札幌でオーダースーツを買うなら？おすすめの店舗や人気の生地をご紹介

この記事の所要時間：約11分

オーダースーツの価格は、生地の種類やオーダー方法によってある程度決まります。

しかし、その価格帯は幅広いため、どこでどう注文したらよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、札幌でオーダースーツを買う場合の相場や、オーダー時のチェックポイントなどを解説します。

1.オーダースーツとは？

オーダースーツとは、カラーや柄、シルエットなどを購入者の希望に合わせて仕立てるスーツです。

まずは、オーダースーツの種類や相場を解説します。

1-1.オーダースーツの種類

オーダースーツには、

• パターンオーダー
• イージーオーダー
• フルオーダー

の3種類があります。

パターンオーダーとは、さまざまなサイズが用意された既成のスーツの中から自分の体型に合うものを選ぶオーダー方式です。

着丈や袖丈などの調整をするため、既製品のスーツを購入するよりも身体にフィットしたスーツを購入できます。

オーダースーツのなかでは簡単に注文でき、価格も安いため、初心者の方でも安心です。

イージーオーダーは、パターンオーダーと同じく自分の体型に合う既成のスーツを選びますが、より細かなサイズ調整が可能です。

着丈や袖丈だけでなく、肩幅や身幅など、多くの部分を調整します。

パターンオーダーよりも身体にフィットしたスーツを作りたい方や、肩幅が広い、胸板が厚いなど、体型に特徴がある方にもおすすめです。

フルオーダーは、採寸したサイズから型紙を作り、仮縫製をして、購入者の体型に合わせて微調整をしながら作り上げていくスーツです。

基本的にハンドメイドで作られるため工程が多く、製作に時間がかかります。

オーダースーツのなかでも費用は高額になりますが、自分にぴったりのスーツが作れます。

1-2.オーダースーツの相場

オーダースーツの相場（※）は、種類により大きく異なります。

それぞれの種類の大まかな目安は以下のとおりです。

オーダーの種類	相場
パターンオーダー	3万円～6万円
イージーオーダー	5万円～20万円
フルオーダー	20万円～100万円

パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの順に価格は高くなっていきます。

特にオーダースーツをはじめて作る方は、比較的価格も抑えめなパターンオーダーがおすすめです。

1-3.オーダースーツのオーダーの流れ

オーダースーツを作るときは、以下のような流れでおこないます。

1.カウンセリング
2.生地選び
3.デザイン選び
4.採寸
5.仮縫い（フルオーダーのみ）
6.完成

ここでは、3種類のオーダー方法に関して具体的な流れをご紹介します。

パターンオーダー

パターンオーダーは、オーダースーツのなかでは工程が少なく、オーダーから完成までは一般的に2～3週間ほどで、他のオーダースーツと比べると短い納期で手元に届きます。

採寸をする際は、ゲージと呼ばれるサンプルを着用して仕上がりをイメージします。

イージーオーダー

イージーオーダーの流れは基本的にパターンオーダーと同じです。

ただし、パターンオーダーと比べると採寸する箇所が増えるため、オーダー完了までに必要な時間も増えます。

店内が賑わっているタイミングだと待ち時間が長くなる可能性もあるので、事前に予約をしてから来店するのがおすすめです。

また、注文が完了してから手元に届くまでは各店舗によっても異なりますが概ね3～4週間ほどかかります。

スーツが破れたから買い替えるというような、すぐにスーツが必要な方には向いていません。

フルオーダー

フルオーダースーツの基本的な流れもパターンオーダーと同じですが、採寸後に仮縫いの工程があります。

仮縫いとは、購入者の体型に合わせて切り出した生地に芯地や肩パッドなどを取り付け、製作途中でフィット感を確かめることです。

サイズが微調整できるため、他のオーダースーツよりも体型に合ったスーツが作れます。

また、ポケットの形やボタンの種類など、デザイン面でもイメージどおりのスーツを作ることができます。

なお、フルオーダーのスーツは注文から手元に届くまでに1～2ヵ月ほどかかるのが一般的です。

2.札幌のオーダースーツ店でのチェックポイント

オーダースーツを注文する際にチェックすべきポイントは、生地の種類や価格、スーツのモデルなどです。

ここでは、札幌のオーダースーツ店で注文をする際のチェックポイントをご紹介します。

2-1.オーダースーツの生地の種類

オーダースーツは、どのような生地を選ぶかによって印象が大きく変わります。

生地選びは、繊維の太さを表すSUPER表記や生地のブランドを目安に選ぶとよいでしょう。

繊維の太さは、SUPER120’sやSUPER190’sなどで表記され、数字が大きいほど繊維が細くなります。

繊維が細ければ細いほど光沢が増し、高級感が漂います。

また、軽くしなやかな着心地が得られます。

ただし、繊維が細いと生地が繊細になるため、日々のお手入れは欠かせません。

生地にはブランドのタグが付いており、どのような生地なのかが判断できます。

生地選びの際には、まずタグをチェックするのがおすすめです。

タグには主に以下の情報が記載されています。

• ブランド名
• 商品名
• 生産国
• 素材

ただし、生地のブランドは無数にあり、どのブランドを選んだらよいのかを初心者が判断するのはむずかしいでしょう。

以下は代表的な生地ブランドですので、生地選びの参考にしてください。

ブランド	特徴
カノニコ	艶やかで柔らかい生地が特徴 コストパフォーマンスに優れているブランド
ゼニア	著名人にも愛される イタリア最高峰の品質を誇るブランド
カノニコ	リーズナブルな生地から高級品まで取りそろえるブランド

上記のブランドはほんの一例であり、実際は200種類以上の生地の中から選べる店舗もあります。

採寸を担当する専門スタッフと相談しながら生地を選びましょう。

2-2.オーダースーツの生地の価格

オーダースーツの生地は価格帯が幅広く、予算に合わせて選ぶ必要があります。

基本的には生地の価格帯が高くなるほど質感がよくなり、選べるカラーや柄のバリエーションも増えます。

また、高級な生地はしなやかで軽いため、着用時の疲れも軽減できます。

ただし、高級な生地を使ったスーツは10万円以上するものも多く、品質を求めすぎるとつい予算をオーバーしてしまうといったことにもなりかねません。

最初にスタッフに予算額を伝えておくと安心でしょう。

2-3.オーダースーツのモデルの種類

オーダースーツを作る際は、店舗が対応しているモデルの種類も確認しましょう。

モデルとは、スーツ全体のデザインの型のことで、店舗にはサンプルとなるものが用意されています。

全体的なシルエットやフィット感などを確認して、好みに合うスタイルを見つけましょう。

オーダースーツのデザインで代表的な種類は以下の2つです。

• シングルブレスト
• ダブルブレスト

シングルブレスト

シングル、シングルスーツとも呼ばれる、シンプルで定番のデザインです。

前のボタンは縦1列に配置され、ビジネスからフォーマルまであらゆるシーンで着用可能な汎用性の高さが魅力です。

合わせる小物で着こなしの幅が広がるため、はじめてオーダースーツを作る方にもおすすめします。

シルエットのバリエーションも豊富にあり、体型や好みに合わせた選択が可能です。

ダブルブレスト

ダブル、ダブルスーツと呼ばれる、クラシックな印象のデザインです。

前のボタンが2列に配置され、前を閉じて着用するのが一般的です。

ピークドラペルとサイドベントを採用したスタイルが主流で、重厚感ある大人の風格を醸し出します。

シングルブレストに比べてやや上級者向けのデザインですが、ほどよくフィットするサイズを選ぶとスマートでこなれた印象になります。

オーダースーツであれば一人ひとりに最適なサイズに調整できるため、スタイリッシュに着こなすことができるでしょう。

3.札幌のオーダースーツ店の特徴

オーダースーツ店は、地域により男女比率や相場などが異なります。

ここでは札幌のオーダースーツ店の特徴を解説します。

3-1.男女比率

『洋服の青山』のオーダースーツブランド『Quality Order SHITATE』を利用した方の男女比率は、メンズが90％、レディースが10％となっています。

男性が購入する割合が多いですが、女性も一定数います。

オーダースーツを作りたいけれど、男性スタッフに採寸されることに抵抗があるという場合は、女性のスタッフに採寸してもらえるか事前に確認してみましょう。

3-2.札幌のオーダースーツの相場

札幌のSHITATEで購入されたオーダースーツの相場（※）は以下のとおりです。

性別	相場
男性	4万円～5万円
女性	3万円～4万円

3万円～5万円の価格帯が中心です。

初めてオーダースーツを購入するのであれば、相場に近い金額で選ぶのがおすすめです。

オーダースーツに慣れてきたら、イージーオーダーや高級な生地を使ったフルオーダーに挑戦してみましょう。

3-3.札幌のオーダースーツの人気生地

札幌のオーダースーツの人気生地ランキングをご紹介します。

生地のブランドを選ぶ際の参考にしてください。

1位：カノニコ（イタリア）

カノニコは350年以上の歴史を持つイタリアの高級生地ブランドです。

多くのハイブランドがカノニコの生地を使用しています。

カノニコの生地は、シルクのような光沢とウールらしい柔らかな肌触りが特徴です。

高品質ですが価格は抑えられており、コストパフォーマンスの高さも魅力です。

2位：ゼニア（イタリア）

ゼニアは、「最高のスーツは上質な生地があってこそ」のポリシーのもと、品質にこだわった生地を提供するブランドです。

高級な天然繊維を買い付け、紡績から染色・仕上げまでを自社で一括管理することで品質を確保しています。

徹底的に品質を高めた生地は金額も高額になりがちですが、ゼニアでは10万円以内で購入できるものもあります。

世界最高峰の生地が手頃な価格で手に入るため、著名人から会社員まで幅広く好まれているブランドです。

3位：ドーメル（フランス）

ドーメルはフランスのブランドですが、生地の多くはイギリスで生産されています。

イギリスの生地は、確かな技術に裏打ちされた高い耐久性が特徴です。

イギリスの生地にファッションの最先端を走るフランスのデザイン性が融合し、デザイン性の高い生地を生み出しています。

そのデザイン性の高さからラグジュアリーブランドも好んで使用していますが、ビジネス向けの柄も豊富です。

ワンランク上のデザイン性を求める方におすすめです。

3-4.札幌のオーダースーツ店の口コミ

札幌でオーダースーツを作った方の口コミをご紹介します。

①「接客が丁寧」

いつもスーツは、こちらで購入しています。接客がとても丁寧でありがたいです。

②「細かなリクエストに対応」

店長がとても親切。細かいものでも丁寧に対応してくれます！

初めてオーダースーツを作る場合は分からないことが多く、不安になるものです。

しかし、専門スタッフが丁寧に対応してくれる店舗なら不安が解消され、要望を適切に伝えられるでしょう。

4.札幌でオーダースーツを作るなら

最後に、札幌でオーダースーツを作る際におすすめの『Quality Order SHITATE』の店舗をご紹介します。

4-1.大谷地本店

幹線道路沿いのあるため車でのアクセスに優れた店舗です。一方、地下鉄の駅からも徒歩5分と利便性の高さが魅力で、メンズはもちろん、レディースのアイテムも充実しています。

4-2.札幌中央本店

札幌市の中心部にあり、電車でのアクセスが抜群の店舗です。また、提携駐車場があるため車でも安心してお越しいただけます。店舗でオーダーをしたスーツを自宅で受け取ることも可能です。

5.まとめ

オーダースーツには、パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの3種類があります。

ここでご紹介したように、オーダースーツの種類によって価格や納期が大きく異なるため、使用シーンや予算などを踏まえ、自分に合ったオーダースーツを手にしてください。

SHITATEでは、200種類以上の生地の中から自分にぴったりのものを選べます。

オーダーは最短40分で完了するため、忙しいビジネスパーソンでも気軽にご利用いただけます。

オーダースーツを作りたいとお考えの方は、ぜひ『Quality Order SHITATE』に足をお運びください。