幼稚園や小学校のお受験に着ていくスーツはどう選ぶ?失敗しないために押さえておきたいポイント

2022.12.02

お祝い事

幼稚園や小学校のお受験に着ていくスーツはどう選ぶ?失敗しないために押さえておきたいポイント

この記事の所要時間:約6分

幼稚園や小学校のお受験を控えたママの中には、面接の服装について悩む方も多いのではないでしょうか。

受験の主役はあくまで子どもですが、付き添う母親もその場にふさわしい装いで参加するのがマナーです。

そこで今回は、幼稚園や小学校のお受験に着ていくスーツ選びについて徹底解説

失敗しないために押さえておきたいポイントも併せてご紹介します。

1. 幼稚園や小学校のお受験に着ていくスーツの選び方

幼稚園や小学校のお受験に着ていくスーツの選び方

まず、幼稚園や小学校のお受験に着ていくスーツの基本的な選び方をご紹介します。

1-1. ジャケットとワンピースが基本

受験の主役はあくまでも子どもですので、付き添う立場である母親は控えめで品の良い服装を心掛けるのが基本です。

お受験スーツの定番は、ジャケットとワンピースの組み合わせ

ジャケットとワンピースが基本

パンツスーツでも問題ありませんが、スカートの方がフォーマルな装いになります。

厳粛なカトリック校や一部の園によってはパンツスーツが浮いた印象を与える可能性もあるため、事前に園や学校の雰囲気についてリサーチしておきましょう。

●ジャケットは「ショールカラー」が基本の形

ショールカラー

レディースジャケットの襟にはさまざまなデザインがあります。

お受験スーツで着用するジャケットは、テーラードカラーの中でもビジネス用ではなく丸みを帯びた襟が特徴の「ショールカラー」を選ぶのがおすすめです。

襟に丸みがあることで、柔らかく温かみのある印象を与えることができます。


●ジャケットとワンピースは「セットアップ」で購入する

セットアップで購入する

別々に購入したジャケットとワンピースを組み合わせた場合、色身や素材などによりコーディネートの統一感が損なわれる可能性があります。

ジャケットとワンピースはできる限りセットアップで購入した方が良いでしょう。


●ボタンは生地と同じ色の3つボタンで清楚な印象に

3つボタン

ジャケットのボタンは3つボタンで、生地と同じ色のくるみボタンが王道です。

光沢のあるボタンや派手な装飾が施されているボタンは華美な印象を与えるため避けておきましょう。


●ワンピースは半袖がおすすめ

半袖

ジャケットの中に着るワンピースは温度調節しやすい半袖がおすすめです。

ノースリーブは肌の露出が多く上品な印象ではないため、ジャケットを羽織ることが前提でも避けた方が良いでしょう。

ワンピースのデザインは、ウエスト部分が自然にシェイプされたシルエットが一般的です。

スカート部分は落ち着いた印象を与えるタイトシルエットや清楚な印象を与えるAライン、控えめなフレアースカートを選びましょう。


●ワンピースの着丈は「膝が隠れる長さ」を

膝が隠れる長さ

スカート丈は膝が隠れる長さがマナーです。

膝が見えるような短い着丈や足首まであるような長い着丈は避けましょう。また、立ったり座ったりする動作に備え、着丈はやや長めを選ぶのがおすすめです。

試着の際、座った状態でもしっかりと膝が隠れる長さであるか確認するようにしましょう。


●ストッキングを必ず着用し、アクセサリーは結婚指輪のみ

ストッキングを必ず着用し、アクセサリーは結婚指輪のみ

素足はマナー違反となるため必ずストッキングを着用しましょう。

また、黒のストッキングはお悔やみなど不幸なイメージを連想させるため面接には適しません。

清潔感のあるナチュラルなベージュ色を選ぶのが良いでしょう。また、アクセサリーは華美な印象を与えるため結婚指輪のみに留めるのが一般的です。

1-2. 黒ではなく濃紺がおすすめ

スーツの色は控えめかつ上品な「濃紺(ネイビー)」が定番です。

濃紺には、清潔・清楚・知的・高級感などの印象を与える効果があります。

黒ではなく濃紺がおすすめ

濃紺と同様、面接に相応しいダークカラーとして黒やグレーも挙げられますが、実際の面接会場では大半のママ達が濃紺スーツを着用している傾向にあります。

「他のママ達と違うことで不安を感じてしまう」という方は定番の濃紺を選ぶと良いでしょう。

また、厳粛なカトリック校や一部の園では「黒い服は喪服の色であり避けるべき」と考えられている場合もありますので、事前に園や学校の雰囲気を探っておきましょう。

1-3. シワになりにくい素材

お受験スーツはシワになりにくい素材がおすすめです。

移動中や面接前の待ち時間などに長時間座った状態が続くことで発生する「座りジワ」は面接官にだらしのない印象を与える可能性もあります。

シワになりにくい素材を選び、きちんとした印象で面接に臨みましょう。

2. お受験に持っていくべき持ち物

次に、お受験に持っていくべき持ち物をご紹介します。

2-1. バッグ

バッグは黒のフォーマルバッグが最も一般的です。最小限の荷物が入る小さめのサイズで、ブランド名がはっきりとわからないシンプルなデザインがおすすめ。

黒のフォーマルバッグとは別にA4サイズの書類が入る黒いトートバッグも必須です。

バッグ

配布された書類やスリッパなどを収納し、見た目もすっきりとした印象で面接に臨みましょう。

また、面接の際はバッグを床に置くことが想定されます。

メインバッグ、サブバッグ共に床に置いた際に自立するよう底に鋲が付いたものを選ぶとスマートです。

2-2. スリッパ

スリッパは黒または紺を選び、必ずつま先が隠れるデザインを選びましょう。

併せて黒のスリッパ入れを準備しておくと、脱いだ下足を収納するのに便利です。

下足入れとしてビニール袋が用意されていることもありますが、持ち歩くのは見栄えが悪くフォーマルな印象を損なう可能性もあります。

3. 幼稚園や小学校のお受験におすすめのアイテム

その他、 幼稚園や小学校のお受験の際にぜひおすすめしたいアイテムをご紹介します。

3-1. 靴

靴は黒い革のパンプスが一般的です。

派手な装飾を避け、上品に見えるシンプルなデザインを選びましょう。

ヒールは太めかつ3cm程度がおすすめです。

靴

避けるべき靴の特徴は以下の通りです。

  • 先の尖りすぎたポインテッドトゥの靴
  • 光沢が強いエナメル素材の靴
  • ヒールが細すぎるピンヒールの靴
  • ヒールが高すぎる靴・フラットシューズ

3-2. フォーマルコート

幼稚園や小学校の受験は秋~冬に実施されますので、スーツに合わせても違和感のないフォーマルコートを準備しておくと良いでしょう。

カラーはスーツと同様に濃紺がおすすめです。清楚で上品な印象を与え、どのようなシーンでも問題なく着用することができます。

フォーマルコート

フォーマルコートを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • ウールやカシミヤなど控え目かつ高級感のある素材を選ぶ
  • ダウンコートなどカジュアルなアウターは避ける
  • ファーや華美な装飾の付いたデザインは避ける
  • 着丈はスカートが隠れる程度を目安に

4. まとめ

まとめ

ここまで、幼稚園や小学校のお受験で着ていくべきスーツやそのコーディネートについてご紹介しました。

親の服装で合否が決まるわけではありませんが、お受験では見た目の印象もとても大事です。

きちんとした服装で我が子の挑戦を見守り、一緒に受験を乗り越えていきましょう。

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