これだけは押さえたい!基本のレザーシューズ

2023.05.10

ビジネス

この記事の所要時間:約4分

レザーシューズは装いを完成させる上で欠かせないもの。

トゥ(つま先)の形やアッパーのデザイン、さらにソールの厚さで表情が細かく変化します。

実用とファッション性が合致したシューズは、ビジネスはもちろんプライベートでも活躍してくれるでしょう。

今回は、レザーシューズのアッパーの形や、ソールの種類、代表的な製法についてご紹介します。

革靴のお手入れについて知りたい方はこちらをご覧ください。

関連記事:【革靴のお手入れ方法】日ごろのケアで靴を長持ちさせるコツ

1.アッパーはクラシカルなものを

アッパーはクラシカルなものを

ビジネスで使える代表的な種類はストレートチップ、プレーントゥをはじめとしたクラシカルなデザインが主流

トゥの形も先端がとがったスクエアトゥよりも、ナチュラルな形がより馴染みます。

基本の黒、そして茶色を揃えておきましょう。

1-1.ストレートチップ

ストレートチップ

トゥに走る一本のラインが特徴。あらゆるシーンに対応する万能型です。

1-2.プレーントゥ

プレーントゥ

一枚の革で作られた飾りのないベーシックなデザインです。主に礼装向け。

1-3.ウィングチップ

ウィングチップ

トゥにW型の飾りをあしらったもの。カジュアル向きのデザインです。

1-4.モンクストラップ

モンクストラップ

ベルトとバックルで固定するタイプ。キリスト教の修道士の靴が起源になります。

1-5.Uチップ

Uチップ

甲周りがU字の蓋上に縫い付けられているもの。外羽式が原則です。

1-6.ローファー

ローファー

紐やストラップで締め付ける必要がなくラフに履けるため、カジュアルな装いに合わせます。

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2.枚数で表情が変わるソール

枚数で表情が変わるソール

革を張り合わせたレザーソールは、その枚数によって足元の表情を大きく変えます。

もっともエレガントなのはシングルソール。

ただ、ボリューミーなスーツにはダブルソールもしっくりとはまります。

それぞれの違いでスーツスタイルの完成度をさらに高めましょう。

2-1.シングルソール

シングルソール

トゥに走る一本のラインが特徴。あらゆるシーンに対応する万能型です。

2-2.ダブルソール

ダブルソール

アウトソールの上にミッドソールを敷き、靴底が二枚で構成されています。

2-3.トリプルソール

トリプルソール

ミッドソールを二枚重ねにしたもの。厚みのある重厚なフォルムは、どっしりとしたアメリカンスタイルによく合います。

3.靴を製法で選ぶ

靴を製法で選ぶ

レザーシューズは高級靴であればあるほど、伝統的な製法によって作られており、長い間愛用できる堅牢さを持ちます。

中でも代表的な2つをご紹介します。

どちらも著名なシューズブランドなら必ずと言ってよいほど取り入れている手法です。

3-1.グッドイヤーウェルテッド

グッドイヤーウェルテッド

インソールの中物にコルクなどをはさみ、ウェルトとアウトソールを縫い合わせる製法。クッション性のある履き心地と、ソールの交換修理が比較的容易にできるのが特徴です。伝統的なイギリスの製法ですが、見るからに堅牢な面持ちは、ゆったりとしたアメリカンスタイルにもマッチします。

3-2.マッケイ

マッケイ

アッパーとソールを直接縫いつける製法で、履き心地がやわらかく軽く仕上がるのが特徴です。ヴァンプと呼ばれるアッパー部分が内側に入るため、外観は角張らないエレガントな印象。軽快なイタリアンクラシコスタイルとの相性が抜群です。

4.まとめ

まとめ

今回はレザーシューズの基本についてお伝えしました。

アッパーやソールなどのこだわりにより、表情が細かく変化するレザーシューズ。

意識することでファッション感度を上げてくれることでしょう。

ぜひ、シューズ選びの参考にしてください。

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