建設業界の志望動機を考える際は、まず建設業界そのものへの関心を伝えたうえで、数ある企業のなかからその企業を志望する理由を明確に伝えることが大切です。業界研究や企業研究をしっかり行い、その企業ならではの特徴や取り組みへの共感を示しましょう。
この記事では、建設業界への就活を目指す学生に向けて、志望動機を作成する際のポイントや注意点などを詳しく解説しています。職種ごとの例文も複数紹介していますので、志望動機を考える際の参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 建設業界の志望動機では「なぜ建設業界なのか」と「なぜその企業なのか」を明確にする
- 志望動機の最後に「これまでの経験やスキルを入社後にどう活かせるか」を伝える
- 志望動機を作る際は、抽象的な表現や、他社でも通じる内容にしないことを心がける
目次[表示]
建設業界の概要と最新動向
建設業界とは、建物や道路、橋、トンネル、ダムなど、社会インフラや建築物を手がける業界です。地域のまちづくりや災害復旧など、社会貢献度の高い仕事であることも特徴です。
建設業界に属する企業は幅広く、職種も施工管理や設計、技術開発、営業、事務などさまざまです。そのため、理系・文系を問わず活躍できる業界といえるでしょう。
近年では、人手不足や技能者の高齢化が建設業界のおもな課題となっています。こうした課題に対応するため、AIやドローン、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)といったテクノロジーを活用し、現場の効率化を進める動きが広がっています。
地震や台風などの自然災害が続くなかで、インフラの整備や耐震化のニーズも引き続き高まっていることもあり、今後も安定した需要が期待される業界といえるでしょう。
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差がつく!建設業界の志望動機を作成する際のポイント
建設業界の志望動機を作成する際は、次の3つのポイントを心がけましょう。
業界全体への関心・志望理由を明確にする
志望動機において、「なぜ数ある業界のなかで建設業界を選んだのか?」を明確にすることは重要です。この部分が曖昧だと「ほかの業界でもよいのでは?」と受け取られる可能性があり、志望度が伝わりにくくなるかもしれません。
例文
- インフラや公共施設の整備など、社会基盤を支える建設業界の仕事に魅力を感じました。
- 多くの人の目に触れる建物に関わり、形に残るものづくりを担いたいと思いました。
- 多職種と協働しながら、スケールの大きなプロジェクトを完成させるプロセスにひかれました。
業界全体への関心や志望理由は、自分の体験と結びつけて語ると効果的です。例えば、「高校時代に被災地でボランティア活動をした経験から、まちづくりに関わりたいと思いました」といった具体的なエピソードがあると、説得力が増します。
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企業ごとの強みや特徴を踏まえて差別化する
「数ある企業のなかから、なぜその企業を志望したか」を伝えることも重要です。建設業界には、ゼネコン(総合建設業者)、サブコン(専門工事業者)、ハウスメーカー、設計事務所などがあり、それぞれ事業の領域や企業風土が大きく異なります。
例えば、施工実績や専門分野に関心がある場合は「◯◯ダムや△△タワーといった、社会的に影響力のある建築物を多数手がけている点に魅力を感じた」という表現ができます。また、技術開発や環境対応の姿勢に共感した場合は「ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)など、環境への配慮に力を入れている点にひかれた」といった伝え方もできるでしょう。
企業ごとの特徴を理解するためには、企業研究が欠かせません。公式サイトや建設関連のニュース記事、施工実績などを参考に「その企業ならではの強み」を見つけていきましょう。
企業研究で確認したいポイント
- 過去のプロジェクト実績
- 得意分野(鉄道、港湾、公共施設、高層ビルなど)
- 技術力や開発姿勢(環境配慮型、ICT活用など)
- 経営理念や社風
- 若手育成やキャリア支援制度

企業研究の具体的なやり方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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自分の経験・スキルとの関連性を示す
企業は「学生が入社後にどんな強みやスキルを活かし、どう活躍するか」を知りたいと考えています。そのため、志望動機では自分の経験や強みを踏まえ、企業でどう役立てられるかを具体的に伝えることが大切です。
単なる自己PRではなく、「企業が求める人物像に自分がどうマッチするか」を意識して伝えてみましょう。
例文(施工管理職志望)
大学では土木工学を専攻し、ゼミで耐震設計に関する研究に取り組みました。また、建設現場でのアルバイト経験を通して、現場管理の難しさと重要性を学びました。これらの経験をもとに、現場の安全性と効率性を両立させることができる施工管理者を目指したいと考えています。

このように、過去の経験やスキルをもとに「入社後にどう活躍したいか」を伝えると、企業側も学生が働く姿をイメージしやすくなります。
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建設業界の志望動機を伝えるときの構成
建設業界の志望動機は、次の構成で考えると伝わりやすくなります。

志望動機を簡潔な一言で述べる
志望動機の冒頭では、結論を簡潔に伝えましょう。面接やES(エントリーシート)では、はじめの一文で「何を伝えたいのか」を明確にします。
例文
私は、人々の生活基盤を支える建設の仕事に携わりたいと考え、御社の施工管理職を志望しました。
建設業界を志望する理由・きっかけ・背景を述べる
次に、「なぜ建設業界に関心を持ったのか」といった背景を具体的に説明しましょう。自分の経験や学び、価値観と、建設業界の特徴を結びつけて語ることがポイントです。
例文
大学で土木工学を学ぶなかで、災害復旧やインフラ整備の重要性を強く意識するようになりました。人々の暮らしを支える社会的意義のある分野に魅力を感じ、建設業界を志すようになりました。

具体的な背景を示し、志望理由にリアリティを持たせることで、本気で取り組もうとしている姿勢が伝わります。
志望企業を選んだ理由を述べる
建設業界への関心だけでなく、「なぜその企業を志望するのか」も具体的に伝えることも大切です。企業研究で得た情報をふまえ、企業独自の特徴や取り組みに注目して理由を述べましょう。
「どの企業にも当てはまりそうな内容」ではなく、「この企業だからこそ」という視点を示すことで、志望度の高さがより伝わりやすくなります。
例文
御社は再開発事業や大型プロジェクトを多数手がけており、都市づくりに大きな影響を与える点に魅力を感じました。特に◯◯プロジェクトでは、地域との協働を大切にする姿勢に共感し、志望いたしました。

このように、具体的なプロジェクト名を伝えることも効果的です。
入社後のビジョンを述べる
最後に、これまでの経験や学びを活かして「入社後にどう活躍したいか」を明確に伝えましょう。これにより、入社後に実際に働いて活躍する姿をイメージしてもらいやすくなります。
例文
大学で学んだ構造設計の知識と、現場でのインターンシップ経験で得た実践力をもとに業務に取り組み、将来的には災害に強い都市インフラの設計に関わっていきたいと考えています。
例文
ゼミで取り組んだ構造解析の課題や、現場での施工補助の経験を活かし、設計から施工まで一貫して品質を高められる技術者を目指します。将来的には、多くの関係者と連携しながら、大型プロジェクトをリードできる存在に成長していきたいです。
志望動機に盛り込みたい!建設業界で求められるスキル・資質
志望動機では、建設業界に求められるスキルや資質を理解したうえで、自分が持つスキルや強みと共通する部分を伝えることが効果的です。
建設業界で特に重視されやすいスキルや資質は次のとおりです。
コミュニケーション能力(調整力・対話力)
建設業界では、設計者・施工者・クライアント・行政・設備業者・職人など、異なる立場の方々と協力して進めるため、調整力や対話力が必要です。
特に、施工管理や営業、設計監理の現場では、情報の行き違いが安全性や品質に関わるケースもあります。相手の意図を汲み取り、自分の意見を明確に伝えるコミュニケーション能力は、建設業界で求められる資質です。
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課題解決力・論理的思考力
建築のプロジェクトは、必ずしも理想的な条件で進められるとは限りません。敷地の制約、法的な規制、予算の上限、構造上の制限など、複数の制約が重なるなかで調整を行い、最適な解決策を見つけていく力が求められます。
チームワーク力・協調性
建築物は、多職種・多工程が連携して完成するものであり、個人の力だけで成し遂げられるものではありません。そのため、チームで協力しながら円滑に業務を進める力や、周囲と調和して役割を果たす姿勢が求められます。設計と現場、営業と施工など、職種や立場を越えた連携も重要です。
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継続力・体力
建設現場は、工期の変動や天候の影響、クライアントからの要望変更などにより、予定通りに進まないことも少なくありません。そうした状況のなかでも、最後までやり遂げる継続力や現場での作業に対応できる体力が求められます。
また、プロジェクトの期間は数カ月から数年にわたる場合もあるため、長期的な視点で物事に取り組む姿勢も必要です。
建設業界の志望動機を作成するときの注意点
建設業界の志望動機を作成する際は、次の2点に注意が必要です。
具体的な内容にする
「建設業界はやりがいがありそう」「スケールの大きな仕事をしたい」「ものづくりに興味がある」など抽象的に伝えるだけでは、志望動機としてはやや弱いかもしれません。企業が知りたいのは、業界や企業の役割を理解したうえでの志望動機です。
建設業界が担う社会的役割(インフラ整備、防災、都市開発など)を踏まえた内容を入れたり、志望企業が手がけるプロジェクトや特徴に触れたりすると、具体性を持たせられます。
抽象的な例
建設業界はスケールの大きな仕事ができるイメージがあり、やりがいがあると感じたため志望しました。昔からものづくりに興味があり、自分にあっていると思いました。
改善例
建設業界はスケールの大きな仕事ができるイメージがあり、やりがいがあると感じたため志望しました。昔からものづくりに興味があり、自分にあっ大学で土木工学を学ぶなかで、インフラ整備や災害復旧の重要性を実感しました。建設業界が、地域の安全と暮らしを支える社会的な役割を果たしていることに魅力を感じ、志望するようになりました。なかでも貴社は、防災対策に配慮した都市開発を数多く手がけており、自分の学びも活かせると考えています。
その企業だけに当てはまるような内容にする
「御社は大手で安定していると聞いたため、志望しました」という志望動機では、ほかの業界や企業にも当てはまる場合があるため「なぜ企業を志望するのか」が伝わりません。
また、「安定」だけを志望動機にするのは、業界や企業への関心が伝わらず、主体性が伝わりにくくなることがあります。
他社にも通じる内容ではなく、その企業ならではの事業内容や技術、取り組んでいるプロジェクトなどに触れた内容を意識してみましょう。
他社にも通じる内容例
御社は大手で安定していると聞き、安心して働けそうだと感じたため志望しました。福利厚生が充実している点にも魅力を感じています。
改善例
御社は再開発事業に強みを持ち、特に〇〇駅周辺の都市整備プロジェクトでは地域との連携を重視している点に魅力を感じました。まちづくりに関わる仕事がしたいという思いから、御社を志望しています。
建設業界の志望動機の例文【職種別】
ここでは、建設業界の職種別に志望動機の例文を紹介します。
施工管理を志望する場合
例文
安心して快適に暮らせるまちづくりに関わる仕事がしたいと考え、御社の施工管理職を志望しました。
大学では構造工学を学び、実験や課題に取り組むなかで、建物の強度や安全性を支える基盤づくりに関心を持つようになりました。特に、現場見学で感じた「図面が実際に形になっていく工程のダイナミズム」にひかれ、建設に携わる仕事の魅力を実感しました。
御社は都市インフラや公共施設の整備を数多く手がけており、なかでも◯◯地区の複合施設開発では、地域の声を反映しながら環境と利便性の両立を目指す姿勢に心を動かされました。人々の暮らしに長く寄り添う施設づくりを目指す姿勢に共感し、志望しています。
入社後は、これまでに学んだ構造設計の知識や、実習で経験した施工管理の経験を活かし、現場での安全性と工程の円滑な進行を支えられる存在を目指します。将来的には、多くの関係者と協力しながら、地域に必要とされる施設の完成に向けて責任を持って取り組めるよう成長していきたいです。
ポイント
- 自分の体験から興味が深まったことを具体的に述べている
- 企業の具体的な取り組みに言及しており、志望度の高さが伝わる
- これまでの経験の活かし方や入社後の目標が明確
設計を志望する場合
例文
暮らしやすさと景観の調和を考えた空間づくりに関わりたいと思い、御社の設計職を志望しました。
大学では建築設計を学び、課題や模型制作を通じて、空間の持つ力や人の動きに与える影響の大きさを実感しました。なかでも、高齢者向け集合住宅の設計課題に取り組んだ際、動線の工夫や採光によって、住みやすさに大きな違いが生まれることを学びました。人の暮らしに寄り添った設計に強い関心を持つようになったきっかけです。
御社は地域に根ざした設計を強みとし、◯◯地区の公共施設整備では、周辺環境との調和を意識したデザインや地域住民との対話を大切にしている点に共感しました。使いやすさだけでなく、まちに長く溶け込む建物づくりに取り組まれている姿勢に感銘を受けました。
今後は大学で学んだ設計知識を土台に、ヒアリング力や提案力を磨きながら、利用する人の視点を大切にできる設計者を目指します。将来的には、地域の声に丁寧に向き合いながら、多様な用途や立場を意識した空間づくりに挑戦していきたいです。
ポイント
- 「高齢者向け集合住宅」の課題が興味のきっかけになっている点が明確
- 「地域との対話」「環境との調和」など、企業研究に基づく内容が反映されている
- 入社後に目指す姿が具体的で、成長意欲が伝わる
営業職を志望する場合
例文
人や地域と信頼関係を築きながら、建設プロジェクトを支える仕事がしたいと考え、御社の営業職を志望しました。
大学では地域社会の課題について学び、まちづくりに携わる仕事に関心を持つようになりました。ゼミ活動の一環で地元自治体とのワークショップに参加し、住民や企業との調整を重ねて企画を進める経験をしたことで、人と向き合いながら物事を動かしていく仕事のやりがいを実感しました。
御社は公共・民間問わず多くの建設プロジェクトを手がけており、地域との対話を大切にしながら提案を進める営業スタイルにひかれました。特に◯◯地区のプロジェクトでは、要望を丁寧に汲み取り、形にしていく姿勢に共感しています。
入社後は、相手の立場に立って話を聞く姿勢や、学生時代に培った調整力を活かして、信頼される営業担当を目指します。将来的には、関係者とじっくり向き合いながら、地域や顧客の期待に応えられる仕事に取り組んでいきたいです。
ポイント
- 地域との関わりや対話の経験から営業職に関心を持ったきっかけが具体的に描かれている
- 企業の営業スタイルやプロジェクト事例に触れているため、志望理由がわかりやすい
- 活かせる能力や仕事に対する姿勢が明確で、入社後の姿をイメージしやすい
技術職・研究職を志望する場合
例文
建設技術の高度化を通じて、安全で持続可能なまちづくりに取り組みたいと考え、御社の技術職を志望しました。
大学では建築材料の劣化と耐久性に関する研究に取り組み、微細な変化が構造物の長期的な安全性に大きく関わることを実感しました。研究を進めるなかで、「現場で使われる技術が、どう人の生活を支えているのか」を意識するようになり、建設業界への関心が高まりました。
御社は環境負荷の少ない材料開発や施工技術の改良に力を入れており、なかでも◯◯ビルで採用された新素材の耐久性評価の取り組みに興味を持ちました。
これまで培ってきた分析力や実験データの読み取りスキルを活かし、現場に根ざした技術開発に関わっていきたいと考えています。将来的には、社会課題と向き合いながら、より安全で快適な空間づくりに向けた技術提案を行える存在を目指します。
ポイント
- 研究テーマと建設業界の接点が明確で「なぜこの業界、職種なのか」が伝わる
- 企業の技術的な取り組みに具体的に触れ、共感している点を明確に示している
- 「分析力」「実験データの読み取り」など、入社後に活かせるスキルがわかりやすい
事務職を志望する場合
例文
建設プロジェクトを裏側から支える役割に魅力を感じ、御社の事務職を志望しました。
大学では経済学を専攻し、地域経済とインフラ整備の関係について学ぶなかで、建設業界の重要性を意識するようになりました。授業の一環で行った自治体の公共事業に関する調査では、事務手続きの正確さや情報管理の徹底が、円滑な工事進行に欠かせないことを知り、事務の仕事に関心を持ちました。
御社は公共性の高いプロジェクトを数多く手がけており、特に◯◯地区の学校建設プロジェクトでは、進行状況や関係書類の管理における丁寧な対応にひかれました。建設現場の基盤を支える事務の重要性を再認識し、御社で働きたいと感じました。
これまでに身につけた情報整理力や丁寧な作業への姿勢を活かし、正確かつスムーズな業務運営を支えられる存在を目指します。将来的には、現場や営業担当の方とも連携を取りながら、全体の流れを見渡せる柔軟な対応力を身につけていきたいです。
ポイント
- 事務職の志望理由に「学び」や「調査経験」を絡めており、興味の背景が具体的
- 企業の具体的なプロジェクトに触れ、志望理由に説得力を持たせている
- 「情報整理力」「丁寧な作業」など、事務職に活かせる能力を持つことがわかる
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【例文あり】面接で伝える志望動機の作り方・話し方|新卒就活向けにわかりやすく解説
志望動機は、面接で頻出する質問のひとつです。面接に向けて志望動機を考えるとき、何を話せばいいのか、どう伝えればよいのか迷うかもしれません。そのようなときでも、就活の軸や自己分析を振り返ることで、独自性があり自分らしさを伝えられる志望動機を作成できます。
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よくある質問
新卒の建設業界の志望動機を書くときのポイントは?
建設業界の志望動機を書く際は、次の3つを心がけましょう。
- 業界全体への関心・志望理由を明確にする
- 企業ごとの強みや特徴を踏まえて差別化する
- 自分の経験・スキルとの関連性を示す
「差がつく!建設業界の志望動機を作成する際のポイント」で詳しく解説しています。
建設業界の営業職を志望する場合、志望動機を書くときのポイントは?
建設業界の営業職は、単に商品やサービスを提案するだけでなく、顧客と信頼関係を築きながら技術部門と連携して進めていくため、対話力や調整力が必要になります。その点を踏まえて、自分の強みを営業の仕事にどう活かせるかを具体的に伝えることが重要です。
文系で建設業界を志望する場合の注意点はありますか?
建設業界にはさまざまな職種があるため、文系出身の学生でも十分に活躍の場があります。例えば、営業職や事務職などは、文系出身でも活躍しやすい職種です。
ただし、選考を受ける前に、建設業界や企業についての理解を深めておくことが大切です。なぜその業界・企業に関心を持ったのかを明確にしたうえで、自分の強みをどのように活かせるかを具体的に伝えられるよう準備しておきましょう。