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【例文】インターン選考で差をつける自己PR作成方法!強みの見つけ方・動画についても紹介

インターン 自己PR アイキャッチ

自己PRとは、採用担当者に自分の強みをアピールすることです。アピールを通じて、自分の存在が企業にどう貢献できるのかなどを伝えます。

インターンの場合は本選考とは異なり、企業に貢献する内容よりも、強みの活かし方や学びたいことをアピールしていくのがおすすめです。

この記事でわかること

  • 自己PRを作成するためには、まず自己分析で自分を深く知ることが大切
  • 自分の強みが見つからなくても、自己分析ツールや他己分析で見つかることがある
  • 「1位になった」などの高い成績以外にも、挫折経験や努力の過程もアピールになる

採用担当者が自己PRから知りたいこと

自己PRから、インターンの採用担当者がどんなことを知りたいか把握することで、作成するエピソードの内容を考えやすくなります。自己PRから知りたいおもなことは、次のとおりです。

自己分析が十分であるか

学生の自己PRの内容から、自分をしっかり理解しているかを知ろうとしていることが考えられます。

学生の性格、長所・短所、特性を知り、インターンのプログラムに適性があるかも確認できるでしょう。

努力・成功・挫折の経験があるか

努力や成功体験、挫折といったエピソードからも人となりを把握できます。

どんなプロセスで努力をしたのか、挫折をしたときどう乗り越えたのかを知れば、その人の性格や強みもわかるでしょう。

インターンに対する熱意は十分か

自己PRでは、自分の強みをインターンでどう活かすか、インターンでどんなことを学びたいかも伝えます。

採用担当者は学生の自己PRから、インターンに対する熱意は高いかを確認しているとも考えられます。

インターンの自己PRでアピールするポイントの見つけ方4ステップ

自己PRを作成するときは、4つの手順で考えてみましょう。

1. 自己分析をする

自己PRを考える際は、まず自己分析をします。すでに自己分析が済んでいる方も、自分の強みなどが思い浮かばないときは、再度実施してもいいかもしれません。

1ステップ目では、インターン先の企業が求めている人物像は考えず、自分が強みだと感じていることを挙げてみましょう。このとき、ひとつだけではなくできるだけ多くピックアップしてみてください。

自分の長所・短所、成功・挫折体験まで洗い出し、十分に自己分析を行いましょう。

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2. 強み・長所を発揮したエピソードを洗い出す

次に、成功・挫折経験、努力したことから、自分の強みや長所を発揮したエピソードを思い出してみましょう。

「私は◯◯であることが強みです」と伝えるよりも、根拠となる具体的なエピソードを盛り込むことで、アピールしたいことに説得力が増し、相手も理解しやすくなります。

エピソードを洗い出す際は「5W1H」で箇条書きをして、整理してみましょう。

5W1Hの項目

  • When:いつ
  • Where:どこで
  • Who:誰が
  • What:何を
  • Why:なぜ
  • How:どのように

3. インターン先の企業が求める人物像を理解する

その後は、インターンではどんな人物が求められているかを確認してみます。

インターンの募集ページなどに、「◯◯な学生募集」「◯◯な学生におすすめ」などと記載していることがあります。それが自分の特徴に当てはまっているかを確認してみましょう。

人事

企業が求める人物像にぴったりではなくても、インターンに応募するのは問題ありません。

4. 企業視点を踏まえてアピールポイントをひとつに絞る

アピールポイントが複数あるときは、自己PRが長く複雑になるためひとつに絞りましょう。どのアピールポイントにするかは、応募する企業の視点で考えるのがおすすめです。

自分の強みやスキルが、インターン先の企業が求める人物像と近いものを選べば、自己PRとして有効的になるでしょう。

伝わりやすさを意識した自己PRの構成

書類、面接ともに伝わりやすさは重要なポイントです。自己PRを作成する際は、4つの要素で組み立ててみましょう。

  1. 結論
  2. エピソード・経験
  3. 結果・成果
  4. インターンで活かしたいこと・学びたいこと
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1.結論

エピソードを作成する際は、最初に結論を伝えます。結論から伝えることで、自分はどんなことが強みか、何をアピールしたいのかが相手に伝わりやすくなります。

「私の強みは◯◯です」といったような出だしにしてみましょう。

人事

結論ファーストは、自己PR以外の志望動機などでも同様です。

2.エピソード・経験

次に、結論を裏付けるできごとやエピソードを伝えます。

例えば、自分の強みを「リーダーシップ」にした場合、リーダーシップを発揮したシーン、そのときの行動や工夫した点を言語化してみましょう。

エピソードは、講義やゼミ、サークルといった学校内のできごと以外にも、内容がマッチしていればアルバイトや趣味をテーマにすることも可能です。

3.結果・成果

そして、強みを活かした経験からどんなことを学んだのか、どんな結果を得たのかを伝えます。

努力したことでも「1位を取れなかった」「数字を大きく伸ばせなかった」という理由で、自己PRにするか悩む方もいるでしょう。しかし、結果や成果は必ずしもポジティブなものにする必要はありません。

自己PRでは、努力の過程や経験から何を学んだかが重要です。結果に自信がなくても、今の自分の強みになっているのであればエピソードにしてアピールしてみましょう。

4.インターンで活かしたいこと・学びたいこと

最後に、強みや経験がインターンでどう活かせるのか、プログラムで何を学びたいのかを伝えます。

結論とまとめの言葉を明確にすることで、採用担当者に自分自身をわかりやすくアピールできるでしょう。

人事

応募先の企業によって求められる人物像は異なるはずです。企業に合わせて、自分の強みやエピソードを変更しても構いません。

インターンの自己PRを作成するときのポイント

インターンで自己PRを作成するときは、次の3つのポイントに注目してみましょう。

人事

このポイントは志望動機など、ほかの項目を作成するときにも役立ちます。

数字などを用いてエピソードを具体的にする

可能であれば「◯位を獲得した」「◯点をとった」「◯点アップした」といったように、数字を使うことでエピソードをより具体的にできます。

数字を使わなくてもエピソードが具体的になれば、自己PRの内容が採用担当者に伝わりやすくなり、自分自身を効果的にアピールできるでしょう。

例えば、「努力をした」「リーダーとしてチームをまとめた」といった当たり前のエピソードだけでは、抽象的でアピールとしては不十分かもしれません。エピソードは具体的になるよう意識してみてください。

長所・志望動機などと関連性をもたせる

自己PRでは、「柔軟性がある」「リーダーシップがある」など自分の強みや性格と絡めてエピソードを作成します。

志望動機や長所と大きく離れていたり、正反対のことになったりしないようエピソードを考えることが大切です。

インターンの内容・目的を理解する

インターンが募集された際には、プログラムの内容や目的も同時に掲載されています。

プログラムの内容から、自分がどんなことを学べるか、今あるスキルや経験がどう活かせるのかを把握できるでしょう。これらを踏まえて自己PRを作成すれば、企業がインターンの学生に求めることとマッチしやすくなり、アピール内容が採用担当者にとって魅力的なものになる可能性があります。

インターンの自己PRを作るときの注意点

自己PRを作成する際は、次のことに注意しながら考えていきましょう。

本来の自分よりも大きく見せるエピソードは避ける

「エピソードが思い浮かばない」「ほかの学生より魅力的なエピソードにしたい」などの理由があっても、事実とかけ離れたエピソードを作成するのは避けましょう。

事実ではないエピソードにすると、本来の自分を伝えられなくなってしまいます

また、書類に書いたことを面接の質問で深掘りされることがあります。事実ではないエピソードにすると、面接で質問をされてもうまく答えられない可能性があるでしょう。

インターンに関連しないエピソードは避ける

エピソードとインターンのプログラムに関連性がないと、アピールが不十分になる可能性もあります。

例えば、不動産営業のインターンを志望している場合、1人で打ち込む趣味をテーマにすると、コミュニケーション能力などがアピールしづらく不向きかもしれません。営業職であれば、コミュニケーション能力を活かしたできごとのほうが、プログラムと関連性を高めやすいはずです。

誤字脱字や提出の形式に注意する

ES(エントリーシート)や履歴書で自己PRを提出する際は、誤字脱字がなく、指定された通りの形式で提出することが前提です。

募集要項などに、「◯文字以内」などの文字数や、「PDF形式」などファイル形式が指定されていることがあるので、書類や募集ページはしっかりと確認しておきましょう。

自分だけで作成していると、誤字脱字や文章の違和感に気づけないことがあるかもしれません。友人やキャリア支援センターのスタッフなど第三者に確認をしてもらうことで、ミスに気づける可能性が高くなります。

人事

文字数に指定がないときは、400文字程度を目安に作成してみましょう。

文章を作成する際は、まず指定された文字数より多めになるよう書きたいことを書くのがおすすめです。そこから不要な部分を削ったりブラッシュアップしていったりすることで、わかりやすくまとまりやすい文章になるでしょう。

インターンと本選考の自己PRの作り方は違う?

自己PRを作成するポイント、構成は共通であり、企業側は「求める人物を見つける」という目的は同様です。ただし、自分の強みから伝える内容には次のような違いがあります。

  • インターン:インターン中に活かしたいこと・学びたいこと
  • 本選考:企業で実現したいこと・働く自分をイメージしてもらうこと

本選考の場合は、就職したあとの数年後のことも踏まえて自己PRをすることになるでしょう。

人事

自己PRの作り方に大きな違いはないものの、アピール方法が異なるということです。

自己PRでアピールすることが見つからないときの対処法

自分をアピールできることが見つからない場合は、次のことを実践してみましょう。

人事

今はまだアピールすることが見つかっていなくても、これらのことを試してみればきっと見つかるはずです!

診断ツールを使用する

就活サイトでは、性格診断や自己分析ツールなどのサービスが提供されていることがあるので、積極的に活用してみましょう。

まずは自己分析を行い、それでもアピールポイントが見つけられなかったとき、自分自身でピンときていないときにツールを使います。そして、ツールで出た結果と自己分析の結果を照らし合わせることで、確度の高い強みや長所を見つけられるはずです。

短所から長所を考えてみる

「長所が思い浮かばない」「自分にはいいところがない」と感じている方の場合、短所であれば思い浮かぶことがあるかもしれません。短所というとネガティブなイメージですが、裏返すと長所になることもたくさんあります。

例えば、次のような短所は長所に言い換えることが可能です。

短所長所に言い換えた例
マイペース・いつでも落ち着いて対処できる
・自分で考え、行動できる
優柔不断・慎重に判断できる
・情報収集にたけている
人見知り・小さな変化に気づける
・周囲に配慮できる
飽きっぽい・好奇心旺盛
・新しいことに挑戦できる
おとなしい・相手を尊重できる
・協調性がある
完璧主義・几帳面
・責任感がある
人事

さらに多くの短所を言い換える例は、こちらの記事で紹介しています。

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強み・長所の一覧から考えてみる

強みが思い浮かばない場合は、強みや長所の一覧を見て、自分の性格や特性にマッチしていそうなものから決めるのもおすすめです。ここでは、強み・長所を一部紹介します。

強み・長所の例

  • 協調性
  • 柔軟性
  • 臨機応変
  • リーダーシップ
  • 行動力
  • 決断力
  • 傾聴力
  • 計画性
  • 集中力
  • 真面目
  • 継続力
  • 忍耐力

人事

より多くの長所を知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

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他己分析をする

他己分析とは、家族や友人などの第三者に自分の特徴や性格を聞いて分析する方法です。

自分では強みがわかっていなくても、家族や友人、先輩などの第三者から見ると、気づけなかった部分が見えてくることがあります。

自己分析と他己分析の結果を照らし合わせ、どちらにも強みとして該当する部分があれば、それは大きな長所としてアピールできるでしょう。

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インターンの選考向け】自己PRの例文

インターンの選考をイメージした、自己PRの例文を紹介します。自己PRを作成する際は、自分のエピソードに当てはめてイメージをしてみましょう。

傾聴力

私の強みは、傾聴力です。

私は大学1年生のときから、個人経営の洋食店でアルバイトをしています。常連のお客様が多いお店で、アルバイトの私にも話しかけてくれる方がたくさんいらっしゃいます。世間話をすることもあれば、細かな要望をおっしゃるお客様も多く、アルバイトの私がその話を聞き取り店長に伝え、サービスの提供がよりよいものになるよう心がけています。

これまでに「ナイフとフォークだけではなくお箸を使いたい」「メニューの文字を大きくしてほしい」などの要望があり、店長と相談しながら改善できることは早急に取り組んでいきました。

アルバイト経験を通して、ただ話を聞くだけではなく、お客様の要望に可能な限り応えていく努力、アイデアを学びました。話を聞く力を個人経営店ならではのお客様との距離の近さ、コミュニケーションの多さから、傾聴力が身についています。

お客様の要望を聞き積極的に取り入れる傾聴力を、御社のインターンで活かしたいです。

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傾聴力とは?正しい意味や自己PRでのアピールのコツ、例文を紹介

傾聴力とは相手の話に耳を傾け、表情や様子から感情を読み取る力です。話を聞くだけではなく、意図を正確に把握すること、潜在的に考えていることを読み解くこともできます。聞く力の高さは、就活の自己PRや長所を伝えるシーンでも活用できるでしょう。

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忍耐力

私の強みは、忍耐力です。

私は中学生、高校生の6年間、陸上部で長距離種目を行っていました。

おもに3000メートル競走に出場しており、日々走り込みや筋力トレーニングを行い、大会ごとに自己ベストが出せるよう努力を積み重ねていました。

中学3年生の秋、受験のために部活を引退したあと、高校生になるまで走り込む機会があまりなかったため、高校入学後は想定していたタイムを出せませんでした。高校1年生のころはタイムが伸びないこと、同級生、上級生のようによいタイム、順位になることができずスランプの状態が続きました。ケガをしたこともあり、部活をやめようと悩んだこともあります。

スランプで部活をやめたいことを友人に話すと、「絶対に大丈夫」と励ましてもらえました。友人の励ましもあり折れかけた心を持ち直すことができ、とにかく練習を重ねました。

目標としていたインターハイへの出場は叶いませんでしたが、途中で諦めなかったおかげで最後まで部活をやりきることができました。

長距離種目を得意としていたこともあり、私の体力・精神ともに高い忍耐力は、御社のインターンで活かせると考えています。

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探究心

私の強みは、強い探究心です。

私は、大学に入学するまで自然豊かな場所で暮らしていました。そういった環境もあり、中学、高校ともに生物部に入部し、さまざまな生き物の飼育や研究、実験を行った経験があります。

私に日常のささいな疑問が浮かび、生物部のメンバーに相談したところ「面白い」と言ってもらえ、研究を進めました。顧問である先生にも研究テーマを評価してもらうことができ、放課後や夏休みを使い研究を進めていました。その結果、高校3年生のとき、生物部のメンバーで行った研究が全国1位となる「◯◯賞」を受賞しました。

疑問をそのままにするのではなく、納得するまで深掘りし、メンバーでひとつの答えを導き出せたことは、私の人生の大きな実りとなっています。

御社のインターンで探求心の強さを活かし、ひとつでも多くのことを学んでいきたいです。

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順応性

私の強みは、順応性の高さです。

私は大学2年生のとき、1年間イギリスに留学しました。イギリスに留学した目的は、今の英語スキルをより高めること、イギリスの文化を目で見て体験することでした。

私の留学先の大学にはほとんど日本人がいないこともあり、イギリス人にさまざまなことを教えてもらうことになりました。最初は、1年間の留学が終わるまでに生活や文化に慣れることができるか不安でしたが、自分は不安が大きいほうがやる気が出やすい性格で、想定していたよりもすぐに多くの友人ができました。1年間という短い期間でしたが、生涯の友人ともいえる存在ができたことが、自分の大きな財産となっています。

新たな環境に馴染めること、逆境を乗り越える強さは、インターンという新しい環境でも活かせると考えています。

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順応性とは?メリットや類義語と就活で長所・自己PRとして伝える例文を紹介

順応性(じゅんのうせい)とは、環境や状況の変化にすぐ対処できる性質を指します。新しい職場、人間関係に慣れるまでの時間が早く、その人のメリットにもなります。順応性の高さは長所や自己PRとしてアピールすることも可能です。

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コミュニケーション能力

私の強みは、コミュニケーション能力の高さです。

私は中学、高校でバドミントン部に所属しており、大学入学後もサークルで活動しています。大学のサークルメンバーは10人ほどと少ないため、近隣の大学のバドミントン部と定期的に試合や交流をすることで活動をしています。

私たちのサークルは大会に出場するような強さはありませんが、スポーツを通してコミュニケーションをとり仲間を作ることを目的としています。学年、性別、学校に関係なくコミュニケーションをとることで、初対面の人とも積極的に話せるようになりました。会話だけではなく、相手の行動や表情を見ながら、どんな声かけをすればいいのか、何をしているのかを読み取ることを意識することで、相手が求めていることを知る力も身についたと思います。

相手に寄り添うことをベースとしたコミュニケーション能力を活かしながら、御社のインターンで営業を学んでいきたいです。

リーダーシップ

私の強みは、リーダーシップです。

私が大学1年生のときに、地域のまちづくり・村おこしに関するボランティアのサークルに加入しています。ボランティアの活動としては、大学近辺の地域の農業ボランティア、夏休みを活用した農業体験のボランティア、空き家活用に関連する企画などを行っています。

私は生まれたときから◯◯県に住んでおり、大学がある地域も小さなときから馴染みがある場所です。生まれ育った地域を活性化させたい強い思いから、大学2年生の冬からサークルのリーダーに立候補して活動をしています。

サークルメンバーと出し合ったアイデアをまとめ、市の担当者と連携をし、市に拠点を置く企業の方々を関わりながらボランティア活動を行っています。

地域に関連する知識と、サークル活動で培ったリーダーシップを活かしながら、御社のインターンで多くのことを学んでいきたいです。

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責任感

私の強みは、強い責任感です。

私は大学2年生のとき、学園祭の実行委員のメンバーに加入しました。私が加入したグループのおもな役割は、学園祭で協賛していただける企業様との交渉でした。学生であるため、企業の方と電話をしたり交渉をしたりすることに緊張していましたが、今となってはよい経験だったと思っています。

過去に協賛いただいた経験がある企業様や、大学のOB・OGがいる企業様との交渉はスムーズでしたが、新たに協賛いただけるかを交渉するケースはとてもよい経験になりました。

初めて企業に直接交渉へ行く際、前日までに何をどう伝えるか練習をしたり、失礼がないよう敬語を勉強したりしました。大学生ではありますが、社会人になれば企業の担当者とのコミュニケーションは必須であると思い責任感をもち取り組みました。実行委員の活動を通して、どのようなことでも責任感をもって取り組む重要性を学べました。

私の責任感の強さは、御社のインターンで実施する◯◯で活かせると考えています。

継続力

私の強みは、周囲に流されることのない継続力です。

私は現在、◯◯大学の経済学部で経営学に関連することを学んでいます。大学で学ぶなかで、自分自身の今や将来を含めたお金に関することに興味を抱き始めました。講義以外でも多くのことを学び、今後の人生で活かしていきたい思いから、ファイナンシャルプランナーの資格取得を目指すようになりました。

資格の勉強では、講義で学んだことが出てくることがより深く学べ、楽しかったこともあり、大学から帰宅して毎日2時間ずつ勉強していました。最初の試験ではファイナンシャルプランナー3級に挑戦しましたが、不合格でした。悔しかったことをバネに、次回の試験では3級に合格、大学3年生になる直前には2級に合格しました。

友人からは、「就職に役に立たない」など言われたこともありましたが、学びたいことをコツコツと努力を続けたのは、今の自分の自信につながっています。

やるときめたことをやり通す継続力を活かしながら、御社のインターンでたくさんのことを学び、今後に活かしたいです。

素直

私の強みは、自分の価値観とは異なることも積極的に取り入れていく素直さです。

私が通う大学では、留学生との国際交流が盛んに行われています。最初は「なんとなく」の思いから国際交流を行うスペースに参加しましたが、今ではより多くの友人を作るため、異文化を積極的に取り入れるために楽しく参加しています。

大学内にはアジアや欧米を中心とした多くの留学生がおり、互いの文化を教え合うなど交流を行っています。日本とは異なる文化だからこそ興味があり学びたい思いが強く、大学2年生の夏休みを利用しフィリピンに短期留学をしました。留学生から教えてもらったことを、実際に自分の目で確かめたいと思ったからです。

素直な性格であるため、より多くのことを吸収できることが自分の強みです。自分の特性を活かし、インターンで多くのことを学び、就職や人生に活かしていきたいと思います。

行動力

私の強みは、行動力です。

私が大学1年生のとき、台風による大雨の被害で大学の近隣地域が被害に遭ったことがあります。キャンパスの近くの道路や住宅も被害を受けており、道路が復旧するまでに数週間がかかりました。

そのとき、大学近くに住む高齢者が、自宅が浸水し片付けに困っていると聞きました。被害により講義が受けられない状態だった私は大学の友人や後輩に声をかけ、近隣で困っている人の元へ行き、清掃を手伝いました。

災害時、ボランティア活動が開始されるまで時間がかかることもあります。そのようななかでも、今自分にできることは何か、困っている人を助けるにはどうすればを考え行動できたことは、自分にとってよい経験であり今後の教訓にもなりました。

今回は初めてのインターンですが、未経験のこと、苦手なことなどでも積極的に行動をしていきたいです。

計画性

私の強みは、計画性です。

私はもともとルーズで計画性がない性格でした。大学入学後、資格取得を目指して勉強をしていましたが、レポートの作成やアルバイトなどで、資格勉強が思うように進められなかったことがあります。勉強が不十分だったことで資格試験では不合格となり、悔しい思いをしました。

「このままではだめだ」と思い、1年後に実施される試験での合格を目指し、試験日まで何をするか計画を立てるところから入念に準備をしました。「◯月△日までにテキストを終了させる」「◯月✕日までに模擬試験で□点を取る」など、日付とやるべきことを明確にし、1日ごとにやるべきことを記した計画表を作成しました。

自分のルーズな性格を変えられるか不安でしたが、計画性をもって目標に向かうことは想像よりも楽しく、資格勉強以外でも実施しています。

長期で実施される御社のインターンでも、参加する目的をもち計画を立てて参加することが重要だと感じています。目標に向かって計画を立て、インターンで自分を成長させたいと思います。

向上心

私の強みは、向上心の高さです。

私は大学入学後に、◯◯を研究するゼミに入りました。研究テーマに興味があり加入しましたが、前提知識があまりなかったことから、最初はほかのゼミ生との話し合いについていけず、周囲の人によく質問をしていました。

このままではゼミ生や教授に迷惑をかけてしまうと思い、休日や隙間時間を使い、ゼミの研究テーマに関連する資料を大学の図書館で読んだり、インターネットで調べたりしました。何カ月か勉強をすることで、ほかのゼミ生の意見に対して、意見や質問ができるようになりました。

加入当初は、自分の知識のなさから心が折れかけたこともありましたが、高い向上心によって勉強を重ねられた経験が自分の強みとなっています。

御社のインターンの実施内容は未経験ですが、向上心を活かしながら積極的に学んでいきたいです。

適応力

私の強みは、適応力の高さです。

私は居酒屋でアルバイトをしています。1年間働いたあと店舗の都合により、店長が替わったことがあります。店長が替わったことで、お店の方針も大きく変化し、私を含めたアルバイトは思うように働けなかった期間がありました。

このままでは私もほかのアルバイトも働きづらくなると思い、自分から積極的に店長とコミュニケーションをとるようにしました。私が行動を起こしたことをきっかけに、ほかのアルバイトと店長も笑顔で話せるようになり、環境のよい職場となっています。慣れない環境でも人との関わりを積極的にもち、自ら打開していける適応力の高さは自分の強みだと思っています。

初めて経験するインターンにはなりますが、適応力を活かし御社で◯◯について学んでいきたいです。

負けず嫌い

私の強みは、自分自身に打ち勝つ負けず嫌いな性格です。

私は小さなころから負けず嫌いな性格で、特に勉強に対して「誰にも負けたくない」という思いがありました。私は英語が好きで高校生のときから、英検やTOEICに挑戦しています。TOEICは挑戦するたびに点数が上がる楽しみがあり、大学2年生のときに700点をとることができました。

ただ、以前からリスニングが苦手なこともあり、点数が伸び悩んだことがあります。参考書やアプリ、動画を活用しても思うような点数にならず悔しい思いをしました。ただ、ここで諦めてはいけないと思い、英語のコーチングスクールに通うなど、絶対に750点を超えるという強い意志をもち勉強をしました。その結果、模試では750点を取れるようになり、◯カ月後にテストを受けます。

周囲の人だけではなく、自分自身に負けない強い心をもち、インターンでたくさんのことを学んでいきたいです。

協調性

私の強みは、協調性の高さです。

私が専攻する◯◯学部では、チームを組んで研究結果を発表する講義があります。研究テーマとして「◯◯」を挙げ、チームメンバーで研究、発表に使う資料の作成を行いました。

友人2人と3人のチームを組みましたが、研究をするなかで研究結果に対する価値観の違いが生まれ、結果を思うようにまとめられないことがありました。限られた時間のなかで資料を作成しなくてはならなかったため、お互いが遠慮なく意見を言い合う機会を設けました。結果的に、心に余裕がなくコミュニケーションが足りていなかったことで食い違いが生じていたため、話し合いにより2人の意見をうまく取り入れることができました。

インターン中も、価値観の違う人や、意見の食い違いが発生するかもしれません。そういったなかでも、目の前のことから逃げることなく、どうすれば目標に達成できるかを考えながら、インターンで大きな成果を出していきたいです。

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自己PRで協調性をアピールする際には、過去の経験から「協調性を発揮したエピソード」を伝えることが重要です。この記事では、自己PRで協調性をアピールするポイントや注意点、エピソードを交えた例文などを紹介します。

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自己PR動画を作成するときのポイント

インターンの選考のなかには、自分自身を動画で撮影する「自己PR動画」の提出が求められる場合もあります。対面での面接とは異なり、声の出し方や自分の映り方などに配慮する必要があります。自己PR動画を作成する際は、次のポイントに注目してみましょう。

ハキハキ・ゆっくり・明るい声で話す

動画の場合、対面よりも声が聞き取りづらくなる可能性があります。

いつもの会話よりも少しハキハキと話すこと、焦らずゆっくり明るい声で話すことを意識してみましょう。スマートフォンのカメラ機能などで、自分の声を録音、録画すると客観視しやすくなるため、何度か繰り返して調整してみてください。

人事

声が反響しやすい部屋では、声が聞き取りにくくなる可能性があるので、環境にも注意してみましょう。

カメラを見ながら話す

動画を撮影する際、目線はカメラのレンズを見ながら話します。

緊張していると、目線がキョロキョロしたりまばたきが多くなったりする可能性はありますが、できるだけ避けるように心がけましょう。

背景と照明にも気を配る

自宅などで撮影する際は、家具やポスターなどプライベートなものができるだけ映り込まない場所を選びましょう。可能であれば、白色の無地の背景がおすすめです。

照明が明るすぎると白飛びをする、逆光だと顔が暗くなることもあるので、光の位置にも配慮してみましょう。

必要に応じて三脚・ライトを活用する

動画を撮影する際は、自分の顔の高さと同じくらいの位置にカメラを設置し、表情がはっきり見える明るさにします。

カメラの位置が高すぎる・低すぎると、表情が見えづらくなり、選考が難しくなるかもしれません。

よい動画を撮影するために、必要に応じてカメラを設置できる三脚や、ライトなどを活用するのがおすすめです。

指定された時間を守る

30秒や1分など、動画の撮影時間が指定されていることがあります。

指定された時間より長すぎる・短すぎることは避けるよう意識しましょう。

始めと締めの言葉は丁寧に伝える

自己PRの動画では、始めの言葉は「私の強みは◯◯です」、締めの言葉は「◯◯を活かしたいです」などの言葉になるでしょう。

最初と最後の言葉は自分をアピールするために特に重要であるため、語尾が尻すぼみにならないよう、はっきりと丁寧に話すことが大切です。

自己PR以外の動画の場合、自己紹介であれば「こんにちは。◯◯大学の✕✕(氏名)です」といった挨拶から始め、最後は「よろしくお願いします」と締めの言葉を伝え、一礼をします。

よくある質問

インターンの選考における自己PRはどんなことを見られていますか?

自己PRからは、次のようなことを把握しようしているでしょう。

・自己分析が十分であるか
・努力・成功・挫折の経験があるか
・インターンに対する熱意は十分か

ただし実際には、企業や採用担当者により異なる可能性があります。各項目のポイントは「採用担当者が自己PRから知りたいこと」で紹介しています。

自己PRの締め方を教えてください

自己PRの締め方はエピソードにより異なりますが、「強みの◯◯を活かしたい」「△△を学びたい」といったものになるでしょう。

インターンの場合は、採用活動の本選考とは異なり、「御社に貢献したい」というよりも、インターンで活かしたいことや学びたいことをアピールしてみてください。

アルバイト経験は自己PRとして伝えることはできますか?

学業以外のアルバイトでの経験も、自己PRのエピソードとして作成できます。

アルバイトのなかで学んだこと、成功・失敗した経験を具体的に伝えていきましょう。

自己PRとなる経験がないときはどうすればいいですか?

自己PRできる強みや経験が思い浮かばないときは、次のことを実践してみましょう。

・診断ツールを使用する
・短所から長所を考えてみる
・強み・長所の一覧から考えてみる
・他己分析をする

これらを行うことで、今まで自分が気づけなかった強みや魅力を引き出せる可能性があります。詳しくは「自己PRでアピールすることが見つからないときの対処法」で紹介しています。

自己PRの動画選考ではどんなことに気をつければいいですか?

自己PRの動画を撮影する際は、次のポイントに注目しましょう。

・ハキハキ・ゆっくり・明るい声で話す
・カメラを見ながら話す
・背景と照明にも気を配る
・指定された時間を守る
・始めと締めの言葉は丁寧に伝える

自分のスマートフォンなどのカメラを使用し、声や姿がどう映っているかをしっかりと確認することが大切です。詳しくは「自己PR動画を作成するときのポイント」で紹介しています。

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