集団面接は、新卒就活の選考過程において、一次面接などの早い段階で行われることの多い面接です。複数人の学生で同時に面接を行うため、個人面接よりも発言する時間が短く、受け答えのポイントも変わってきます。
集団面接ならではのマナーや、選考を通過するためのコツ、対策方法があるので、事前に知っておくと安心です。個人面接の対策をしている方も、この機会に集団面接のポイントを押さえておきましょう。
ポイント
- 集団面接は学生一人に対する面接時間が短いため、簡潔な受け答えを心がける
- 集団面接では「自己紹介」「志望動機」「自己PR」といった定番の質問が聞かれやすい
- ほかの学生の発言に惑わされずに、自信を持って発言することが大切
集団面接だからこそ起こりうる「ほかの学生の回答と被ってしまった」というときの対処法も解説しています!
集団面接とは:複数人の学生が同時に面接を受ける形式
集団面接(グループ面接)は、複数の学生が同時に面接を受ける選考方法です。一次選考の段階では学生の応募人数が多いため、企業は複数の学生をまとめて知ることができる集団面接の形を取ることがあります。
1度の集団面接に参加する人数は、学生が2〜6人、面接官が1〜3人など企業によって異なります。面接官は人事担当者をはじめ、将来上司になり得る若手社員が担当することが多いようです。
参加する学生全員に対して同じ質問が投げかけられることが多く、志望動機や自己PRといった定番の質問をされる傾向があります。
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企業が集団面接を実施する目的
企業が集団面接を実施する目的は、以下の2つが考えられます。
- たくさんの応募者のなかから一定数を絞り込むため
- 受け答えだけでなく、聞く姿勢なども確認するため
集団面接は、企業が一度に多くの学生と顔を合わせることが可能です。書類選考や筆記試験を通過した学生全員を個別で面接するよりも、選考スピードを上げられます。
また、集団面接では、受け答えだけでなく、他の人が発言しているときの姿勢なども知ることができます。
個別面接との違い
集団面接と個別面接の大きな違いは、1人あたりの面接時間です。集団面接では、限られた時間内に複数人の学生を見る必要があるため、質問数は3〜4つほどと少ない傾向があります。
集団面接では、ほかの学生と比較して短い時間で終わったり、深掘りの質問をされなかったりすると不安に思うかもしれません。しかし、受け答えの時間が短いことが必ずしもマイナスであるとは限りません。面接官に「次の個別面接でこの人の話をじっくり聞いてみたい」と思ってもらうことができれば、選考に通過する可能性は高まります。
ほかの学生と比較されやすいところも個人面接と異なる点です。集団面接では、質問に対する回答内容だけでなく、以下の点も比較されやすくなるでしょう。
ほかの学生と比較されやすい点
- 面接でのマナー
- 身だしなみは整っているか
- 受け答えのスムーズさ
- 声の大きさ
比べられやすい場面だからこそ、マナーや身だしなみのチェックを入念に行うことが大切です。
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集団面接の流れとマナー
集団面接はおもに以下の流れで実施されます。
集団面接では、社会人としてのマナーに気を配りましょう。面接のマナーを知ったうえで、正しい振る舞いができるように準備しておくことが大切です。
ここでは、集団面接の流れに沿ってマナーや注意点などを解説します。
受付
面接会場となる建物に入るときから、社会人のひとりであるという意識を持って行動することが大切です。会場に到着したら、受付で挨拶をして、学校名と氏名、面接を受けにきた趣旨を伝えます。
面接中にスマートフォンなどの音が鳴らないように、面接を受ける建物に入る前に、音が鳴る電子機器の電源を切っておきましょう。
待機
受付を済ませてすぐに面接が始まるのではなく、待合室などに案内されることが一般的です。待機場所にはほかの学生だけでなく、社員が同席しているケースもあるので、気を引き締めて待機します。スマートフォンを触ったり、不必要な雑談をしたりしないように注意しましょう。
入室
集団面接の入室から着席までの流れを見ていきましょう。
集団面接で入室する場合、先頭の人のみドアをノックします。その後「どうぞ」と言われたら入室しましょう。
面接会場に足を踏み入れる前に「失礼いたします」と一礼して一人ずつ入室します。複数人が続けて入室するため、前後の人とアイコンタクトを取りながら開いたドアを支えるように連携しましょう。全員が椅子の前に揃い、面接官に「どうぞお座りください」と言われてから着席します。
入室する順番が先頭の人と最後の人は、ドアの開け閉めが必要です。自分がどの順番になってもいいように、事前に押さえておきましょう。
質疑応答
質疑応答で気をつけたいポイントは以下のとおりです。
- 結論ファーストで簡潔に答える
- 明るくハキハキと話す
- 相手が話終わってから話す
自分が発言するときだけでなく、ほかの学生が話しているときの「聞く姿勢」まで気を配ることが大切です。面接官が複数いる場合、質問者以外の面接官が学生の聞く姿勢を見ていることもあるので、自分の発言が終わっても気を引き締めておきましょう。
逆質問
集団面接の最後に、学生側から企業に対しての「何か質問はありますか」と逆質問されることがあります。このような場合に備えて、企業に聞きたい質問を考えておきましょう。
質問がない場合「特にありません」というと関心が薄いと判断される可能性があります。「本面接で疑問は解消できました。ありがとうございました。」のように、前向きな回答を心掛けましょう。
逆質問の例
- 入社後に役立つ資格があれば教えてください
- 御社で働くうえで覚悟しておくべきことや心構えを教えてください
- ◯◯様が仕事をするうえでやりがいを感じるのはどんなときですか
- 御社で活躍されている社員の方に共通点はありますか
退室
集団面接の退室の流れを見ていきましょう。
面接が終わったら全員で立ち上がり、「本日はありがとうございました」などお礼の挨拶と一礼をしましょう。
面接会場から出る前に面接官のほうを向き「失礼いたします」と一礼し、入室時と同じように前後の人と連携しながらドアを支えます。
面接を終えて部屋を出ると、気がゆるんでしまうかもしれません。しかし、企業の建物内である意識をもつことが大切です。退室から建物を出るまでは面接が続いているという意識で行動しましょう。
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集団面接で起こりうる出来事とその対策
集団面接では、ほかの学生の発言に惑わされてしまうケースも考えられます。ほかの学生の発言に圧倒されたり、回答がかぶったりしても、自信を持って自分なりの受け答えをすることが大切です。
集団面接で起こる可能性のある出来事と対策を見ていきましょう。
ほかの学生の発言に圧倒されてしまった
集団面接では、先に話している学生が自分の強みなどを堂々と発言している姿を見て、圧倒されてしまうこともあるでしょう。ほかの学生がどんな発言をしていても、惑わされず自信を持って回答することが大切です。
ほかの学生の回答を聞いて、事前に対策した受け答えを変えたくなっても、その場で考えるとまとまりのない発言になってしまう可能性があります。ほかの人の発言には惑わされず、事前に対策した通りに堂々と受け答えるのがおすすめです。
話す内容がほかの学生と被ってしまった
自分の番が最初でない場合、話そうとしていたことを先に言われてしまったり、話す内容が似ていたりするケースも考えられます。ほかの学生と回答が似ていても問題はないので、あえて回答を変えようとはせず、自信を持って回答することが大切です。
不安な気持ちを持ったまま発言すると、面接官にも「自信がなさそう」「入社意欲がないのでは」といった印象に見えてしまうかもしれません。
回答が被っても気にする必要はないから、自信を持って発言しよう!
前の学生の回答が想定より長かった
前の学生が想定よりも長い回答をしているケースもあるでしょう。長く回答している学生がいても「自分も長く話さないと」「もっとアピールしないと」と考える必要はありません。
集団面接は基本的に一人ひとりの面接時間が比較的短い点が特徴です。時間指定がない場合は1つの質問に対して一人あたり数十秒〜1分程度が目安になります。ほかの学生と合わせて長くしようとはせずに、質問に対して簡潔に答えることを心掛けましょう。
前の学生が質問からずれた回答をした
集団面接では、一つの質問に対して、質問内容は一度しか言われないケースがほとんどです。複数の学生の回答を聞くなかでほかの学生が質問の意図を誤って解釈し、ずれた回答をしてしまうこともあるでしょう。
自分より前に回答した学生が質問からずれた回答をしていたとしても、合わせる必要はありません。最初に面接官から提示された質問を正しく理解し、質問意図に沿った回答をすることが大切です。
質問の意図に迷った場合は、面接官に「恐れ入りますが、質問は〜〜〜ということでお間違いないでしょうか?」と確認してもよいかもしれません。
集団面接を乗り切るコツ
集団面接を乗り切るためには、以下の3つを心掛けましょう。
話が長くならないよう、簡潔にまとめる
集団面接は、複数の学生が話すことになるため、一人に対して与えられる時間が短くなります。面接官は学生全員に対して平等に質問に答えてもらいたいと考えているため、一人の学生が長々と発言すると「協調性がない」「自己中心的」と捉えられる可能性があります。
回答する際は、一つの質問に対して伝えたい内容を一つに絞り、簡潔に伝えることがポイントです。結論を後回しにして背景から話し始めると、話が長くなり、伝わりにくくなるため注意が必要です。自分の意図を簡潔に伝えるには、結論を最初に話す「結論ファースト」を意識してみましょう。
質問に沿った回答をする
集団面接では、複数人の学生に対して同じ質問をするため、一つの質問内容を学生ごとに繰り返し伝えることは基本的にありません。自分が回答する前にほかの学生の回答を聞くなかで認識している質問内容が変わってしまい、自分もずれた発言をしないように注意が必要です。
特に自分が回答する順番が後半になるときに起こりやすい失敗です。ほかの学生に惑わされず、質問に沿った自分なりの受け答えを心掛けましょう。
ほかの学生の話を聞く姿勢にも気を配る
集団面接では、自分が発言する時間よりも、ほかの学生の話を聞いている時間が多くなることもあります。自分が話しているときだけでなく、聞いているときの姿勢も意識しましょう。
自分の回答が終わると、気が抜けてしまったり、次の回答を考えるのに必死になっていたりするかもしれません。面接によっては、ほかの学生の回答に対して意見を求められることもあるので、気を抜くことなく、聞く姿勢にも気を配りましょう。
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【就活面接の対策】頻出の質問や目的、前日の準備を解説
面接を控える学生に向けて、企業側の視点や面接当日の流れ、想定される質問と回答例などを紹介します。これまでの面接対策を振り返り、抜けているポイントがないかを確認していきましょう。
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集団面接でよく聞かれる質問
集団面接では全員に対して同じ質問が順番に投げかけられることが多く、自己PRやガクチカ(学生時代に頑張ったこと)など定番の質問を聞かれる傾向があります。聞かれる可能性のある質問への回答は、一通り準備しておくと安心です。
ここでは、集団面接でよく聞かれる以下5つの質問のポイントと例文を紹介します。
自己紹介
自己紹介は、面接の冒頭に聞かれるのが定番です。1分程度で「自分がどんな人物であるか」を簡潔に話します。
自己紹介で話す内容の例
- はじめの挨拶
- 氏名・学校名などのプロフィール
- ガクチカや趣味、志望動機
- 締めの言葉
話す内容や時間制限などの指定がある場合は、面接官の指示に従います。ガクチカや趣味、志望動機は別途質問される可能性もあるので、自己紹介では簡単にまとめて話しましょう。
自己紹介の例文
本日はお時間をいただきありがとうございます。◯◯大学、△△学部4年の◯◯(氏名)と申します。小学校から10年間テニスをしており、大学ではテニスサークルのサークル長を務めていました。昨年は全国大会に出場し、ダブルスで3位入賞を果たしました。御社にはテニス部があるということで、非常に興味を持っております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介は第一印象を左右するので、話す内容だけでなく声のトーンや表情、話し方も意識しましょう!
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面接での自己紹介のコツと例文|目的を知って就活を進めよう!
面接で自己紹介をする目的には、人柄を掴む、緊張をほぐすなど採用担当者によりさまざまです。自己紹介の際に、アピールしたい気持ちや焦りから「自己PR」をしてしまう方がいます。自己紹介では、学校名と氏名、短くまとめてガクチカを使えるなど、簡潔に伝えましょう。
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志望動機
志望動機は、その企業に入社したいと思ったきっかけや、入社後に成し遂げたいことを話します。事前に提出したエントリーシートの同じ内容にした場合、さらに深掘りの質問をされても答えられるように意識しておきましょう。
志望動機の例文
私は、AI技術が社会に与える影響の大きさに魅力を感じ、AIエンジニアを志望しました。大学在学中は、機械学習の理解を深め、大学の研究室では○○○に関するアプリ開発を行い、リリースした経験があります。御社がリリースされたサービス「○○○」を見つけたときは、大きな刺激を受けたと同時に、社会に影響を与える便利なサービスを開発したい気持ちが強くなりました。これまでの経験を活かし、御社の新サービスの開発に携わりたいと考えております。
自己PR
自己PRは、自分の強みや能力を伝え、入社に対する意欲をアピールするものであるものです。企業側は、自己PRを問うことで「きちんと準備してきたか」や「業務に活かせるスキルや経験を持っているか」などをチェックしています。企業が求める人物像を踏まえたうえでアピールすることがポイントです。
自己PRの例文
私の強みは、何事にも前向きに考え、行動できることです。昨年、IT企業のインターンシップに参加したばかりの頃、IT用語の知識が少ないことで不安を感じていました。しかし、毎日わからない用語があればメモをして、休憩時間や帰宅後に調べることを繰り返していると、徐々に理解できるようになりました。日々感じる疑問を放置せず、新たな知識も前向きに学んでいった結果、大きなプロジェクトの開発にも携わることができました。この行動力と前向きな姿勢で御社に貢献をしていきたいと思っています。
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【例文つき】自己PRの書き方|4ステップで差がつく文章を作ろう!
自己PRでは、企業が求める人物像を把握したうえで「その強みを企業でどう活かせるか」まで伝えることが重要です。この記事では、自己PRの考え方と書き方を詳しく解説します。アピールポイント別の例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、志望動機や自己PRと並ぶ定番の質問です。企業側はガクチカを聞くことで、学生の物事に取り組む姿勢や思考力、人柄などを判断しています。
エントリーシートに記載した内容と同じ受け答えで問題ありませんが、さらに深掘りされることを想定して、過去の経験を振り返っておくのがおすすめです。
ガクチカの例文
私は大学で英語を専攻しており、これまでも英語学習に特に力を入れていました。日々の勉強はもちろん、留学生と積極的に関わりを持つことを心掛けるなど、英語に触れる時間を増やしていきましたが、思うように成果を得られませんでした。そこで、昨年はフィリピン留学で3カ月の短期集中で英語を学びました。3カ月ほとんど日本語を使わずに毎日勉強に励んだことは、学生時代で最も力を入れた経験です。結果として、大学入学当初のTOEICスコア580点から780点まで高めることに成功し、適切な英語でコミュニケーションを取れるようになりました。これまで培ってきた語学力を御社で活かしたいと考えております。
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ガクチカとは?アピール内容の見つけ方やESへの書き方、例文を紹介
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略です。ES(エントリーシート)や面接の定番の質問であるため、企業が求める人物像とマッチしていることが理想です。書き方・エピソードの見つけ方を紹介します。
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長所と短所
長所と短所は、「学生が自分自身を客観視できているか」「企業とマッチしているか」を確かめる目的で質問されます。ひと言で答えるのではなく、関連するエピソードを交えて具体的にすることで、入社のイメージを持ってもらいやすくなります。長所や短所は、複数述べるのではなく、それぞれ1つに絞って簡潔に説明することがポイントです。
長所と短所の例文
私の長所は、物事を慎重に判断できることであり、短所は優柔不断なところです。大学に入学してから2年間、アパレルブランドの販売スタッフをしていました。私は仕事のなかでもレジを担当することが多く、レジ操作やお金の取り扱いは毎回慎重に行なっていました。勤務した2年間のなかで、レジでのミスは一度もなく、売上管理などの業務も任せてもらえるようになりました。
一方で、フロアで接客する際には、お客様が購入する商品2点で迷っているときに自分も優柔不断になってしまい、自信を持って提案できないことがありました。優柔不断になることで相手に不安を与えてしまうこともあるので、迷いながらも堂々とした振る舞いを心掛けています。
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【例文10】就活での長所の伝え方|短所の言い換えや特徴一覧も紹介
「長所で何を伝えたらいいかわからない」「自分の長所が見つからない」という方に向けて、長所の見つけ方や伝え方のポイントを解説します。エントリーシートや面接対策で必ず質問される内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
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集団面接で気をつけたい身だしなみ
集団面接ではほかの学生と一緒に参加するため、身だしなみが整っていない部分が目立ちやすくなります。面接前には改めて身だしなみに問題がないかチェックしておきましょう。
身だしなみのチェックポイント
- 衣服にシワやホコリはついていないか
- シューズに汚れはついていないか
- おじぎしたときに髪が顔にかからないか
- 寝癖やふけがついていないか
- 爪が伸びていないか
Web集団面接でのポイント
昨今では、集団面接をWeb上で行うケースも増えています。Web集団面接の場合も基本的な流れや進め方は変わりません。対面での集団面接と同じ対策を行ったうえで、Webだからこそ気をつけるポイントも押さえておきましょう。
Web集団面接で気をつけるポイント
- 使用する機器や会議ツールを確認しておく
- 通信する部屋のWi-Fi環境を確認する
- 背景に気を配る
- ゆっくり・はっきりした声で話す
Web集団面接では、電子機器や通信環境の確認に加えて、背景も気を配るポイントです。シンプルな白い壁を背景にすることが望ましいですが、どうしても家具などが映り込んでしまう場合は、白い布を被せるなどして対処しましょう。
よくある質問
集団面接の流れを教えてください。
集団面接でよく聞かれることは何ですか?
集団面接では、以下のように面接で定番となる質問がよく聞かれる傾向があります。
- 自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 学生(学生時代に力を入れたこと)
- 長所と短所
これらの質問に対する回答を事前に対策しておくと安心です。詳しくは「集団面接でよく聞かれる質問」をご覧ください。
回答がほかの学生と被ってしまったら、どうすればいいですか?
ほかの学生と回答が被ったからといって不利になることはありません。惑わされて不安になったり、回答を変えたりはせず、自信を持って発言することが大切です。
集団面接における、面接会場への入り方を教えてください。
集団面接で、面接会場に入る流れは以下のとおりです。
集団面接の入室の流れ
- 【先頭の人】ドアを3回ノックする
- 【全員】「失礼いたします」と言ってドアを開ける
- 【全員】1人ずつ「失礼いたします」と一礼して入室する
- 【最後尾の人以外】指定された椅子に進む
- 【最後尾の人】ドアを静かに閉める
- 【全員】「どうぞお座りください」と言われたら着席する
入室する順番が先頭の人と最後の人は、ドアの開け閉めが必要になるので覚えておきましょう。