転職するなら今なのかもしれない…。現職に対する不満から、そう考えている20代の方は多いはず。
そこでこの記事では、
…などを中心に、悩める20代に役立つ情報を徹底解説!
さらに後半では、細かい疑問を解消できる「Q&Aコーナー」もご用意しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次
項目をクリックで該当箇所へ
※本文中の内容は、時期によって公開時の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
1. 本当に20代は転職サイト利用してOK?今の仕事を続けるべきかフローチャートで診断!

おすすめの転職サイトを見たことで、転職に対して前のめりな気持ちになった方も多いはず。
ですが、ここで一度冷静になってストップ!20代で可能性が大きいとはいえ、安易な転職はおすすめできません。
そこでこの章では、
「転職したい…でも、今の仕事を続けるべき?」
…といったモヤモヤを簡易的に診断できるよう、キャリアの専門家が作成したフローチャートをご用意しました!

国家資格:キャリアコンサルタント、CDA、eMCメンタルヘルスカウンセラーなど多数。
著書:Kindle本「面接に呼ばれる人の職務経歴書の書き方」
▶公式HP
フローチャートの結果に対して、それぞれコメントもいただいていますので、ぜひ参考にしてください。
▼簡易診断フローチャート

いかがでしたか。それでは結果の詳細を見ていきましょう!
※簡易的な診断のため、正式な結果は専門家へ直接ご相談ください。
◆診断結果と専門家からのアドバイス
【A】の診断結果が出た方は… |
△転職しない方が良い可能性が高い 【キャリアアドバイス】 |
【B】の診断結果が出た方は… |
◎転職しても後悔は少ない 【キャリアアドバイス】 |
【C】の診断結果が出た方は… |
✕転職しないで現職でがんばった方が良い 【キャリアアドバイス】 |
【D】の診断結果が出た方は… |
〇転職しても良いが、将来を考えることは忘れずに 【キャリアアドバイス】 |
アドバイスを見れば分かる通り、キャリアコンサルタント目線でも衝動的な転職は推奨していません。
もちろん、「転職=悪」ではありませんが、しっかり自分のキャリアのことを考えたうえで決断してくださいね。
◆20代の転職活動を進める上で役立つ口コミサイトを紹介
「社内の雰囲気が気になる」など、志望企業の内情は誰しも気になるものです。
また、実際に入社してみたら「イメージしていた仕事内容とまったく違った」など、業務のギャップを感じることも。
そのようなリスクを避ける方法として、現職・退職者が書いた評判を閲覧できる「口コミサイト」の活用がおすすめ。
転職口コミサイトおすすめ3選
口コミ掲載数がトップクラスに多い。 正社員・契約社員で1年以上勤務したユーザーのみ書き込み許可、口コミに目視審査があるなど、信頼性も高い。 |
|
口コミを扱っている掲載企業数が多く、中小企業もカバーしている。会員登録すると、自分の経歴に合った転職エージェントに同時登録できる。 | |
口コミに加え、職場環境のデータが一目で分かる。 特に、世代別の平均年収や平均残業時間、有給消化率など、気になる情報がすぐに分かるのが強み。 |
その他、下記サイトも30代転職を進めるうえでチェックをおすすめします。
・業界動向サーチ
...各業界のニュースや企業の売上高が分かるサイト
・JobQ
...匿名の転職やキャリアの相談サイト

たまたま上司や同僚との相性が悪かった人が、個人的な悪口を書いている場合もあるので注意も必要。口コミがすべて正しいとは限らないことを頭に入れつつ、企業調査の参考にしましょう。
2. 20代転職サイトおすすめ比較13選|求人数や検索のしやすさなどで徹底解説
まず、今回キャリアクローゼットでは、
- 20代の転職経験者200人へのアンケート
…利用満足度や、コンテンツの充実度などを集計 - Twitterをはじめとした、SNS上の情報
…SNSだからこそのリアルな声を集計
…などをもとにした調査で、20代におすすめできる転職サイト13選を厳選!
さらに、それぞれの転職サイトの違いを分かりやすく可視化するために、以下の6つの項目で独自に評価しましたよ。
※すべて2023年3月時点で調査した情報です。
※求人数は日々変動するため大まかな目安としてご覧ください。
◆評価項目の詳細(AA~Eの6段階で評価)
また、転職サイトごとに得意とする求人ジャンルが異なるため、タイプ別に分類。
おすすめ転職サイトの「評価とタイプ」を一覧にまとめたのが、以下の表になります!
できます
◆20代におすすめの転職サイト13選一覧
※表は横にスクロール可能です。
※転職サイト名をタップすると詳細にジャンプできます。
転職サイトごとで、これだけ違いがあることを知らなかった方も多いはず…。

定番の「リクナビ・マイナビ・エン転職」でも、実は差があるのが分かりますね!
なお、上記項目だけでなく、編集部が実際に登録して分かった「おすすめポイント」もご紹介していますよ。
もちろん、転職サイトの登録はひとつに限定する必要はないので、気になるものからバシバシチェックしてくださいね!
▼タイプ別から見たい方は以下をタップ!
●20代なら誰でもおすすめできる定番転職サイト4選
●20代向けに特化した転職サイト
●IT分野の求人が豊富な転職サイト2選
●ハイクラス求人が豊富な転職サイト2選
●条件が合えば頼りになる転職サイト4選
※仕事を辞めるべきか悩んでいる方は、先に「1. 本当に転職してOK?今の仕事を続けるべきかフローチャートで診断!」をご覧ください。
3. 20代なら誰でもおすすめできる定番転職サイト4選
ここでは、さまざまな求人ジャンルを掲載し、どの項目も評価が高い20代の定番転職サイトを解説していきます。
転職活動をするなら必ず登録しておきたいサイトなので、ぜひ参考にしてくださいね。
▼誰にでもおすすめできる定番転職サイト | |
---|---|
ほぼすべての項目が 高評価! |
|
求職者に寄り添った サポート機能が充実 |
|
ミスマッチを防ぐ コンテンツが豊富 |
|
エージェントサービスと 一体型の転職サイト! |
※この章を飛ばして次のタイプに進みたい方は「こちら」。
■リクナビNEXT
詳細データ |

全体の求人
100,833件 |
ベンチャー求人
13,182件 |
年収500万円~求人
63,841件 |
|||
ミスマッチ回避力
インタビュー充実 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
高め |
業界No,1の転職成功実績を誇る、誰もが知る大手転職サイト「リクナビNEXT」。
- あらゆる職種を網羅した豊富な求人数
- 公式アプリには転職を相談できる「チャットサービス」も有
…などのうれしい特徴をはじめ、6つの項目ほぼすべてが高評価な「万能転職サイト」です。
リクナビNEXTのメリット・デメリット
▶メリット
・5万件以上の求人から応募可能
・転職の手助けをしてくれる転職成功ノウハウ
▶デメリット
・人気の求人への応募が多くなりやすい
・オファーメールが大量にとどく
登録がおすすめな方
◆はじめて転職活動をする人
「職種」「業種」などはもちろん、「副業OK」や「設立◯◯年以上」など、60以上の条件から細かく求人を探せるなど、自分に合った仕事を探しやすい。
◆未経験の業界/職種に興味がある人
多くの求人から各業界・職種を比較しながら選べる。異業界の情報収集をしたい方にも非常に役立つ。
「リクナビNEXT」の編集部おすすめポイント

何と、質問時間約30分の超本格自己分析「グッドポイント診断」が無料で受けられます!
18種類ある中から、自分の5つの強みが分かりますよ。
ちなみに、グッドポイント診断を実際に受けたライターTの強みは「決断力・独創性・親密性・自立・俊敏性」の5項目でした。
※周囲に聞いてみたところ、この結果は当たっていると評判!
面接時の自己PRを考えるうえでヒントになるので、ぜひ一度受けてみることをおすすめします。
■マイナビ転職
詳細データ |

全体の求人
19,241件 |
ベンチャー求人
1,094件 |
年収500万円~求人
8,634件 |
|||
ミスマッチ回避力
まで掲載 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
やや高め |
リクナビNEXTと比べ求人の数は少なくなりますが、こちらも知名度抜群の転職サイト「マイナビ転職」。
…など、ただ単に求人を探せるだけにとどまらない、求職者に寄り添ったサポート機能が充実しています。
マイナビ転職のメリット・デメリット
▶メリット
・会員数の56%が35歳以下の若手
・Uターン/Iターン歓迎の求人に強い
▶デメリット
・求人数は少なめ
登録がおすすめな方
・とりあえず転職を考えている20~30代前半
20~34歳までの会員数が多く、若手求職者向きの求人が豊富
・地方での転職活動を考えている人
全国各地で開催されるマイナビ転職フェアは参加無料
「マイナビ転職」の編集部おすすめポイント
動画サービス「マイナビTVキャリア」では、転職ノウハウはもちろん、さまざまな企業の会社説明会を動画でチェックできます!
転職活動の情報は文字媒体だけになりがちなので、こうして動画にまとめてくれるのはうれしいですね。
会社の説明会を動画で手軽に見れるのは、視野を広げる意味で貴重な経験!
先輩社員のインタビューも動画で見ることで、社内の雰囲気がより伝わってきますよ。
■エン転職
詳細データ |

全体の求人
12,623件 |
ベンチャー求人
417件 |
年収500万円~求人
4,881件 |
|||
ミスマッチ回避力
豊富なコンテンツ |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
やや高め |
「入社者の仕事人生の充実」を目指し、徹底的に求職者目線で求人を掲載する「エン転職」。
- A4用紙4枚相当におよぶ充実した求人情報
- 会社目線だけでなく、第三者目線で企業の良い点、悪い点を掲載
…など、大手転職サイトの中でも、ミスマッチを防ぐコンテンツ作成に力を入れています。
エン転職のメリット・デメリット
▶メリット
・テーマ別、働きがいなど56項目から検索可能
・担当者が取材した信頼性の高い求人情報あり
▶デメリット
・求人数はやや少なめ
登録がおすすめな方
・働く環境のイメージをしっかり掴みたい人
一つひとつの求人情報が詳細。取材内容から企業のリアルな情報が得られる
・初めての転職や、未経験職種にチャレンジしたい人
未経験職種の求人が多数。また、「業界未経験OK」「転勤なし」といった条件アイコンが表示されるため、大量の求人一覧からでも条件に合う企業が探しやすい
「エン転職」の編集部おすすめポイント

エン転職では、関連サイト「Lighthouse」に投稿された、企業に対するリアルな口コミを閲覧可能。
その会社で実際に働いたことがある方が匿名で投稿するサイトなので、ここでしか見られない内情を知ることができますよ…!
ためしに、ライターTの前職の会社を見てみると、良い口コミも悪い口コミも赤裸々に投稿されていてびっくり。
口コミの数が少ない会社は、やや信憑性に欠けるかもしれませんが、それでも参考にする価値はある「生の情報」です。
■doda
詳細データ |

全体の求人
216,247件 |
ベンチャー求人
11,206件 |
年収500万円~求人
195,679件 |
|||
ミスマッチ回避力
悪い点まで掲載 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
高め |
「変えるなら、きっと今だ。」のCMでおなじみの、エージェントサービスと一体型の転職サイト「doda」。
…などが特徴。機能をフル活用するにはエージェントの利用が求められますが、その分、充実したサービス内容といえますよ。
※転職エージェントについては「3. 不安なら「転職エージェント」の登録もおすすめ」で解説しています。
dodaのメリット・デメリット
▶メリット
・10万件の求人の中から自分で応募可能
・人気企業に転職できるか診断する「合格診断」
※実際の採用選考を保証するものではありません
▶デメリット
・オファーメールが大量にとどく
・人気の求人への応募が多くなりやすい
登録がおすすめな方
・関東近辺で求人を探している方
とくに首都圏の求人案件に強みがあり、大企業から中小企業まで、幅広い規模の企業が集まっているのも魅力。
「doda」の編集部おすすめポイント

入力した実績をもとに、大手企業に入社できる可能性があるかを診断してくれる「合格診断」が個人的に面白いと思いました!
自分では気づいていなくても、実はトヨタ、グーグル、ソニーなど、人気企業に入社できる可能性があるかも!?
ちなみにライターTが診断してみたところ、「富士通」や「ソニー」に入社できる可能性があるとの結果が…!
もちろん、あくまで診断のため、実際どうなのか分かりませんが…夢が膨らみますね!
4. 20代向けに特化した転職サイト
ここでは、20代に向けた機能や求人に特化した転職サイトを解説していきます。
若者にとって使いやすいサイトなので、大手転職サイト以外を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
▼20代向けに特化した転職サイト | |
---|---|
無料でプログラミングが 学べるサービス有! |
※この章を飛ばして次のタイプに進みたい方は「こちら」。
■U29JOB
詳細データ |

全体の求人
75,092件 |
ベンチャー求人
2,437件 |
年収500万円~求人
41,629件 |
|||
ミスマッチ回避力
悪い点まで掲載 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
高め |
転職エージェントのワークポートが運営する、20代専門の転職サイト「U29JOB」。
…など、挑戦する20代を応援するさまざまなサービスが魅力ですよ。
「U29JOB」の編集部おすすめポイント

講義内容は基礎的な部分までのようですが、それでも受講料&テキスト料が完全無料でプログラミングが学べるのはすごい!
未経験からエンジニアを目指したい方の第一歩にぴったりですよ。
ちなみに無料の理由は、プログラミングを学んだ卒業生を企業に紹介することで報酬をもらっているからだそう。
そのため、追加費用などは一切かからないので、安心して受講してくださいね。
5. IT分野の求人が豊富な転職サイト2選
ここでは、IT分野の求人を探している方にうってつけの転職サイトを解説していきます。
ひとつの分野に特化している分、大手転職サイトにない求人が見つかりますよ。
▼IT分野の求人が豊富な転職サイト | |
---|---|
ベンチャー企業の 求人も多い |
|
高年収な求人の 割合が高い |
※この章を飛ばして次のタイプに進みたい方は「こちら」。
■Green
詳細データ |

全体の求人
29,969件 |
ベンチャー求人
11,494件 |
年収500万円~求人
28,244件 |
|||
ミスマッチ回避力
インタビュー充実 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
やや高め |
IT業界に限定すれば最大級の求人数を誇る「Green」。
- ベンチャー企業の求人が多く、挑戦したい20代におすすめ
- 閲覧履歴から自分に合った求人をピックアップしてくれる「レコメンド機能」
…などの特徴だけでなく、フルリモートの求人も多数取り扱っているため、自分らしいスタイルで働きたい方にもおすすめですよ。
Greenのメリット・デメリット
▶メリット
・IT/Web業界の求人数がトップクラス
・「気になるボタン」で企業とのマッチング可能
▶デメリット
・IT/web業界以外を志望する方の求人数は少ない
登録がおすすめな方
・IT/Web業界でキャリアアップしていきたい方
エンジニアやデザイナーなどの求人が豊富。年収500万円以上も狙える。
・ベンチャー企業を狙って都市部で転職活動をしている方
従業員100人以下の求人が約半分。都市部の求人は全体の85%を占める。
「Green」の編集部おすすめポイント

「グリテンラジオ」は、Greenの運営メンバーと豪華ゲストが、個人的イチオシ企業や転職のリアルについて語るWEBラジオです。
求人情報を眺めているだけでは分からない、IT業界のウラ話が聴けますよ。
なお、「求人記事って嘘?本当?」など、IT業界以外を志望する方にとっても興味深いお題が数多くあります。
ちょっとしたスキマ時間にこのラジオを聴くだけで、転職に関する知識が身に付きますよ!
■type
詳細データ |

全体の求人
2,608件 |
ベンチャー求人
284件 |
年収500万円~求人
2,291件 |
|||
ミスマッチ回避力
インタビュー充実 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
やや高め |
転職サイトアクセス者数No,1※を誇り、多くの求職者から人気の「type」。
※ニールセン NetView 2021年4月度のデータ
- 関東の一都三県のエンジニア求人が豊富
- 年収600万円~のワンランク上の求人も2,496件と多い
※2023年2月時点での調査
…などの魅力があり、同じIT分野を得意とするGreenより単純な求人数は劣りますが、質の高いエンジニア求人を探している方におすすめです。
typeのメリット・デメリット
▶メリット
・エンジニア関連の求人数が豊富
・AIが求職者の志向に合わせて求人を提案
▶デメリット
・エンジニア以外の求人数は少ない
登録がおすすめな方
・エンジニアの求人を探している方
エンジニア求人が常時2,000件程度掲載されている。また、年収600万円~のワンランク上の求人も2,496件と多い。
「type」の編集部おすすめポイント

ほかの転職サイトでも見られる、AIが求職者の志向に合わせて求人を提案してくれるサービス。
ですが、その中でもtypeのAIは「なぜその求人を提案したのか」まで解説してくれるので、より説得力がありますよ。
また、イメージキャラのロボットのデザインがかわいい(?)ことも魅力。
キャラクターがこちらの反応に合わせてよくしゃべるので、転職活動を楽しく進められること間違いなしです!
6. ハイクラス求人が豊富な転職サイト2選
ここでは、年収アップを狙いたい方におすすめの転職サイトを解説していきます。
給与面だけでなく、重要ポストに付いてバリバリ働きたい方にもうってつけですよ。
▼ハイクラス求人が豊富な転職サイト | |
---|---|
圧倒的な求人数と 充実のサポート |
|
企業の業績やIR情報を 求人ページで確認可能 |
※この章を飛ばして次のタイプに進みたい方は「こちら」。
■ビズリーチ
詳細データ |

全体の求人
220,821件 |
ベンチャー求人
14,365件 |
年収500万円~求人
217,089件 |
|||
ミスマッチ回避力
頼み |
求人の検索しやすさ
検索できない |
求人の本気度
やや高め |
印象的なテレビCMでおなじみの、ハイクラス向け求人サイトの代表格といえる「ビズリーチ」。
- ほかのサイトを上回る圧倒的な求人数
- キャリアアップのプロである「ヘッドハンター」からサポートを受けられる
…などが魅力。全機能を利用するには月額3,218円~の有料会員になる必要がありますが、転職サイトの中でも特に内容が充実しています。
ビズリーチのメリット・デメリット
▶メリット
・年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
・ヘッドハンターを自分から検索できる
▶デメリット
ハイクラス向け求人に特化しており登録のハードルが高い
登録がおすすめな方
◆キャリアアップ/年収アップを目指している20代
すでにある程度の実績を積み、給与やキャリアアップを目指す20代におすすめ。
◆じっくり時間をかけて転職活動をしたい方
今すぐではないが転職を考えている方には、オファーを待ちのスタンスで転職活動が進められる。
「ビズリーチ」の編集部おすすめポイント

ほかの転職サイトではスカウトされるのを待つのみですが、ビズリーチでは、自分から条件に合うヘッドハンターを検索して相談可能!
ビズリーチならではの便利なシステムなので、ぜひ活用しましょう!
※有料会員限定
このように、圧倒的な求人数に加え、相談できるパートナーまで用意してくれるのがビズリーチの強み。
会員費を考えると手軽さはほかの転職サイトに劣りますが、実用性は随一といえますよ!
■日経転職版
詳細データ |

全体の求人
300,335件 |
ベンチャー求人
10,214件 |
年収500万円~求人
248,633件 |
|||
ミスマッチ回避力
概要のみ |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
安め |
「日経だからこその、価値ある情報」を掲げ、数多くの求人を取り扱っている「日経転職版」。
- 企業の業績やIR情報を求人ページで確認可能
- 年収800万円~の超高収入求人も37,624件と非常に豊富
※2023年2月調査段階
…などの特徴があり、やや堅めの転職サイトながら、ハイクラスを目指す20代にぜひおすすめしたいサービスです。
「日経転職版」の編集部おすすめポイント

日経転職版会員なら誰でも無料で、企業の担当者やキャリアアドバイザーが登壇するセミナーを受講できます。
キャリアアップの参考や、自己啓発のために、自分の興味がある分野のセミナーがあればぜひ受講してみてくださいね。
なお、過去のセミナーでは、副業を経て会社経営を始めたmoto氏や、IT企業の社長などが登壇。
高い志を持つ20代にとって、刺激的な内容であること間違いなしです。
7. 条件が合えば頼りになる転職サイト4選
ここでは、各項目基本的に低評価ですが、ハマれば強力な転職サイトを解説していきます。
自分の志向に合うサイトがあれば、ぜひ登録してみてくださいね。
▼条件が合えば頼りになる転職サイト | |
---|---|
地域に根付く 中小企業の求人を掲載 |
|
読み物形式での 求人紹介 |
|
女性特化型 転職サイト |
|
求人情報専門の |
※この章を飛ばして次の章に進みたい方は「こちら」。
■はたらいく
詳細データ |

全体の求人
4,334件 |
ベンチャー求人
6件 |
年収500万円~求人
188件 |
|||
ミスマッチ回避力
インタビュー充実 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
やや安め |
地元に根付く、さまざまな中小企業の求人を取り扱う「はたらいく」。
- 大手転職サイトには掲載されないコアな求人
- 市や区など細かいエリア指定で求人が検索可能
…といった特徴があり、企業の規模にとらわれず、大好きな地元で自分らしく働きたい方におすすめの転職サイトです。
はたらいくのメリット・デメリット
▶メリット
・週2回更新される新鮮な新着求人
・市や区などエリアを細かく指定して求人検索
▶デメリット
・ハイキャリア求人は少ない
登録がおすすめな方
・地元密着型の企業や中小企業の求人を探している方
市や区などエリアを細かく指定して求人検索を探せる。求人情報が詳細で働き方のイメージがしやすい。
「はたらいく」の編集部おすすめポイント

ほかの転職サイトにもコラムはありますが、はたらいくは徹底して「自分らしさ」を追求した内容なことが特徴。
それ以外にも「働く人」にフォーカスしたコラムが多く、どこか温かみを感じます。
「バリバリ働きたい」「キャリアアップを目指したい」といった方には、はっきりいって不向きな転職サイト。
ただ、「それだけが転職の正解ではない」と考えている方は、登録してみてはいかがでしょうか。
■日本仕事百貨
詳細データ |

全体の求人
2,888件 |
ベンチャー求人
0件 |
年収500万円~求人
0件 |
|||
ミスマッチ回避力
ありのままを掲載 |
求人の検索しやすさ
検索できる |
求人の本気度
求人のみ掲載 |
数ある転職サイトの中でも、特に風変りな特徴を持つ「日本仕事百貨」。
- 読み物形式で、一つひとつの求人を丁寧に解説
- サイトにそぐわない求人は掲載しない
…などの特徴があり、掲載数は限られますが、思わぬレア求人と出会える可能性がありますよ。
「日本仕事百貨」の編集部おすすめポイント

日本仕事百貨の形式だからこそできた、公式インスタを使った求人紹介が斬新!
きれいな写真の数々で、求人だということを忘れて見入ってしまいます。
“「こういう会社で働きたい」と思うような求人サイトをつくることができれば”と、代表の中村さんが思い立ったのが、サイト完成のきっかけ。
(※参照:WAVE+)
求人を通してさまざまな生き方に触れられるので、今後の自分のキャリアに悩んでいる方は、ぜひ一度覗いてみることをおすすめします。
■女の転職type
詳細データ |

全体の求人
2,510件 |
ベンチャー求人
239件 |
年収500万円~求人
114件 |
|||
ミスマッチ回避力
インタビュー充実 |
求人の検索しやすさ
便利な20項目 |
求人の本気度
やや安め |
女性に向けた求人に特化した転職サイト「女の転職type」。
- 「女性活躍推進法」の取り組みを実施する企業の求人を多数掲載
※女性活躍推進法について詳しくはこちら - 「育児と両立OK」「女性管理職有」など、女性に便利な条件検索
…などの魅力があり、女性の求職者から多くの支持を受けています。
「女の転職type」の編集部おすすめポイント

先輩社員のインタビューといっても、ほとんどの転職サイトは短文でどこか物足りない内容なことが多いですよね?
その中で、女性の転職typeは読み応えある充実のインタビュー内容!こういった細かい配慮も支持される理由のひとつだと思います。
また、求人情報が女性目線でまとめられているので、実際に働く姿をイメージしやすいのもうれしいポイント。
求人数はやや少なめですが、女性なら登録して損はない転職サイトといえますよ。
■indeed
詳細データ |

全体の求人
|
ベンチャー求人
|
年収500万円~求人
|
|||
ミスマッチ回避力
|
求人の検索しやすさ
|
求人の本気度
|
最後に「番外編」的な位置付けとしてご紹介するのが、転職サイトというサービス名だけでは括れないポテンシャルを持つ「indeed」。
- 企業HPや各転職サイトの求人を一括で検索可能
- 検索できる求人数は80万件以上と超膨大
…といった特徴があり、まさに求人情報専門のGoogle。
なお、求人情報の内容はindeedではなく外部サイトのものが多いため、今回の評価は「測定不可」とさせていただきました。
「indeed」の仕組み

検索してみれば分かりますが、何でもかんでもヒットするのでお世辞にも探しやすいとはいえませんし、この求人大丈夫か…?というのもちらほら。
ただ、膨大な情報量であることは間違いないので、珍しい求人(たとえばライターなど)を探す際に利用すると良いかもしれません。
なお、検索がメインのサイトのため、直接掲載している企業を除き、indeedから求人に応募することはできません。
求人が掲載されているサイトから応募することになるので、別途サービスごとに会員登録が必要です。
8. 不安なら20代におすすめの「転職エージェント」登録もおすすめ

前章のチャートを見て「一度、きちんと誰かに相談した方が良いのかな」と思った方も多いですよね。
そんな方におすすめしたいのが、キャリアについて相談しながら転職活動を進められる「転職エージェント」です。
✓代表的な転職エージェントサービス
転職エージェントについて知らない方のために、転職サイトと比べた際のメリット・デメリットをまとめてみました。
転職サイトとエージェントのメリデメ比較表
【転職サイト】 | 【転職エージェント】 | |
メ リ ッ ト |
・じっくり自分のペースで転職活動が可能 ・幅広く求人が見れるので、自分の知らなかった業界の企業も知れる |
・自分の希望や、経歴に合った企業を提案してくれる ・書類作成や面接対策など、エージェントのサポート有で転職活動が可能 |
デ メ リ ッ ト |
基本的にサポートは受けられないため、転職活動の負担が大きい |
エージェントの担当者によって、合う合わないがある |
転職エージェントはサポートを受けられるうえ「完全無料」なことが魅力ですが、担当者によっては、
- 強引に転職を勧めてくる
…企業から手数料をもらうことで成り立っているため、とにかく転職させれば良いと考える人もいる - 自分の得意な業界しか勧めてくれない
…担当者の経験が少ない場合、よく知らない業界は自信がないので避けがち
…など、むしろデメリットになる場合も。
担当者は、希望を出せば変更してもらえることがほとんどなので、合わないと感じたら遠慮なく要望を出しましょう。

✓親身な担当者と出会えればメリットが多い
前章のチャートを作ってくれた木村さんのように、場合によっては「転職しない方がいいです」とまでいってくれるような、親身な担当者と出会えれば非常に頼りになるサービスですよ。
ちなみに「Callingood」というサイトに、多くのキャリアカウンセラーが登録されているので、こちらをチェックするのもおすすめです。
アドバイザーの質はここでチェック!
・希望業界/職種への深堀り
例)〇〇に興味を持ったきっかけはなんですか?
⇒求職者の想いや状況を深堀りして聞いてくれるか
・転職市場の知識量
例)〇〇業界は〇〇のスキルがあれば未経験でも採用される事例が多いです
⇒求職者の希望する範囲だけでなく転職市場の全体感でアドバイスをくれる
・客観的かつ視野が広い
例)〇〇であるなら〇〇という選択肢もありそうですね
⇒求職者の可能性をしっかりと考えてくれているか(押しつけにならずあくまで提案の形だと◎)
また、求職者の希望では転職が難しい場合や転職した後のリスクなどを、エージェントの利益を抜きにして本音で伝えてくれるかも押さえておきましょう。
9. 20代の転職活動を進める上で役立つ口コミサイトを紹介
「社内の雰囲気が気になる」など、志望企業の内情は誰しも気になるものです。
また、実際に入社してみたら「イメージしていた仕事内容とまったく違った」など、業務のギャップを感じることも。
そのようなリスクを避ける方法として、現職・退職者が書いた評判を閲覧できる「口コミサイト」の活用がおすすめ。
転職口コミサイトおすすめ3選
口コミ掲載数がトップクラスに多い。 正社員・契約社員で1年以上勤務したユーザーのみ書き込み許可、口コミに目視審査があるなど、信頼性も高い。 |
|
口コミを扱っている掲載企業数が多く、中小企業もカバーしている。会員登録すると、自分の経歴に合った転職エージェントに同時登録できる。 | |
口コミに加え、職場環境のデータが一目で分かる。 特に、世代別の平均年収や平均残業時間、有給消化率など、気になる情報がすぐに分かるのが強み。 |
その他、下記サイトも20代転職を進めるうえでチェックをおすすめします。
・業界動向サーチ
...各業界のニュースや企業の売上高が分かるサイト
・JobQ
...匿名の転職やキャリアの相談サイト

たまたま上司や同僚との相性が悪かった人が、個人的な悪口を書いている場合もあるので注意も必要。口コミがすべて正しいとは限らないことを頭に入れつつ、企業調査の参考にしましょう。
10. 20代転職サイトに関する疑問解消Q&A
ここでは前章までで解説できなかった、さまざまな疑問についてQ&A形式で回答していきます。
気になる質問から、ぜひチェックしてくださいね。
Q1. スカウトが来た企業の選考は有利?

A. 結局のところ、合否は面接で決まります。
転職サイト上でスカウトメールが来ると「自分だけに来てるのかな!?」と期待してしまいがちですが、
- ある程度経歴が合う複数人に送っている
- 中には一斉送信でとにかく数を送る企業も
…といった内情が現実で、結局のところ合否は面接の良し悪しで決まります。
ただし、自分の知らなった企業を知るきっかけになるので、応募するかどうかは別として、しっかり目を通すことをおすすめします。
Q2. 転職活動は働きながらした方が良い?

A. 転職活動に割ける時間は少なくなりますが、在職しながらの方がメリットは多いですよ。
編集部では以下のメリット・デメリットを踏まえ、できれば「働きながらの転職活動」をおすすめします。
働きながら転職活動 | 辞めてから転職活動 | |
メ リ ッ ト |
・収入があるので、経済的な不安がない ・転職活動が長引いても、焦らずに次の会社を見極められる |
・企業研究や書類作成を、時間をかけて行える ・希望する職種で使える資格やスキルの勉強ができる |
デ メ リ ッ ト |
・転職活動に割ける時間が少なくなる ・現職の業務と都合が合わず、面接の日程を逃す可能性がある |
・転職活動が長期化すると、妥協して会社を決めてしまいがち ・離職期間が長くなるほど、企業からの印象が悪くなる |
上記の通り、どちらが良いとは一概にいえませんが、デメリットを見ると、リスクが高いのは辞めてから転職活動をした場合。
焦って会社を選んで不満を感じ、再び転職活動…といった負の連鎖は、今後のキャリア形成に大きく影響するので注意しましょう。
転職歴に関するアンケート結果

面接で明確な理由が回答できないと「この人はすぐ辞めてしまうのでは?」と思われるので、転職を安易に繰り返すのはNGです。
Q3. 資格の取得は転職活動が有利になる?

A. アピール材料として使えますが、スキル面で評価が高くなるわけではありません。
職種に関係する資格であれば、
- 取得した努力
- 志望熱意
…などを面接でアピールできます。ただ、スキル自体に関しては実務経験なしの場合、資格があるからといって特に評価しない企業も。
そのため、あくまで自己PRの材料のひとつとして使い、取得したからといって過信しないようにしましょう。
Q4. ベンチャー企業って実際どうなの?

A. 何となくの憧れだけで入社するのはおすすめできません。
一般的にベンチャー企業は、
- 企業の安定度は低め
- 労働時間に対して給与は安め
…など、大手と比べ「ハイリスクローリターン」の世界なので、誰にでもおすすめはできません。
上記を理解したうえで「それでもこの仕事がしたい!」と、強い熱意がある方のみ志望すると良いでしょう。

私自身ベンチャー企業に飛び込んだ身ですが、正直前の会社の方が良かった面がたくさんあります(あまり大きな声でいえませんが…)。
転職活動に正解はありませんが、10~20年先を考えて選択してくださいね。
Q5. 未経験者OKの求人ってどう?

A. 自分に合わない可能性はありますが、必ずしもそうとは限りません。
一口に未経験者OKの求人といっても、以下のように企業側の理由が異なります。
①とにかく人を集めたいから
…立ち上げ間もなかったり、すぐに人が辞めてしまう環境で選ぶ余裕がない
②経験者のみだと人が集まらないから
…実際は経験者が欲しいが、限定すると候補者が少なくなり選択の幅が狭まるため
③異なる業界の知見が欲しいから
…新規事業立ち上げ、現状の課題の解決などで、既存社員にない力が必要なため
③のケースは安心ですが、企業側が①で求人を出している場合は注意が必要です。
また、②のように経験者優遇ではあるものの、人物次第で未経験者でも採用しようとしている企業も。
そのため、求人の概要をよく読んで、受ける会社の採用背景を探ることをおすすめします。

もちろん、個人の価値観によっても、会社を自分に合わないと思うかどうかは変わってきます。
業務内容だけでなく、社風や求められる人物像など、自分とマッチするか志望段階でしっかり確認しましょう。
Q6. 特にやりたい仕事がないんだけど…

A. やりたい仕事がない場合は、自分が求める条件から考えてみるのがおすすめです。
転職はしたい!でもやりたい仕事がない…という20代の方も多いですよね。
そんな方は、抽象的でも良いので、自分が重視する条件をベースに求人を探してみましょう。
重視する条件|抽象的に考える例
●自然が豊かな職場で働きたい
●チームでひとつのことを成し遂げたい
●ひとりで黙々と業務を行いたい
●スーツではなく私服で働きたい
…etc
このように、真っ先に思いつきがちな、
- 残業時間
- 休日日数
…といった条件以外も考えてみると、求人を見る目が変わるはず。
もちろん、そこから現実的に自分ができる職種に絞る必要はありますが、やりたい仕事を見つける取っ掛かりとしておすすめですよ。

求人を探す際、職種から考えがちですが、個人的にはどんな仕事でも一生懸命やれば楽しくなると思っています。
私の前職のアパレルも入社当時はまったく興味がありませんでしたが、がんばっているうちに楽しくなって結局8年間勤めました。
「3. 不安なら「転職エージェント」の登録もおすすめ」で解説した、転職エージェントにキャリアを踏まえて適職を判断してもらうのもひとつの手です。
11. まとめ
最後に、ご紹介した20代におすすめの転職サイトを、あらためて一覧にまとめます。
できます
◆20代におすすめの転職サイト13選一覧
※表は横にスクロール可能です。
※転職サイト名をタップすると詳細にジャンプできます。
転職サイトごとで、これだけ違いがあることを知らなかった方も多いはず…。

定番の「リクナビ・マイナビ・エン転職」でも、実は差があるのが分かりますね!
なお、上記項目だけでなく、編集部が実際に登録して分かった「おすすめポイント」もご紹介していますよ。
もちろん、転職サイトの登録はひとつに限定する必要はないので、気になるものからバシバシチェックしてくださいね!
▼タイプ別から見たい方は以下をタップ!
●20代なら誰でもおすすめできる定番転職サイト4選
●20代向けに特化した転職サイト
●IT分野の求人が豊富な転職サイト2選
●ハイクラス求人が豊富な転職サイト2選
●条件が合えば頼りになる転職サイト4選
なお、転職するか迷っている方は「2. 本当に転職してOK?今の仕事を続けるべきかフローチャートで診断!」をご覧くださいね。
◆参考文献まとめ
曽和利光(著)
・コミュ障のための面接戦略(星海社)
・人事と採用のセオリー(ソシム)
・悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?(星海社)
森本千賀子(著)
・本気の転職パーフェクトガイド(新星出版社)
・のぼりつめる男 課長どまりの男(サンマーク出版)
・マンガでわかる成功する転職(池田書店)
黒田真行(著)
・転職に向いている人 転職してはいけない人(日本経済新聞出版社)
曽和利光(著)
・転職が僕らを助けてくれる(ダイヤモンド社)