就活の面接で自分の考えをしっかり伝えるためには、面接までの期間に応じてできる限り準備しておくことが大切です。
例えば、1週間前は自己分析や提出書類を振り返り、回答の軸にズレがないかを確認しておくことが大切です。直前や前日には、面接の流れを整理したり、服装や身だしなみ、持ち物を最終チェックしたりする必要があるでしょう。
この記事では、面接に向けてやっておきたい準備を「1週間前」「直前・前日」といった期間別に紹介します。Web面接の準備についても解説しているので、これから初めてWeb面接を控えている方も参考にしてみてください。
この記事でわかること
面接の準備はやるべき?なしでもいい?
面接の準備に明確なルールの指定はありませんが、緊張する場面で自分の考えを落ち着いて伝えられるよう、ある程度の準備をしておくと安心です。
面接では完璧な回答よりも、質問に対して論理的かつ自然に自分の考えを伝えることが大切です。事前に話す内容を整理しておけば、面接官に自分の考えが明確に伝わりやすくなるでしょう。
面接準備なしだとどうなる?
準備をしない場合、本来伝えたかったことを十分に伝えきれなくなる可能性があります。
例えば、質問の意図を考える余裕がないまま、その場で思いついたことを話そうとすると、話がまとまらなかったり、何を一番伝えたいのかがはっきりしなくなったりするかもしれません。これは能力や人柄の問題ではなく、準備不足が影響していると考えられます。
また、よく聞かれる質問にうまく答えられないと「自己分析や企業研究ができていない」「志望度が高くないのでは」という印象になるかもしれません。志望度が高い場合でも、準備が不十分なことで誤解につながる可能性があるため、できる限り準備しておくことが大切です。

準備しておきたい内容は状況によって異なります。状況別の準備内容はこちらからチェックしてみてください。
状況別の面接準備
- 初めての面接で不安がある→「面接の1週間前にやっておきたい準備」をチェック
- 1〜2日後に面接がある→「面接の直前・前日にやっておきたい準備」をチェック
- 初めてWeb面接を受ける →「Web面接(オンライン面接)に向けてやっておきたい準備」をチェック
面接の1週間前までにやっておきたい準備
面接の1週間前は、準備の土台を固める大切な時期です。この段階では、細かい言い回しよりも「各質問に対する回答内容にズレがないか」「最低限の情報が頭に入っているか」を意識して準備を進めましょう。
具体的に準備しておきたい内容は次のとおりです。
- 自己分析の内容を見返す
- 業界・企業の基本情報を押さえる
- 志望動機は「なぜこの企業か」を言語化する
- 提出したESや履歴書を見返す
- よく聞かれる質問とその回答を整理する
- 逆質問を考える
- 面接の流れに沿った正しい行動をイメージしておく
- 声に出して回答する練習をする
- 面接の服装を用意する
自己分析の内容を見返す
まずは、これまでに行ってきた自己分析を一度見返しておきましょう。1週間前の時点では、新しく深掘りするというより「内容にズレや矛盾がないか」を確認することが大切です。
面接では、志望動機や自己PRなどの定番の質問だけでなく、イレギュラーな質問をされることもあります。自己分析はさまざまな質問に対する回答のベースとなるため、1週間前に再度振り返っておくことで、想定外の質問にも対応しやすくなるでしょう。
業界・企業の基本情報を押さえる
業界研究や企業研究は、選考の初期段階で進めるものですが、面接前に改めて情報を整理しておくのがおすすめです。
面接前に見返したいポイント
- 商品・サービスの特徴
- その業界のなかでの立ち位置や特徴
- 事業内容
- 仕事内容
- 企業文化
- 求める人物像の特徴
面接の1週間前は、多くの情報を覚えるというより「基本情報を理解したうえで説明できるかどうか」が大切です。そのため、細かい数字や専門用語まで覚える必要はありません。「どんな企業で、どんな仕事をする業界・企業か」を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
志望動機は「なぜこの企業か」を言語化する
志望動機は、ほとんどの面接で聞かれる質問のひとつです。面接では志望動機について深掘りされることもあるため「なぜこの企業を選んだのか」を明確に回答できるよう、改めて準備しておきましょう。
このとき、ただ丸暗記して話せるようにするのではなく、どんな内容を答えるかを整理しておくのがポイントです。具体的には、次のポイントを整理しておくと、深掘り質問に答えやすくなります。
整理したいポイント
- なぜこの業界に興味を持ったのか
- そのなかでも、なぜこの企業なのか
- 入社後にどんなことに挑戦したいと考えているか
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【例文あり】面接で伝える志望動機の作り方・話し方|新卒就活向けにわかりやすく解説
志望動機は、面接で頻出する質問のひとつです。面接に向けて志望動機を考えるとき、何を話せばいいのか、どう伝えればよいのか迷うかもしれません。そのようなときでも、就活の軸や自己分析を振り返ることで、独自性があり自分らしさを伝えられる志望動機を作成できます。
提出したESや履歴書を見返す
面接では、提出した書類をベースに質疑応答が行われることがあります。そのため、面接前にES(エントリーシート)や履歴書を見返して、記載した内容を確認しておくことが大切です。
書類を確認せずに面接に臨むと、回答内容に矛盾が生じる可能性があり、誤解や混乱を招くかもしれません。書類に書いた志望動機や自己PRの内容を振り返り、自分が思い描くキャリアのゴールを再確認しておくことで、一貫性のある回答ができるでしょう。
よく聞かれる質問とその回答を整理する
面接でよく聞かれる質問も、再度回答内容を整理しておきましょう。面接で聞かれる内容はさまざまですが、多くの企業で共通して聞かれやすい質問として、次のようなものがあります。
よく聞かれる質問
- 自己紹介をお願いします。
- 自己PRをお願いします。
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は何ですか?
- 特に苦労した経験と、それをどう解決・克服したかを教えてください。
- 入社後、具体的にどんな仕事をしてみたいですか?
- 他社の選考状況を教えてください。
就活情報サイトや口コミサイトには、先輩たちが過去の面接で聞かれた質問が掲載されていることもあります。どんな質問が出されるのか、毎年聞かれやすい内容はどんなものかを把握しておくと、準備しやすいでしょう。
ここからは「自己PR」「ガクチカ」「入社後にやりたいこと」の回答のポイントを紹介します。
自己PRの回答のポイント
自己PRでは、単に「自分の強み」を伝えるだけでなく、その強みが仕事でどう活かせそうかを伝えることが大切です。回答する際は、強みは1つに絞り、強みが発揮された具体的なエピソードを伝えましょう。
▼自己PRの回答例文(タップして開く) 閉じる
私の強みは、相手の立場を意識しながらやりとりできるコミュニケーション能力です。
私は、大学入学後から昨年まで、飲食店でホールスタッフとしてアルバイトをしていました。ランチやディナーのピークタイムは来店されるお客さまが多く、忙しいなかでも正確で丁寧な対応が求められる環境でした。そのような状況でも、お客さま一人ひとりの様子を見ながら声かけやタイミングを意識して対応したところ「いつも気持ちよく食事ができる」と声をかけていただくことがありました。実際に、私の対応をきっかけに、何度も足を運んでくださるお客さまもいました。
この経験から、相手の立場や状況を考えながら言葉を選び、丁寧にやりとりすることで、信頼関係につながることを学びました。それ以来、相手が話しやすい雰囲気をつくることを意識しながら、日々のコミュニケーションに取り組んでいます。
御社の営業業務においても、相手の話にしっかり耳を傾けながらやりとりを重ねることで、信頼関係を築いていきたいと考えています。

自己PRのポイントや例文は、こちらの記事でも詳しく解説します。
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面接で伝える自己PRのポイントと例文集!周りと差をつけるコツや避けたい例を紹介
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ガクチカの回答のポイント
ガクチカでは、成果そのものよりも「どのように考えて、行動したか」を伝えることが大切です。
伝える内容自体はアルバイトやサークル、ゼミなど、何でもかまいません。自分で力を入れた経験をもとに、取り組んだ活動の概要、そのなかで直面した課題、課題に対して取った行動や工夫、そこから得た学びを整理しておきましょう。
▼ガクチカの回答例文(タップして開く) 閉じる
私が学生時代に力を入れたのは、テニスサークルのリーダー経験です。
新入生歓迎シーズンに、活動への参加意欲が低く、部員の定着率が課題でした。私はこの状況を改善するため、幹部メンバーに現状共有のミーティングを提案し、対応策を話しあいました。その結果、初心者向けの練習メニューを時間帯ごとに整理し、先輩と新入生のペアリングを調整することで、ミスマッチを防ぎました。それにより、新入生の参加率が向上し、定着率は前年の1.5倍に増加しました。また、活動前に目標を共有する声かけを行うことで、チーム全体のモチベーションも高まりました。
この経験から、課題に対して周囲と協力しながら取り組むことの重要性と、役割分担を工夫することの大切さを学びました。入社後も、周囲と連携しながら業務の改善に取り組んでいきたいと考えています。

ガクチカの回答のポイントや例文は、こちらの記事でも詳しく解説します。
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【内容別・文字数別】ガクチカ例文集|書き方の型や自分らしさを出すコツも解説
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入社後にやりたいことの回答のポイント
「入社後にやりたいこと」は、企業理解や将来のイメージを持っているかを確認する質問です。
「募集職種や仕事内容とズレていないか」「なぜそれをやりたいと思ったのか」「将来的にどんな成長をしたいか」を考えることが大切です。
具体的な部署名や業務内容まで細かく答えるというよりも「この企業でどんな役割を担いたいか」「どんな能力を伸ばしていきたいか」を伝えることを意識してみましょう。
▼入社後にやりたいこと(タップして開く) 閉じる
入社後は、御社のシステムエンジニアとして、時代とともに変化するビジネスニーズにあわせたITソリューションの開発に携わりたいと考えています。
大学では、システム開発に関する基礎知識や実践的なスキルを学び、インターン先の企業では、業務効率化や営業支援を目的としたシステム開発に取り組みました。そのなかで、個人の技術力だけでなく、チーム内での情報共有や意見交換が、よりよいシステムづくりにつながることを実感しました。
こうした経験から、利用者の業務や課題を理解したうえで、チームと連携しながら開発を進めるシステムエンジニアとして成長したいと考えるようになりました。
入社後は、これまでに身につけた基礎的なスキルやコミュニケーション能力を活かしながら実務経験を積み、将来的には要件定義や設計にも関われるエンジニアを目指していきたいと考えています。

「入社後にやりたいこと」の回答のポイントや例文は、こちらの記事でも詳しく解説します。
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面接やESで頻出!入社後にしたいことの例文と回答のコツを紹介【就活】
「入社後にしたいこと」は頻出質問ですが、具体的な内容を考えるのは難しいかもしれません。自分がなりたい人の歩んできたキャリアを見て、今の自分に足りないものを補うことを「したいこと・やりたいこと」として考えるのもおすすめです。職種・業種別の「入社後にしたいこと」の例文も紹介しています。
逆質問を考える
面接の最後には「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。企業は、こうした逆質問を通して、学生の関心や意欲知ろうとしていると考えられます。
逆質問をされた際、聞きたい内容がない場合に「ありません」と回答しても、直接的に不採用の原因になることは考えにくいです。しかし、自分について理解を深めてもらうきっかけにもなるため、何か質問しておくのがおすすめです。
スムーズに答えられるよう、いくつか質問を準備しておきましょう。
逆質問の例
逆質問の例
- 御社で活躍している方の特徴を教えてください
- 今後、どのような事業展開を予定されていますか?
- 入社1年目に期待されている役割や取り組みについて教えてください
- 企業文化を形成・維持するうえで、特に大切にしている考え方は何ですか?
- 社内でキャリアアップを目指す際の支援制度はありますか?
- 「働きやすい職場を目指す」と伺いましたが、どのような取り組みを行っていますか?
- 働く環境について、入社前と入社後でギャップを感じた点はありましたか?

そのほかの逆質問の例や、思いつかないときの対処法は、こちらの記事で紹介します。
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面接で聞きたい逆質問47個!面白い質問や思いつかないときの対処法も解説
面接で逆質問をされたときは、積極的に質問をしましょう。事前に逆質問されたことを想定し、何を聞きたいか考えておくことでスムーズに質問できます。思い浮かばないときは、企業研究を振り返る、自分が働いたときのことをイメージしてみましょう。新卒向けの面接で使える逆質問の例を紹介します。
面接の流れに沿った正しい行動をイメージしておく
面接の1週間前は、質問への回答を準備するだけでなく、面接当日の流れや、シーンに沿った行動のポイントを把握しておくことも大切です。
面接当日の流れと行動のポイント
1. 訪問・受付
- スマートフォンの電源を切った状態で訪問する
- 防寒具は館内に入る前に脱ぐ
2. 待機
私語は控え、静かに待機する
3. 入室
- ノックを3回する
- 「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と言い、一礼して入室する
- ドアノブをしっかり持ち、静かにドアを閉める
- 面接官より「おかけください」などの声掛けで着席
4. 面接中
- 適切な言葉遣いを心がける
- 発言するときは相手が話し終えるまで待つ
- 話の内容に適した声のトーン・表情を意識する
- 面接官の目を見てゆっくり大きな声で話す
5. 退室
- 椅子から立ち上がり、挨拶してからドアへ移動する
- ドアの手前でもう一度挨拶をし、退出する
- 建物を出るまで気を抜かない
- 防寒具は建物を出てから着用する

面接のマナーや身だしなみについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
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面接のマナーが画像付きでわかる!入室・退室・服装の身だしなみをわかりやすく解説
面接のマナーで気をつけたいポイントとして、入室・退室の流れ、言葉遣いなどがあります。特に初めての面接では不安も多いですが、練習を重ねることで緊張感を和らげることが可能です。事前にどんなことに気をつければよいのかをチェックして、自信をもって面接に臨みましょう。

面接の内容別の対策については、こちらの記事をご覧ください。
面接の内容別の参考記事
声に出して回答する練習をする
面接で想定される質問に対する回答は、書き出すだけでなく、一度は声に出して練習してみましょう。頭のなかでは話せているつもりでも、実際に声に出すと詰まってしまうことはよくあります。
制限時間を設けて声に出してみると、より本番に近い緊張感をもって練習できます。話す内容だけでなく、発声や立ち振る舞いも意識して練習するのもおすすめです。
学校のキャリア支援センターなどでは、模擬面接の機会を設けている場合もあるので、必要に応じて利用してみましょう。
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本番前にやりたい面接練習!一人でできるやり方や練習しないデメリットも解説
面接の練習をすることで、本番の緊張を軽減できるメリットがあります。練習相手がいなくても、面接練習アプリやYouTubeのシミュレーション動画を活用すると、本番のような練習ができます。
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就活面接を攻略!頻出質問や対策のコツ、マナーを総解説【新卒】
はじめて就活面接に参加する前は、対策や準備に不安を感じるかもしれません。そこで今回は、面接の形式やフェーズごとの特徴、よく聞かれる質問や回答のポイントなどを紹介します。面接を成功させるための心構えも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
面接の服装を用意する
面接での服装は、第一印象を左右する重要な要素です。企業からの指示や企業の雰囲気を考慮したうえで、適した服装を選びましょう。
スーツが指定された場合は、シンプルで落ち着いたカラーのものを選びます。私服が指定された場合はビジネスカジュアルがおすすめですが、企業の雰囲気や業界に合わせて、自分らしさが伝わる清潔感のある服装を選びましょう。
ビジネスカジュアルとは
ビジネスの場にふさわしい、スーツより少しカジュアルな服装のこと
服装は、しわや汚れがないよう注意し、シューズもきれいに磨いておきましょう。当日着用する服は、必要に応じてクリーニングに出しておくと安心です。

クリーニングには時間がかかる場合もあるため、早めに対応しておきましょう。
面接の直前・前日にやっておきたい準備
面接の直前や前日は「まだ準備が足りないのでは」と不安になりやすいタイミングです。とはいえ、この段階で新しいことを詰め込みすぎる必要はありません。当日を落ち着いて迎えるための最終チェックを行いましょう。
面接日時・形式・場所を最終確認する
まずは、面接に関する基本情報を改めて確認します。
確認するポイント
- 面接日時・集合時間
- 会場の住所・建物名・入室方法
- 面接形式(個人面接・集団面接・Web面接)
対面面接の場合は、会場までの行き方を調べておきましょう。最寄り駅やバス停、そこから会場までの所要時間、出口の位置なども確認し「いつ家を出れば間に合うか」まで具体的にイメージしておくと安心です。
Web面接の場合は、URLの入力間違いや入室時間の勘違いが起きやすいため、注意が必要です。
詳しくは「Web面接(オンライン面接)に向けてやっておきたい準備」で解説しています。
当日の服装や身だしなみを見直す
面接の前日までに、当日着る予定の服装を一度確認しておきましょう。面接では清潔感のある服装や身だしなみを意識することが大切です。
さらに、天候や気温も踏まえて準備しておくと、当日快適に過ごしやすくなるでしょう。
前日に確認するポイント
- 当日着る服に汚れ・シワ・ホコリがないか
- バッグやシューズに汚れがないか
- 爪が伸びすぎていないか、汚れていないか
- 雨や寒さなど、天候に応じた準備ができているか
面接で話す内容を見返す
面接の直前や前日は、新しい情報を覚えたり、内容を変えたりするのではなく、面接で話す内容を軽く見返す程度にしておくのがおすすめです。直前に詰め込みすぎると、かえって混乱しやすくなるためです。
直前に確認しておきたいポイントは、次のとおりです。
確認するポイント
- 自己PRやガクチカの要点
- 自分の強み・弱み
- 志望動機の方向性
- 逆質問の内容
- 企業の事業内容などの基本情報

伝えたいことをキーワード単位で確認するだけでも、落ち着いて回答しやすくなります。
提出書類をもう一度確認する
面接では、提出したESや履歴書を見ながら質問されることもあります。ESや履歴書に記載した内容は、前日に改めて目を通しておきましょう。
特に、記載したエピソードの内容や、志望動機や自己PRの回答、数字や固有名詞は、確認しておきたいポイントです。
「何を書いたか」を見返し、面接の回答と矛盾しないことが目的なので、回答を暗記する必要はありません。
当日の持ち物を準備する
面接に必要なものは、前日のうちに準備しておきましょう。これにより、当日慌てたり、忘れ物をしたりするのを防げます。
「面接に必須の持ち物」と「あると便利な持ち物」は次のとおりです。
面接に必須の持ち物
- A4サイズの書類が入るバッグ
- 携帯電話
- 指定された提出書類
- 筆記用具、メモ帳
- A4サイズのクリアファイル
- 腕時計
- 現金、交通系ICカード
- ハンカチ、ティッシュ
- そのほか、指定されたもの
あると便利な持ち物
- モバイルバッテリー
- 折りたたみ傘
- 学生証
- 企業研究や自己分析の内容をまとめた資料
- 手鏡、ブラシ(くし)
- 歯ブラシセット
- メイク道具
- 消臭スプレー
- メガネ・予備のコンタクトレンズ
- 常備薬
- 予備のストッキング
ストッキングを履く場合は万が一の伝線に備えて、予備のストッキングを持参しておくと安心です。

面接の持ち物については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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面接に必要な持ち物・あると便利なものをチェック!忘れ物ゼロで臨もう【就活】
面接の持ち物は、企業から案内があったもの以外にも準備しておきたいものがあります。この記事では、面接で必要な持ち物、あると便利な持ち物について詳しく解説しています。チェックリストも用意していますので、面接準備の際に役立ててみてください。
面接当日の流れをイメージする
面接直前には、面接当日の流れを改めて確認し、イメージしておきましょう。具体的には、次の流れをイメージしておくと安心です。
確認しておきたい流れ
- 会場に入るときのマナー
- 入室から着席までの流れ
- 退室までの流れ
これらをイメージしておくと、当日「次に何をすればいいかわからない」と戸惑う場面を減らしやすくなります。

面接の流れや場面ごとに意識したいマナーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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面接のマナーが画像付きでわかる!入室・退室・服装の身だしなみをわかりやすく解説
面接のマナーで気をつけたいポイントとして、入室・退室の流れ、言葉遣いなどがあります。特に初めての面接では不安も多いですが、練習を重ねることで緊張感を和らげることが可能です。事前にどんなことに気をつければよいのかをチェックして、自信をもって面接に臨みましょう。
企業の連絡先をメモする
移動中に電車の遅延が起きたり、体調不良になったりした場合に備えて、すぐに連絡できる電話番号をスマートフォンのメモ帳などに記録しておきましょう。
当日や直前の連絡は、メールよりも電話を利用するほうがスムーズです。充電切れなどでスマートフォンが使えなくなった場合に備えて、電話番号に加え、住所や地図を紙にメモしておくと、より安心です。
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面接前日にやることリスト!今からできる準備と不安軽減のコツ
面接前日は受け答えの対策よりも、持ち物や服装・身だしなみの確認、面接会場までの行き方の確認などが重要です。ある程度準備できたら区切りをつけて、休む時間も確保しましょう。この記事では、面接前日にやっておきたいことの一覧を紹介します。
Web面接(オンライン面接)に向けてやっておきたい準備
Web面接では対面の面接と同じ準備・対策に加えて、面接する環境や電波状況などもチェックしておくことが大切です。
Web面接前にやっておきたい準備
- 面接用URLを確認する
- 使用する機器や会議ツールを確認しておく
- Wi-Fiの環境を整える
- 音声・カメラをチェックする
- 通信する部屋の照明・明るさを整える
- 部屋の背景を整える
- スマートフォンやPCの通知をオフにする
- 充電は十分かを確認する

環境を整えたうえで、Webカメラを起動して明るさや背景、自分の映り方などを確認しておきましょう。
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Web面接(オンライン面接)に必要なもの・流れ|マナー・服装のポイントも解説
Web面接とは、オンライン形式の面接です。選考のために企業へ行く必要がなく、自宅などで面接を受けることができます。Web面接の場合、パソコンやスマホ、イヤホンなどを準備する必要があるため、早めに必要なものを揃えておきましょう。
面接当日に意識したい心構え
面接当日は、どれだけ準備をしていても緊張しやすいものです。大切なのは、緊張をなくすことや完璧に話すことではなく、落ち着いて自分の考えを伝えようとする姿勢です。
面接当日に意識したい心構え
- 緊張するのは当たり前だと理解する
- 準備してきたことを完璧に話そうとしすぎない
- 質問の意図を考えてから答える
- うまく答えられなかった質問があっても引きずらない
- 面接は企業を知る場でもあると考える
面接では、準備した内容を一言一句そのまま話すことにこだわる必要はありません。言葉に詰まった場合は、落ち着いて言い直したり、少し考える時間を取ったりしながら答えてみましょう。
質問を受けたら、すぐに答えようとせず「この質問で何を知りたいのか」を意識してから話すことが大切です。少し間があいても、回答の軸を整理する時間として受け止めることで、内容がぶれにくくなります。
よくある質問
面接の準備として何をすればいいですか?
面接準備では、自己PRや志望動機など、よく聞かれる質問に対して「何を伝えたいか」を整理しておくことが大切です。完璧な回答を暗記する必要はなく、話の方向性やキーワードを押さえておくだけでも、落ち着いて答えやすくなります。
詳しくは「面接の1週間前にやっておきたい準備」で解説しています。
面接の準備はしないほうがいいですか?ぶっつけ本番のほうがいいでしょうか?
面接の準備に明確なルールの指定はありませんが、しておいたほうが安心です。準備をしなくても受け答えはできるかもしれません。しかし、話がまとまらなかったり、本来伝えたかった内容をうまく表現できなかったりする可能性があります。ある程度準備しておくことで、自分が本来伝えたいことを伝えやすくなるでしょう。
面接は準備不足でも受かりますか?
まれに合格するケースもあるかもしれませんが、基本的には十分なアピールができず、見送りになる可能性が高くなります。ただし、準備をしていないことで、うまくアピールできない場合があります。できることを少しでも準備しておくことで、質問に対して自分の言葉で答えやすくなり、本来のよさが伝わりやすくなるでしょう。
面接の準備のしすぎはよくないですか?
面接の準備は大切ですが、回答を丸暗記すると不自然な話し方になったり、想定外の質問に対応しづらくなったりすることがあります。ポイントを整理する程度の準備にとどめることで、柔軟に受け答えしやすくなります。話す内容だけでなく、声の大きさや話すスピードなど、話し方の練習もあわせて行っておくのがおすすめです。
