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インターンはいつから始めるのがベスト?募集開始と参加の時期とは

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インターンの開催は企業によってさまざまです。1年中募集している企業もあれば、特定の時期だけという場合もあります。

ただ、多くの学生は、インターンの開催時期から逆算して就活準備をはじめます。

そこで今回は、インターンはいつから募集・開催することが多いのか、どのタイミングでインターンに参加すればよいかを紹介します。

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開催時期や期間、種類を把握して、参加の準備に取り掛かかりましょう!

インターンは大学3年生の夏と秋冬に参加することが多い

インターンの開催期間

インターンの応募条件として「202◯年4月入社可能な学生」のように、大学3年生を対象とした募集が多く、長期休暇を利用した夏や冬に開催されるインターンへの参加者が増える傾向です。

まずは、先輩がいつからインターンに参加しはじめたのかチェックしてみましょう。

先輩たちはいつからインターンに参加したのか

株式会社学情が2021年に行った調査(n=281)によると、インターンシップに参加した経験のある2022年卒の学生(n=189)のうち4割以上が、3年生の6~8月(夏)に初めて参加したと回答しました。

初めてインターンシップに参加した時期

画像引用:【2022年卒】インターンシップの参加経験がある学生は67.3%。初めて参加した時期は、「3年生の6~8月」が最多。「コロナ禍では、早くから準備が必要だと感じ、夏からインターンシップに参加した」の声。|株式会社学情のプレスリリース
※調査期間:2020年12月22日~2021年1月5日
※回答者数:281名

学生の多くは2020年新型コロナウイルス感染症の影響もあり、内定取得を急いで早い段階から就活準備に取り掛かる傾向がみられます。

次いで、3年生の9~11月が約3割となり、4人に3人が大学3年生からインターンに参加しています。夏休みから情報収集や自己分析を開始し、9・10月に参加するという学生も多くみられました。

あくまで調査結果であり、個人のキャリア志向や専門性によってインターンに参加するタイミングには例外があります。

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そのため、大学生活をどう過ごすか、少し先のことを把握したうえで、自分にとってベストなタイミングでインターンに参加することが望ましいでしょう。

インターンは1年生や大学院生でも参加可能

学部・学科や学年を問わず、大学生・大学院生であれば参加可能なインターンも多数開催されています。大学3年生になる前の段階から積極的に就活をしたり、大学の勉強に役立てたりするために企業の話を聞くことができます。

ただし1・2年生は単位の取得など優先すべき事項もあるため、無理のないタイミングで参加してくださいね。

大学3年生になる前から、インターンへの参加を検討している人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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薬学部ではインターンが5年生からの場合もある

6年制である薬学部の場合、4年生または5年生からインターンに参加する人が多いでしょう。ただし薬学部には、22週間の実務実習があります。

実習のスケジュールを踏まえたうえでインターンに参加することになり、4年制の学生とは違うタイミングでの準備・参加となります。

インターンの時期、期間、種類について

インターンは、夏と秋冬を中心に開催されています。いつからエントリー開始・開催するかは、企業により異なります。

ここでは、インターンが開催される時期と期間、種類の違いを見ていきましょう。

夏に開催されるインターンの募集・開催の時期

夏に開催されるインターンシップは「サマーインターン」と呼ばれます。

募集開始~締切5~6月前後
インターン開催7~8月前後※夏休み期間が多い

募集開始は、進級してすぐのタイミングです。

自己分析や業界研究・企業研究を進めながら並行して探す必要はありますが、貴重な情報収集の場にもなりますので、積極的に参加できるとよいでしょう。

秋冬に開催されるインターンの募集・開催の時期

秋冬に開催されるインターンシップは「ウインターインターン」と呼ばれます。

募集開始~締切(秋)9〜10月前後(冬)10~12月前後
インターン開催(秋)年内(冬)2~3月前後

忙しくなる年末に向けて準備を進めたり、インターンの開催が年度末になったりと、大変な時期です。

締切ギリギリで準備をすると、満足なエントリーシートができない、締切日時を過ぎてしまうなど、実力を発揮できない可能性があります。単位の取得と就活の同時並行で大変ですが、夏頃から準備をはじめて余裕をもってエントリーしてくださいね。

なお、インターンの募集開始・開催時期はあくまでも目安です。

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参加したいインターンの締切や開催日時は、スマホやスケジュール帳にメモをして、忘れないようにしましょう。

インターンの期間の違い

インターンは、1日~数日で終わる短期のプログラムもあれば、3カ月〜半年と長期で実務を行うものもあります。

企業によりインターンの趣旨や内容が異なるため、就活生はプログラムを把握したうえで選択しましょう。

短期インターン・1Day仕事体験

短期インターン数日~1カ月程度
1Day仕事体験1日または半日程度

短期インターンとは、数日~1カ月程度の期間で開催されます。なかには1Day仕事体験と呼ばれる、1日以内で終了するプログラムもあります。

1Day仕事体験は、午前・午後のみ、または丸一日を使用して開催されます。1~3日程度の開催期間では、おもにセミナー形式で業界・企業の説明の座学、グループディスカッションが実施されています。

長期インターン

長期インターンは、1カ月以上の場合が多いです。短期インターンとは違い、実際に社員と同様の仕事を体験できます。短期インターンや会社説明会ではわからない、現場の空気を体験したり、実務経験が積めたりできる点が特徴です。

長期間のインターンになることから、夏休み期間や、企業がインターン生を受け入れできるタイミングで開催するため、募集開始時期は企業ごとに異なります。

インターンの種類の違い

インターンはプログラムごとに種類・特徴が異なります。特徴はあくまでも傾向としてまとめています。

種類・形式特徴こんな人におすすめ
セミナー型・1Day / 短期(数時間〜半日もあり)
・企業説明
・選考なし
・オンライン開催
・業界研究、企業研究に役立てたい人
職場見学型・1Day / 短期
・工場や事務所などの職場見学
・職場体験
・社員の話を聞く
・特定の企業に関する知見を深めたい人
グループワーク型・1Day / 短期
・実務に近いテーマをグループで解決
・業界や企業に対する、自分の適性を知りたい人
・グループワークやディスカッションから業務の内容を知りたい人
実務型・3カ月以上の長期
・社員同様に実務をこなす
・特定の企業や職種で志望している人
・企業に適性があるか直接知りたい人
・実務の中でスキルを身につけたい人

長期インターンの場合は、給料が発生したり採用に有利になったりと、短期プログラムとは違う趣旨であることが多いです。

インターンに参加するためのステップ

ここでは、インターンのエントリーから参加までの手順を紹介します。エントリー開始・締切・開催時期は企業により異なるため、自分が気になるインターンの募集要項と合わせてチェックしましょう。

興味のある業界や企業のインターンにエントリーする

すでにインターンに参加したい企業が見つかっている人は、募集ページを探しエントリーをしましょう。「企業名 インターン」で検索をすると、公式サイトや就活情報サイトでインターンを開催しているか確認できます。

具体的な企業名ではなく業界のみが決まっている人は、インターン情報のポータルサイトなどから調査しましょう。

就活情報サイトやインターン募集サイトでは、業種を絞りさまざまな企業からインターンの情報を閲覧できます。日程や開催場所だけではなく、プログラムの内容も明記されているため、自分の目的に合うインターンが探しやすいです。

特定の業界に興味がないときは内容で選ぶ

興味がある業界がわからない、あるいは絞れないときは、「エリア」や「インターン日数」などの条件で探してみましょう。

ちなみにマイナビでは、開催地域、実施日数、参加条件、選考の有無、会える人物(経営層・若手社員等)に絞って検索できます。興味のある業界がなくても、都合に合う条件で絞り込み、プログラムの内容で判断して、業界研究に役立ててもよいでしょう。

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選考があるときは書類などの準備をする

インターンには、人数制限や企業側が優秀な人材を発見して、早々に内定を出す理由から選考を設けている場合があります。

おもに下記のような選考が実施されています。

  • 書類審査(エントリーシートや履歴書)
  • 面接
  • WEBで適性検査の実施
  • 自己紹介動画の送信
  • グループディスカッション

書類審査のように準備が必要なものは、締切までにエントリーシートなどを提出する必要があります。そのため、就活のスケジュールがタイトになることもあるでしょう。

これからインターンの選考に向けて準備をする人は、こちらの記事をチェックしてみてください。

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インターンに参加するときの服装・持ち物を準備する

インターンでは、スーツまたは私服など服装について指示があります。

以下はあくまでも例ですが、企業が指定する服装で参加しましょう。

スーツシンプルなデザインのものやリクルートスーツの着用がおすすめ
私服ラフすぎない、ビジネスカジュアルを意識することをおすすめ
服装自由服装自由 迷った時はスーツ着用をおすすめ
指定なし服装自由 迷った時はスーツ着用をおすすめ
動きやすい服装【服装の一例】
メンズスタイル:シャツ+ジャケット+チノパン+革靴
レディーススタイル:シャツ(ブラウス)+ジャケットやカーディガン+パンツ+パンプス
※歩きやすさ重視。女性はスカートよりパンツのほうが動きやすく、無難
※スニーカー、デニム、Tシャツといったラフな格好はNG

スーツ着こなし例

スーツ着こなし例(混合)

私服着こなし例

私服着こなし例(混合)

「服装自由」「指定なし」の場合、スーツか私服かを悩みますが、基本的には企業のカラーやTPOに合わせることが重要です。

また、インターンでは初めてリクルートスーツを着用する人もいるでしょう。

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インターンにエントリーすると同時にスーツを一式揃えておくと、後々焦らずに済みます。

インターン参加時の服装で悩んだときは、こちらの記事をチェックしてみてください。

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スーツや指示された物を含めて、以下のアイテムも準備しておくと安心です。

  • 筆記用具を複数本(3色・4色のボールペンだと色分けでメモがわかりやすい)
  • 企業の情報をメモした書類
  • ノート、メモ帳、バインダー
  • 腕時計
  • ハンカチ、ティッシュ
  • 折りたたみ傘
  • 予備のストッキング

スマホには事前にインターン先の電話番号や住所をメモしておきましょう。道に迷った際に、すぐに地図アプリで経路検索をするなど、緊急連絡の際に役立ちます。

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インターン当日の注意点

インターン当日に気をつけたいことは以下の4つになります。

  • 遅刻厳禁
  • 挨拶・敬語・お礼など「言葉のマナー」
  • スーツの着こなしや清潔感、待機時の姿勢など「所作のマナー」
  • 参加後のお礼メール

万が一、遅刻、体調不良で欠席をするときは、できるだけ早い段階で電話連絡をしましょう。

就活に関するマナーは、こちらの記事で詳しく紹介をしています。企業の担当者から、あなたや学校に対してマイナスのイメージにならない振る舞いをしましょう。

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オンライン形式の注意点

オンライン形式で行われるインターンでは、上記に加えて以下のことも注意しましょう。

  • 音声トラブル
  • 照明の調整
  • 背景に私物や生活感があるものはなるべく映り込まないように工夫する
  • 清潔感を意識し、身だしなみを整える
  • 手元に提出した書類や、企業の情報がわかるメモを置く

オンライン形式のインターンでは、インターネットの接続が不安定になり、音声や映像が途切れてしまうといったトラブルが発生することがあります。自宅のなかでも、ネットの接続が安定している場所かつ、適切な照明で雑音が入らない場所を選ぶようにしましょう。

自宅からインターンに参加するときも、スーツが指定されているのであれば通常通り着用する必要があります。PCのカメラには胸元より上だけを映すことが多いため、身だしなみを整えて好印象になるように心がけましょう。

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目の前に企業の担当者がいなくても、全身の準備を整えて、気を抜かないようにしてくださいね。オンライン形式の身だしなみは「オンラインインターンは何をする?適した服装や注意点もまとめて解説!」からもチェックいただけます!

まとめ

インターンが開催される時期は、夏・秋冬に多く、募集時期の締切は、1週間前と当日に近いものから、選考を必要とする1~2カ月前です。

ただし、企業ごとにインターンを募集する時期は異なるため、自分が参加したいプログラムの日程や締切、内容を十分確認してください。

まだ参加したいインターンが見つかっていなくても、就活情報サイトで情報を調べると、気になる企業が見つかる可能性があります。

そしてインターンの開催とともに、スーツ一式やバッグといった服装と持ち物の準備が必要です。就活にはどのようなスーツがいいのか、適切な着こなし方もチェックしてインターンに参加しましょう。

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