルやアニマル柄などのデザインはふさわしくありません。
⑤シューズ
ブラックの革靴を履きましょう。
原則、紐で結ぶタイプで、ストレートチップまたはプレーントゥを選びます。金具のあるデザインやローファー、エナメル・スエード素材は避けてください。
⑥靴下
ブラックの無地で、ふくらはぎまであるミドル丈がマナーです。
ホワイトや柄物、丈の短い靴下は避けましょう。
⑦カバン
男性はカバンを持たず、持ち物はポケットに収めるのが一般的です。カバンを持つ場合は、ブラックで金具の装飾がないシンプルなデザインを選びましょう。
法事に参列する際に腕時計を付けてよいか迷う方もいるかもしれませんが、マナーに配慮した選び方を意識すれば着用できます。
腕時計を付ける場合は、光沢感がなくブラック基調のものを選ぶのが基本です。
カラフルな色使いや装飾が目立つデザインなど、フォーマルな場にふさわしくない腕時計は着用しないようにしましょう。
3-2.【女性】露出を控えたブラックフォーマル

①喪服
ブラックフォーマルが好ましく、ワンピースやアンサンブルが基本のスタイルです。
トップスの袖丈は長袖から5分袖、スカートは膝からふくらはぎの丈にし、肌の露出を抑えた上品な装いを心がけましょう。
喪服にパンツスーツを着用してはいけないという厳格なルールはないものの、参列する立場や状況によってはマナー違反と受け取られる可能性もあります。不安な場合は、親族に服装を確認しておくとよいでしょう。
パンツスタイルのときの注意点を、以下の記事でも解説しています。
②アクセサリー
ネックレスやイヤリングは真珠が定番です。
指輪は結婚指輪のみにとどめ、華美にならないよう注意しましょう。連が重なるものは「不幸が重なる」といわれるため、2連・3連ネックレスのようなアクセサリーは控えてください。
③バッグ
ブラックの布製で、光沢や飾りのないシンプルなデザインが適しています。
数珠や袱紗が入る大きさを選び、荷物が多い場合はブラックのサブバックを持ちましょう。
④手袋
ネイルをしているときや、肌の露出を控えたいときに使えるアイテムです。
お焼香の際は外しましょう。
⑤ストッキング
ブラックの薄手のストッキング(30デニール以下)が基本です。厚手のものや柄物、網タイツなどは適しません。
⑥パンプス
シンプルなブラックのパンプスで、素材は布または革を選びましょう。高いヒールやエナメル素材、素足の見えるミュールやサンダルは避けてください。
3-3.【子ども】制服または落ち着いた色の服装
子どもの場合、正式な礼装である制服(学生服)を着用するのが一般的です。制服がない場合は、ホワイトのシャツに、ブラックやネイビーのブレザーとボトムスを着用しましょう。靴下はブラックやネイビー、ホワイトなどのベーシックカラー、シューズはローファーかスニーカーが好ましいです。
乳幼児は、ダークカラーのシンプルな服装であれば問題ありません。たとえ家族のみの法事であっても、柄物やキャラクターデザインの服はマナーとして控えましょう。
4. 平服で法事に参列するときの服装マナー

平服で法事に参列するときも、華美にならないよう落ち着いた服装を心がけましょう。
4-1.【男性】落ち着いた色のスーツスタイル

①スーツ
ブラックやネイビー、グレーなどダークカラーのスーツを着用しましょう。無地が基本ですが、織柄や目立たないストライプも許容されます。
②シャツ
ホワイト無地のレギュラーカラーが適しています。色柄物やボタンダウンのシャツは避けましょう。
③ネクタイ
ブラックが適していますが、スーツ同様に控えめな色や柄であれば問題ありません。結ぶ際は、お悔やみの場でのマナーとしてくぼみ(ディンプル)を作らないよう注意しましょう。
④ベルト
ブラック無地でシンプルなデザインのベルトを身につけます。大きなバックルやアニマル柄などのデザインは避けてください。
⑤シューズ
ブラックの革靴を履きましょう。紐靴で金具なしのシンプルなものが好ましいです。エナメルやスエード素材は法事には向きません。
⑥靴下
ブラック無地でミドル丈の靴下を履きましょう。ホワイトや柄物、短い丈の靴下は控えてください。
⑦カバン
カバンを持つ場合は、ブラックで金具の装飾がないシンプルなデザインを選びましょう。
ポケットに物を詰め込むとスーツの型くずれにつながります。見た目をきれいに保つためにも、必要に応じてカバンを持つのがおすすめです。
4-2.【女性】ワンピースやセットアップ

①ワンピース・セットアップスーツ
ブラックやネイビー、グレーなどダークカラーのワンピースやセットアップスーツ、アンサンブルが基本です。インナーもダークカラーで統一し、ホワイトのような明るい色は控えてください。
膝からふくらはぎのスカート丈を選び、肌の露出を抑えた上品な服装を意識しましょう。小さいお子様がいる方や料理の配膳で動き回る場合は、パンツスタイルでも問題ありません。
②アクセサリー
ネックレスやイヤリングは真珠が基本です。連が重なるデザインや大ぶりのアクセサリーは「不幸が重なる」を意味したり、華やかな印象になったりするため控えましょう。
③バッグ
ブラックの布製が基本で、光沢や飾りのないシンプルなものが適しています。数珠や袱紗が入る大きさを選び、荷物が多い場合はブラックのサブバックを持ちましょう。
④ストッキング
ブラックの薄手のストッキング(30デニール以下)が基本です。ベージュや厚手、柄物、網タイツなどは控えましょう。
⑤パンプス
シンプルなブラックのパンプスで、素材は布または革が好ましいです。高いヒールやエナメル素材、素足の見えるミュールやサンダルは避けてください。
女性の法事の服装マナーは、こちらの記事でも詳しく解説しています。
4-3.【子ども】清潔感のあるシンプルな服装

子どもの場合は、シンプルなデザインの服を選びましょう。ホワイトのシャツにブラックやグレーのズボン・スカートでまとめます。
学生の場合は、学校の制服を着用しましょう。学校によってはブラック以外の制服もありますが、学生服が正装とされているので問題ありません。
乳幼児もできるだけ飾りのない控えめな服を着せるようにしましょう。キャラクターや目立つ柄が入っているものは法事では避けてください。
5. 季節別|快適さとマナーを両立する法事の服装ポイント

法事では夏の暑さや冬の寒さに対応しながらも、マナーを守った服装を心がけることが大切です。ここでは、季節別の服装ポイントをご紹介します。
5-1. 夏の法事の服

夏の法事では、暑さ対策をしつつも、故人や周囲への配慮を忘れない服装が求められます。年齢や立場に応じて、場への配慮と快適さのバランスを意識しましょう。
★【男性】
男性は、ブラックスーツの着用が基本です。暑い時期であっても、ネクタイを着用するのがマナーとされています。法事の最中はジャケットを着用しましょう。
ジャケットの下は半袖シャツでも問題ありません。待機時間や移動中など、式の前後であれば、状況に応じてジャケットを脱いで半袖で過ごすことも許容されます。
★【女性】
女性は、ブラックフォーマルを基本とします。半袖やノースリーブのみの着用は避けましょう。半袖を着る場合は、ブラックのカーディガンやジャケットを羽織ると、法事にふさわしい印象になります。
羽織りを用意できない場合は7分袖のデザインを選び、肌の露出を抑えるよう心がけましょう。
★【子ども】
子どもは、制服の有無に関わらず夏場に半袖を着用しても問題ありません。落ち着いた印象となるよう、色味は控えめなものを選びましょう。
乳児の場合は、動きやすく身体への負担が少ないことを優先してください。落ち着いた色合いの服を選ぶことで法事の場にも馴染みやすくなります。
初盆(新盆)にふさわしい服装は、以下の記事でもご確認いただけます。
5-2. 冬の法事の服装

冬の法事では、防寒を意識しつつも、法事にふさわしい落ち着いた服装を心がけることが大切です。コートや小物を含め、礼装として違和感がないかを基準に選びましょう。
★【男性】
男性は、冬用のブラックスーツ(ウール素材など)を着用するのが基本です。ワイシャツの上にセーターやタートルネックを重ね着することはマナー違反とされる場合があるため、基本的には避け、保温性の高いインナーなどで防寒対策をしましょう。
移動中などに着用するコートやマフラー、手袋は、ダークカラーの無地を選びます。スエードやレザー、フェイクファーなど「殺生」を連想させる素材や、カジュアルなダウンジャケット、ダッフルコートは避けるのが無難です。なお、コート類は受付前に脱ぐのがマナーとされています。
★【女性】
女性の場合、スカートを着用する際はブラックのタイツでも構いませんが、なるべく薄手のものが適しています(60デニール以下が目安)。パンツスタイルの場合は、ひざ下のブラックのストッキングやタイツを着用しましょう。また、足元はブーツのようなカジュアルなアイテムを避け、フォーマル感のあるシューズを選んでください。
なお、コートやマフラーなどの防寒具は、男性同様にダークカラーの無地を選びます。フェイクファーやレザーなど「殺生」を連想させる素材は避け、受付前に脱ぐのがマナーです。
★【子ども】
子どもが冬の法事に参列する場合、大人ほど厳格なルールはありませんが、防寒着の選び方に配慮が必要です。
コートやマフラーなどの防寒着は、派手な色やキャラクターものは避け、黒や紺、グレーなどできるだけシンプルなデザインのものを選ぶと、法事の場にも馴染みやすくなります。
6. 法事の服装に関するQ&A

法事の服装に関するよくある疑問にお答えします。
Q1. ブラックのネクタイは何回忌までつける?
喪服から平服へと装いが変わる頃には、ネクタイもブラック以外を選んでも問題ありません。一般的には三回忌以降、平服での参列が増える傾向にあります。平服の場合でも、ネイビーやグレーなど落ち着いた濃色を選び、華美にならないよう意識しましょう。
Q2. 女性で喪服がない場合はスーツで参列してもよい?
三回忌以降であれば、ブラックスーツで参列できるケースもあります。無地で、袖丈は5分袖以上、スカート丈は膝下程度が目安です。インナーはダークカラーを選び、明るい色は避けましょう。
なお、喪服と一般的なブラックスーツは、色の深さやシルエットに違いがあります。事前に法事の予定が分かっている場合は、ブラックのワンピースを用意しておくと安心です。
Q3. 七回忌の法事に喪服を着て行ってもいい?
七回忌以降の法事では、平服が一般的とされていますが、喪服を着用しても失礼にはあたりません。
ただし、周囲が平服の場合はやや格式が高く見えることもあるため、施主や他の参列者に合わせて選ぶことが大切です。迷った場合は、事前に施主へ確認するとよいでしょう。
Q4. 法事に私服でよいと言われた場合は?
私服でもよいとされていても、普段着ではなく、準喪服や略喪服を意識した装いが基本です。場への配慮を忘れず、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
Q5. 大学生や専門学生の法事の服装は?
平服着用の場合は、ダークカラーのリクルートスーツで問題ありません。女性はインナーもダークカラーを選びましょう。
喪服を一式用意しておくと、急な不幸や法事の集まりにも迷わず対応できます。進学や就職の節目に準備する方も多いようです。
7. 法事に参列するときの持ち物

法事に参列する際は、数珠や供物、御供物料などを持参します。
供物とは祭壇に飾るもので、フルーツやお菓子、高級焼香や生花などが一般的です。供物を持参しない場合は、御供物料を包みましょう。
お通夜や告別式の際に持参するお金は「香典」と呼ばれますが、法事で包むお金は四十九日以降であれば「御仏前(御佛前)」、または「御供物料」と呼ばれます。御供物料の金額は故人との関係性や立場によって変わり、香典の5〜7割程度が一般的です。
御供物料を包む封筒(不祝儀袋)は、金額に見合ったものを選びましょう。5,000円以下であれば水引が印刷された簡易的なもの、3万円以上の場合はやや格式のある封筒が適しています。
お札は、顔を伏せる意味を込めて、表面が封筒の裏側に来る向きで入れます。法事は事前に日程が分かっているため、新札を包んでもマナー違反にはなりません。新札を使うのが気になる場合は、一度折り目をつけてから封筒に入れるとよいでしょう。ただし、汚れや破れのあるお札は避けてください。
準備ができたら、法事が始まる前に施主に手渡します。
8. まとめ

法事は、故人を偲び冥福を祈る大切な場です。参列する際は、法事の種類や立場に合わせた落ち着いた服装が求められます。
四十九日から三回忌までは喪服、七回忌以降は平服で参列するのが一般的です。ただし、「平服でお越しください」と案内があっても、カジュアルな普段着ではなく略喪服で参列しましょう。
法事にふさわしい身だしなみに整えることは、故人への敬意を表すとともに、ご遺族への思いやりにもつながります。マナーを大切にしながら、故人を偲ぶひとときを過ごしてください。




