肩幅の測り方とは?自分一人でできる方法とサイズ選びに失敗しない3つのコツ
2026.04.30

この記事の所要時間:約7分
自分にあったサイズ選びのために肩幅を把握したいものの、「正しい測り方がわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
肩幅のサイズ感は、洋服全体のバランスにも影響する重要なポイントです。
本記事では、肩幅の測り方やサイズ選びに失敗しないコツなどを詳しく解説します。
肩幅のサイズによってどのように印象が変わるのか、コーディネート例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
1. 肩幅とは?

肩幅(かたはば)とは、左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを指す用語です。
「肩巾」と記載されることもあります。
自分の身体に対して洋服の肩幅が大きすぎると清潔感が損なわれ、小さすぎると窮屈で動きやすさに支障が出るなど、肩幅のサイズ感によって洋服の印象は大きく変わります。
2. 肩幅と身幅の違い

身幅(みはば)とは、左脇のつけ根から右脇のつけ根までの長さを指す用語です。
肩幅と身幅はどちらも洋服の横の長さを示す用語であるものの、肩幅が両肩間の長さを表すのに対し、身幅は両脇間の長さを表す点で違いがあります。
トップスを選ぶ際は、自分の身幅よりも3~5cm大きいサイズがよいとされています。
以下の記事では、身幅についてより詳しく解説しています。
3. 【基本】肩幅の測り方
ここでは、肩幅の基本的な測り方を解説します。
3-1.ヌード寸法:自分の肩幅を測る
ヌード寸法とは、自分自身の肩幅を測った際の数値です。
測定する際はできるだけ薄着の状態がよく、何も着用していない状態であれば、より正確な数値を得られます。
なお、ヌード寸法を測る際は周囲の方に手伝ってもらうのが理想ですが、自分1人で測ることも可能です。
周囲の方に手伝ってもらう場合は、背筋を伸ばして立ち、下記の手順で測定してもらいましょう。
- 左肩の骨からバックネックポイント(※)までメジャーを伸ばし押さえる
- バックネックポイントにメジャーの目盛りを固定したまま、メジャーを持つ手を入れ替える
- そのまま右肩の骨までメジャーを伸ばし、右肩の骨部分の目盛りを読む
自分1人で測定する際は、片方の肩の骨からバックネックポイントまでを測り、その長さを2倍にして求めましょう。
※バックネックポイント:首のつけ根の骨。首を前に倒したときに出っ張る部分。
3.2.製品寸法:洋服の肩幅を測る

製品寸法とは、洋服の肩幅を測った際の数値です。
洋服と身体の間に生じるゆとりの分も含まれるため、ヌード寸法よりも大きくなるのが特徴です。
製品寸法は、下記の手順で測定しましょう。
- 洋服のシワを伸ばし平置きする
- 左肩の縫い目から右肩の縫い目までの直線距離をメジャーで測る
製品寸法を測る際は特別な技術が必要ないため、初心者でも比較的精度の高い数値を得られます。
4. 専門店のスタッフによる無料採寸がおすすめ

より正確な肩幅のサイズを知りたい場合は、専門店のスタッフによる無料採寸を受けるのがおすすめです。
特にスーツを取り扱う専門店には、体型や着用シーンを踏まえて適切なサイズを見極めるための知識と経験のあるスタッフが在籍しています。
プロの視点で細かな部分まで確認してもらえるため、既製品選びはもちろん、仕立てやサイズ調整においても失敗しにくくなるでしょう。
5. 【アイテム別】肩幅の測り方と似合う1着を選ぶポイント
肩幅の測り方と自分に似合う1着を選ぶポイントについて、アイテム別に解説します。
5-1.ジャケット・スーツ

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線で測ります。
肩パットの厚みは含めずに、両肩の縫い目の間を計測してください。
ジャケットやスーツを選ぶ際は、なかに着る衣類の厚みも考慮してサイズを決めましょう。
インナーが薄手の場合はジャストサイズを選び、セーターなど厚手の服を着る冬物はワンサイズ上げるのがおすすめです。
5-2.シャツ

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線で測ります。
シャツのサイズ選びでは、首回りや裄丈、着丈なども重要な要素です。
着丈には襟の高さを含まないよう注意しましょう。
シャツはサイズバリエーションも豊富にあるため、与えたい印象や着用シーンに応じて適切なサイズを探してみてください。
5-3.Tシャツ・ポロシャツ

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線で測ります。
Tシャツ・ポロシャツはもともとカジュアルなアイテムのため、肩幅が大きすぎるとルーズでだらしない印象を与える可能性があります。
そのため、基本はジャストサイズを選んでおくと安心です。
ただし、ヘビーウェイトと呼ばれる厚手の生地の場合は、肩幅より1cmほど大きくても違和感はありません。
5-4.コート・アウター

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線で測ります。
肩パットの厚みは含めず、両肩の縫い目の間を計測してください。
なかに着るものに合わせて、3~5cm大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。
5-5.ワンピース

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線で測ります。
全体のサイズ感は、デザインによっても異なります。ジャストサイズを基本に、与えたい印象に合わせて選びましょう。
5-6.ノースリーブ

両肩の生地の外側から外側の間を直線で測ります。
ただし、肩幅の基準はショップによって異なる場合があります。
肩幅を測ると同時に、商品の着用画像を確認しながら全体の印象を把握しましょう。
5-7.ブラウス

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線距離で測ります。
ビジネスシーンで着用する場合は、きちんと感を与えられるジャストサイズを選ぶと、全体のバランスが美しく見えておすすめです。
5-8.パーカー

左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さを直線で測ります。
パーカーはアウターとして活用したり、オーバーサイズがトレンドになったりしているアイテムです。
そのため、使用目的や着用シーンによっては、大きめでゆったりしたサイズを選んでもよいでしょう。
6. 肩幅のサイズ別コーディネート例6選
肩幅のサイズによってどのように印象が変わるのか、コーディネート例を6つ紹介します。
6-1.ジャストサイズのコーディネート3選
肩幅がジャストサイズの場合、清潔感のあるスマートな印象にまとまります。
シャツ1枚でもすっきりとしたコーディネートになり、ビジネスシーンにおすすめの装いです。
6-2.ゆとりのあるサイズのコーディネート3選
肩幅にゆとりのあるサイズの場合、大人の貫禄や落ち着き、こなれ感を演出できます。
カジュアルさも取り入れられるため、幅広いシーンで活用できるでしょう。
7. 肩幅で失敗しない!サイズ選びのコツ3つ
肩幅で失敗しないためのサイズ選びにおける3つのコツを解説します。
7-1.持っている服の肩幅を確認する
自分が持っている服の数値を確認しましょう。自分が着ていてちょうどよいと感じる服のデータを確認するのがおすすめです。
特に、手元にメジャーがない場合に役立つ方法です。
肩幅のデータは、服のブランドやメーカーの公式サイト、購入したショップのオンラインストアなどで入手できます。
普段から着用している服の数値と比較すれば、どのサイズを選べばよいか、判断しやすくなります。
7-2.着用モデルの身長・体重を基準に比較する
オンラインストアが提供する商品画像やスタッフの着用例などで、実際に商品を着ている画像を閲覧できます。
モデルの身長や体重、普段着ているサイズなどの情報も一緒に公開されている場合が多いため、自分の体格に近い方を参考にするとよいでしょう。
サイズ選びのなかで、身長や体重は比較しやすい目安となります。
肩の形も加味しながら着用感をイメージしてみてください。
7-3.肩幅に関する口コミを参考にする
購入した方の口コミも重要な情報です。
肩幅に関する感想は、バランスのよいサイズ選びの参考になります。
肩の形は一人ひとり違うため、気になるポイントもさまざまです。
口コミのなかで「肩幅が広い」「なで肩」「筋肉質」など、肩の特徴がもたらす着心地への影響がわかれば、オンラインストアでのサイズ選びにも迷わなくなるでしょう。
8. まとめ

肩幅は、コーディネート全体の印象を大きく変えるため、サイズ選びの要といえます。
ビジネスシーンで着用するシャツはジャストサイズ、プライベートで着用するパーカーはゆとりのあるサイズなど、選び方はさまざまです。
与えたい印象・着用シーン・アイテムに合わせて、自分好みのサイズ感を見つけてみてください。










