【保存版】お葬式の香典マナー!書き方や注意点をわかりやすく解説

2026.01.28

お悔み事

【葬儀マナー】香典の金額相場や書き方など恥をかかないための注意点

この記事の所要時間:約8分

通夜や葬式など葬儀に参列する際に持参する「香典」。

香典には、包む金額や香典袋の書き方など多くのマナーがあります。

この記事では、葬式における香典の基本マナーや金額相場、表書きの書き方、袋の選び方まで丁寧に解説します。初めて参列する方にもわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. お葬式の香典とは

香典とは

香典とは、故人への弔意と遺族へのお悔やみの気持ちを表すために渡す金銭のことです。主に現金を香典袋(不祝儀用のし袋)に入れて線香や花の代わりとしてお通夜やお葬式の際に持参します。

香典の習慣は日本ならではの弔事文化です。宗教や地域によって細かな違いはあるものの、心を込めて故人を偲ぶという意味合いは共通しています。

2. お葬式の香典の金額相場はいくら?

両親5~10万円
親戚1~5万円以上
仕事関係者・知人・友人・隣人5,000円~1万円
顔見知り程度3,000円~1万円
一般的な金額相場

香典の金額は、おおよその目安として上記を参考にしましょう。ただし、故人との関係の深さや喪家(相手側の家)の格式、葬儀の規模、弔問客として参列する自分の経済力や社会的地位などによって変動する場合もあります。

地域や町会などのしきたりで決まりがある可能性も考えられるため、悩んだ場合は周囲に相談してみましょう。

また、以前に相手から親族が香典をいただいている場合、その金額を参考にすることもおすすめです。

※死や苦を連想させる数字として(四、九)がつく金額は避けるのが葬儀マナーです。

詳しい金額の目安や年齢・関係性別の相場については、以下の記事をあわせてご覧ください。
参考記事:香典の金額相場を年齢・関係性・法要別に詳しく見る

3. お葬式の香典袋の選び方

香典袋の表書きは、宗教や儀式の意味によって書き方が異なるため注意しましょう。一般的に、全宗教のお葬式で使える表書きと言われているのが「御霊前」です。仏教式では「御香典」、キリスト教式では「御花料」、神道式では「御玉串料」となります。

宗教・宗派が分からない場合は「御霊前」と書いておけば問題ありません。

3-1.仏式の場合

  • 表書きは「御霊前」「御香典」
  • 水引は黒白の結び切りまたはあわじ結びを使用する

仏式ではもっとも一般的な香典袋が用いられます。水引については、地域によっては黄白を用いることもあります。特に西日本の一部地域で多く見られます。

3-2.浄土真宗の場合

  • 表書きは「御仏前」
  • 水引は黒白の結び切りまたはあわじ結びを使用する

仏式の中でも、浄土真宗の場合は表書きに「御仏前」を用います。これは、故人がすでに成仏しているとされる考え方に基づいたものです。香典袋のデザインや水引は仏式と同じで問題ありません。

3-3.キリスト教の場合

  • カトリック…表書きは「御ミサ料」「御花料」
  • プロテスタント…「献花料」「忌慰料」「御花料」

キリスト教の葬儀では、仏式とは異なる表書きを使います。教派によって表書きが異なり、いずれの場合も水引は不要です。白無地の封筒や、十字架、百合の花などがあしらわれた専用の香典袋を用意しましょう。

3-4.神道の場合

  • 表書きは「御玉串料」「御榊料」
  • 黒白の結び切りまたはあわじ結び

神道の香典袋には「御玉串料」「御榊料」などの表書きを使います。水引は白黒、あるいは白白のものが一般的です。

3-5.宗教がわからない場合

故人や遺族の宗教がわからない場合は、「御霊前」と記された香典袋が一般的で無難です。宗教的なモチーフのないシンプルなデザインを選び、水引は黒白などの控えめな色合いにしましょう。

4. お葬式の香典袋の書き方

香典袋の書き方には細かなルールがあり、適切に記載することがマナーです。外袋と中袋で書くべき項目や注意点が異なるため、それぞれ丁寧に解説します。

4-1.外袋

外袋

外袋

外袋には、上段に「御霊前」「御仏前」「御香典」などの表書きを書き入れます。氏名はその下の中央に書き込みましょう。

連名の場合は、右側に地位・年齢が上の人から左側にむけて下位の人の順で書きます。人数が多い場合は、代表者名と他○名と書き、別紙に連記して袋の中に入れましょう。

4-2.中袋

中袋

中袋

中袋には表面に香典の金額、裏面に自分の住所・氏名を記載します。

金額の表記は「金壱萬円」「金五千円」など、旧字体を使って縦書きで書くことが一般的。記入後は封をせず、そのまま香典袋に収めるのが通例とされています。

5. お葬式の香典の包み方

香典袋の包み方

袱紗を用いた香典を包み方は以下の通りです。

①あらかじめ、香典袋を袱紗中央よりやや右の方へ寄せる

②袱紗の右角をとり、香典袋の左端に合わせて中央に折り込む

③下、上の順番に角をとり、上下のバランスを見ながらかぶせる

④左を折った後、裏へ返す。右の上下に小さく三角形ができたら完成

6. お葬式の香典の注意点・マナー

お香典を渡す際には、金額や包み方だけでなく、細やかなマナーにも配慮が求められます。故人やご遺族に対する敬意を形にする場面だからこそ、基本的なルールをしっかり押さえておきましょう。

6-1.新札は使わずお札の向きを揃える

お札は「突然の不幸に準備していたように見えない」ように、新札を避けて使うことがマナーであるとされています。ただし、あまりにも使い古されたお札は失礼にあたるため、軽く折り目をつけた比較的きれいなお札を使用しましょう。

お札を入れる向きは顔のある方が表に来ないように裏向きにします。二枚以上のお札を入れる時には、お金の向きを揃えて入れるようにしてください。

6-2.袱紗(ふくさ)に包んで持っていく

香典は袱紗(ふくさ)に包んで持っていきます。香典袋をむき出しにして持参するのは、マナー違反になるので注意しましょう。

なお、袱紗の色は暖色系が慶事用、寒色系が弔事用です。紫の袱紗なら慶弔どちらにも使えるのでひとつ持っておくと良いでしょう。

6-3.お悔やみの言葉を述べて渡す

香典は哀悼の意を伝えるためのものです。渡す際には「このたびはお悔やみ申し上げます」といった言葉を添え、故人とご遺族への思いを込めて丁寧に渡しましょう。

香典袋を両手で持ち、胸より低い位置で手渡すと、より礼儀正しく映ります。

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8. お葬式の香典に関するよくある質問

最後に、お葬式の香典に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。

Q1. お葬式の香典のお返しはどうする?

香典をいただいた場合は、基本的に「香典返し」としてお礼の品を贈ります。四十九日などの忌明けのタイミングで、半返し(いただいた金額の半額程度)を目安に選ばれることが一般的です。

香典のお返しについてこちらの記事でも解説しています。

香典返しはいつ贈る?時期・タイミング・マナーをわかりやすく解説

Q2. お香典に5000円や3000円は少ない?

友人や知人としての参列であれば5000円程度でも失礼にはあたりませんが、親族の場合はもう少し多めに包むことが一般的です。3000円はやや少ないとされる可能性もありますが、親しい間柄ではない場合や、考えた上での判断であれば基本的に問題ないでしょう。どうしても気になる場合は、「お香典返しはご辞退申し上げます」など、香典袋の中袋に香典返しを辞退する旨を記載することもひとつの方法です。

Q3. 「御霊前」と「御香典」のどちらを選ぶ?

仏式のお葬式で、故人がまだ成仏していないとされる通夜や葬儀の際は「御霊前」が一般的です。ただし、浄土真宗では「御仏前」などが使われることが多いため、宗派が明らかな場合は合わせましょう。宗派が不明な場合でも、「御霊前」で差し支えないケースが多いです。

9. お葬式の香典のマナーを知って、心を込めた弔意を伝えよう

葬式における香典は、故人への弔意と遺族への配慮を込めた大切な文化です。金額の相場や香典袋の選び方、表書きのルールなど、基本マナーを押さえておくことで、失礼なく気持ちを届けることができます。大切なのは心を込めて丁寧に対応すること。特に初めて参列する場合は、地域や宗教の違いにも配慮しながら準備を進めましょう。

※ここでは一般的なマナーをご紹介しました。一部地域や宗派によって異なる場合がございますので予めご了承ください。

品格と礼節と伝統を重んじるフォーマルスタンダード

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